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南島本島では津村さん事務所にて居候させていただきました。



旅の仲間はフォーカラット・コンセプトボードとブラックダイヤモンド2。



大好きな共同売店。

北風が弱くなり、波はなくなりました。

波がある時はそれが当然のように感じられるけど、小さくなると「波とははかないなあ...」と思い、「でもこれもまた海なり」と感じる。

風にありがとう。
豊かな波をありがとう。

またお会いしましょう。

次は5月かな?



ヤマネコ交通事故が多発しているそうです。
抑制案その一。



お刺身なら離島桟橋にある「マルハ鮮魚」。
野球好きなマー君は元気かな?



お世話になった嘉良さん。↓
離島桟橋、730交差点付近にあるサーフショップ「ブルーショック」のオーナーでもあります。

嘉良さんは前八重商の「エースで4番」なので、ロッテキャンプ紅白戦での秘密先発だそうです。

波を分けてくれてありがとう。

さすが本物の波でした。

危険な場所なので、どうぞ怪我には気を付けてくださいね。
Good luck!



ということで移動が始まりました。



↓南島ノースショアで出会ったカンムリワシ。



北風に冠鷲が舞い遊ば (きたかじにかんむりわしがまいあしば)

きたかじ=きたかぜ

舞い遊ば=舞い遊ぼう、この場合は踊っていること

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この芸術爆発波を無事通過し、得たのは忘れがたい深いバレル体験と、清い琉球精神だった。

北風の毎日で、信じられないほど寒いが、これからやってくる季節、つまり楽園となるための過程なのだろうなあ。

バランス論を支持する俺にはわかりやすい。



まだ咲かぬ「赤ゆら」の木。



食用、しかもおいしい「オオタニワタリ」。



長年探していた加藤登紀子さんの「沖縄情歌」の見本盤を知人が持っていて、遂に得ることとなった。



これで「イラヨイ月夜浜」全唄者8人コンプリートです。
イラヨイ鎌倉支部の土井さん、もう少々お待ち下さい。
全てお持ちしますね。



南島本島に帰ってきて、真っ先に向かったのはハワイアングロットー。

寒いので、雪ちゃんお手製の「牛すじ煮込み(500円)」と「ショウガ豚汁(賄い)」を黒唐辛子をかけていただきました。

マスターのがんちゃんは風邪でダウンです。

さあ、フォーカラットとブラックダイヤモンドを持って、新しい波を探すぞ。
こんばんは、本当に寒いですね。

さらなる南島は西高東低の北風吹き込みで、うねり高しです。
昨日はオーバーヘッド、セットは軽くダブルオーバーのサイズがありました。

ハワイアンサイズで4フィート。
テイクオフからものすごく掘れ上がり、セカンドセクションは珊瑚礁を露出させるような深度で深いいびつな形のバレルとなります。



ブラックダイヤモンド2はこの波質、サイズでもすいすいでこちらがびっくりしました。

「下に落としながらテイクオフする」という極意を会得しました。
具体的には前足の使い方ですね。

そして新たなる発見は「バレル内のコントロールがしやすい利点」で、こちらも特筆すべきことだと感じています。

細かいインプレッションはまた後日書きますね。



今日はフォーカラットの新しいコンセプトボードを滑らせるはずだったのですが、諸々事情がありそれはならず、明日以降にずれこみました。



(お知らせ)

新しいブルータスに



作品が見開きで(グリーンルームフェスティバル2008広告)掲載されていました。



カルト人気を誇る「Donavon Capture」という作品名です。

*オリジナルプリントをグリーンルーム会場内で展示しますのでお楽しみに!

そして、こちらも発売されたばかりのオンザボード誌に



バッファローコンテストに出発した潤ちゃんの日本海が掲載されています。



文章も潤ちゃんの芳醇文体で、読んだ人はうむむーとうなります。
すばらしい、感動。
こちら↓は潤ちゃんとAVISO。



(さらに)

前回俺が行った南西諸島の伝説海人「男徳岡」の記事を写真&文章でどっしりと綴じこめました。



偶然にもその付近に今俺がいて、この「蒼い海」をここから感じていただければ幸いです。






(前回、VOL1前編からの続きです)




JJ:OK、コンセプトボードに話を戻すと、ぼくの考え方だと年代別、20代のサーフィングを極めようとしている人には、現行のぼくのコンテストボードに乗ってもらい、30代はラディカルツイン。

NAKISURF:ラディカルツイン?

