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ドドゲの三浦さんからのメールには「鎌倉波あるぜ」とうれしい言葉が踊っていた。

その写真も添付されていて、ダウンロードすると、正面でのすばらしいオフザリップが写っていた。
波のフェイスにノーズが噛むほどのターンで、もうすぐ50才とは思えないほどすばらしい。

しかも、俺の中古ファイヤーフライなので、よろこびもひとしおです。


「北西うねりが8〜12フィート」


というデマにも近いサーフラインの波予想を真に受け、イナリーズに行ってみるとそんなうねりは一切なくて、南うねりがショアブレイクでズドーン、と哀しく轟いていた。



仕方がないのでソフトサンドに行くと、トレードウインドが強すぎるのかナパリコーストまでラップして吹き荒れていた。

片道35分、そこからオフロード25分かかっている。

「せっかく来たのだから」

とぐしゃぐしゃの海で30分だけサーフする。



ソフトサンドはこのように美しい浜です。
最初来たときは楽園かと思いました。



オフィスに戻ってきてからサザンの「俺ベストアルバム」を作りました。
1枚で収まらず、2枚組となりました。



サーフサプリのカットアウトステッカーをどこに貼ろうかなあ、と思案中です。



これはクーラーバッグなんだけど、こんな風にワインの供出温度を保つためにも役立ってます。

赤は温め気味の方が好きなんだけど、最近最後の一杯は可能ならば少しだけ(16度くらいに)冷やします。



先々週、白谷さん夫妻とイシハラさんで飲んだとき、奥さんのユミさんが白に氷を入れていてピンときました。

今飲んでいるのが絶品なので、また紹介させていただきます。

なんと、俺には珍しくメルローで、ソルトポンド片瀬のあっちゃんが「ブラックダイヤモンド」に引っかけて、このレッドダイヤモンドをプレゼントしてくれました。



メルローはあっさりかと思ってましたが、これが芳醇、豊かな香りにびっくり!
本当にすばらしかったです。

おいしいおいしいおいしいおいしいの4つ星(5が最高)

見かけたらぜひ!!

(おまけ)

大好きな日焼け止めヴァートラです。




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冗談みたいなタイトルだが、名は体を表すようです。
(つまり長いのです)

一昨夜は8月15日(旧暦)、今日が9月26日です。
中秋の名月後の満月でした。

月は好きなので、中秋の名月関連を私は勉強しました。
もちろん一夜漬けです。

いくつか挙げてみます。

*この月は北半球では9月の、つまり南半球では3月頃に見える満月頃である。

*欧米では前後2回の満月は狩猟月とされていますが、この満月を「ハーベストムーン」と特別な呼び方をする。

*これは月が明るいため、農民たちが夜間でも働けたから、と由来されている。

*この月に併せて祭りやフェスティバルが世界各国で行われている。

*月のサイクルによって、およそ4年に一回、10月最初の満月となる。

で、昨夜は夜中に目覚ましをかけ、西の潮沼海岸(ソルトポンドですね、笑)に行きました。

時折、雨が落ちてくる天候でしたが、未明にきれいな名月が姿を現しました。

ありがたいとその円形を拝んでいると、下の雲に月光が反射して、うっすらと光彩が出現しました。

さらにありがたい。







このハーベスト・ムーンは秋を告げるものでありますが、ノースハワイの夏を振り返ると、南うねりを受けるホワイトハウス(長いの以下、WHとします)が活躍した年でした。

ここは時には美しく、時には凶暴で、楽しく、夢見がちで、パーフェクト、奇天烈、予想外、反省させられ、または満足させてくれ、強く、やわらかく、せつなく、やさしく、しっかりとしたブレイクで、俺の人生で世界トップ5、しかも優勝候補とするリーフブレイクでもあります。

以前のようにバットフィッシュQちゃんで滑るのもユニークで挑戦的ではありますが、ここでの王道ボードはやはりミニガンピストルに代表される細身で長く、少し厚みのあるボードです。

テイクオフの、ピーク上では海中深くえぐれる波よりも早く波の中に入ることができます。

これが何を意味するかと言いますと、傾斜が強くなる前に立ち上がることができる。

つまりあの恐ろしいテイクオフでのワイプアウト(パーリング、ドーナッツ)を減らすこととなります。

さらに傾斜がつききる前なので、望むならレイル角度もつけられます。

この位置でボード角度が付けば、乗った瞬間にセカンドセクションのために距離を伸ばし、横の速いラインにのせることも容易となります。

何だか講座みたいな文調になってきましたが、とにもかくも私所有の対WH向きボードは現在、コールのピストル6’6”x18”x2-3/16”。ロストのミニガン6’6”x17-3/8”x2-1/4”という2本がありました。

