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ジェイミー・ブリシックは「ザ・サーファーズ・ジャーナル」で日本を特集する記事を書くためにニューヨークから来ていて、これから9月まで滞在し、取材をしていくという。

今は鎌倉の週ということで、インタビュー形式で俺が彼の質問に答えました。
隣は彼の奥さんのジゼラ。

横にいるトミヤマさんはみなさんもご存じのとおり各誌編集長なので、彼特有のインタビューの進めかたを興味深く見ていました。

ジェイミーはその昔サーフィング誌オフィスで何度か会ったことがあり、そして彼の各記事に酔ったことがあります。

特にこの5〜6年は彼の撮る写真がすごく、俺の中では天才リストに入っているほどの辣腕編集者であります。

それにしても「4ヶ月も滞在して日本を取材していく」というのは彼のやる気を感じ、これは紹介される日本人側にとってもうれしいものである。

なるほどこの時間の余裕が記事の幅と深みを生み、それが彼のすばらしい作品を産み出す秘密になっているのだな、と知る。

見習わなくては。

さきほど電話でお話したカカイさんによると、ジェイミーはテッド・ロビンソン時代のプロサーファーであるという。

なるほど、あのサーフ文章の切れ味はプロサーファーならではものだ、と今更ながら納得した。

みんなを幸せにしてくれるカレーとケーキ、そして空間を供給してくれるumicafeを後にし、



俺は次へ向かいました。

よしこちゃん、一平くん、いつもありがとう、おかげでいいインタビューとなりました。


その後のジェイミーはこちらです。
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松風王国に戻ると雨が降ってきた。

梅雨前線が台風崩れの低気圧と重なったもので、体が重くなるほどの雨だった。
おかげでゆっくり休めた。

王国印の朝食はオープンサンド各種。



いつものようにものすごくおいしく、最高の朝と知り、今日も良い日になることを確信する。

そこから茅ヶ崎まで行き、映画『インディ・ジョーンズ』に。



マウイの古矢さんが逗子に帰ってきていて、彼とトミヤマさんの3人で観に行くはずだったのだが、ちょうどサーフレッスンの予約が入り、古矢さんが来られなくなってしまった。

古矢さんは、マウイでサーフはもちろん、カイト、ウインド等々のインストラクターをしていて、湘南東地区(鎌倉ー逗子)でも同様にしているのです。

興味のある人は私にメールをしていただければ彼への連絡先を教えますのでぜひ!

先週観に行った土井さんから「eリザーブすれば混乱なく入場できます」と伝えられたので、それをトミヤマさんにお願いし、券も席も予約した。

アメリカ式に開演5分前に行くと、映画館前は人であふれていた。

それは大行列からはみだしている人たちだと気づき、はたして俺とトミヤマさんは5分後の回を観られるであろうか?と心配になる。

券売ブースは殺気立っていて、今から並んだら1時間はかかるというくらい混んでいる。

ちょうど背広姿のサービス係員がいたので「eリザーブ」のことを聞くと、上階に発券機があるというので行くとそこは無人だった。

そこからたった30秒で券を手にして、行列に触れずに入場し、満員の館でコロナビールを飲みながら、ネバダ、ナスカ、イグアスの滝(内部)を旅してきました。

特にネバダのエリア51地区は、じつはAVISO工場があって、今年訪れているのでその偶然に少し驚きました。

評価は

おもしろいおもしろいおもしろいおもしろいおもしろい

のパーフェクト5つ星。拍手も入れちゃいます。

欲を言えば、上映時間を5時間にして、さらに見たかったというくらい最高でした。
みなさんもぜひ!

それからトミヤマさん家で、ともこさんとりなちゃんたちとランチをし、



そしてumi cafeでジェイミー・ブリシックと会い、松風王国に帰還して最高の豚鍋と、アジの南蛮漬け等々を食し、USKEさんが宮崎で買ってきた芋焼酎のお湯割りで溶ろけながら、最高の日を実感。

しかしそこからTVでやっていた映画「アナコンダ」を見たら怖くなり、少し早めの就寝。


大満足の波乗りx4ラウンドを終了し、
(これはグラスホッパーですね)



