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今年の夏は雨が多く、「暗くなったなあ」と気づくと、バタバタ大粒なのが落ちてくる。
先日、マンゴーが季節と書きましたが、このパパイヤも旬なようでたわわに実っています。
恵みの雨とはよく言ったもので、雨のせいか植物が生き生きとしている。
↑これは甘い芳香を放つプルメリア。
足がもつれて倒れそうになるほど良い香りで、夢の中をさまようようにシャッターを押した。
夢と言えば今朝見た夢が怖く、そして楽しかったのだが、目を覚ました瞬間に全て忘れてしまった。
どんな夢だったのかを知りたくて、その微かな残り香のように散らばってしまった記憶をたぐるのだが、何も拾えないまま波乗りをしていた。
昨夜から強くなったトレード風のせいで、でこぼこの斜面となり、昨日までの波の良さを知る。
波待ちしていると、たまに熱を持った夢のかけらが持ち上がるので、それを丁寧に拾い上げて記憶を持ち上げようとするのだが、その内容に触れようとすると、砂が砂浜に混ざるように消えていく。
いったい何の夢だったのだろうか?
さて、昨日お伝えしたスティーブ・キャバレロとノアのスケートセッションの模様です。
↑この位置のグラインドに固執していたスティーブ。
↓オーリーでランページにドロップインする荒技。
(ノアは真似してはいけません)
物持ちが異常に良い俺の1984年製キャバレロモデルを見せると、「まさか、このボードがこの島にあるとは....」と驚き、もっちもちの顔になったスティーブ。
「龍年生まれだからドラゴンがモチーフなんだよね」
と言いながら感慨深げであった。
で、もちろんサインをしてもらいました。
プッシュピン以外はオリジナルで、その昔トレッスルズの坂を下りる用に購入したので、いわゆるミントコンディションである。
もう一人の誠実な講師ウイリー・サントス。
ノアとスティーブ。
ノアに「ねえスティーブは上手でしょ?」
と聞いたら
「ん?もうオジシャン(おじさん)」
と何も分かっていないので、いかに彼がすごいかを説いたら少しは理解したようだ。
スティーブ・キャバレロはこの11月で44才になるという。
炎天下の中、スケートをしっぱなしで、その体力と穏和な物腰に感動しました。
ありがとうございます。
少年とオジシャンの夏はまだ真っ盛りです。
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波がさらに上がってきました。
南南西うねりは闘牛で頭、そしてホワイトハウスで5フィートサイズ。
5フィートというと軽くダブルはあり、波の圧力もさることながら海のパワーに畏怖する。
ホワイトハウスのピークはこんな感じで、底掘れ伝説波がここにある。
このマーク・ホワイトは還暦を超える大先輩なんだけど、今日もショートボードでホワイトハウス波を征服している。
細い足腰、だが技術と経験で際どい波に魔術のようにひらりと乗ります。
彼のサーフィングから学ぶことは多い。
「昨日ピークでダックダイブ(ドルフィンスルー)したら新品のボードが真っ二つになったんだ」
と今朝会ったらこのホワイトハウス波の重量を伝えてきた。
こんな波じゃあ、どんなボードでも折れますよね。
ここで一本思いきりリップから飛ばされた、と昨日書きましたが、今日はそのリベンジセッション。
セット波が入った。
数は5本?
