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船木:
昨日はさらなる反響だよ。
コメント13、「対決」関連のメイルが18通も届いた。
きんちゃんからは、長渕剛、キースリチャーズ、嵐山先生というリクエスト、Fgさんはミッキーなんていうのがあったんだけど、

他に

鉄腕アトム、教授、悟空、哲人28号、マイケルジョーダン、イトーヨーカ堂、ミスタードーナッツ、酢もも、東急ハンズ、手広交差点、ほっかほっか亭、トヨペット、オーシャングライド、西武ロフト、日焼けサロン、黒猫のタンゴ、ブックファースト、鵠沼プールガーデン、誇羅志屋、ユースキー、花水レストハウス、うな陣、とんかつ大関、モーリーブギー、原宿交差点のドンキホーテ、焼肉石竜、あんずジャム、ドトールのアメリカン、中トロ、鎌倉裏駅のスターバックス、美佐君、野菊、加藤さん、サイボーグ009、肉のシミズ屋、大谷商店、鎌倉ベーカリー、四国の飛行船、吉村屋、銀座木村屋、ナット・ヤング、ヒロクン、飯田橋料金所、新橋吉野屋本店、ガイ・タカヤマ、サイヤ人、零戦、ビックカメラ、キャンディキャンディ、まさる、ディッパーダンのアイスクリーム、金子スイミング、雄三通り、浜中華、岡本さん、森谷石油、ローソン、一平くん、ジャンクマーケット、ムラサキスポーツ、芋焼酎蘭、エビスビール黒生、鳥そば、音音、ニモ、全員に送信で来るメイル、ブラックバス、福島駅、横浜銀行、アイポッド、テキサス、ジェリー・ロペス、ナイキダンク、エレベーターガール、美ヶ原高原美術館、ハイネケン、ハイソックス、MLB試合球、スティービー・ワンダー、ワイアレスマウス、芦ノ湖元箱根のボート屋、夕陽、フェンウイックのロッド、芝刈り機、iPhone、スペアタイヤ、新幹線のぞみ、東京湾フェリー、マイクロカセット、ウエットの袖、セロハンテープ、ハイオクガソリン、風の谷のナウシカ、ハラミ、ガリ、イクラちゃん、アラワイ運河、ティファニー、ステファニー・パターソン、ジェイク・シマブクロ、ショウユチキン、ハレイワ、奄美の西さん、東海タクシー、スタッドレスタイヤ、オフショア、泳げタイ焼き君、鯉のぼり、プリクラ、西井さん、かけそば、キオスク、早川君、10円ヨーグルト、小田急町田駅、東横線、坂本九、アストロ球団、渋谷109、泰介さん、振り袖、ネットカフェ、雨の日の地下道、10分100円、アベベ、永江さん、谷沢くん、相談所、成田空港、ニライカナイ、コロコロコミック、グリーンヒルズ、森田先生、案内板、ぴんから兄弟、泣くなタケルくん、ゲームセンター嵐!、おそ松、トド松、十四松、カラ松、一松、チョロ松、イヤミ、チビ太、だよ〜ん、ぴょん吉、梅さん、おフランス、ポケット内の38円、70円残ったスイカカード、JR,ビアードパパ、骨董通り、兼坂さん、無印良品、サーファーズジャーナル、4GBコンパクトラッシュ、リコーGR-D、あずさ2号、デカパンさん、ホットヨガ、アイフル、バガボンド、アダムマスダ、ペドロスタコス、あんみつ、渡り鳥、EOS、ディズニーランド、迷路、クイズ、カルタ、ベーゴマ、7並べ、ブラックジャック、グラディウス、シャガール、イタリアンレストラン、ビリー・ジョエル、カジキマグロ、マリオカート、ローワーズ、ベン・ハーパー、扇風機、銚子一心のカツカレー、イワシの佃煮、十字屋、デイリークイーン、短ラン、ガンダムプラモ、ウメボシ殿下、惑星X、スターワールド、江戸前寿司、コスタリカ、ペドロ・マルチネス、中田(英)、246、月刊サーフファースト、クロックス、レインボウサンダル、BBQ,ツタヤのメンバーカード、吉浜の駐車場の領収書、部原デニーズの禁煙席、自動ドア、エスカー、サンシャイン60,味噌煮込みうどん、長谷川歯科医院、卓球、タクティクス、デパ地下試食、恵比寿ガーデンプレイス、キムカツ、土井さん、晴海、ビッグサイト、みなとみらい線、戦艦ヤマト、司馬遼太郎、おしん、三菱、トビウオ、屋久島首折れサバ、ペイタのパン、七里のおじさん、豪ちゃん、ギフーけんくん、ちりめんピザ、蚊取り線香、ダカイン、ボディグローブウエットスーツと色々あって、その中から絞り込んでいるんだ。

でもここで気負うことなく、さらりとC組をやりたいね。

昨日の結果がこれ。
表は一度作ると楽だね。
コピーペーストでポンだった。



柳瀬(タロウ):
こうして見ると、長嶋の強さが際だっています。
逆にドノバンのブロックは弱いですね。

船木:
C組はこれなんだけど、ヒート表だけ載せて対決は明日でもいいかな?


柳瀬(タロウ):
明日ですか?
別にいいですけど、どうしてですか?

船木:
今ね、公平さん率いる千葉組ご一行がイナリーズにお越しなんだよ。
だから合流してこようと思って。
昔、とてもお世話になったんだよ。
ノース初挑戦の時もポイントの入り方からうねりの見方まで教えていただいたんだ。
いまだに現役。
サーフィン業界のミスタープロサーファー。
いいよね。

柳瀬(タロウ):
もちろんです。

船木:
ではイナリーズ行ってくるよ。
メネフネマートで待ち合わせなんだ。
公平さん、いなり寿司きっと大好きだよ。

柳瀬(タロウ):
それでは明日、同時間ということで。

船木:
ぜひ〜!


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船木:
タロウちゃん、おはよう。
昨日は大好評だったんだ。
コメント9にメイルが15通。
わかる人にはわかるんだよ。
こんなにうけるとうれしいものだね。
結果表まで作っちゃった。



続きのB組をやろう。
これが表。




竜ちゃんのバックギャモンは明日のC組で、今日のB組には一郎51さんの「長嶋」を入れてみた。
でも長嶋さんに勝てるものなんてない気がするからダントツだよ。
逆にオッズは低くなっちゃった。
これにきんちゃんは一点勝負するだろうな。

柳瀬(タロウ):
賭けているんですか?

船木:
俺は知らないけど、きんちゃんはギャンブル好きだからZ33さんあたりと賭けていそうじゃない?

柳瀬(タロウ):
まずはそのZ33さんの大崎均。
ペンネームがブルース・カイパンさんでしたよね。
でもなんでカイパンなんでしょうか?

船木:
海パンにかけているんじゃない。
最終回だけカイパンズになってたのって知ってた?

柳瀬(タロウ):
いえ、それが何か?

船木:
まあいいや。
俺たち結構緻密なんだよ。

柳瀬(タロウ):
その大崎均さんとブッシュではどうなるのでしょう?
大崎さんは実在の人物なのでしょうか?

