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おはようございます。
寒いですね。

でもみかんがおいしく、コタツと電車の暖かシートががうれしい船木@トーキョーです。

ようやく時差も慣れてきました。

昨日は弊社亨と千葉は鴨川まで行き、川井幹雄さんにお会いしてきました。



途中の田園風景も冬らしく枯れていて、その乾燥感が懐かしくもうれしいと、車窓から一枚。



道中、国道沿いにあるコンビニエンスストアで季節外れのアイスを食べました。



で、キャッチフレーズができました。

「寒い、けれどうまいアイスでドレミファソラシド」

とこれは、どうやら脳が凍り付いているようなひどいものですが、こんなコピーが誕生する意味を求めて、という名目で残しておきますね。(すいません、笑)

それにしても寒いです。

1970年代のロゴが看板になったすばらしいデザイン。



佳き時代がこのデザインに結集されているようです。

波はあいにく膝腰状態で、西うねりなので湘南の方が大きいそうです。

川井さんのサーフィンを始められた当時1960年代のお話を伺いました。



↑最初はボディサーフィン、板子、そしてゴムマットと移行してからサーフボードに乗られるようになり、当時は銀座の洋書店『イエナ』でサーフ雑誌を購入してサーフィンの色々について研究したそうです。

興味深かったのはその洋書Surfer誌の記事内にあったNOSE RIDEを調べていくと、「鼻、乗る」と辞書にあり、

「どうやったら鼻に乗れるんだろう?」と深く考えたこともあったそうです。

その後、今は存在しない新島前浜のすばらしき波のお話となり、ジェリーロペスさん、そしてブラジルから来ていた富豪サーファーのエピソード。

さらには初代お弟子さんだった「抱井さん、小川昌夫さん、マメ増田さんによる鴨川三兄弟」の伝説話を直接伺いました。

圧巻は1972年の12月に開催された当時ワールドカップに出場し、サンセットの波を滑った日の丸シングルフィン(シェイプ日1972年11月)をお見せいただいて、深く深く感動してしまい、それはどのくらいかと言うと写真を撮ることすら忘れてしまうほどに興奮してしまいました。

こんなことはデビッド・ヌイーヴァさんやベルジーさんにお会いしたときも受けなかった感動で、やはり俺は日本人で、その日本人の先駆者の挑戦が身に染み、ここまで感動が来たのだなあ、と視界を潤ませながら感じました。

この年の瀬にこんな夢を受け取ることができて、これからもっともっと努力してがんばろう!と帰りの道中ずっとずっと考えていました。

川井さん、昔も今もすばらしいです!

これからも伝説を重ねて下さい!
お時間をありがとうございました。

その後、鴨川有料道路、東京湾アクアライン、首都高速を乗り継いで上野出口で降りて浅草に行き、



亨の京都に対抗して、東京の古都で食事をしようということになった。

最初、老舗洋食屋に入るのだが、店内ではたばこの煙がすごく、座ってからも臨席のカップルの煙が俺たちのテーブルを随時直撃していて、メニューを一瞥して「ごめんなさい、たばこ苦手なんです」と退散する。

ここの人の良さそうな店主の「申し訳ない」という困惑した顔が印象的だった。

少し街を歩き、良さそうな店を探すが、名店とんかつ「ゆたか」も閉店しちゃっているし、「浅草の夜は早いなあ」と8時を過ぎた時計を見ながら思う。



ようやく「一夜干し」の店を見つけ、ここにしよう、と落ち着いてウコン緑茶というヘルシーな飲み物と軽い食事をいただく。



だが、お会計をするとなんとなく高いなあ、とレシートをいただいて、それを見るとなんと3000円も上乗せされていた。

お店に戻り、「すいません、食べていないものも計上されているみたいなんですけど...」

と言うと店長の顔が真っ赤になったので、これは[ぼったくった]と船木認定する。(笑)

結局その3000円分は返してもらったけど、消費税分150円は返してもらっていないなあ、と小さなことを考えるが、「まあこれは年末のご祝儀」だと、にこにこで京都に戻る亨とここで分かれる。

亨気をつけて!