昨日の2〜3本セットから増えている。
波の位置は海底から沸きあがるボイル(泡)とリーフの亀裂でわかるので、このセットに見合う沖のその位置まで移動するが、岸に向かう流れがやたら強く、いくら漕いでも前には出ずに同じ位置をキープするだけだった。
このまま進んでも喰らっちゃいそうなので、チャンネル方向(左)に逃げる。
すると、すーっと流れはじめる。
リーフブレイクの波間はいつも不思議です。
2本目をやりすごし、そこから一気にピークに入る。
ピーク付近にマークがいて、5本目狙いの彼は俺に4本目、つまり目の前にある波壁に「GO−GO!!」と叫ぶ。
「SURE!!」
と叫び返し、ピークのこぶとリーフ位置が合った場所でノーズを岸に向ける。
左右にぶれないように全速力パドルの開始だ。
全速でないと、リップまで持ち上げられ、ひどい目に遭うことを体で知っているので、この2ヶ月で一番真剣に漕いだ。
こんなときガンタイプのボードは速く、海面の凹凸を細いノーズでかき分けてくれるのでうれしい。
ボードが全速になって、次に波が追いついてきた。
その後、一瞬全てが止まった気がして、そしてノーズから波に吸い込まれるように落ちていく。
右側のレイルを入れ、スピードが上がり、レイルが浮き上がってテイル側だけ波壁に噛んだところで、さらに壁側に体重をかけて波に張りついた。
こうしないと、というか真っ直ぐ降りちゃうと、ボトムでリップに爆撃されるので波内部に留まるようにする。
右腕を波の中に深く入れ、ストールさせる。
これで姿勢と速度を安定させ、視界がまん丸のバレル景になるのを待つ。
しかし、この波は掘れすぎてバレルにはならず、きっと俺は大きな弧の斜面を滑っていたのだろう。
斜面の硬さが変わったようで、後ろから押されるようにまた加速する。
ここまでくればもう安心だ。
そのままセカンドセクションを「棒立ち・矢吹ジョーの両手ブラリ戦法」よろしく走り
ぬけ、最後のセクションで大きなカービングカットバックでホワイトウオーターに突っ込み、グルグルに巻かれて浮かび上がると、次の波にマークが乗っていた。
俺は右腕を上げ、ハングルーズサインを出すと、マークも満面の笑みで同サイン。
不思議なもので、こんな極限の波を分かち合うとこころが通じあうようで、お互い何も言わなくても彼のその波滑走のヨロコビが伝わってきた。
それから彼が行ったフィジーの波の話をして、15フィートのクラウドブレイクだったら、ハワイトハウスの4フィートの方が危険であるとか、昔から変わらないこの波のこと等々、興味深い話が聞けた。
こんな波の日でないとこういった話題にはならないもので、それは完全に俺に吸い込まれるように理解した。
波はサイズではない、ということでした。
海から上がって、ノアをスケートボード・パークに連れて行くと、彼の友だちがいっぱい来ていた。
左からノア、キャゥイー、トーファー、ジョナサン、アッシャーのスケートキッズです。
なんでもスティーブ・キャバレロが彼らに稽古を付けてくれているそうで、それでみんな集まっていたのですね。
明日カメラを持って彼の今を撮ってきますね。
去年のクリスチャン・ホソイに引き続き、この夏はキャバレロかあ。
アメリカのプロたちはこうして低年層の指導に廻っているのですね。
すばらしい!
と、感動していると、カイル・マリグロから電話があった。
ホワイトハウスのコンディションを伝えると「ブラウンハウスだ!イエィ!」とそのシークレットに行くと言う。
でもあそこは岩だらけで、こんな日に行ったら大変なのでは?
と思うのだが、まあカイルだからきっと大丈夫だろう。
闘牛岬に行ったフレディから「オーバーヘッド最高だぁ!」電話があった。
ん?オーバーヘッド?ホワイトハウスはその倍は軽くあってすごかったよ。
と言うと、「あそこでやったのか!ひゃあ怖い怖い...」と謙遜していた。
明日の波はどうなるのだろうか?
と波ばかり気になっているが、しっかりこうして仕事場に戻り、dictionaryのNAKISURF広告デザイン、壁紙3種、サーファーマガジン用の写真編集中です。
またも真夏日。
しかも波が上がりはじめました。
南南西うねりでオーバーヘッド。
つまり3フィート(フェイスで8〜9フィート)は軽くあります。
夜明けのホワイトハウスがいい波でした!