船木:
伝説の曽根均さん、逗子のきんちゃんがモデルと言われているけど、均ちゃんには息子はいないからな。
阪神ファンは一緒だね。
それにしても今のブッシュに勝てるものはないよ。
大崎均のハッタリも効かずに、逗子市民ごと捕らえられて、隠れ穴から出てきた均ちゃんが法廷で裁かれちゃう…。

柳瀬(タロウ):
じゃあ死刑ですか?

船木:
NAKISURFは平和の象徴だからそんなことはさせないよ。
俺の権限でブッシュはここで反則負け。
新春だし、夢がないと。
ついでに退陣で、ブッシュは南極に流して、自然保護に目覚めてもらう。
来年にはサーフライダーファンデーションの理事をやってもらい、私財を投げ打って、海の環境保護に目覚めるというわけ。

柳瀬(タロウ):
すごいですね。
ブッシュに悔い改めてもらう、と。
それでは大崎均さんの勝ち。

船木:
ネットオークション対イナリーズだ。

柳瀬(タロウ):
今回の目玉です。

船木:
イナリーズは真の波だから昨日今日出てきたネットオークションなんかに負けないよ。

柳瀬(タロウ):
だめですか?
イナリーズ1円スタートでも?

船木:
だめだめ、あの場所を売れるわけないじゃん、完全に虚構だよ。
家電ドットコムみたいに何千万円もダマされておしまいだよ。
あんなに簡単にIDを作れるんだから、業者の方が上。
「悪人短命」で、霊験深きイナリーズが先制、中押し、だめ押しの圧勝だな。

柳瀬(タロウ):
イナリーズが勝ちと。
じゃあネットオークションはさらに体にクリームを塗ったことにしましょう。
悪人短命って熟語ってありましたっけ?

船木:
あっそれね、今俺が作ったの。(笑)
それいいね。
体にクリームはK1秋山方式だな。
次は、おおー桂浜!
坂本龍馬先生の故郷の浜だよ。
相手は不二家の「賞味期限切れ牛乳製細菌シューロール」じゃ楽勝だよ。
事前審査が不合格で、なぜかここに名前が残っちゃっているだけ。
桂浜が不戦勝。

柳瀬(タロウ):
でましたね。
不戦勝。

船木:
桂浜はすごいんだよ。
行ったことないけど。(笑)

柳瀬(タロウ):
ここで一回戦の大一番の長嶋対ベッカム。

船木:
すごいね、ふたりともワンネーム。
長嶋とかベッカムだけで全てを表現できる人は少ないね。
イチローとかドラえもんも同じだね。
ベッカムは今日の新聞によると、MLSギャラクシーに移籍したらしいよ。
だからロスに来るんだ。

柳瀬(タロウ):
すごいですね。
でも長嶋には勝てませんよね。

船木:
当然。
長嶋さんに勝てるのってなんだ?
巨大台風みたいな異常気象だったらチャンスはありそうだよ。

柳瀬(タロウ):
では長嶋さんの順当勝ちで。
ベッカムは今日の話題性があったから、どうかな?と思いましたが、何も変わらなかったですね。

船木:
もちろん長嶋さんだからね。
次はドノバン対パラボリックストリンガー。

柳瀬(タロウ):
異種組み合わせですね。
パラボリックドノバンモデルを作り、それでドノバンの勝ちということではどうですか?

船木:
うーん、苦しいね。(笑)
パラボリックはメイヘムが考えたんだっけ?
それをFIREWIREが真似したんだよな。
元々はコールのグラブコンケイブが元ネタで、ドノバンに接点が何もない。
しかもドノバンは帰らずにギターを弾いて結果を待っている。
せっかく来てもらったからドノバンの勝ちにしようよ。
もうすぐベン・ハーパーツアーに行くし、忙しいのに来てもらったということで。

柳瀬(タロウ):
ドノバンですね。
よかった。
ここでドノバンが負けたらどうしようかと思いました。(笑)

船木:
ハウピアパイVSトム君。
これすごいね。

柳瀬(タロウ):
ハウピアパイは昨日食べたココナッツのパイということはわかりますが、トム君はともくんのことですか?

船木:
そう、そのともなり君。
彼はアップサイドダウン創業当時から俺を手伝ってくれているんだよ。
今はハワイ大学院生で、会計士の卵。
頭がめちゃくちゃいいよ。
宅建5段、英検1級、そろばんに柔術、剣道は江戸の千葉道場。
龍馬の孫弟子だね。
スピードデーモン好きでさ、このあいだもオーダーしてきたでしょ。

柳瀬(タロウ):
トム君と呼ぶのは抵抗ありますね。
ともくんでもよろしいですか?

船木:
いいよ。
で、どちらが勝ちかな?
俺友達だから何とも言えないよ。

柳瀬(タロウ):
ではハウピアパイの勝ちでいいですか?

船木:
えっ?トム君だめ?
また昼寝しちゃっていたのかな?

柳瀬(タロウ):
その通りです。
ともくんはいつも寝ているからハウピアパイを食べることなく、食べられちゃったのです。

船木:
まあいいか。
どうせ勝っても次で寝過ごして遅刻しそうだし。
ホノルル空港に迎えにきてもらう時もそんなことあったな。
ヴィナカ対松坂だ。
レッドソックスは彼に合計でいくら払ったんだっけ?
対するヴィナカはみんなで行ったボートトリップ、フィジー未踏島にあるすごいブレイクだよな。
タロウちゃんと、佐藤カズヤ、ブンペイにヴィナカインサイダーズさんとか西井さん、得♪さん、野又さんも一緒に行ったね。
トム君も大ちゃん、谷沢くんもいたね。
竜ちゃんに純城まで…。
今から思うとすごい旅だったなあ。
あそこはリゾートグループに買収されようとしていたんだよ。
でもちょうど俺たちの日程と重なって、投資家がサーフィンの楽園ということで視察しにきたんだけど、あまりの波の危険さに「ここは楽園ではなくて地獄」ということで投資をキャンセルしちゃったんだよね。
お金には負けないヴィナカ。

柳瀬(タロウ):
松坂はどうなるのですか?

船木:
確か100億円だよね。それに魔球ジャイロボールだから松坂の話題勝ち。
それにヴィナカはシークレットだから、あまり有名になってもイサオさんとかイエンがいい顔しないはず。
だからここまでなんだ。

柳瀬(タロウ):
予選1回戦最終ヒートはブラックレーベルとゲトー・ハウスです。
補足しますと、ゲトーハウスは元々メイヘムの幼なじみのポールが経営するグラスショップでコールボードもここで多くを巻いています。
船木さんのバットフィッシュもここで受け取りましたよね。

船木:
そうそう、朝4時から開いているグラスショップなんてここだけだろうね。
勤勉好きの俺はゲトーかな?

