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ボートトリップの余韻に浸りながら島唄を聴いている。



珊瑚でできた島もあったなあ。



白保で知り合った新しい「ともだち」まえざと君。



これはお魚の王グルくん↓



嘉良さんが水代わりに飲んでいる「八重泉(やえせん)」↓



お弁当はやっぱりいなり寿司かなあ↓
イナリーズ恋しい。



これはシーサーではなくて、なんだろう?
誰かわかる人はいますか?



噂の鳩間島↓



がんちゃん、友子さんと一緒に嘉良さんの工場に行って、KARA新シェイプの色々を見てきた。



KARA SHAPE工場門番長うるまさん↓



すばらしい曲線はここで削られる。
1日1本というシェイプは4時間以上かけ、手と魂でブランクスを研ぎだす。
島唯一というサーフショップブルーショックで注文できます、



石垣で生まれ、海を愛する嘉良直三(から なおぞう)。
信じられないほどの大きい波に乗り、多くの夢を持ち、島のサーファーたちを正しい方向に導くリーダーでもある。



そんな嘉良さんについて、いつか俺からの視点で長い文章を書いてみたい。
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遅くなりましたが、

DAY5

DAY6とアップしました。
ご覧下さい。



到着後、ささやかだが打ち上げをしようということとなり、俺と嘉良さん、そしてがんちゃんで石垣の居酒屋へ。



辻さんの操縦する和船。
これが安定していて、かなり助けられた。
石垣でフィッシング、そしてカジキ、ジャック狙いならこの人!
トロフィーサイズを呼び込みます。

↓これは自分の島が見えてきた時の嘉良さん。
ヤマネコ島や鳩間島からしてみると大都会に見えますね。



↓キャプテンの津村さん。
男とは?
という問いかけに行動で示す、海遊び王様です。
ヨット、サーフィング、カイトサーフィング、スタンドアップパドル全ての達人です。
特に風を読む力はジェダイの騎士並で、ヤマネコ徳ちゃんが驚くほどでした。
今俺たちがいるアイランドクラブ主宰でもあります。
ダイビング、海の遊びならここにぜひ!
海が目の前です。



その後、本物の島唄で知られる彩風ーAYAKAJIーの仲田かおりさんのお店に行き、多くのーー感動的なーー唄を聴かせていただき、島のこころに深く染みいった。

イラヨイ月夜浜
霧下りアヨー
そして嘉良さんの謡う白保民謡

オリジナルより編曲されていて、本物のみが持つゆるやかさ、豊かさに頭がくらくらした。

偶然石垣に来ていたのが、ヤマネコ島で波乗りを伝える第一人者、山下さん。
彼もここから合流し、その後は深夜2時過ぎに閉店だらけの街を彷徨い、体中の水分を島酒で満たして、ここに帰ってきたのは朝の7時。

遠く離れた街で、新しく知り合った友、島唄に浸りながらなまぬるい風に吹かれた忘れられない夜。



目を覚ますと、がんちゃんがウコンの差し入れを持ってやってきた。
うーん、頭が痛いね。

がんちゃんは石垣市内で、Hawaiian grotto (ハワイアン・グロット)というお店をやっていて、サーファーはもちろん。島の人の憩う場所である。

↓左からがんちゃん、友子さん、雪子さん、ヤマネコはるちゃん。



俺はカウンター左端の席が大好きで、がんちゃんが繰り出す楽しく豊かな話題、アーチストでもある雪子さんのやさしい絵と料理。

あまり外でお酒を飲むことはしない俺だが、ここだけは別。



カクテルマスターのがんちゃんの出すグラスに7色の液体を飲み干し、タクシー代を握りしめてアイランドクラブに戻る。
タクシーは初乗り390円で、なかなかメーターも上がらない。
本当に安い。
市内からアイランドクラブまで510円。
俺が好きな運転手さんもいて、先島交通の上原さん。
風車作りの名人で、偶然この人に乗り合わせ、それから何度も街でタクシーを拾うとこの人の車であった。
タクシーも100台近く走っていて、手を挙げると上原さんの車だから縁を感じてしまう。

がんちゃんのお店に戻るが、俺がHawaiian grottoで好きなメニューは

グランブルー
ジンジャービール
たつ波 ソーダ割
ミントジンレモンジュース
バナナパンケーキ
水菜とゴボウのサラダ
ゴーヤチャンプル(がんっちゃん曰く賄いでメニュー外という)
オリオン生ビール

カウアイ島でもし一番好きなバーがあるならここだろうな。
というくらいアロハに包まれています。
支店を出して欲しいと思っています。

がんちゃんありがとう!