拡大画像↓
無人で、もう狂いそうになりながらブログ用にピストル6'4"とホワイトハウス、そしてまだ走っているサビタ号と記念撮影。
このジミヘン仕様MILSOLのケースもいい味が出ていて、実際より少し幅広に製作していただいたおかげで着脱が簡単です。
ひさしぶりのサイズなので海が動き、波の圧力がすごい。
セッション中盤、オバケ波が入り、やめておけばいいのに無理してテイクオフを敢行したら、見事にトップから降ってしまった。
波に叩きつけられた背中が痛いです。
一度仕事場に戻る。
するとフレディおじいちゃんから電話で、「闘牛岬が最高だぞ!」というのでBD3に積み替え、焦って行ったらオンショアが吹いてきて、さらには大雨にたたられ、これは俺の日頃の行いが悪いからだと自省する。(笑)
勇人さんも隣の島に来ているようで、きっと同じうねりに乗ったのだろうな。
明日も同等サイズがあるそうなので、楽しみです。
以前もお伝えしましたが、この新型サーフサプリを飲んでいるから全く疲れません。(本当)
「不思議発見!」
とこの成分についてTV番組をやるべきなほどで、2回波乗りをしてから空港街に行って(往復60分)、それからすずっと仕事をしているのだが、一度も眠くなっていません。
ちなみに昨日の睡眠時間は3時間半です。
怪しい成分が入っているのかも?
と激しくウタガウが(椎名誠さん風)、製造元のAIGエムのサイトを見ると、代表者は清廉潔白なお人柄なのでそんなことはないと、思いとどまる。
この代表者Mさんと恵比寿で鳥そばを食べたことがあります。
そして、「インディ・ジョーンズ最高!」とブログに書いていたら一通のメールがありました。
ヨルダンにあるペトラ遺跡です。
「船木くん、ここはインディ・ジョーンズのロケにも使われたのですよ」
とはカビカのあっちゃんから。
最近闘牛岬にいないと思ったらこんなところにいたのですね。
神出鬼没のアドベンチャーマンですね。
あっちゃん、今度はパイニー国でお会いしましょう!
とお茶タイムにはこの本を読んでいます。
著者のリリーさんとは福岡でお会いして、彼のいくつかの著書を読みましたがこれが一番ロックン・ロール文体です。
マヨチュチュ!
暑いですね。
こちらにも夏らしい雲がうかんでいます。
これはメインの、というか一本しか走っていない島2/3周ハイウエイです。
短歌を一句詠みました。
わきあがる
みなみの雲に
思い出す
幼き我の
夏休みかな
さて、闘牛は少しサイズアップしたのですが風が悪く、なかなかサーファーの思い通りにはなりません。
これは昨日撮った写真です。
BD3でのカットバックの親子対決です。
父↓
息子↓
ボードの沈めかたが違うのですね。
でも体重が30kgも違うのに乗れちゃうAVISOってすごい、とAVISO王子ニックに電話すると、「波がなくてサンディエゴまで行ったけど、あまりサイズは変わらなかった」ということで、カリフォルニアも小波夏のようです。
で、ランチに冷やし中華を作り、そのいい加減に作ったタレが傑作だったのでここに紹介します。
というより自分の記憶に留めるためにここに書いておきます。(笑)
レモン汁
めんつゆ少し
醤油
ごま油
すし酢
チャイニーズドレッシング少々
をフォークで混ぜます。
後は中華麺を茹でて、水洗いして、タレをかけてお召し上がり下さい。
題して「レモン冷やし中華」。
うまー!
とランチ後は仕事場に戻り、サーフ1誌に見開き連載させていただいている「撮影中」の13回目原稿を入稿。
ノルウエイから戻ってきたドノバン、そしてサーファー誌のフォトエディターという「写真編集長」のグラントと電話で話す。
ドノバンはいつになく上機嫌で、これはきっとツアーを終えた安堵があるのだろうな。
グラントはドノバンからEメールされたエルサルバドル写真を見て、驚いて「ツカワセテクレィ」と電話をしてきた。
特にグリーンルーム・フェスティバル2008で使用したソウルアーチショットに神を感じるらしく、震えが止まらないとはこのことだ、と大げさな表現で俺を喜ばせてくれた。
グリーンルーム・フェスティバル横浜はこちら
大阪はこちら
ビラボンUSAからも写真使用許可のメール、同時にビラボンオーストラリアからも同様なメールがありました。
みんな忙しく仕事しています。
そして携帯サイト「なみある?」のQ&Aの質問12件に回答し、画像整理ソフト「アパチュア」を使い、最近の作品を仕分けする。
シェイパー、ジェフ・ジョンストンの新デザインについて弊社でディスカッションし、トミヤマさんと電話で打ち合わせ。
弊社柳瀬、佐保とのスカイプ三者通話会議。
とやっていたらBLUE誌が届きました。
今月号のお題は「サーフィンを変えた波」
ということで、オーストラリア特集ですね。
すごく深い内容で、ソウルサーファーでなくても感動的でした。
これで私のサーフィンマインドは表紙色に染まりました。
と自分の書いた巻頭コラムを確認する。
題名を「終わりなき夏」として、文頭俳句に
着ながらに
洗濯したり
夏の海
とあって、これはエルサルバドルやここでサーフウオッシュしたTシャツのことを詠んでみました。
書いてから時間が経つと、自分の文体とは思えず、恥ずかしく自己批判してしまうけど、とにかく無事に世に出た我が子(文章)は愛おしい。
どうぞ読んでみてください。
よろしくお願いします!