柳瀬(タロウ):
あっ、ここで物言いです。
ゲトーよりもブラックレーベルの方がすごいですよ。
プロ用の巻きで、通常ボードより強度を上げたんです。
相反するものを引き上げるということで、ぼくはブラックレーベルに軍配を上げます。

船木:
じゃ、ブラックレーベルで。

柳瀬(タロウ):
あっさり引き下がりましたね。

船木:
だって、そういえばそうだな、と納得したんだ。
「足が出てたのがこの角度からだと見えなかった」と審判長が説明すればお客さまも納得するでしょ。

柳瀬(タロウ):
国技館方式ですね。

船木:
そう大相撲なんだよ。
「ちゃんこ鍋」ってあったらブラックレーベルは負けちゃったかもね。

柳瀬(タロウ):
2回戦に入ります。
大崎均とイナリーズ。

船木:
ああこれはイナリーズの勝ち。
あの波は営業ハッタリ効かないもん。
圧倒的な波にパーリングしちゃうし、無理だよ。
均ちゃんの届いたばかりのコール新作ボンザーも折れちゃうから勝ち目ない。
あそこではAVISOか、いつ折れてもいいボロ中古ボードが一番。

そういえば前に茅ヶ崎に住んでいたんだけど、自称ビッグウエイバーが何人もいるんだよ。
その一人はいつも鉄砲通り裏にある「村さ来」でビール飲みながらいばっているんだ。
俺たちが行くと、
「オイこっちに来い〜」
と呼ばれてお酌させられて、
「昔の堤防がない頃は舟小屋からチサンまでパーフェクトで、10フィートでも全く平気だった」
と語られて、俺たちの世代は根性が入っていないと怒られて、お勘定を払ってくれればまだフェアなんだけど、なぜか割り勘。
しかも俺たちの方が後から行っているのに不公平だよ。(笑)
それからはのれんの隙間から覗いて、その人がいないときに行ってた。
来るとすぐにトイレに行って帰っちゃうんだ。
もっとひどいのは台風が来て、頭半以上になると、この人は絶対にいないこと。
今サーフィンワールドの編集をしているヨゲが言っていたけど、
「あの人、このあいだ胸くらいの波ではまってましたよ!あの話かなり怪しいですね」
だって。
もうこの人の存在が詐欺だよ。
話はそれちゃったけど、このきんちゃんはキンチャンズのパイオニアだし、ちょっと違うんだ。
ものすごい波もバンザイしながらチューブに入るし、それでもイナリーズはすごいよ。
神がかっている。
アンディやブルースがバックドアの練習をあそこでしているのもよくわかるよ。

柳瀬(タロウ):
今回は話が長いですね。
とにかくイナリーズの勝ちでいいですね。
次は桂浜と長嶋戦です。

船木:
断然長嶋さんだな。
桂浜もすごいけど、長嶋さんの前にくると全てのオーラを吸い取られて、オンショアスネ雨になっちゃう。

柳瀬(タロウ):
長嶋さんってすごいんですね。
ドノバン対ハウピアパイは?

船木:
ドノバンが「マイ・ハウピアパイ」って曲書いちゃって、それが売れてハウピアパイが感謝してドノバンの勝ち。
松坂とブラックレーベル対決だ。

柳瀬(タロウ):
これは松坂でしょうか?
100億、そしてプライスレスのヴィナカに買った勢いをすごく感じます。

船木:
そうだね、松坂の95マイル134球完投で。

柳瀬(タロウ):
その134球ってどこから来たのですか?

船木:
松坂って球数が多いピッチャーなんだ。
普通は100球なんだけど、彼は150球くらいでへばる。
だから、そして134は国道134号線というのが湘南にあって、海岸をずっと伊豆まで走っているんだ。だから波乗りするのは絶対にここを通るか渡るというわけ。
伊豆に行くとなぜか135号線になるんだけど、よく見ないと似ているから134で通している。(笑)

柳瀬(タロウ):
松坂が勝ち、ベスト4が出そろいました。
イナリーズ、長嶋、ドノバン、松坂。
この組は人名が強いですね。

船木:
順当だね。
イナリーズVS長嶋さんは、長嶋さんの勝ち。

柳瀬(タロウ):
えっ、イナリーズでもだめですか?

船木:
だって今イナリーズに鮫がいるから海に入れないよ。
長嶋さんはいつでもニコニコじゃない。
夢を壊さないから。

柳瀬(タロウ):
では長嶋が決勝進出ということで。
ドノバン対松坂は?

船木:
決勝が野球選手2人はまずいし、ドノバン帰っちゃうと思ったけど、まだいてくれるからドノバンにしようよ。
長嶋さんとの2ショットなら業界も盛り上がるし、一般の人にドノバンを知ってもらうチャンスだし。

柳瀬(タロウ):
ではドノバンが寄り切りということで。

船木:
ドノバンは寄り切りというより、 フェンダー・ストラトキャスターという勝ちにしよう。

柳瀬(タロウ):
フェンダー・ストラトキャスター、ジミ・ヘンドリックスのトレモロマジックですね。
それなら納得です。
決勝が長嶋VSドノバンです。
このままやりますか?

船木:
場所を東京ドームに移そうよ。

柳瀬(タロウ):
いいですね。
実際には行かないけど、気分的にということですよね。

船木:
そんなこと言わずにドームドーム。
福岡ドームでもいいよ。

柳瀬(タロウ):
それではドームで55000人を集めた決勝です。

船木:
スーツ姿の長嶋さんにドノバンが曲をプレゼントしたいということで、新曲「ジャイアンツフォーエバー」を弾き始めました。
その曲にうっとりとする長嶋さん。
曲が終わると長嶋さんがドノバンに抱きつき、その超カリスマ性を感じたドノバンがステージを降りて、長嶋さんの勝ち。

柳瀬(タロウ):
そんなに長嶋さんってすごいんですか!

船木:
それはそうだよ。
現存する国民的英雄はあの人くらいでしょ。
王さんもすごいけど、長嶋さんにはかなわない。
長嶋さんはインターナショナルだし、ドノバンなら軽くわかるはず。
そして鎌倉に波が出たと、竜ちゃんか泰介さんからドノバンに電話があって、そろそろドノバンは波に乗りたかったから、そういう裏話もある。
これが福岡ドームだと松尾くんかハーレイのマサキくん(原田)が唐津にナミアリマスーって連絡してきたことになっちゃうわけ。

柳瀬(タロウ):
長嶋さんは波までも味方に付けたのですね。

船木:
そうなんだ。




船木:
新春特別企画第3弾だけど、何も決まっていないんだよね。
でね、『NAKISURFなんでも対決』というのはどうかな、と。

柳瀬(タロウ):
それは何ですか?

船木:
単語を拾って、そのキーワードでもなんでも独断と偏見で勝ち負けをつけちゃうの、16単語をひとつの組として、予選をやって、その予選A—D組の優勝者で決勝戦として何が勝つかなあ?と思ったんだ。

柳瀬(タロウ):
よくわかりませんが、とりあえずやってみましょう。

船木:
俺イチロー好きなんだ。
メジャーリーグに入ってから新人王、MVP、首位打者2回、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞毎年6回、2004年は世界記録のシーズン262安打、2001, 2004, 2006 シーズン最多安打、そして新人から6年連続シーズン200本安打を達成しているんだぜ。
今回の優勝候補だよ。

柳瀬(タロウ):
それにしてもよく知ってますね。(笑)それでは関ヶ原の戦いよりイチローと。

船木:
野球大好き。
関ヶ原は戦争だからな、平和主義だからイチローのコールド勝ち。
暴力反対!