JJ:うん、その話には伏線があって、前にアラモアナで(ベン・アイパ)と会ったとき、アキラ(・アイパ)が5才の誕生日にお父さん(ベン)が削ってくれたツインフィンの話をしたよね。

そのボードがジャック(・ジョンソン)の昔の家にあったんだ。

よくみんなで集まったときにガレージにある昔のボードとかフィンが折れちゃったのとか、変なシェイプのボードを選び、パイプやバックドア、そしてププケアでチャレンジ系のオモシロ・サーフセッションをするんだけど、そのうちにみんな調子の良いボードってわかってくるんだね。

でね、その中の1本がすごく調子良くて、それがアキラの5才用ボードというわけ。

ケリー(・スレーター)は、あのボードでバレルの中のアップダウンテクニックをおぼえたんだよ。

結局そのツインボードをみんなで取り合うほどで、それがベースになっているのさ。

短く速い、それを普通のボードを乗り飽きた30代のサーファーたちに提案したいな。

コンセプトボードというわけではないけど、ニューブリード(新種混合)ボード。

そのツインフィンは速く、ルースで、少し挑戦的になるだろう。

そう、(フォーカラットの)Zライダーの逆行進化版とする。


(注:ジャック・ジョンソンの前家はププケアにあり、そしてベンジ・ウエザリーが現在のボルコムハウスに住んでいて、ケリー・スレーター、アキラ・アイパ、タマヨ・ペリー、カラニ・ロブ、ロブ・マチャド、純たちが両方の家を行ったり来たりし、テーラー・スティールの処女作「モーメンタム」の素材となったという経緯がある)


NAKISURF:そのボード、今すぐ欲しい。本当に。

JJ:だろ?俺も欲しい。(笑)

NAKIの考えた飛行艇コンセプトを40代サーファーに向けて、これはもうすぐ完成するね。

南島に送ってもらうんだって?



↑先ほど南島に届いた飛行艇コンセプトボード。
詳細は後日!


俺も今月末からバリに行くからそのボードを試したいな。

新しいコンセプトのサーフボードってすごいね。

どんな走りをするんだろうか?

50代はノーズ幅を少し出して、クラッシックなシングルフィンにしようよ。

ギラギラ鈍く光っていて(グロス&ポリッシュのこと)、このベイビークイーンみたいに簡単に波に乗れて、渋みがかったターンができるのを。

↓これが噂のベイビークイーンで、この美しいマスターピースに純城コンセプトのひねりを加えるのです。




50才クラスのサーファーらしいラインやマニューバーになるように最初からデザインしてシェイプしたらどうだろうか?


NAKISURF:それかっこいいなあ。

Zライダーで大好評だった隠し浮力、そしてシングルフィンの左右に小さなFCSプラグを付けて、普通のフィンを縮小し、1/3サイズのキールスタビライザーも装着可能というのはどうだろう?

JJ:完璧だな。

公平さんに連絡しよう。


(了、収録2−5−08ホノルル、ワードセンター於)




昨日着いた南島からさらなる南島に移動を始めました。



↑ブラックダイヤモンド2は、長さが4'10"なのでタクシーにもこの通り簡単に収納できるので離島桟橋まで移動も簡単。

途中でCOCOという名前のコンビニエンスストアを発見!

ココさん元気ですか?



このタクシーの運転手さんは千葉ロッテマリーンズの大ファンで(ユニフォームが見えますよね)、俺が

「今江、小林宏、成瀬、バレンタイン、小宮山、渡辺、里崎、西岡、サブロー、アグバヤニ」

とロッテファン垂涎の呪文を唱えると、運転手さんは「おおー!お客さんもロッテファンなの!」とヨロコビ聞いてきたので、「いや、異常なる野球ファンなのです」と言いました。

その後、にっこにこで運転していました。

それもそのはずキャンプがこの島で行われていて、見に行くと、10秒後にはいきなりファールボールが飛んできて、「なぜかボールを引き寄せる」という俺の不思議なジンクスは健在です。

今日は紅白戦が行われていました。



今回はボードケースなしで「生移動」してます。



セルフタイマーで船出発前のパシャリ。



船に乗りました。



キートン山田(ちびまるこちゃん)の声で、

「後半へ続く」
朝焼けのノースハワイ空港を後にし、



オアフ島はマカハ上空を飛び、



ホノルル国際空港で飛行機を乗り換え、



8時間後、九十九里浜上空を通り、



成田に到着しました。



そこから羽田に移動して日本トランスオーシャン便に乗り、

曇天のトーキョーを後にし、



南島まで3時間半をひとっ飛びし、珊瑚礁の海が現れると、



南島本島に到着の機内放送です。

海は大時化、東京雪、南島は雨でした。

きっと大きな低気圧なのですね。



レジェンド山下秀之さんのお迎えを受けて、



いつものハワイアングロットーに行きました。



がんちゃんから山下さんへの開店祝いのシャンパーニュと一緒に。



カリフォルニアで乗ったブラックダイヤモンド2を持ってきたら、「波が上がっています」との情報を受け、カジキマスター辻君と南キンチャンズに向かう。



天気予報だと波高5m、廻りこんできたうねりは軽くオーバーヘッド。
最高!