はっ、と気がつくと時代はネオ・クアッド、そう4フィンだらけとなっています。
時代に乗りたい私は、雑誌のネオ・クアッド記事制作に協力したりしていました。

日本やカリフォルニアではブラックダイヤモンドパラボリックストリンガーに代表される最先端のボードに乗り、ノースハワイでは前時代的なボードに乗っています。

いまだになぜだかは不明です。



そして前回カリフォルニアを訪れた時

「なぜクアッドをノースハワイで試さないの?」

ティム(・ベセール)言われたのがきっかけで、名作『マイクロチップ』をスケールアップし、細長くしてオーダーしました。

で届いたのがこのボードです。



サイズとスペックは



6’4”x17-5/8”x2-3/16”
ラウンドピンテイル
4か3で使用できる5フィン仕様
シングルダブルコンケイブ
セミテーパーレイル
テイルキック多め
ポリエスター(素材はEPSパラボリックがよかったのだが、納期を考えてとりあえずのポリエスターです)



ニューボードって香りもいいし、うきうきしますね。



Zパッド(デッキパッド界の征夷大将軍ハービー・フレッチャーが満を持して発表した製品)の初回制作分をこの「ベセールマイクロクアッドミニガン」に貼る。



タイトル同様に長い名前だなあ…。

思い切って短くしましょう。

『マイクロ・クアッドガン』にしました。



そして先週のブログに書いたようにこれでオーバーヘッドのWHに夜明け前に出撃したのです。

暗がりのホワイトハウスはグレーハウスみたいに見える。
この横の岩に注意して登り、波が来たときに波面に平行に飛び込ます。

バシャー。

水が温かい!
先週の湘南より5度は温かいだろうか。
これではまるでぬるま湯である。

まずはパドリングをする。

日本ではほとんどブラックダイヤモンド4’10”幅は20インチ強だったので、こんな細いボードはふらつくかな?
と思ったていらそんなでもないことに気づいた。

パドルが速いぞ。

海面の隆起を拾わず、つまり凸凹で減速しにくいのもすばらしいです。

沖に出て、一息付くとダブルオーバーはあるオバケが見えた。

あわてて沖に向かうが時遅しで、10m沖でリップが崩れてしまった。
観念して、深くダックダイブする。

神乃島で、台風9号の波を短いボードでサーフしたが、ダックダイブした時はいつも大回転していた。

だが、このボードはノーズ方向を変えずにズドズドーっと波が上を過ぎていく。

多少戻された程度なので、さすが大波用のデザインだ、と忘れかけていた実感をする。

やがて、パーフェクトシェイプのセット波がやって来た。
一本目なので、そしてノーリーシュ(入る前に根本から切れる。3年以上使っていたので摩耗していたのだろう)なので、失敗は許されない。

波を見ながら短時間でピークの中のピーク、波の芯になりそうな場所に移動していく。

波はやがて自分近くに来ると切り立ってくる。

何年やっていても興奮する瞬間ですね。
こうして書いていてわくわくします。

するっとテイクオフし、ポケットの中に入るとバレルにはなりそうもないのに、張り付きながらドノバン式ポーズ。



「おお、決まった!」

などと自分に驚き、喜び、セカンドセクションに進みながら浅いボトムターン。(これはあっという間のことなので句読点はありません)

そのまま、引っかけるように波のトップに上がる。

すると、WHの割には緩慢で、円弧が大きい波面だったので上部から両膝を引きつけながら、スラッシュ気味に落としながら、波の下に向かった。

この時、クアッドなので、一瞬でレイルが入れ替わり、ボードは左へと向きを変えて波壁に張り付いていく。

頃合いを見計らって、レイルへの加重をやめると、そのまま波のフックの真ん中。

真ん中ということは、緩慢でもされどWHのフック、傾斜がきつくなっています。

その手前でテイル側に体重移動すると、ボードは減速しながらさらに壁に張り付きました。

いつもこの位置で、スラッシュのために倒した体が起き上がり始めるので、立ち上がる準備をします。

さっきやったドノバン式が体に染み付いたのか、また体を開こうとする自分を押さえながら立ち上がり、ボード進行がここで波下、そして元方向の右に切り替わりました。

「やった!このセクションもメイクした」

とまた自分に感激する。(笑)