柳瀬(タロウ):
では予選1回戦第一ヒートはイチローが勝ち上がりました。
わかってきました。
おもしろいですね。
次はすごいですよ、タヒチのチョープーと中村竜くんです。

船木:
チョープーさ、このあいだ12月17日にホワイトハウスに季節はずれの南大波がきたでしょ、無人でさ、あのうねりがチョープーにもヒットしたらしいけど、それはすごい波だったらしい。
でもあのうねりの厚みと強さは身をもって知っているけど、すごかったなあ。

柳瀬(タロウ):
では竜くんにチョープーが勝ったということですね。

船木:
いや、彼はNAKISURFのライダーだからチョープーより強いんだよ。(笑)

柳瀬(タロウ):
そうしましょう。
友人愛と。
それでは2ヒート目は竜くんが勝ち上がりました。
次はすごいですよ。
新旧フィン対決です。

船木:
ホントだ。誰がこのヒート組んだの?

柳瀬(タロウ):
船木さんじゃないんですか?


船木:
適当に単語を拾っていったら200個くらいになっちゃったんだ。
そこから適当に選んたらこうなったんだ。
フィン対決はね、ラピュターだよ。一昨日のスタッフブログのハニコムブラックなんてマクラーレンSLRに勝るとも劣らずかっこよかったなあ。それと水に浮くし、フューチャーフィンの溝にも付けられるから「上段回し蹴り」でラピュタフィン。

柳瀬(タロウ):
マクラーレンSLRって5千万円くらいする車でしたよね。
それ並とはすごい。
でも次もすごいです。
チャンネルアイランドとメイヘム。
ある意味アル・メリック対ロストですね。

船木:
ううん、勝負はもうついている。不戦勝でメイヘムの勝ち。

柳瀬(タロウ):
えっ?どうしてですか?

船木:
あのね、今年からチャンネルアイランドってもうアルの持ち物ではなくて、バートンに買収されたんだ。
だから勝負にならないよ。

柳瀬(タロウ):
そうだったんですか…。
ビジネスの世界は厳しいですね、
次はハービー・フレッチャーとサーファーマガジンです。
これはぼくの意見ではハービーです。
いい人だし、波乗りもいまだに現役で、個人的に大好きなんです。

船木:
じゃハービーね。

柳瀬(タロウ):
AVISO FF対ダイアモンドテイルです。

船木:
これもすごいな、コールは昔からダイアモンドテイルを作っていたんだ。
そしてこのあいだからチャンネルアイランドがやりだして、それからメイヘムがSD4だっけ、あれで取り入れたでしょ。
コールの提案するのは2〜3年してからみんな真似をするな。
そういえば1年くらい前にコールにダイアモンドテイルをオーダーしたんだけど、まだできてこないよ。
完全に忘れられているね。

柳瀬(タロウ):
お客さま優先ですから。
それで軍配はどちらに上げますか?

船木:
うーん、将来性というか、未来デザインなのでAVISO FFに1000点。


柳瀬(タロウ):
はい、了解です。
次は、なんですか?このいなり寿司って?
クリス・ワードとだったら相手になりませんね。

船木:
だめかなあ?
俺好きなんだけどなあ。
タロウちゃんも毎朝ここで食べているでしょ。


柳瀬(タロウ):

......


相手になりません。
クリスです。

船木:
ではクリスの勝ち。
そうだよな。
それにしてもWCT最終戦のクリスすごかった。
セミファイナルまで勝ち上がらないと来年WQS落ちだったのに勝っちゃったもんな。
セミファイナルだって勝ってたようなもんだもん。
ジャッジに嫌われているのはハンデだよ。

柳瀬(タロウ):
最終ヒートはグラブコンケイブと明治維新です。

船木:
同着。

柳瀬(タロウ):
だめですよ。
同着じゃ2回戦で困ります。

船木:
そっか、西郷隆盛と坂本龍馬の勝ち。
歴史は変えられないし、グラブコンケイブはこれからまた勝てるよ。

柳瀬(タロウ):
いなり寿司との対戦だったら明治維新の圧勝だったのにヒート運が重要のようです。
ここまででイチロー、中村竜、ラピュタフィン、メイヘム、ハービー・フレッチャー、AVISO FF、クリス・ワード、明治維新が勝ち残っていますが、2回戦行きますか?

船木:
おお、タロウちゃん乗ってきたね。
やろうやろう!

柳瀬(タロウ):
イチローと中村竜くんです。

船木:
すごいなあ、優勝候補とジェダイの騎士か。
イチローは自主トレ行っちゃってもうヒートに現れなかったというのはどうかな?
どちらにしても温情采配で竜ちゃんの勝ち。
イチローはいっぱい賞取っているし、相手が竜ちゃんなら笑って譲ってくれるよ。
なんといってもこれはNAKISURFの新春対決だしね。
イチローは頭がいいから2ヒート目で竜ちゃんがチョープーに勝った時点で自主トレか牛タン食べに行っちゃったんだよ。(笑)

柳瀬(タロウ):
では竜くんの勝ちで。
ラピュタフィンとメイヘムはどうしますか?

船木:
むずかしいね、ラピュタフィンはやさしい名前だけど、メイヘムという意味は暴力的錯乱という意味だからメイヘムの勝ちだな。
勝負は厳しい、と。

柳瀬(タロウ):
さっき暴力反対って言ってませんでしたっけ?

船木:
もう忘れた。(笑)

柳瀬(タロウ):
ハービー・フレッチャーとAVISO FF対決です。

船木:
奇しくもバットテイルはハービーの次男ネイザン・フレッチャーモデルだったんだ。
親子対決みたいだな、でも未来的フォルムでAVISO FFの判定勝ち。

柳瀬(タロウ):
ええっ、ハービーが負けですか?

船木:
だめ?

柳瀬(タロウ):
まあ、いいです。
AVISO FFは見たことがないほどかっこいいですし、ハービーにはゆっくりしていてもらいましょう。
2回線の最終ヒートはクリス・ワード対明治維新です。

船木:
あっ、クリスはもう帰っちゃったって。

柳瀬(タロウ):
えっ?またですか?

船木:
前にロストが「Where is Wardo?」ってキャンペーンをやっていたでしょ。
その位、彼は同じ場所にいないんだ。
いたと思うとすぐに消える。

柳瀬(タロウ):
では明治維新の不戦勝。
でもみんな帰っちゃうんですね。
責任感みたいなものはないんですか?

船木:
俺のせいじゃないよ。(笑)

柳瀬(タロウ):
ベスト4が出そろいました。
中村竜、メイヘム、AVISO FF、明治維新です。

船木:
準決勝というわけだな。
まずはイチロー、じゃなかった、竜ちゃんとメイヘムだね。
これは竜ちゃんが「けたぐり」で勝ち。

柳瀬(タロウ):
えっ、もう勝負がついたのですか?

