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北西345度のうねりはサイズをさらに落とし、とうとうオーバーヘッドサイズとなった。
早朝よりワイメアのDCSK(大ちゃん)と一緒にイナリーズに行くと、激掘れの腰胸波がズドンと来ていた。
ここの名前の由来となったメネフネマートのいなり寿司を頬張りながらワックスアップ。
これはDCSKとJJ6'2"&稲荷です。
何本か小バレルに包まれ、愉快な無人セッションを満喫する。
イナリーズはいつもひとりなので、友人と一緒は最高だなあ、と
広い海にふたりくっついて波乗りをした。(笑)
が、しかし腰胸と言えどもイナリーズ。
インパクトの真下でダックダイブをすると、固く掴んだ両手からボードをもぎとっていった胸波のパワー恐るべしとリマークしておきます。
(三連休明けの特大おまけ)
BD2=ブラックダイヤモンド2の楽しいインプレッションが各誌編集長をしているトミヤマさんから届いたので、ここに掲載します。
================================
トミヤマさんデータです。
41歳、165センチ、61キロ、サーフィン歴25年。
興味津々のBD2が届いたのはいいけれど、鎌倉はいつまでたってもフラットなので、フェリーに乗って南房総に行くことにした。
BD2は真っ直ぐ立てても鼻の下まで程度しかなく、ちゃんと乗れるか不安なので、いつも乗っているトライフィンも持っていくことにする。
風は北東気味。マルキをチェックしたものの今ひとつなので白渚へ。波は肩〜たまに頭。
ちょっとボヨンボヨンしているが、面はきれいで、早速パドルアウトする。
さて肝心のBD2はというと、パドルは想像以上にスムーズ。
あまり短さは感じられない。
ドルフィンも全く問題なし。
幅はあってもぼってりしているわけではなく、短いので、素直に沈んでくれる。
水の下で短い板きれが波に翻弄されるのにしがみついている感じも面白い。
さて、問題のテイクオフ。
最初は板が滑っている感覚がつかみきれず、微妙にアタフタしてしまった。
結局ちょっと遅れ気味にテイクオフ。
短すぎてどこに立っていいのかわからなかったが、デッキパッドのキックを確かめるように立ち上がる。久しぶりにデッキパッドのありがたみを感じた。
テイクオフをメイクしツボにハマって滑り出すと、想像以上に早い。
白渚特有の、マッシーなピークからインサイドにかけてどんどん掘れてパワーが出てくる感じのところに差し掛かると、最高のフィーリング。
抜けられないかと思っていたセクションも、瞬間移動のように駆け抜けてしまったのにもびっくり。
ターンは否が応でもタイトになり、ノーズの先まで使ったボトムターンなんていう未経験の領域にも突入。
波のパワーをダイレクトに感じられるのが気持ちいい。
さらに特筆すべきは、短さのせいでライディング中ほとんど板が視界に入らず、身体だけで波の上を滑っているかのような感覚。
まるで孫悟空のキント雲のように、板の存在を忘れてしまうのだ。あるいは裸足の水上スキー。
身体の中心で水と接し、丹田(ヘソの下)で直接板とつながっている感じ。
かなりソウルな乗りものと見た。
そんな具合で、白渚での進水式は実にフレッシュな経験だった。
ともすれば退屈になりがちなサーフィンも、これでまた張りが出るというもの。
「肩〜頭はこの板にきついんじゃない?」と言う人もいたが、ある程度サイズがある波の掘れたセクションをBD2で滑ったら最高に違いない。
さて、続いて約一週間後。鎌倉の力ない膝〜腰。
僕の場合、普段ならロングボードで波乗りするサイズだが、BD2ならコンパクトなパワースポットをキープでき、このサイズでも十分に楽しい。
何というか、小さくてもちゃんと波のディテールを感じられるから、サーフィンが楽しい。 これなら膝〜腰でもショートボードをやろうかなという気になるというものだ。
そして、BD2の3ラウンド目は、台風のバックスウェル。
午前中のうちはややジャンクな肩〜頭だったのでBD2はやめておいたが、夕方はサイズダウンして胸〜肩の弱いオンショア。
でも波のシェイプはしっかりしている。
日曜日だというのにそんなに混雑もしてなくて、富士山のシルエットがきれいな鎌倉。そして、BD2は最高に楽しかった。
何といっても、今まで経験したことのないようなスリリングでタイトなフィーリングが味わえるのが最高で、クセになる。それに、丹田直結型のキント雲状態で波のポケットを走ると、それがたとえ胸サイズでも、3〜4フィートぐらいの濃いい感じを味わえる。
もっとBD2に慣れ、たいていの波ならこれでOKという感じになったらサーフィン生活が変わりそうだ。専用のボードケースをつくって、電車に乗って出かけたり、タクシーに乗ったり、飲み屋の壁にボードを立てかけてビールを飲んだり……、こんなに小さいボードひとつ持っていれば、凝縮された波のパワーを味わえるのだから。
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早朝よりワイメアのDCSK(大ちゃん)と一緒にイナリーズに行くと、激掘れの腰胸波がズドンと来ていた。