減速しきって、フックに引っかかっている俺は進行方向に向けて前足を踏みつけた。

すると前方はバレルにはならないボウル状態となっているので、今度は右肘を壁にトレースし、リノ・アベリラ風のワイドスタンスで「構え」のポーズ。

「構え」と書いてき気づいたのだが、波乗りも空手のように『型』を取り入れてみたらどうだろうか?ということ。

『型』をご存じない人に簡単に説明するためにWEBを検索すると、『空手道大宝鑑』なるものがあった。

これによると

「空手の型は、攻防武技の連続体である、昔の拳聖達人が幾星霜、超人の難行苦行をへて理技両面より基本となるべき妙技を、統計的に連結させて編み出した臨機応変、千変万化する理想技である」

さらに

「空手の型は空手の生命であり、神髄極意を極める最高唯一の道程である。真剣、気合い、一呼一吸、一投足、一撃一蹴りの型によって、無我の境地に入り、その奧技を極めることはなかなかの事である。

型なくして空手なし

神髄奥技なき空手は単なる体操である」

とあった。
型、ポーズはやはり重要なのだ。

私がもし波乗道なる塾を開いたらパドリング、テイクオフ、トリム、バレル、ボトムターン、リッピング、カットバック、リエントリーと連結する『型』を創り、さらに歴代のサーファーのスタイル風にヴァージョンを増やしていくことは必至であります。

話は逸れましたが、ワイドスタンス、つまりガニマタでのバレル風ポーズを乗り切り、ここならではの速い速いサードセクションに入りました。

ハイスピードをセカンド脱出から保ってきたので、セカンド、サードの接合付近に上がり、掘れてきたらミドルを走り、崩れていくセクションに当て込もうと、最高速で硬い斜面を滑り降り、ためすぎないボトムターンのための右レイルを波の下、ほとんど平らな海面に切れ込ませます。

抜ける外側の2本のフィン、そこからさらにしなりこむようなボードデッキを感じ、クリッピングポイント(ターンの頂点位置)でリップの位置を確かめた俺はそのままボードを解き放つと、このマイクロ・クアッドガンは真っ直ぐ俺が睨んだ場所に放たれていった。

視界を満たしているトップは回転運動の開始、つまり前方に飛び始める。
この飛び始めたリップがサーファーにとっては美味であり、または厄という両刃の剣なのであります。

そのリップを押さえるようにボードはノーズ、前足、後ろ足と駆け上る。

後ろ足に波からのプッシュを感じた瞬間、テイルを押しながら左のレイルと入れ替える。

書いているとサーカスのようだが、長年の反復練習で鍛えられたおかげで体が勝手に反応しているに過ぎない。

そのままリップに乗っかるように波の下に向きを変えて、ほぼ落ちるような滑降が始まった。

頭をしっかり前方に、体を小さく、手を開かないようにと3つのことを瞬間的に気をつける。

これも長年培ってきた『型、実技版』の修練の賜であります。

一瞬だが、永い時を感じ、気がつくと最終セクションの泡の前方で俺はボードに乗って立っていた。

こんな1本目で幕をあけた『マイクロ・クアッドガンさん』は、今日もWHにソフトサンドに活躍しています。



(追記余談)
八法秘剣(軍略、天門・地門、手裏剣、各種遁法、鈷盤技術、杖術、棒術、眉尖刀、薙刀術、六尺棒、槍術、騎射術に、この忍法独自の小太刀、太刀の秘剣を加えたもの)という忍者技がある。

それを受けた私はみなさんに波略、天門(つまり波予想)、海底地形、トップターン、各種遁法(ドルフィンスルーですね)、右曲、左曲、加速術、減速術、礼儀作法、瞬曲術、波隧道(チューブ)術、幸笑(にっこにこ)術に加え、現代波道独自の空滑、良形乗の秘乗を加えた『新・八法秘乗術』の鍛錬をこの「マイクロ・クアッドガン(ベセールボードなら全て可とします)」で、そしてその成果発表を写真、動画、または文章などで募集します。



優秀者にはぜひ、ありがとう等々のNAKISURFステッカー、Tシャツ、デッキパッド、その他、3万円相当分の商品をプレゼントします!