船木:
そう、竜ちゃんがメイヘムを蹴たぐって、メイヘムが怒って追いかけたら勇み足になっちゃったんだ。

柳瀬(タロウ):
メイヘムらしいですね。
かなり悔しがりそうですが、大丈夫ですか?

船木:
平気じゃない?
メイヘムは忙しいからもうシェイプルームに戻っているよ。

柳瀬(タロウ):
竜くんが決勝進出です。
でも優勝候補のイチローを破っていますから勢いがありますね。
AVISO FFと明治維新はどうなりましたか?

船木:
日本の歴史だけど、黒船来襲ということで、下田条約じゃなかったAVISO条約に俺がサインしちゃうからAVISOの勝ち。

柳瀬(タロウ):
そうですね。
色も黒いですし、黒船っぽい。
過去は振り返らないで行きましょう。
とすると中村竜とAVISO FFの決勝戦です。
このままやりますか?

船木:
もちろん!
そういえば竜ちゃんがAVISO FF乗りたいって言ってたけど、送ったの?

柳瀬(タロウ):
まだなんです。
ツールにモンダイがあるらしく、当初の生産ラインが遅れているそうなんです。
だから時間がかかっていて、予約のお客様全員にまだ渡っていないんですよ。

船木:
そうか、じゃあコンボスコアで竜ちゃんの勝ち。

柳瀬(タロウ):
コンボスコアって何ですか?

船木:
ASPは10点が満点でしょ。
だからベスト2ウエイブで、竜ちゃんが10.0、9.8ポイントを出して、AVISO FFが5.5、6.0だとすると、AVISO FFが勝つためには次の波で13.9ポイント出さなくてはならないんだ。
でも満点が10点だからそれは不可能。
そういうのをコンボ勝ちというんだよ。
ブルースがよくこれで相手をわからせているよね。
でも次のヒートで別人となって負けて、酔っぱらっちゃうらしい。

柳瀬(タロウ):
なるほど。
安定しないんですね。

船木:
天才なんだよな。
ある時は200%、あるときは50%と差が激しいんだろうね。
芸術家ならそのスランプの間、筆を折ればいいんだろうけど、サーフィンコンテストは順番がやってくるからなあ。

柳瀬(タロウ):
ということで中村竜くんが予選A組の優勝者です。
明日はB組の対戦です。
これ載せるんですか?

船木:
もちろん、俺のブログに載せちゃうよ。
いいでしょ?

柳瀬(タロウ):
船木さんのブログですからお好きなようにしてください。(笑)



奄美での竜ちゃん



野菊での結果速報に見入る竜ちゃん
今日も柳瀬と朝からイナリーズに行き、鮫が怖いのと、風がサイドだったので、ソフトサンドに。

連日の雨で沼になったオフロードをひた走り、到着すると北からのダブルオーバーサイズがズンズンと途切れずやってきていた。
セットで6フィートのクローズアウト。
地形が3フィートレベルなので、サイズと流れが海底に合っていないようだ。

すぐに引き返し、闘牛ポイントに行き、風が変わるまでファンサーフ。

それから柳瀬とラワイ潮吹き穴に釣りに行き、カサゴ、ブダイ、イシダイ、ベラの入れ食い状態。
大満足。

カラヘオの丘から夕陽を撮って、今日はおしまい。

そして、今日はシュガートーストブルースの最終回がやってきました。
ありがとう、ブルース・カイパンさん。

俺が感じたのは「みんな仲良くサーフ」ということです。

山内さん、そんなにえばらないで下さい。

明日からの第3弾は予告なしでお届けします。
お楽しみに!
(実はまだ決まっていないのです....)

****************************

(昨日からの続き)

2日後、紀伊半島の沖合いで、いまだ勢力を衰えず北上する台風24号がリーフに素晴らしいウネリを届けていた。

リーフの棚に炸裂してブレイクするその波はあまりにも美しく、完璧なシェイプでブレイクしていたが、ロータイドと重なり、その掘れ方とサイズに誰もパドルアウトできないでいた。

たいがいこんな状況の時は山内が一人パドルアウトしていくのだが、その山内もポイントを見渡せる丘の上に立って腕組みをしながらブレイクを見つめているだけだった。

「ケンちゃん、マジで行くのかよ?やめとけよ」

無言で7’2”ガンにワックスアップをしていた健一郎は、泰二の静止にニッコリ笑って答えた。

「Goでしょ!」

何度か巨大なスープに押し戻され、逆さになりながらも健一郎はアウトに出て、フゥーと呼吸を整えて岸を見ると、丘の上はギャラリーでいっぱいになっていた。

「うへ〜、すげえ!いつも割れてるトコより全然沖じゃん。セカンドリーフ?なーんて。今日はノーサーフっすね」

先日ブルックスサーフのデッキにいた若者達も次々と丘の上に到着して山内の隣に陣取ると、アウトで一人波を待つサーファーの姿を発見した。

「え?マジ?誰あれ?山内さん、あれ誰っすか?」

若者の問いかけには耳を貸さず、山内は健一郎の動きを追っていた。

健一郎は、山のようにうねるセットの一本目を見送ると、二本目の波に向かってパドルした。

今まで経験した事のないサイズにプレッシャーを感じながらも、ノーズを反転し巨大なウネリに合わせるようにパドルすると、スーっと何かに持ち上げられるような感覚を得た。

「今だ!」健一郎はグッとノーズを下げテイクオフすると、凄いスピードで一気にボトムまで滑り降りていった。

そのスピードと前方に見える波の壁に躊躇してバランスを崩しかけた健一郎だったが、なんとか体勢を立て直し、ボトムターンすると巨大なバレルが健一郎を包み込んだ。

しばらくバレルの中を走っていたが、波を巻き上げるパワーと硬いフェイスに耐えきれず、そのままの体勢で波と一緒に巻き上げられた。

最初の衝撃で、今まで体験したことのない激しさで水中を吹っ飛ばされた。
息はもちろん、思考までも止めて、その恐ろしい波の中を漂った。
ある程度したところで、揺らぎ遠くになった海面の光を確かめると、努めてゆっくりと泳ぎ、途中でボードが健一郎に追いついて、リーシュを持ちながら浮上していった。

「ブッハー」海面に顔を出すと、歓声とも奇声ともとれる声が丘の上から聞こえてきた。
健一郎は恥ずかしそうに軽く手を挙げて応えると、再びアウトに向かってパドルを始めた。

その後、怒濤のセット群が沖に現れ、その筋は十数本に達していた。

沸くブルックスサーフの若者達。

「ははん、あいつの臨終を俺たちは見れるというわけっすね」

「最高ー、喰らえ、喰らえー!」

「あんな奴沈めちゃえっ!!」

次々と最低なヤジを飛ばす若者たちを山内はとがめた。

「お前らな、あの波の下に行ってからそう言ってみろ!」

全員恥ずかしそうに黙る。

海に目を戻すと、まず一本目が健一郎に降りかかるところだった。
ボードの上からワイメアジャンプで飛び込む健一郎。
リーシュから引っぱられたガンが波に吸い込まれ、2度ほど泡の上に姿を現し、また深く消えていった。

