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波乗りに行こうと、西のブレイクに行くと牛を至近距離、目的地方向に発見する。
よく見るとかわいいのだが、大きいのでそばに行くのは少し怖い。
この日はセットで膝程度。
ロングボードが活躍しました。
昨日、波を見に行くと、南うねりが入っていたので、車に積みっぱなしのAVISO RNFで)カイル(・マリグロとビーチハウスに入ることにした。
ここはエントリーの時、岩場からジャンプしなくてはならず、しかもあいにくの大潮干潮。
先発したカイルも潮が入るまで2分ほど岩場の先で待ち、ようやくうねりの上に飛び込んだ。
俺の番となり、岩の先に行く時に片足で立ったのはいいのだが、フラーっときて、そのまま倒れそうになる。
「どうせ倒れるのなら海に落ちよう」と決意し、そのふらついた体重を海に傾け下を見ると、やはり岩岩岩に水少しの状態だった。
これはだめだ、と覚悟し、「足を怪我するよりは」とパドリングの体勢で飛び込む。
「グアシャ!!!」
と当たり前だけどボードのボトムから嫌な大きな音が出た。
しかも足の先とスネを思いきり打ってしまった。
見るとすでに血がダラッと出ている。
嫌だなあ、もしかすると3つのフィン全てが折れ、ボックスまでえぐれている確信めいた想像がよぎる。
深いところまでパドルし、ボードを裏返すと、
あれ!?
ひっかき傷が3つと、こんな裂傷があるのみだった!
「やったぁ、これならサーフできるぞ!!」
と痛い足でビーチハウスのレフト、インサイドからライトとなる奇妙な波を味わった。
海から上がり、もう一度チェックするが幸運なことにやはりこの裂傷だけ。
近くで見るとこんな感じで、カーボンファイバーがむき出しになっている。
中空なのですでに内部に水が入っているが。内側コーティングされているので問題はない。
でもAVISOって本当に強いな、というのが改めての実感だ。
普通のボードだったらもうフォームがバリバリ出ていて、波乗りどころではなかっただろう。
しかし、以前AVISOのリペアキットを購入しておこうと思っていたが、ついつい忘れていた。
今からでは間に合わないので、帰りに日曜大工屋で2液性エポキシを購入し、
目印はこのEPOXYという文字です↓
家に帰ってからリーシュプラグになっている栓を外し、水を抜きながらボードを裏返して、用意を始める。
AVISOってフォームがないから、乾かす必要がなく本当に便利ですね。
実際に中を水洗いもできるし、不思議なボードです。
この簡易修理に必要なのは上に出てきたエポキシ樹脂と紙ヤスリ。
今回は180番を使用しました、
それと使い捨てのゴム手袋にペーパータオルだけです。
まずは2液同量を傷の横に出します。
指でよく混ぜて
傷の中に流します。
気泡が出てくるので、それをつぶしながら丁寧に2分ほどこの作業を繰り返してください。
その後、余分な場所の樹脂をペーパータオルで拭き取ります。
温度にもよりますが、混ぜてから5〜15分で硬化するので、先に出てきた紙ヤスリで削れば終了です。
今回は4分でジェル状となり6分で硬化しました。
至って簡単です。
余談ですが、
私は「ボードのボトムがゴルフボールのような凸凹の方が速い」という仮説を持っているので、あまり丁寧には削りませんでした。
その理由でボトムはワックスだらけ。
ボードを重ねるときも手間いらずのストレスフリーのアイディアです。
この簡単な修理方法、ぜひお試し下さい。
本当ならガラスクロスやカーボンクロスがあった方がいいのですが、それは今度試してみます。
穴がふさがれば十分だと思います。
では良い連休をお過ごし下さい。
怪我にはお気をつけくださいね。
よく見るとかわいいのだが、大きいのでそばに行くのは少し怖い。
この日はセットで膝程度。
ロングボードが活躍しました。
昨日、波を見に行くと、南うねりが入っていたので、車に積みっぱなしのAVISO RNFで)カイル(・マリグロとビーチハウスに入ることにした。
ここはエントリーの時、岩場からジャンプしなくてはならず、しかもあいにくの大潮干潮。
先発したカイルも潮が入るまで2分ほど岩場の先で待ち、ようやくうねりの上に飛び込んだ。
俺の番となり、岩の先に行く時に片足で立ったのはいいのだが、フラーっときて、そのまま倒れそうになる。
「どうせ倒れるのなら海に落ちよう」と決意し、そのふらついた体重を海に傾け下を見ると、やはり岩岩岩に水少しの状態だった。
これはだめだ、と覚悟し、「足を怪我するよりは」とパドリングの体勢で飛び込む。
「グアシャ!!!」
と当たり前だけどボードのボトムから嫌な大きな音が出た。
しかも足の先とスネを思いきり打ってしまった。
見るとすでに血がダラッと出ている。
嫌だなあ、もしかすると3つのフィン全てが折れ、ボックスまでえぐれている確信めいた想像がよぎる。
深いところまでパドルし、ボードを裏返すと、
あれ!?