私の成果発表もしますね。
まずは写真家、またはビデオグラファーを見つけることからです。

弊社池谷か、柳瀬、またはUSKEさんかトムくんが来たらいいなぁ、って夢想する日々です。(了、9_26_07)

大好きなニール・ヤングがハーベストムーンを歌っていました↓



上の画面が見えない方はここをクリックしてください
Z1サーフスーツは今、供給先からの最後の調整を行っております。
もうすぐです。
お待ちください。

当初は厚み3ミリ2ミリのレギュラースーツのみの取り扱いでしたが、他のサイズのご要望が多かったので、フルスーツのバリエーションを増やしました。

全て準カスタムオーダー製です。
通常は細かな24カ所計測のなのですが、柔らかでしなやかなオーラファイバー製の利点を活かし、7カ所計測に留めました。



(女性は10カ所)



もちろんこのサイズでフィットしない方もオーダーメイドします。
マシュマロみたいに柔らかく、よく伸びるオーラファイバー製なので、フィット幅は既存生地の120%増となっています。

(各価格は10月1日に発表します)

スタイルは2種類です。 ジップレス風(フロント横ジッパー)タイプ ジッパー(背中ジッパー)タイプ (暖かさで考えるとフロント横ジッパーなので、厳寒地の方はこちらを選択するのがよろしいかと思います) *3mm/2mm(レギュラージッパー)

*3mm/3mm(レギュラージッパー)

*5mm/3mm(レギュラージッパー)

*5mm/3mm(セミドライジッパー)

*5mm/5mm(レギュラージッパー)

*5mm/5mm(セミドライジッパー)

*6.5mm/5mm(レギュラージッパー)

*6.5mm/5mm(セミドライジッパー)

となりました。

そして、暖めてきたガールズラインのデザインが完成しました!



メインロゴは歌姫をモチーフにしたDIVAが入ります。
ウエットスーツでなく、サーフスーツです。



ポイントは

1.世界初の美尻、足長カット!(前後V字のピンクステッチ)

2.美尻ロゴ(蝶ロゴ)

3.豊胸カット(蝶脇から伸びるグレーのラインです)

4.着脱を楽にする裾ベルクロスリット(グレーのライン、メンズと同様)

5.運動中に脂肪を燃やすフィットネスゼリー飲料を入れられる外側カーゴポケット(グレーのライン、メンズと同様)

6.そしてマシュマロのように柔らかいオーラファイバーという新素材を100%使用(ジッパー、ベルクロ、パッド部は除きます)

7.ロゴはスーツ(ブラック)同色、または反対色(ホワイト)が選択できます。(メンズ同様)

8.ステッチも同様にお好きな色に(メンズ同様)

9.世界に誇る100%メイドインジャパン(メンズ同様)

10.オーダーいただいてからの納期確約も致します。(メンズ同様)

11.さらに直売ならではの価格です。(メンズ同様)

という11つの特徴です。

いちばん目立つお尻に入るロゴはこれです↓



特に1.の美尻、足長カットはウエットスーツを着ると、「えっ、こんなに短足だったの!?」と驚かれることがないように、ディーゼル、リプレイに代表されるデザイナーズジーンズからインスピレーションを受けて、デザインしました。

これで海でもかわいく、すてきなラインを見せられます。
ウエットスーツは究極のボディコンですから。

あと、ボディボーダー用に肘パッド、膝パッドなしというのもオーダー可能です。



この蝶ロゴはハイビスカス、ハート、太陽、星、波をモチーフにしました。

デザインは女流書道界のヤングスターである「麗翠先生」デザインです。
(当店ではぜひ、ありがとう、ナキサーフなどがございます)

もちろんご予約も受付中です。

まだ新米ですが女の子のためのサーフスーツ、Z1ディーヴァをどうぞよろしくお願いします。

前回日本での使命と約束は、アップルストア渋谷でのイベント神乃島での精神浄化、そしてBEACHさんとのプロジェクトを開始させることであった。

例えば、車を購入するときにテストドライブ(試乗)ってしますよね。
エンジンをかけたり、実際に路上に出て、とやるはずです。

乗るまでその性能がわからないサーフボードを試乗をしていただいたらどうだろうか?