しばらく発ってからやっと浮いてきた健一郎に再び襲いかかる波群。

彼はやがて、鳥居がある岬の前の岩場まで押し流されて、それでもチャンネルに向かってパドルを続けていた。

全員がそのリアルで、危険な状況を見て、息を飲んでいた。
やがてセットは去り、カレントは健一郎をチャンネルまで押し出した。

チャンネルをリズム良くパドリングする健一郎。
彼が沖で波待ちをする頃には、見物者たちには長い時間が経っていたように感じた。

またセットのうねり群が水平線から一本、さらにと続いてやってきた。

ガンが小さくなったように感じられるほどの圧倒的なフェイスに漕ぎ入ろうと、パドリングをしていくのが見える。
一瞬波が切り立ち、リップが大きく動いた。
オフショアのスプレイが彼を隠し、見えなくした。

その次の瞬間、健一郎はビッグドロップの姿勢を立て直し、ボトムターンに入った。
そのまま斜面を滑走し、山内を除く全員が大きく「ウオー!!!」と力強い歓声を上げた。

プルアウトまで見届けて、若者のひとりが「やばい...」という表情で山内を振り返ると、腕組みをし、険しい顔で見ていた山内はふと口元を緩めてつぶやいた。

「わからされちまったなぁ。小僧、俺の負けだ‥」

山内は、いち早く丘の上からクローズアウトセットを確認すると、健一郎に向かって指笛でその危険なセットの到来を知らせた。

台風24号、いみじくもこの台風についた名前は『PEACE』だった。

完。

©ブルース・カイパンズ2007


これはキンチャンズ全景図。

今日はハナレイ、ハエナ岬、キラウエア岬に行ってきました。
波は少し下がり、ストームが近づいているので、大雨、晴れ、小雨、曇天の繰り返しの忙しい日。
パームツリー右側で入り、柳瀬はQちゃん初ライドを決め、ライトでグイーンと走っていました。

さて、第二弾3回目、いよいよ明日が最終回です。
均と健一郎はどうなるのか?
ブルックスサーフに乗り込みます。

*************************
byブルース・カイパンズ

(昨日からの続き)

ブルックスサーフに着くと、均は店の死角になる木の横に車を停めて外に出た。
健一郎も出ようとしたが、均は首を2回横に振ってそれを静止して一人で店に向かっていった。
健一郎は車の中で待っているのも落ち着かないので、木の陰に隠れて様子を見ることにした。

外のデッキでは山内を囲んで5人程が談笑していた。
均がデッキの階段を上がっていくと、デッキにいた全員が見慣れないアロハシャツを着た男性の事を上から下まで凝視してきた。

「おいっ!」

山内が一言言うと、全員が気まずそうな顔をして均に向かって軽く会釈した。

「ウチの若い奴らがすいません。いらっしゃいませ、何かお探しで?」

そういう山内も、こんな入りにくい雰囲気のローカルショップにふらりと入ってきた均の事を少し不思議に思っていた。

「どうも、大崎です。山内君僕の事憶えているかなぁ?」

均が物腰柔らかく山内に問いかけた。

「大崎さんですか?いや、すいません。いつ頃お会いしましたっけ?」

「憶えてないだろうな、もう何十年も前の話だから。山内君が若い頃、何度か私の車に乗って波乗りに行ったんだけどなぁ。大勢いたしね、憶えてないか..」

木の陰で様子を見ていた健一郎はひっくり返りそうになっていた。

親父がサーフィンやっていた?
山内を海に連れて行っていた?
という事は伝説のパイオニア世代!?

さっき一瞬見えたグレッグ・ノールはあながち間違いではなかったのかもな。
デッキにいた他の若者も、突然のパイオニアの来店に話を中断し、耳を傾けた。

「大崎さん、先輩の事忘れるわけないじゃないですか、お久しぶりです。まだサーフィン続けてらっしゃるんですか?」

突然何かを思い出したかのように山内は均に握手を求めた。
健一郎には均が一瞬ニヤリと不敵な笑みを浮かべたように見えた。

「いやいや、若い頃だけだよ。今ではすっかりこんな体になっちゃってね」

「あはは、まだまだイケますよ、で今日はどうしたんですか?」

山内の問いかけに均は一瞬言いづらそうな表情をしてから口を開いた。

「実は私の息子の健一郎がそちらの若い子とトラブったらしくて、まあ山内君のお店の子とは知らなかったらしいんだけどね、ちょっと悩んでたんで私が話をしてみようかな。と思ってね」

5秒程、静寂の時が流れた。均が山内の顔を覗き込むと、少しぎこちない笑顔で山内が答えた。

「大崎さんの息子さんだったんですか。いや、自分の所のカワイイ子たちを守るのは僕の役目なんでね、相手には多少のリスクを背負ってもらわないと。というのが僕の考えなんですが、先輩直々のお願いなら受けない訳にはいきません。わかりました、彼には私の方からよく言っておきます」

デッキの若者達は一様に驚きを隠せないでいた。
無理もない、陰ではヒトラーとも揶揄される山内があっさり要求を飲み込んだのだ。

このオヤジただ者じゃない。全員がそんな表情で均を見つめていた。

中には動揺しすぎてTシャツをジーンズの中にしまう者もいた。

「ではまた海でお会いできるのを楽しみにしています。」

山内が均を店の外まで送り出すと、デッキの若者達も立ち上がって深くお辞儀した。

均はニッコリ笑って頷くと、少しぎこちなくハングルースをしてみせた。

親指と人差し指の立て方が逆で、スタンハンセンにも見えたが、健一郎の方に向かって歩いてくる父はやはり『グレッグ・ノール』だった。

「ケン坊、俺もなかなかやるだろ?見直したか?」

ブルックスサーフを出て、2つ目の交差点に差し掛かろうとした頃、均が健一郎に話しかけた。

「オヤジすげーじゃん!なんで今まで黙ってたんだよ、サーフィンやってたなんて母ちゃんからも聞いた事ねーぜ。しかも山内さんの先輩だったなんて、あそこのリーフを開拓した人達の一人だろ?伝説だよ、パット・カレンだよ。つー事は俺はトム・カレンか?アハハーすげ〜や!」

とんでもない先輩サーファーが今自分の隣にいる事と、ここ数日悩み続けていた事がクリアーになった事で緊張の糸がほぐれた健一郎は、少しナチュラルハイな状態になっていた。

均は苦笑いをしながら答えた。

「ケン坊、父ちゃんサーフィンなんてしたことねーよ。」

「はい???」

「お前俺が何年営業やってると思ってんだ、体育会系タテ社会ってのはな、先輩が一番強いのよ、例え見た事のない先輩が現れたところで否定する奴なんてまずいねーよ。それがタテのもろいトコでな、ある意味オレオレ詐欺だな、古いか?ガーハッハ」