早速入水し、新ブラックダイヤモンド2でガリガリの浅いリーフの上を滑らせてきました。

ここはすごい掘れ方で、波は一瞬でバレルとなる。
本当に一瞬。

ずっとつながった長い波でバレルにも入り、がんちゃんの声援を受けてにっこにこです。



上がってくるとやはりみんながボードのチェックを始めました。



↑は山下さん、↓は辻さん。



↓辻さん(左)と花城さん。



水温は温かく、トランクスから2mmのフルスーツという幅広い選択でした。

ではでは良い3連休をお過ごし下さい!
(建国記念日週末の特別編です)


船木(以下NAKISURFとする):今日はフォーカラットの2008年以降の展開をどうするかを話しにきたんだ。

純城(以下JJとする):実はいくつかアイディアがあって、年齢別にコンセプトして、ボードデザインをしてみたらどうかな?

NAKISURF:コンセプトボードだね。

じつは秘密裏に公平さんにお願いして、そのサンプルボードが完成しているんだよ。

JJ:すごいな、それはどんなの?

NAKISURF:飛行艇ってわかるでしょ。あの接水部分ってどれも深いダブルコンケイブなんだ。

飛行機だから着陸のときに高速で着水するでしょ。

そこで超安定させられるのが、深いダブルコンケイブ・デザインなんじゃないかな?って閃いたんだ。

JJ:いいアイディアだね。

確かに高速で海面に着水するわけだから理にかなっている。

今まで誰も気づかなかったんだろうなあ。


NAKISURF:それでね、初心者から中級者に必要とされているのは安定しているサーフボードでしょ。

カイラ(船木長女、12才)が波乗りのときうまくバランスが取れないので、子供にもいいなあ、って思ったんだ。

切り返しのための機能は、波の際どいところでズバンとするわけじゃないから関係ないでしょ。

それよりも波を滑り、曲げて、波面に吸いつくように滑っていけて、転びにくいサーフボードを考案したかったんだ。

それって今までなかったよね。

JJ:ダウンザライン用だ。

それならバックドアとかにもいいね。


NAKISURF:そう。スープでもずっと滑っていける安定性、浮力たっぷりのボードデザインなんだ。

JJ:それをもう公平さんが作っちゃったんだ。すごいな。

NAKISURF:公平さんって多くを語らないけど、ものすごいシェイパーだよ。

マーケティングさえうまくいけば、軽く世界のトップになれるのだろうけど、きっと本人がそれを望んでいないのだと思う。

そんな公平さんにこのサーフボードのコンセプトを話して、スケッチをメールで送って、デザインをお任せしたんだ。

JJ:本当にそうだよ。

公平さんは他シェイパーを軽く飛び越えている。

やはり良いサーファーというのは良いシェイパーになりうる典型だな。

NAKISURF:純は今までアルメリックにJC、そしてアイパ親子等々、古今東西の色々なボードに乗ってきたわけでしょ。

どうして公平さんボードに惚れこんだわけ?

そういえば、純が公平さんボードに初めて乗った日は、俺もダイヤモンドヘッドで一緒にサーフしたけど、その感動というか、あれを見た俺は驚いたね。

JJ:あんなにレスポンスとアクセルレーション(加速性能)がいいボードは生まれて初めて乗った。

ライトハウスのセカンドセクションでポーンってスピードがついて、しかもコントロールしやすかった。

あの時にボクは「すごい!」って感じたよ。

NAKISURF:純が考える「良いサーフボードの条件」って何?

JJ:ロッカーさ。

ロッカーに尽きるね。

トップシェイパーでないデザインはロッカーを出せないから、それを工面するためにコンケイブで調節しているんだ。

だめなシェイパーの削ったボードは持てばすぐにわかるさ。

ロッカーが美しくないんだ。


NAKISURF:もっと具体的に言うと?

JJ:ちょっとその手帳を貸して。(とスケッチを描き始めた)

いいサーフボードのロッカーはこういう線なんだ。


(↑下の線が純の言ういいロッカーライン)

でもボードにロッカーを付けるというのは難しいはず。

コンピューターシェイプでもなんでも良いロッカーというのは少ない。

というのは保管の段階でブランクスがねじれるからね。

でも公平さんのは全てこの線が完全に、しかも美しく表現されているんだ。

NAKISURF:よくわかる。コールも「俺はロッカー精度を上げようと日夜腐心している」って昔に言っていた。

(次回VOL2に続きます)
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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