というのがこのアイディアの一歩目でした。

アイディアはいいのだけど、それを受け入れる施設、または人員確保が必須なので、この半年はそれを実現するためにあらゆる人に会いました。

金銭的な補助をしようとしてくれた人、実現に向けて前向きな意見をくれた人、反対意見の人と様々な人たちが現れました。

そんな中、葉山のロクさんこと黒野さんがこのAVISOテストドライブの噂を聞きつけ、「わが施設BEACHでどうでしょうか?」手を挙げてくれました。

黒野さんは波乗り、オーシャンスポーツをウエルネス(予防医療)としても捉えていて、「波乗りを継続すると健康になる」という私も実践している考えを持った人です。

こんなところでも意気投合。
環境についても深く、現場レベルで感じていて、民度の高い人とお見受けし、ありがたく黒野さんの要望を受け入れることとなったのです。

828アップルストア渋谷イベントの翌日、午後2時過ぎに弊社亨と渋谷から葉山のBEACHに車で向かいました

ところが私の望む首都高ルートは亨号のカーナビではなぜか表示せず、気がついたら一般道ルートで第三京浜用賀インターに向かっていました。
JR目黒駅を越えたときに「あれっ?」と気づきました。

黒野さんとは4時の約束なので、「あわわ、これは間に合わなくなるぞ」と狼狽、意気消沈してしまった。

しかしながら亨号は湘南に向け、信号でつかえながらも進んでいく。

第三京浜に乗り、横浜新道、そして横浜横須賀道路を経由して、逗子ICで下車。
少し一般道を走り、逗葉新道に乗り、終点134号線に着くとなんとまだ3時半。

一安心し、ここのスターバックスでタゾイングリッシュブレックファースト・100%ソイティー・ヴェンティというやたら長い名前の飲料をオーダーし、一息付く。

というように都心から60分で着いてしまうことにびっくりする。

湘南は雨模様で、もう秋の気配があった。

御用邸交差点で出迎えてくれた黒野さんと、そこから1分の葉山公園駐車場に向かう。

この駐車場は収容台数が114台。
7月から8月31日までは有料だが、それ以外は無料となるすばらしい公園だ。



そこから100歩、鎌倉寄りに歩き、



つきあたりを右に曲がると





左手に民家のBEACHが現れた!

ちなみにつきあたりを左に曲がり100歩行くと、葉山海岸です。



BEACH主催のビーチヨガが行われています。



このBEACHはこの古民家を再生させるということで行った日は工事が行われていて、内部はこんなに渋い造りでした。



途中経過の報告写真です↓



それがそれがオープニング日になると、





↑このようにモダンな施設と生まれ変わりました。
(表題のAVISOも見えますね)

スタジオからカフェ。



多目的スタジオはこの通りヨガクラスとなったり、



ラウンジは母子、父子のゆったり環境で。



アウトリガーカヌー(6人乗り) のレンタル用も2艇あります↓



男女別のシャワールームもこの通り、ビューティフル。



女性用アメニティも最上、最良のものを取りそろえています。
こういうの大好きです。
さすが、すばらしい考えです。



オーガニックコンシェルジェのアドバイスから、原料調達から容器廃棄までのライフサイクルステージ全てにおいて、環境配慮されている商品だそうです。

1:肌と地球環境にやさしいオーガニック原料使用
オーブリーオーガニクス(植物性の防腐剤で肌への安全性が高い)マジックソープ
(これはオーガニック原料100%使用、合成添加物を使用していないため下水を汚しません)

2:地球環境に配慮された容器
オーブリーオーガニクス(廃棄しても土、水、空気に還元される素材を使用した容器)
ボディショップ(リサイクル容器使用)

3:原料調達がコミュニティトレードのボディショップ

4:ケミカルフリーのサンスクリーン(肌に優しく、海水を汚さない)
オーブリーオーガニクス、ヴェレダ

うーん、参りました。

BEACHにはカフェもあります。
そこでの食事も「体に良いもの」をテーマに日替わりランチボックスを500円で。

ローファットな良質タンパク質(豆、魚)、黒米ライス、ひじきが中心です。
もちろんリサイクルBOXを使用、
BEACHで、公園で、ご自宅で、カヤックに積んでどこかの砂浜でいかがでしょう。
いいなあ。



サンドイッチもこの通り、安全な鎌倉野菜です。



AVISOレンタルボード在庫はこの通り、今は少ないのですが、今週にロングボード各種が入荷します。(遅くなってすいません)

新作はサンプルの段階で一度BEACHに送り、試乗していただけるシステムとしますのでお楽しみに!