ここの名前の由来となったメネフネマートのいなり寿司を頬張りながらワックスアップ。
これはDCSKとJJ6'2"&稲荷です。
何本か小バレルに包まれ、愉快な無人セッションを満喫する。
イナリーズはいつもひとりなので、友人と一緒は最高だなあ、と
広い海にふたりくっついて波乗りをした。(笑)
が、しかし腰胸と言えどもイナリーズ。
インパクトの真下でダックダイブをすると、固く掴んだ両手からボードをもぎとっていった胸波のパワー恐るべしとリマークしておきます。
(三連休明けの特大おまけ)
BD2=ブラックダイヤモンド2の楽しいインプレッションが各誌編集長をしているトミヤマさんから届いたので、ここに掲載します。
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トミヤマさんデータです。
41歳、165センチ、61キロ、サーフィン歴25年。
興味津々のBD2が届いたのはいいけれど、鎌倉はいつまでたってもフラットなので、フェリーに乗って南房総に行くことにした。
BD2は真っ直ぐ立てても鼻の下まで程度しかなく、ちゃんと乗れるか不安なので、いつも乗っているトライフィンも持っていくことにする。
風は北東気味。マルキをチェックしたものの今ひとつなので白渚へ。波は肩〜たまに頭。
ちょっとボヨンボヨンしているが、面はきれいで、早速パドルアウトする。
さて肝心のBD2はというと、パドルは想像以上にスムーズ。
あまり短さは感じられない。
ドルフィンも全く問題なし。
幅はあってもぼってりしているわけではなく、短いので、素直に沈んでくれる。
水の下で短い板きれが波に翻弄されるのにしがみついている感じも面白い。
さて、問題のテイクオフ。
最初は板が滑っている感覚がつかみきれず、微妙にアタフタしてしまった。
結局ちょっと遅れ気味にテイクオフ。
短すぎてどこに立っていいのかわからなかったが、デッキパッドのキックを確かめるように立ち上がる。久しぶりにデッキパッドのありがたみを感じた。
テイクオフをメイクしツボにハマって滑り出すと、想像以上に早い。
白渚特有の、マッシーなピークからインサイドにかけてどんどん掘れてパワーが出てくる感じのところに差し掛かると、最高のフィーリング。
抜けられないかと思っていたセクションも、瞬間移動のように駆け抜けてしまったのにもびっくり。
ターンは否が応でもタイトになり、ノーズの先まで使ったボトムターンなんていう未経験の領域にも突入。
波のパワーをダイレクトに感じられるのが気持ちいい。
さらに特筆すべきは、短さのせいでライディング中ほとんど板が視界に入らず、身体だけで波の上を滑っているかのような感覚。
まるで孫悟空のキント雲のように、板の存在を忘れてしまうのだ。あるいは裸足の水上スキー。
身体の中心で水と接し、丹田(ヘソの下)で直接板とつながっている感じ。
かなりソウルな乗りものと見た。
そんな具合で、白渚での進水式は実にフレッシュな経験だった。
ともすれば退屈になりがちなサーフィンも、これでまた張りが出るというもの。
「肩〜頭はこの板にきついんじゃない?」と言う人もいたが、ある程度サイズがある波の掘れたセクションをBD2で滑ったら最高に違いない。
さて、続いて約一週間後。鎌倉の力ない膝〜腰。
僕の場合、普段ならロングボードで波乗りするサイズだが、BD2ならコンパクトなパワースポットをキープでき、このサイズでも十分に楽しい。
何というか、小さくてもちゃんと波のディテールを感じられるから、サーフィンが楽しい。 これなら膝〜腰でもショートボードをやろうかなという気になるというものだ。
そして、BD2の3ラウンド目は、台風のバックスウェル。
午前中のうちはややジャンクな肩〜頭だったのでBD2はやめておいたが、夕方はサイズダウンして胸〜肩の弱いオンショア。
でも波のシェイプはしっかりしている。
日曜日だというのにそんなに混雑もしてなくて、富士山のシルエットがきれいな鎌倉。そして、BD2は最高に楽しかった。
何といっても、今まで経験したことのないようなスリリングでタイトなフィーリングが味わえるのが最高で、クセになる。それに、丹田直結型のキント雲状態で波のポケットを走ると、それがたとえ胸サイズでも、3〜4フィートぐらいの濃いい感じを味わえる。
もっとBD2に慣れ、たいていの波ならこれでOKという感じになったらサーフィン生活が変わりそうだ。専用のボードケースをつくって、電車に乗って出かけたり、タクシーに乗ったり、飲み屋の壁にボードを立てかけてビールを飲んだり……、こんなに小さいボードひとつ持っていれば、凝縮された波のパワーを味わえるのだから。
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
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13ft 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ_D大先生のSF_2灯フラッシュ_津村隊長ありがとうございました!
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