焼牡蠣スポットの名の由来となった焼牡蠣と焼きはまぐりを食べました。

帰りは俺が運転なので、夢心地の日に「人生で一番おいしいビール」を飲むキンちゃん。



ここは信じられないほどおいしく、ご飯食べ放題、ネギトロ丼、焼きイカ、ホタテ、貝汁等々、生ビールも含めて思いきり食べて一人1800円でした。

茨城の海産物物価ってかなりすばらしいです。


午後から角田さん夫妻が見えて、一緒にサーフしました。



↑角田さんはブラックダイヤモンド倶楽部のブチョーなのです。

↓俺は真夏日の気温を受けて冷水の中、逆真流ライドを披露。



その間、午前中4時間もぶっとおしで波に乗り続けたキンちゃんは浜で寝ちゃっていました。

リリーさんが自分と一緒にパシャリ。


おはようございます。

松風王国は雨の朝のスタートです。

昨日はカシマサッカースタジアムから北に5kmほど行った「焼牡蠣スポット」にキンちゃんとリリーさんとサーフィンに行ってきました。

快晴、無風、無人(朝は少々人はいました)のすばらしい日で、日本の波を堪能してきました。



↑ブラックダイヤモンドでダイヤモンドより美しい波を滑るキンちゃん。



私も伝説的なAVISO BD3で、この美しき波をグライドしました。

行きの車内で聴きそれがしっかりと耳に残ったようで、波乗りの間ずっと流れていたのは元ちとせの「ウルガの丘」。

いい曲で、こんな美しい日にぴったりでした。


いくつかの取材があり、時差ぼけが治ったのもつかの間、突然ですが日本にやってきました。



これから東京、鹿島、松風王国、逗子、葉山、鎌倉、茅ヶ崎等々と動いていきますので、今回も各地のグル(尊師)達にお会いできればと思います。

ブログページの関係で、複数の写真アップができないので、テストケースとして少し小分け掲載してみます。






  Garden of Eden エデンの園

"Be the change you want to see in the world..." -Ghandi
"あなたが願う世界に変えよう" ガンジー

 陽はまた昇り、また沈む。

「至福千年(The Millennium)」という言葉がある。

これは神の愛によって世界が支配され、平和と豊かさの楽園が1000年間続くという聖書に伝わる千年王国の言い伝えだ。

新しい千年紀のスタート、至福であるべき21世紀に長期間に渡る泥沼的な戦争が起こっている。

パラダイス=楽園には『天上の楽園(天国)』という意味と、『地上の楽園(エデン)』という2つの意味があるそうだが、地上に生きる我々にとっては存在している現在に満足するのか、それとも6000年前に存在したと伝えられるエデンの園を求めて彷徨(さまよ)うべきなのか。

または知恵と努力、偶然によってこの千年紀を延長させているのだろうか?


さて、その戦争当事者の米国に住んでいる。

欧米諸国のことを"西洋"と言い、アジアを東洋と呼ぶが、文化が明らかに違うことに最初はとまどった。

そして戦争に関係なく新しい春がやってきた。

暖かい気候に色づく草花を見ていると、戦争が海の向こうで起きていることが信じられないほどやさしく美しい。

穏やかな気候に恵まれた楽園が『エデンの園』と旧約聖書には書かれているが、今の地球はどうなのだろうか。


嵐の翌日、夜が明ける前にカメラを持って、無人の海、沖まで泳ぎ出ると朝日が昇ってきて、重い藍色の幕に暖かな色を付け始めた。

遠くから美しい波がやってきた。

波面に反射する太陽光、先端は弧を描きながら飛び、青空が薄く透けている。バレルの中に入り込んだ瞬間、魔法のように体が固まってしまった。

強い波と海底棚の組み合わせがこの円形の創造物を創りだし、大小に伸縮する空間を広げた。

バレルには摩訶不思議な魔力の存在を感じる。

波内に一瞬だけ反射した小さな点滅が瞼から長い間離れなかった。

それが消えゆく頃、現像から上がってきた写真にこの反射はくっきりと焼き付けられていた。

左側に太陽、右側に波壁が写っている。よく見るとここには中国に古くから伝わる『陰と陽』という陰陽学説の通り「太陽に向かう(陽)、太陽に背く(陰、写真右側波の腹部分)」という対術(タウン&カントリーのロゴ)が鮮明に映っていた。

これは誰かからのメッセージ?

東洋的な事象がここ西洋で出現した。

このことを地球は一つ、丸くつながっているといった解釈として捉えると、今実際起きている戦争や争いをどのように受け止めるべきなんだろう?

それとも人類は殺生戒(せっしょうかい)により、この美しい千年紀延長への終結に向けて自らの足を速めているのだろうか?

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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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