(3日前の追記)
時間が前後しますが、成田に到着して桑原茂一さんのクラブキング20周年記念パーティ@渋谷に向かった報告です。

ノースハワイからホノルル、成田を経由し、銀座線に乗って渋谷に着くとちょっとSFチックなタイムスリップ感を味わう。



4方、8方あらゆる方向から音の洪水で、静かなのは地面と空だけだ、と思うのだが、音が反射、または舞っているようで、それこそ全方位からの『雑音ドルビーサラウンド2009』システムの渋谷駅ハチ公前交差点だった。

そして寒波到来の街は冷凍庫並に冷え切っていて、スノーボードジャケット着用だったのだが、「寒いー!!ううう。。。」を連発するのみ。



スペイン坂を通り、ファイヤー通りにある会場に到着すると、地上階が受付で、

「このイベントに今回入れなかったらいけない」

ときちんと郵送されてきた招待状を持ってきたのにも関わらず、「あっNAKIさん!」と野村さん、そして佐藤さんによって顔パスさせていただき、これはなんだか誇らしい気分となった。

俺は業界人ではないので、こういうところに行くと気後れしてしまうのです。

でも今日は「こんな厚遇を受けることができてうれしい」と小さく感じながら地下に。

会場は開始直後だというのに満員状態で、ここで桑原さんの人徳と人気を垣間見ることとなった。



最初は桑原さんご自身によるDJタイム。

来場者の層に合わせて選曲をされていたのが印象的でした。



この時間の舞台袖では『桑原茂一商店』が開店し、「来年からのクラブキング制作費を稼がせてください」という企画だそうで、それならとTシャツを複数枚購入しました。

なんと休暇中に(米国次期)大統領のオバマ氏も参加していて、大統領の存在感はボール紙みたいだなあ、と酔った頭で感じた。

Mr.President, please to meet you!



(おまけ)
『ベセール』の主宰ティム・ベセールよりメールが届き、彼のクリスマス休暇だったというフィジーのベストショットが添えられていた。

ティムはこんなに上手だったのだ、と先輩を讃えますが、彼は冬波のメッカであるラホヤの出身なので当然でした。



(おまけ2)
マーボーさんから今朝届いたメールには、NAKISURFコム忘年会で紅白のトリを努めたドドゲ先輩と、サブライムの影のメンバーSHIGEさんの2ショットが添付されていました。



あの伝説の締めコメントがまだ耳に残っています。(笑)

会場に来ることができなかった方のために文字だけでもここに記録しておきますね。

=====
司会きんちゃん:
ここでドドゲ大先輩より締めの言葉を賜りたいと思います。

一同:
拍手、絶叫。

ドドゲ先輩:
「どーも、ただいまご紹介にあずかりました三浦です。みんな、次のイベントに来てくれるかな〜?」

一同:
イエー!!
拍手、絶叫。

ドドゲ先輩:

「これから家帰って車持ってきてね、まずね、あのね、西湘バイパスからぁ、箱根ターンパイクを通って、乙女(峠)集合な!わかったなぁ〜、途中だせえことすんじゃねえぞ〜、お〜!!  以上です



一同:
イエー!!
大拍手、大々大絶叫。

1970年代の先輩って、いまだにその時代を生きているのだと、うれしくも感動して、新年に向けて新しい力を笑いと共に吹き込んでいただきました。

みなさん、重ねましてありがとうございました。(ペコリ)

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い”ぎだがっだな”ぁ〜。
こんばんは。

冬のアイス美味しいですよね。こたつで雪見大福大好きです(笑)

DDG先生の締めの言葉サイコーですね!!
実際その場で「イエー!!」と叫びたかったです。
ぜひぃ〜
てつ 2008/12/29(Mon)17:11:44 編集
DDGスピーチ!!
幻で終わるはずだった《叫スピーチ》掲載ありがとうございます。
同じく僕も「イエー!!」と叫びたかったです。(涙)

Fg 2008/12/29(Mon)17:23:26 編集
マボロシ印
こんばんは、
ミニ雪見だいふくを昨日セブンイレブンで発見しました。
あのサイズだと一口なのでおいしそう。

DDG先生は本日浅草で徘徊していました。
偶然会ったのでイエーと叫んでおきました。
ふなき 2009/01/01(Thu)20:19:58 編集
ニッカンドドゲ
あの日DDG先輩が話したことを全文掲載してほしい、と編集者さんから依頼されました。
ふなき 2009/01/01(Thu)20:21:07 編集
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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