ひっかき傷が3つと、こんな裂傷があるのみだった!
「やったぁ、これならサーフできるぞ!!」
と痛い足でビーチハウスのレフト、インサイドからライトとなる奇妙な波を味わった。
海から上がり、もう一度チェックするが幸運なことにやはりこの裂傷だけ。
近くで見るとこんな感じで、カーボンファイバーがむき出しになっている。
中空なのですでに内部に水が入っているが。内側コーティングされているので問題はない。
でもAVISOって本当に強いな、というのが改めての実感だ。
普通のボードだったらもうフォームがバリバリ出ていて、波乗りどころではなかっただろう。
しかし、以前AVISOのリペアキットを購入しておこうと思っていたが、ついつい忘れていた。
今からでは間に合わないので、帰りに日曜大工屋で2液性エポキシを購入し、
目印はこのEPOXYという文字です↓
家に帰ってからリーシュプラグになっている栓を外し、水を抜きながらボードを裏返して、用意を始める。
AVISOってフォームがないから、乾かす必要がなく本当に便利ですね。
実際に中を水洗いもできるし、不思議なボードです。
この簡易修理に必要なのは上に出てきたエポキシ樹脂と紙ヤスリ。
今回は180番を使用しました、
それと使い捨てのゴム手袋にペーパータオルだけです。
まずは2液同量を傷の横に出します。
指でよく混ぜて
傷の中に流します。
気泡が出てくるので、それをつぶしながら丁寧に2分ほどこの作業を繰り返してください。
その後、余分な場所の樹脂をペーパータオルで拭き取ります。
温度にもよりますが、混ぜてから5〜15分で硬化するので、先に出てきた紙ヤスリで削れば終了です。
今回は4分でジェル状となり6分で硬化しました。
至って簡単です。
余談ですが、
私は「ボードのボトムがゴルフボールのような凸凹の方が速い」という仮説を持っているので、あまり丁寧には削りませんでした。
その理由でボトムはワックスだらけ。
ボードを重ねるときも手間いらずのストレスフリーのアイディアです。
この簡単な修理方法、ぜひお試し下さい。
本当ならガラスクロスやカーボンクロスがあった方がいいのですが、それは今度試してみます。
穴がふさがれば十分だと思います。
では良い連休をお過ごし下さい。
怪我にはお気をつけくださいね。
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素晴らしい瞬時の判断!
岩場やテトラポットから飛び込むときのタイミングを考えているとバランス崩しますよねぇ...
それにしてもnakiくんのその場での瞬時な判断!素晴らしい!
Aviso修理方法もまるでマニュアルのような写真付き解説、GOODです!
土井さんに教えておきたいところです。ってGo存知ですね(^o^)
まんが
それにしてもnakiくんのその場での瞬時な判断!素晴らしい!
Aviso修理方法もまるでマニュアルのような写真付き解説、GOODです!
土井さんに教えておきたいところです。ってGo存知ですね(^o^)
まんが
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
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13ft 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ_D大先生のSF_2灯フラッシュ_津村隊長ありがとうございました!
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