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夜明け前からホワイトハウスに行き、昨日デレックに教わったテイクオフを試す。
陸でさんざん練習したからか、掘れるテイクオフセクションにて効果を発揮し、ほんの少しはレベルアップしたようだ。
ヴォアンとツヨシさんが入っていて、波と波の間は世間話をする。
波の写真の手前をパドルアウトしているのはヴォアンで、俺は写真を撮ってから沖に出るのでどうしても後手となる。
あいかわらずセット間隔が長いので、ようやく掴んだ大きめの波に乗りながら「今日はここまで」と決心し、浜に上がる。
で、ヴォアンとツヨシさんの波乗りをしばらく見て、ヴォアンが上がってきたところで見学も終了。
見学していると、ホワイトハウスは美しく良い波で、「あれも乗れそう、これもいい波」だと思いがちだが、実際にはものすごく掘れ、パワフルな波です。
ブレイクまで岸から距離があるので、波の詳細とインパクトの深度がわからないからそう思ってしまうのです。
グアバ畑を探しに少し山に入る。
乗っていったのはカビカの「サビタ2号」。
これはマニュアルシフトなので、下り坂はニュートラル、信号赤の手前でしっかりとクラッチを切り、惰性走行を得意技とし、現在は記録的な燃費率を達成している。
エンジンブレーキが効かないのが問題だが、田舎道なのでーー他に車もいないからあまり問題はないだろう。
オフィスに戻り、サーフファースト誌の「ただいま撮影中」連載14回の見開きページを入稿。
YOU TUBEに未投稿だったNAKISURFムービー14編を投稿。
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=nakisurf
ビデオ録画したリトルリーグ世界選手権の予選D組、2試合目の
日本対カナダ
戦を早送り再生観戦し、日本が快勝してにっこり。
以前に作品を「フォトテクニック・デジタル誌」に寄稿したのだが、いまだに掲載誌が届かず、担当編集者とやりとりしているが、仕方がないので日本にいる弊社佐保にお願いして当該誌を購入してもらい、その画像を送ってもらった。
担当編集者は、グリーンルームフェスティバルまで取材に来てくださったり、とても気持ちの入った人だったのだが、どうやら競合のCAPA誌にサーフ写真を掲載したのが気に障ったようである。
サーフ写真を専門で撮る俺にとっては「寝耳に水」な話である。
両誌共に
「夏なので波乗りしている写真を掲載したい」
とのことだったが、最近サーファーを水中から撮ったのはエルサルバドルにてのドノバンだけなので、彼の作品のみを送った。
けれど、両誌のドノバン作品を見てもらうとわかるのだが、撮った日時場所が違うので、彼の着ているものからサーフボード、そして波まで別物なのです。
サーファーならば、バタフライとクロールくらい違うことは一目瞭然でわかるだろう。
編集者は「夏向けにサーフ写真」が欲しい、それなら船木に頼もう=彼なら普段からサーファーを撮っているのだろう。
と思われていたのだろうか?
今年の作品に限れば、ドノバン以外のサーファーのお見せできるような水中ショットは持っていないのだ。
俺は「波の写真を波の中から撮ること」を生きがいにしているので、サーファーが映っていない波の写真なら5万枚ほどハードドライブに持っているのですが...。
よく考えると、この雑誌社と俺は事前にこのサーファー写真掲載についての独占契約を交わしたわけでも、このエルサルバドル撮影に対する経費もいただいたわけではないので、この件に関しての編集者(編集長か?)の不満は「料簡が狭い」と思える。
競合誌CAPAの方は、もう少し初級者に向けたテクニックというか心得という内容で、こちら「フォトテクニック〜誌」はカメラ中級者に露出やISO、そしてホワイトバランス、ファイル種類の詳細を紹介したのだが、競合誌に掲載されてしまった、と昂ぶっている編集者にはあまりわかってもらえないようだ。
まあこんなことはよくある話で、俺にとってはあまり新しくないのだが、掲載誌くらいは送ってきて欲しい。
最初に寄稿したときは丁寧な礼文が掲載誌の中に添えられていたのに、今回は正反対な対応である。
同じ写真、同じ文章なら激昂してしまう意味がよくわかるのだが、これらは全て違うショットであるからなんとも言い難い...。
掲載誌発売からもうすぐ2ヶ月。
俺はいつになったらこの号を見ることができるのだろうか?
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
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13ft 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ_D大先生のSF_2灯フラッシュ_津村隊長ありがとうございました!
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