助手席の健一郎は口をポカーンと開けたまま固まっている。

「健一郎、よく聞けよ。あれは嘘じゃあない、スキルだ。人にはな、時間ってのは平等に与えられてんだ。だけどな、センス、才能ってのは平等じゃない。才能あるやつを追い抜くとしたらスキルを磨くしかないだろ?俺の場合、営業成績あげるにはこれしかなかったんだ。いやな大人になっちまったもんだ。俺も若い頃波乗りにでも出会っていればな。少なくても山内の目は俺より澄んでたよ」

もっともらしく、訳の分からない事を言った後、黙っている健一郎を見て均はポーンと健一郎の肩を叩いた。

「しかしこんな所で役に立つとはな。結果オーライだ、結果オーライ!」

結果オーライ。あまりにも均らしい楽観的な片付け方に、一瞬にして「伝説のサーファー」から「いつものオヤジ」に戻った均を見て、健一郎は苦笑した。

「だな、結果オーライ、結果オーライ。でも絶対オヤジみたいな大人にはならねーからな。」

「アハハ、その方がイイな。」

健一郎はダッシュボードから均のお気に入りテープを出してカーステに差し込んだ。


同じ頃、ブルックスサーフのデッキはザワついていた。

「えー!?あのおっさん、山内さんの先輩じゃないんですか?」

「とんだ茶番だな..」
大崎均を見送った後に吐き捨てた山内の言葉に若者の一人が過敏に反応した。

「大崎なんて先輩はいないよ、だってあのポイントを開拓したのは5つ上の俺の兄貴とその友達の『風神・龍神』川中風太、龍太の兄弟の3人だけだぞ。おまけに兄貴達には一回も車で海になんて連れて行ってもらってないしな。ガキの俺が邪魔だったんだろうな、いつもチャリンコだったよ。車で海に行ったのなんて免許とってからだよ」

「じゃああのオッサンの言ってたのはデタラメだったんすか?」

「だから茶番だって言ったろ?途中から話に乗ってやってたんだ。あの小僧もあそこの木のかげから見えてたしな」

山内はさっきまで健一郎が隠れていた木を指差しながらそう言った。

「この俺を親子でだまそうとするとはな、あの小僧の事は許さねえよ」

不敵に笑ってデッキのテーブルを叩くと店の奥に入っていった。

(明日、最終回に続く)
今日は北西のうねりが入るというので、ソフトサンドへ。

ちょうど今、弊社柳瀬がバケーションを取ってここにいる。
イナリーズ、闘牛ポイント、トムクンズ、ホワイトハウスと視察を終え、とうとう冬の代表ブレイクにやってきたのだ。
あいにく天気は晴れ、曇り、そして大雨とバリエーション豊かで、風は弱いサイド。
波はダブルちょいくらい。
ダブルと言ってもノースショア、しかもハワイ諸島で一番北の島、つまりオホーツクで作られたうねりが長い距離を旅してきて、そのまま最初にぶつかるのがここ。
波圧が違う、うねりのスピードが速い、波長が長い、砕ける破壊力は同サイズの大陸波とはくらべものにならないのだ。

ここはイナリーズと違い、結構沖で待つことになる。

遠浅なので、セットが入ってくると、本気でパドリングをするのだが、たいてい大型なのは、無情にも鉄槌のように頭の上にリップが降ってくる。



こんな天誅セットを喰らうと、ダックダイブしたまま縦2回転、斜めきりもみ、ムーンサルト、バックドロップ等々と、波によって繰り出されるアソート拷問となる。
それらにも無言で耐える俺たち。

今日、感動したのが柳瀬の根性である。

最初に入ったとき、一発目を乗った柳瀬に対し、ソフトサンドちゃんは大波6連発の洗礼を喰らわせた。
そのままインサイドまで持っていかれた柳瀬。
普通の人なら絶対に岸に上がるほど打ちのめされたはずである。
なのに、彼は沖に向かってパドルを続けていた。

その後、3連、5、4のフィーバーがあったが、40分後、うねりが来なくなった時に柳瀬は砂を巻き上げるインサイドセクションを超えてパドルしてきた。

「いまだ!」

と手を廻し、早く速くはやく、ハヤクとおいでおいでをする俺。
沖にセットはまだ見えない。
なんとか滑り込みセーフ。

はあはあ、俺まで疲れたよ。

その後3時間に渡るセッションを行い、広々としたピークの上で、山々の連なり、大きな無人の砂浜を遠くに眺めながら、バレル、レイトテイクオフ、トップターン、カービングターン、江戸前プルアウト、火事場のアイランドプルアウト、スープの下グラブレイルと、

「しんのサーフィング」

を満喫しました。

この場合の「しん」は真でもいいし、芯、または神、信、深、辛、震、伸、進、沁、沈、心かなあ。

俺たちは岸に上がって、あらかじめアイスボックスに入れて用意してきたハイネケンビール(瓶)をゴポン(栓を抜く音)グビグビグビーっと!。

おいしー。

めでたしめでたし。

今日も生きています。
柳瀬も無事です。

ここからブルース・カイパンさんの投稿コラムの続編です。
ぜひ!

************************************************
(昨日からの続き)

「おい、ケン坊、手が震えてんぞ?それともアレか、女に振られたか?ガッハッハー」

健一郎の父、均が茶化してきた。

「ウッセーよ!」
「なんだと〜、親に向かってその口の利き方はないぞぉ」

いつもの調子の適当口調。営業一筋30年、阪神戦と晩酌しか楽しみのない54歳。

調子のいい所は好きだったが、健一郎にとって均は決してカッコイイ父親ではなかった。
マイク真木が父親だったらと、何度思ったかわからない。

「なんだ、ケン坊。悩み事なら聞いてやるぞ?」

普段なら絶対にこんなオヤジに悩みなど打ち明けないのだが、かなり切羽詰まっていた健一郎は堰を切ったように均に全てを話した。

「フ〜ン、そうか。ガキにもいろいろあんだな」

均はテレビの画面に映る「阪神×巨人戦」を観ながらそう言うと、金本のホームランに小さくガッツポーズして席を立った。
やっぱ話さなきゃ良かった。
一瞬でも均を頼った事を健一郎は激しく後悔していた。

しばらくすると、書斎という名の倉庫から均がアロハシャツを着て出てきた。

「ケン坊行くぞ!」
「どこにだよ?」
「そのブルドッグサーフとかいう店だよ」
「ブルックスだよ、行って何すんだよ!」
「いいからついてこい」

均の突然の行動に健一郎は戸惑っていた。
なんでこいつと?
なんでアロハシャツ?
さまざまな疑問点があったが、アロハを着た恰幅の良い均の後ろ姿が一瞬グレッグ・ノールに見えてしまった健一郎は、何かに吸い寄せられるように均の車の助手席に座っていた。

「おうっケン坊、テープ裏っ返しにしてくれ」
「またこれかよ〜!」

古ぼけたカーステからいつものように「六甲おろしオマリーバージョン」が流れてきた。

「オヤジ、オマリーバージョンはよせよ」
「ハハハ、ケン坊、オマリーバージョンはな、2番がイイんだよ。わかるか?わっかんねーだろーなー。おめーは巨人ファンだからな。1985年生まれのくせして巨人ファンとは、バチ当たりもいいとこだぞ」