そしてレンタル契約第一号のお客さまとの契約風景です。



テストドライブAVISOでいい波にお乗りください。

このプロジェクトが成熟してきますと、実際に未来型ボードをBEACHに置き、実際にみなさんがお乗りになってフィードバックを受けてから製品製作という流れとなります。

(AVISO社製)のレンタルでの
サーフィング

アウトリガーカヌー

シーカヤック

マウンテンバイク

オーシャンスイム

ビーチラン

ビーチヨガ

ビーチ太極拳

ボルダリングジム

トレイルランニング

マウンテンバイク

*スタンドアップパドルボード(AVISO社製、11月頃スタート)

というオーシャン、アウトドアスポーツを「バッグ一つで楽しめるアウトドアクラブBEACH」という施設です。

各インストラクターも専門家のみを集めた充実したクラブです。

みなさん、波のある日、ない日、晴れ、雨、曇天、無風、風日といろいろありますが、お誘い合わせの上、湘南は葉山BEACHまでぜひお越しください。

昭和天皇の愛したこの海岸で、健康と精神浄化をここで行いましょう。

私個人の感想は、このBEACHを取り巻く環境は「パワースポット」でした。
これに尽きます。
エネルギーがサラウンドする場所でした。


(追記)
『テストドライブ』と銘打っているのは、「レンタル期間中にお客さまが希望ボードを決定し、決済まで進みますと、そのレンタル料金を全額お返しいたします」

ということなのです。

ですから、安心してお客さまに合ったサーフボード(モデル)を見つけていただけると思いますので、ぜひ!
ノアを連れて、ビーチハウスに行ったら彼には波が大きすぎるようで、磯遊びセッションとなってしまった。

ウニ、カニを捕まえるノア。
日焼け半分でごろごろする俺に妙齢の女性がガイドブック片手に「あのう、ウミガメはどこにいますか?」と聞かれる。

「よくいるけど、今はどうかなあ?」と答えるが、カメもそんなには浮いてない。

女性は待てないのか岬の先まで行き、戻ってきたけどカメの姿はなし。

その後メネフネマートに行き、



いなり寿司を4個購入。
このいなり寿司こそがイナリーズというネーミング由来の由緒正しいいなり寿司なのである。



メネフネの掲示板を見るが、ビビッドな情報はない。



最近、店の前でたむろしている人たちを見かけなくなったが、新州法の定める室内禁煙、そしてドアから20フィート(約7m)まで禁煙というのも関係しているのだろう。



今まではよくあったのだが、ガラの悪い人が店の前をたむろしていて、その横を通って店内に入らなくてもよくなったのでとてもいい法案であると実感する。

その後、子供たちと片瀬のあっちゃんと一緒にバス釣りに行く。

あっちゃんは日本人というよりハワイアンそのもの↓
先日も白人に「ハウゼ!HOWZIT)」と声をかけられていた。
波のラインナップでもみんなあっちゃんを恐れているようだ。
うらやましい...。(笑)



去年水を抜かれてしまった「グリーンルーム池」に魚はいるのか?
という偵察も兼ねていた。

これがグリーンルーム池。
一度全部水を抜かれたのに、たっぷりとした水量で復活していた。



降りてみるとなんと、小魚がうようよいる。
そして子バスのアタリがすごく、2時間でノアが11尾釣った。



これなら来年は30cm級となるでしょう。
食料豊富なバスは小さいながらお腹がまるまると太っていた。

帰り道にアニーがバッファロー草を大好きな馬に与え、



家に戻ってきてから大好きなチリワインで酔っぱらってしまった。

『フロンテラ2005」』
カベルネ85%、メルロー15%のブレンド。(フルボディに近いミディアムか)

村名クラスのボルドーワインなどは消し飛ばせるエレガントな芳香とお味です。



おいしいおいしいおいしいおいしいの4つ星です。(5が満点)

値段もすばらしく、1.5リットルボトル(通常ボトルの倍量)で8ドル。
毎日飲むにはもったいないほどの特級ワインです。

見つけたらぜひ〜!