そうだ、NAKISURFのスローガンの「ぜひ!」をこの島々に伝達普及してきました。



がんちゃんに「ぜひ!」という合い言葉を言うと、7色に輝くカクテルを見せてくれますよ。

石垣島を愛してやまない、西山 九明(ひさあき)さん、通称丸乃助(がんのすけ)=がんちゃん話でした。



クロッシングは無事に終了し、ベースキャンプのある石垣島に戻ってきました。’



パドルボート、カイトサーフイングを駆使しての渡島でした。

↓これは最終目的地ヤマネコ島での記念撮影。



↑右から
旅の発案者岡崎友子さん、
隊長津村さん

八重商エースで四番の嘉良さん、
その後ろ、ヤマネコ島若頭のとくちゃん、
八重山王国のプリンスこと北島清隆さん
ヤマネコはるちゃん、
カイトサーフィング・アジアチャンピオンのともくん
バギーツアー王の松本さん
後ろには移動する家となってくれたブラックパール号。

短い期間のボートトリップだったけど、メンバー全員は家族のように寄り添い、助け合い、笑い、遊んできました。
お互いにより密接な関係となりました。
みんなゆったりとした表情になっているのに注目してください。



マングローブの森を抜けて発見した滝。

ヤマネコ島で、小さかったけど、パーフェクトリーフを発見した嘉良さん。



ネーミング好きな俺は、そのリーフに『ゴリラーマン』とつけました。
この名をみんな気に入り、昨晩嘉良さんと山下さん、がんちゃんとのディスカッションの末、その名に決定しました。

そこにうねりが入るときに一緒に行こう!と、約束する。
次のトリップ先はここかなあ。

定期船で渡り、徳ちゃんの船でゆったりのんびりサーフトリップというのもいいなぁ。
新しい場所、友達、景色、すべて楽しんだぞ。

みんな本当にありがとう!
そしてチャレンジちゅら島クロッシングのみなさん、無事走破成功おめでとうございます!

八重山諸島の古い文化と伝統に触れながら、島々の海峡をパドルボート、カイトを使って人力で渡り、八重山の美しい自然を未来へとつなげるプロジェクト。

【チャレンジちゅら島・人力クロッシング】の詳細やプロジェクトの目的は、コチラです。

小浜島で休憩の後、風が上がってきたので、



黒島、パナリ上地島、



パナリ下地島、



ヤマネコ島風見海岸へと一気に進みました。



ハイタッチするともくんと嘉良さん↓



「イエイ!」と津村さん



目的地ヤマネコ風見海岸で記念撮影!



撤収後、風下となるヤマネコ島秘境に船首を向け、到着後は徳ちゃんがこのように水深15mに素潜りし、船を固定しました。
やはり徳ちゃんは頼もしい。



ヤマネコ注意の張り紙ですね。



かわいいまだ見ぬヤマネコ。



大漁節。



屋良商店のお父さんからバナナ、豆乳を購入。



ここでヤマネコ島のヒロシ君に釣り道具を借りました。



エース嘉良さんが獲ってきたのは大きなシャコ貝。



深夜まで続いた宴会。



ウミヘビも登場。



もう眠い友子ちゃんは寝袋姿で参加。



津村さんのリアルゴールド割り。



ジミ・ヘンドリックスも青くなっているであろう嘉良さんの6弦アコースティック。
これは市内のブルーショックに飾ってあります。



知らぬ間に朝となり、



俺は無人ビーチ巡りへ出発。



©photo kitajima


帰ってくると、コーヒータイム。



そして鳩間島(はとまじま)にも上陸。



で雑炊を食した後、



ヤマネコ島に戻り、ここに住む徳ちゃんと



はるちゃん、そして友子ちゃんと一度お別れする。



さよならヤマネコ島、また来るね。


アイランドクラブで全体ミーティング。
海流、季節風、距離などをチェックする。



今回のフィールドとなる八重山諸島の海図。



パドルで石垣から竹富まで渡ったので、カイトで小浜島まで行くこととなりました。
しかし、あいにくの曇天、弱風。

出発。



そうだ、重要なメンバー、ヤマネコ島若頭の徳ちゃんがここから合流!
ヤマネコはるちゃんのハズバンドでもある。
彼がヤマネコ島秘境への案内人なのだ。↓



でも達人のメンバーたちは技術でカイトをパンプさせ、なんとか渡島に成功。



↑カイトアジアチャンピオンのともくんは、ビヨーンとローテートエアを披露。
いやあ、すごいね。

途中、嘉良さんはカイトを落としてしまい、ほぼ無風なので、リラウンチができない。
深い場所なので鮫も怖い。



なんとか小浜島までたどりつき、記念撮影!