そう、健一郎が生まれた1985年は万年Bクラスだった阪神が優勝した年だ。
均は続ける。

「お前が産まれた時な、名前を掛布から取って「雅之」にするか岡田の「彰布」にするか迷ったんだぞ」

「何回も聞いたよ!それか真弓か源五郎丸かって話だろ?真弓も源五郎丸も名字だから!って何回突っ込んだかわかんねーよ」

均は決まって車に乗るとこの話を始める。

猛反対の末、「健一郎」という名前にしてくれた母にはこの話を聞くたびに感謝していた。

「もうテープ出すからな」

イジェクトボタンを押してテープを取り出したその時、切り替わったAMラジオのナイター中継からは二岡の逆転スリーランを興奮気味に実況するアナウンサーの声が飛び込んできた。

健一郎は小さくガッツポーズして均にウインクしてみせた。

均は苦虫を噛み潰すような顔をして、「だから井川は替えるなって言ったのに」と言った後ボソっと呟いた。

「不吉だなぁ...」

(明日へ続く)
昨日から天気が悪く、暗い朝となっている。

吹きこむ風が南南西から、しかもかなり強くなる。

30ノット程度だろうか。
これだけ吹いたら波よりも風のスポーツ、ウインドやカイトサーフィンはすごいことになっているのだろうな、とマウイの友子さんに電話をすると、「吹きすぎて、ゲレンデはジャンクよー。これじゃできないなあ」だって。

なんでもほどほどがよろしいようです。

でも夜明け前は一瞬弱いオフショアとなる。
それを見計らって夜明け前からイナリーズに行っているのだが、昨日から少し気分が乗らない。

つまりあまり海が輝いて見えない。

海は暗く、波も悪そうで、風は寒い。
普段は雲を見ると、あれはマナティ、これは鳥、ピカチュー、パンダとやっているんだけど、今日は何も想像できない。



だから海に入っていても気分がすぐれず、盛り上がれず、何かに襲われる恐怖を持っていた。

暗い影を見ると、鮫?と目を凝らしていた。

(ちなみにここは鮫のメッカで、毎年何かしらのシャークアタックが起きている場所である)



そんな状況だから、海に入るのを止めておけばいいのに、沖に泳ぎでて、純粋な夜明け色のバレル写真を



撮っていたら、

「グワー!!」

と悲鳴に似た獣の叫び声。

すわっ、アザラシが鮫に襲われて断末魔の声を発したのか!?

と緊張しながら岸に泳ぎ始めると、20m沖に大きな鯨がザッバーンと現れた。

ああ、鯨だったんだ。
と安堵し、そのまま海に残り、しばしホエールウオッチング。

良かった良かった、と写真を撮ったのがこれ。



でね、帰ってきたらカイル・マリグロから電話で、「お前今日も海に行ったのか?TVニュース見たか?ハウジングでサーファーが襲われたよ」だって。

ハウジングはイナリーズのお隣ビーチで、簡単に言うと、3kmの差でしかない。
鮫はきっとイナリーズを泳いでいたはずだ。

それを感じて俺の気が滅入っていたのだと思う。

鯨は鮫が苦手、とすると逆もありえるはずだ。
もしかしたらこの鯨が俺を守ってくれたのかも、今日の作品をRAW現像しながら考えていた。

もっと直感を大事にしなくてはなあ、と思い知らされました。


さて、昨日お知らせした。
新春特別企画#2です。

読者からコラムがメイルされてきました。
日本のローカリズム問題がチラホラ。
完結まで毎日連載します。

なお、掲載者には私の命がけで撮った波写真をプレゼントします。
ブルース・カイパンさんは住所をメイルしてきてください。
ノースハワイの消印を添えて郵送します。

ではぜひ!
***************************************


シュガートーストブルース

byブルース・カイパン


健一郎がさえない顔をしているのにはワケがあった。

数日前の某リーフポイント、ここ数日20度線あたりで彷徨(さまよ)っている台風からの恩恵で、彼は胸-肩サイズのファンウェイブを楽しんでいた。

サーファーもさほど多くなく、平日の午後、慌ただしい社会から完全に隔離されたこの場所で、残り少なくなったトランクスデーを満喫するには充分すぎるほどの穏やかな日、そこにいるサーファー全員がそう感じていたに違いない。

しばらくすると、完全に海外波乗りDVDに影響されていると思われる、トランクスからケツが半分以上露出している見慣れない若者サーファー数人が入ってきて、そのうちの一人に健一郎はドロップインされた。しかし、その平和な雰囲気を壊すのは嫌だったので、彼に向か�って軽く牽制するだけにとどめておいた。

健一郎に睨まれたのが気に入らなかったのか、彼は健一郎がテイクオフしようとした恐らくその日一番の波を、健一郎の目を見ながら再度ドロップインしてきた。

このポイントでサーフするようになって6年、まだまだ『The Day』にはピークに行く事すらできないが、このリーフを愛するローカルサーファーとして許される行為ではなかった。

『ローカリズム』という言葉をはき違えた、我が者顔の一部の連中のバイオレンスな行為が一番嫌いな健一郎であったが、「今、この状況は違う」と自分に言い聞かせて若者をパンチアウトした。

もちろん、インサイドで若者に向かって口頭で注意したが、鼻で笑うような態度をとられた末の行為である。
右の拳が痛かった。

もう一度パドルアウトしようとしたが、拳の痛みとアウトに険悪な空気を持って帰るのに気が引けたので、そのまま岸にあがった。

車に戻ると、その一部始終を見ていた友人の泰二がニヤニヤしながらこう言った。
「ヤバイぜ〜、健ちゃん。今殴った奴、ブルックスサーフの若い奴じゃん。あそこのオーナーの山内さん、身内のゴタゴタには必ず顔ツッコムからさぁ、やっかいな事になんなきゃいいけど….」

ブルックスサーフのオーナーがどういう人物かなんて泰二に言われなくてもわかっていた。
このポイントでいうとパイオニアの次の世代、もうかれこれ30年近くこのリーフでサーフしていて、パイオニア世代がいない今、年代的にも経験的にも誰も彼に逆らえるものはいない。

ショップに通う連中は彼が黒といえば黒、白と言えば白。というくらいの独裁者的な存在で、とにかく「縦」のラインを大事にする人だった。

この辺一帯でサーフするなら山内の所にいるのが一番無難なのだが、健一郎はブルックスサーフのその「縦社会」が嫌いで、ブルックスサーフから枝分かれした、枝分かれというと聞こえはイイが、実際は目の敵にされている先輩の経営する小さなショップに所属していた。

当然、こんな時に頼りになる先輩ではないのはわかっていたし、巻き込むのも嫌だったので、健一郎は一人でどうにかする方法はないものか?と夕飯を食べながら考えていた。

山内の取り巻き達に囲まれた自分を想像して、箸を持つ手が震えていた。

(明日へ続く)
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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