(おまけ)
東京のマルエツというダイエー系スーパーで見つけたロゼ・スパークリングワイン。
BRUT(辛口)と十字架ロゴに反応して購入。

すばらしい色とキック力でした。
ロゼっていいね。
中庸そのもの。

こちらは、
おいしいおいしいおいしいおいしいの4つ星でした。(5が満点)

値段は忘れたけど、俺が買うのだから高くはありませんよ。(笑)



月を見てたら神乃島での朝月を思い出した。



ビカッと赤い縁で光る三日月。
神秘的な一つ目海岸の蒼い朝の中に輝いていました。

天地創造以来変わらない月であろうけど、この月見はニュールックでした。

閑話休題。

今松坂のデビルレイズ戦のピッチングを見ながらこれを書いているのですが、彼は4回に少しチョーク(失点)しました。

それまでは完璧だったのに...。
俺から見ると輝きまくっている彼も新聞や評論家の評価はそこまで高くない。
いいピッチングをしているのに、もったいない。

それともうひとつ。

「発行と同時になくなってしまう」という噂のdictionary
nakisurfでも第117号より扱いを開始します。



本当ならお客さまのおひとりおひとりに手渡しをしたいのですが、nakisurfはネットショップなのでそこはかなわない。

そこで、商品を注文の際に「dictionary希望」と書いていただければ商品と同梱、もちろん無料でお届けします。

この号は7月7日に一日復活したYMOの舞台裏に迫っています。



初回配本は限定部を予定しております。

すばらしいテーマの雑誌なので、みなさんぜひ!
昨日の夕方ソフトサンドに行ったウッドからの電話によると、「暗くなる頃に3フィートまで上がった」ということだった。

ブイ情報を見ると確かにうねりは上がっている。
台風11号崩れの低気圧がアラスカに抜け、そこからのプレシーズンうねりとなったのだろう。
今年最初の北西うねりですね。

そして今朝、ブイを見ると昨夜よりさらに上がっていて、西北西からダブルくらいのうねりが届いているようだ。



オフロードをひたすら走らせソフトサンドに行くと、地形が悪いのか、ぼよぼよのオーバーヘッドがやっとというか、ヨレヨレとブレイクしていた。

ん?
これならイナリーズのショアブレイクの方がいいかも?

でもでも
「せっかくここまで来たのだから」と自分に言い聞かせながら入ると、セット間隔は長いがサイズアップしてきた。



セットを喰らうとかなりの距離を引きずられる。
つなり、岸に押し戻されるのだ。

そんなことを何度か繰り返し、カレントに負けて流され、一度上がりレフトのチャンネルから沖に出て行く。

そのゲッティングアウトの途中、チャンネル沿いに崩れるレフトに乗ってみると面がかたく、セクションレスというか、フェイスが大きく開き、それはいい波だった。

そのまま3つのセクションを過ぎ、最後のショアブレイクまで乗り継ぎ、泡の中にキックアウトしてフィニッシュ。

横がチャンネルなので沖に出るのがとても楽である。

スノーボードで言うところのリフト状態で、下手をするとパドリングしないでもピークに運んでくれる流れがあった。

ここにはまり、何本も乗り、ショアブレイクまで悦楽サーフィング。

このショアブレイクが凶暴で、腰くらいの深さにオーバーヘッドのホレホレリップが覆い被さってくる。

ダックダイブ(日本語で言うドルフィンスルー)は浅すぎて不可能なので、波が来ると、ボードを横に捨てて両手で水底の砂をつかみ、波が行くまで耐える。

これがおもしろい。

ひさしぶりの感覚に砂まみれとなり、何本もこんなダイブで遊んだ。

予想に反しての波ではなかったが、海の楽しさを味わってきました。

あっ、ボードはBESSELLの新作6'4"ミニガン4フィンでした。
すばらしいデザインで、パドルスピード、テイクオフの安定性、ターンの伸び全てに満足。

来週にはこのインプレッションを書きますね。

日本は今日から3連休ですね。
すばらしいお休みにしてください。

(おまけ)
大好きなピノ・ノワール、しかもブルゴーニュのネゴシアンであるルイ・ジャドのボトルをコスコ(COSTCO)で見つけて即購入。



ブルゴーニュの特徴である控えめで、品の良い味にうっとり。(ミディアムボディですね)
2日目から少し冷やして飲んだら、さらにフルーティとなって大満足。
ほのかなチェリーの香りもすばらしかったです。

おいしいおいしいおいしいおいしいの4つ星。(5が最高です)
そして値段は12ドルでした。

ワインショップだと同等のが3000円くらいするので安売り王のコスコに感謝。

日本ではコス○コと発音するのだそうですが、この「T」はサイレントなので発音しないので、日本式には恥ずかしくて言えません。

(↑確認は翻訳王のマーボーさんにしました)




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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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