少し風が上がるまで休憩。



そこから黒島、パナリ上地島、パナリ下地島、ヤマネコ島風見海岸へと進みます。

これは今日の大物チキンカレーです。
おいしかったあ。



今回は野菜農園、柏原農園フリルクイーンのスポンサーもついているので、たっぷりとサラダを食べました。
体にもばっちりです。
感謝感謝。

「チャレンジちゅら島・人力クロッシング」のウェブサイトはこちらです。

今日は大風、雨のためクロッシングは中止しています。
明日からまた再スタート。
そのため、時間があったので、先日ニライカナイで乗った『ブラックダイヤモンド』のインプレッションを書きました。
長いので、時間のあるときにお読みいただけば幸いです。



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友と分かち合うサーフボードがあることを知った。
3人いれば3種類のサーフボードがあって、これはその1本であるブラックダイヤモンドと名付けられたサーフボードの誕生物語である。



——ニライカナイの友に捧げるーー
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昨年の夏、中村竜ちゃんが「ボードを短くして、車のトランクに入るようにできませんか?」
と聞いてきた。
できるとは思うけど、むずかしいかなぁ、というのが最初の感想だった。

なぜそんなデザインにしたいのかを彼に訊くと、

1)持ち運びがしやすい。

2)車のトランクや後部座席に入ると、複数名でサーフィンに行くときにとても都合が良い。それは

3)盗難防止にも役立ち、

4)ケースに入れ、ボディボードと言えば飛行機のチャージもかからない。

5)新型なのでかっこいいし、

6)色んな波に普通に乗れて、

7)収納も簡単。

8)子供も乗れて、

9)エレベーター、はたまた電車も楽勝。

という9つの明確な理由だった。

なるほど、幼いときから天才のほまれが高い竜ちゃん。
彼がこんな夢ボードの製作を願っている。

弘法大師=空海が天才だということはすでに有名だが、彼は、
「わが身の力を問いかけて、崖から飛び降り、天女に抱きとめられた」とされている。

竜ちゃんの場合は
「わが身の力を問いかけて、ボードを短くし、空に舞ったらコールに捕まえられた」といった感じだろうか。



ということでこのボード製作は、当世きっての銘シェイパーである天才コール・シムラーがこんなコンセプトをいたく気に入り、自ら挙手し担当することとなったのだ。

当初のコードネームはその名の通り「トランクボード」だったのだが、この名前を考えているときにiTuneから偶然かかってきた(1970年代を代表するロックバンド、キッスのヒット曲)『ブラックダイヤモンド』が印象的で、俺がそれを提案すると、コールも竜ちゃんも賛成してくれ、正式名称を「BLACK DIAMOND」とすることとなった。

ブラックなので、当然カーボンファイバー製を直感させる。
最終モデル完成の暁にはAVISO製も作ることとなるだろう。

さて、その提案から製作に入るのだが、ブランクスやレイル形状、さらにはアウトラインに到るまで紆余曲折すること7ヶ月、第一弾のボードは俺が日本に行く日に完成した。

それを弊社池谷が梱包し、提携茅ヶ崎HRSまで送ってもらい、竜ちゃん家のある鎌倉から国道134号線の松林から断片的に海を見ながら取りに行く。
昔は片側一車線だったのでやたら混んだのだが、現在は上下2車線となり、渋滞解消され走りやすくなった、と感動していると、チサンホテルが登場した。
ここを右折し、HRSに到着。主宰の山田さんに迎え入れられ、まずは実物を見たら、やたら感動してしまった。

短いが危惧していたやたらな厚みもなく、うーむさすがはコールだと唸り、ボードの天地を入れ替える。

天井が低いのに軽くノーズとテイルが逆さまとなり、ノーズの高さは胸の少し上くらい。

ラピュタプラグがトライフィンの位置で埋まっていて、その位置は少し広めだ。
ボードがルースなので、乗り味がやわらかくなりすぎないようになのだろう。
こんなところにもコールマジックが配慮されていてにっこりほっこり。

自分用のバットフィッシュ5’5”も届いたので、乗ってきた竜ちゃん号に積み込もうとボードを持って外に出ると、さっきまで曇っていたのにすっかりと晴れている。



チサンマンションから入り込む日差しにブラックダイヤモンド、バットフィッシュが神々しく輝いた。

ボードスペックを見ると、FOR RYU AND NAKIと書いてあり、こんな共有ボードは初めてなので、なんだか少しこそばゆいような恥ずかしさがある。



サイズは4’8”x20-1/8”x2-1/2”で、実際には4’7”の長さだという。こんなことはよくあるので気にしないが、今日石垣島で嘉良さんというシェイパーと話していたらボードサイズがグラッシング中に縮むことはよくあるそうで、きっとこれも縮んだのだろう。

さて、ノーズは竜ちゃんの要望通り、ラウンドではなく、ポイントであった。
尖ったノーズがしっかりと胸を張っているように見える。
レイルはミディアムテーパー、それがテイル前方でエッジを立たし、名前の由来となったダイヤモンドテイルとラインはつながっていく。

©RYU PHOTO

これは割れているスワロウと、四角いスクアッシュテイルの混合で、コール曰く両方の利点を備え持ち、最近大流行しているバットテイルもこの亜種だそう。



ロッカーは弱いが、それがソフトなゆるやかさにつながっている。
しなやかで美しいフォルム。

コンケイブはほとんどフラットだが、探るとシングルやダブルか潜んでいる風のコール流。

俺とコールは最後まで4フィンか、3フィンかを迷ったが、短いので回転性能は高い、と先読みし、トライを選択したのは正解だった。

と竜ちゃん号に積み込むと、やはり横積みができる。
なんともすごい。



話は逸れるが、最近発見された宝石ブラックダイヤモンドは、ボルツ・ダイヤモンドとも呼ばれ、黒色不透明が珍品だとされて高級宝飾、つまりアクセサリーとしてティファニーなどで製品化している。



で、冒頭に書いた友、竜ちゃんがニライカナイ島に持ち込み、俺のテストと相成ったのです。
最初に竜ちゃんの前情報を一切入れないように努めた。
このブラックダイヤモンドのことで何か言っているときは、聞いていて、そうでない達人技を用い、無論自らはこのボードについて尋ねないようにした。



こうして無垢な状態でこのニライカナイ島でのテストに挑むのだ。
このキャッスルポイント、ボッコンリーフを前にし、いざいざとワックスを塗り込む。
干潮なのでビーチエリアにしかサーファーはいなく、目指すピークは全くの無人。
FINはRaptorフィン、インサイドフォイルを持つ「R5」が竜ちゃんにより装着されていた。
かっこいいなあ。

©RYU PHOTO

リーシュプラグに紐を付けるが、竜ちゃんはそれまでノーリーシュだったようで、紐が通りづらい。
リーシュが付いて準備完了。

ボード写真を取ると、ニライカナイのヒロ君がAVISO FFを抱えて歩いて行った。



パドルを始めると、その速さにびっくり。
もう通常ボードと同等で、短いボード特有のパドリングのストレスは皆無。
「おまえ浮くなあ」とノーズをなでなでする。

途中でテイクオフの練習をしてみると、思っていたよりも普通に立てる。
波に近づくと、小さいが掘れ上がるリーフ独特のフォーミングで、その後は深くなるのか、スープが跳ね上がって沈み込む。

ベルサイユ宮殿の晩餐会テーブルのように隆起した棚が、うねりの角度とサイズによっては底からめくれ上がって一瞬四角いバレルとなるが、干潮のため、膝程度しかなく、かなり危険なのでそのエッジからテイクオフ。

おおー普通に乗れるぞ!!
テイクオフしてボトムターンをするとするすると前に出ていく。

©RYU PHOTO

これはかなり調子良いのでは?
という自分の予想通りターンも痛快で、レイルに体重を乗せるとテイルから水を押し出すように加速しながら波の上に登っていく。
波の最上部でレイルを切り返し、滑り降りると、前から柔らかで小さな白波がやってきたので、エイ!とテイルを踏みながらトップターンすると、クインと、テイルが前を向きテイルスライド。

敏感で道楽なボードだなあ。
それを腿の後ろでぐっと抑えて元通りにする。

俺はもう40代なのに10代の技が1本目で出来てしまった。
懐かしい感覚だなあ。
うれしくなりながらもこんなことをさせてくれる性能におそれいってしまう。

次の波は緩い斜面だったので、「カットバックづくし」で攻めてみた。思いきって切り返すよりも、軽いタッチで「シャッター」とターンすると波が追いついてきて、その上に引っかけて返し、それでまた後ろにターンと、8の字ターンの連続をする。
インサイドで気持ち良くプルアウトし、朝陽が斜面に差し込む小さな虹色のギラギラを見ながらパドリングバック。
命名をカットバックづくしよりも「カットバック祭り」としようか、などとどうでもいいことを深く考える。
至福の時である。

©RYU PHOTO

調子に乗った俺はスキーのような平行スタンスでスーッと流し乗り。

ギターを抱えて弾き語りするのは流しというビジネスであるが、ブラックダイヤモンドを抱えて、海沿いの街を流したくなるほど夢がある乗り心地だった。

©RYU PHOTO

これはトリミングのみのライディングでニライカナイから内地まで到達したような永遠なる感覚だったなぁ。

そのまま波の上でオトナゲなく「ゼェッヒー」とヨロコビ声を上げてしまった。
これを聞いた人は笑うだろうが、幸い周囲に人はいない。

そのままセッション中盤に強いトップターンを試みると、あれ?沈…。
どうやらテイルが少し沈みづらいらしい。
竜ちゃんは平気だと言っているから俺のせいかも、とスタンスをチェックし5cmほど後ろを踏むと解消されたが、まだ浮き上がる感じがある。

でもね、試作第一号だからこれは十分に許容範囲だ、とワハハな気持ちで海から上がり、ウエットを脱ぎ、清々しい気持ちのまま散歩し、川横に花の写真を撮りに行く。



竜ちゃんが「かわいいのがいますよ」というので小川をのぞきこむとアカハラ(イモリ)だった。



ここは農薬とは無縁の場所なのだなあ、と真っ青になった空を見て感じ入ってしまった。



後ほど、コールに長い文章のメイルを送り、ブラックダイヤモンド#001号機は最高だったけど、スピードがついているときテイルが沈みづらいよと伝えると、改良機#002号を作ってくれるそうで、これで全て解決と相成りそう。

友のサーフボードデザインが世界のシェイパーによって実現して、理想郷とされるニライカナイ島で一緒に乗るなんて夢のような話だけど、そんなことが起きた2007年の初春。



旅で会ったみんな、ありがとう。
またすぐにそちらに行きますね。
(了、3-12-07)





おはようございます。



今日は朝からここISLAND CLUB前で波乗りをしました。
このアイランドクラブはロケーション、サービス、クリーンネス共に最高で、インターネット接続もケーブル回線でスラスラとメイルが飛んでいく。
すばらしいの一言です。



それから今回の目的であります八重山諸島横断『チャレンジちゅら島・人力クロッシング』に向け、




彼らは(2007年3月10日)石垣島から竹富島までスタンドアップパドルでクロッシングを開始しました

メンバーは左から
マウイ在住で、ライター、そしてカイト、ウインド、アウトドアならなんでもござれの岡崎友子さんパタゴニア)、

八重山商工のエースで4番、スーパーリーフ、南日本一番の大波乗り、そしてシェイパー兼ボスの嘉良直三さん(ブルーショック)、

アイランドクラブ主宰ヨットマン、パドル、カイトチャンピオン、そしてプロジェクト隊長の津村力さん(ISLAND CLUB)、

ウインド、カイト、スタンドアップパドルの新鋭、村林 知安さんです(フリルクイーン、ブルーショック)。



遙かなる竹富を目指すメンバーたち。



水はこんなにきれい。



友子ちゃんの力強いストローク。



まずは竹富島まで無事達成しました!!



おめでとうございます。
八重山諸島はもう真夏。
南東風1m、ほぼベタ凪の美しい日でした。
俺は晴れ男だからね。
暑い〜!!



地ビールで乾杯!!



明日は北風15mのお寒い日となりそうです。
みなさん、気をつけて進みましょう!
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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