そういえば、フェイマスワックス主宰のジェイミーから子供用のパドルを借りた。
ノアがSUP(スタンドアップパドルサーフィン)をやるというので闘牛岬にINTソフトボード8'0"を持って行きました。
最初は漕げるかな?と半信半疑で見ていたらスイスイーっと、上手にパドルを操って沖に出て行きました。
やるなあ、とそれだけで感動していたら、彼はなんと次にやってきた波に乗ってしまった。
これを見た俺とブルースが唖然として、SUPってそんなに簡単だったっけ?
と顔を見合わせました。
彼はじつに簡単に波に乗っていました。
このINTソフトボードはサーフィンよし、タンデムよし、そしてSUPよしと一石三鳥のモノスゴボードだということを積乱雲の下で確認した7月15日火曜日です。
(日本とは19時間遅い時差があります)
おわり
コスタリカにいるシエィ(・ロペス)からメールが届き、それにはこんな画像が添付されていた。
波もそうだけど、すごいボトムターンだ!
AVISOは間違いないんだけど、ブラックダイヤモンド?風のボードデザインです。
ブレイクはたぶんカリチェ岬。
とすると、南西うねり。
バレルもこのようにぽっかり口を開いています。
向こうはこんなに波があるのですね。
こっちは腰胸程度です。
さて、こっちのAVISO(BD3)はノアがレイルを車から落とし、地面(アスファルト)にぶつけてしまった。
ポリやEPS、XTR製だとぐっしゃりいっちゃっていた傷だろうけど、AVISOならではの強度で、なんと外側コートがヒビ割れただけでした。
そのまま波乗りしていたんだけど、レイルなので波待ちの際に内股にひっかかって痛いということで修理することにしました。
ついでに以前から空いていたテイルのピンホールも直しちゃいます。
(ここで3分クッキングのテーマ♪)
まず用意するのは紙ヤスリ。
私は荒削りをするので180番を用意しました。
それと、市販されている紫外線硬化型レジン(樹脂)。
これだけです。
紙ヤスリを折りたたみ、傷口=修理箇所をガリガリと30回こすり、向きを変えてもう30回、さらに向きを変え20回削りました。
合計80回往復させました。
じつはぞろ目好きなので後8回こすって88回としました。
↑もう直っちゃったようなきれいさで、傷はやはり表面コートのみと確認できました。
これで終わりにしても良かったのですが、せっかく樹脂を用意したので続けます。
今度はテイルのピンホール。
これはボトムとデッキの貼りあわせ部分、つまり継ぎ目にエアバブルが入ると、穴が開いてしまうようです。
よく聞かれるのですが、AVISOはフォームを使用していないので、内部に水が入っても平気ですよ。
もっと言うと、もし内部に水が入っても普通のボードと違い、劣化しないのです。
多くの人は、AVISOが宇宙船だと思っているらしく、穴が空いてしまうとびっくりしてしまうようです。
AVISOで大気圏突入するわけではないので大丈夫です。
そして、穴が空いてもすぐに直るのでご安心を。
こちらも穴の周りを先ほどの紙ヤスリでガリガリと向きを変え、合計88回こすり、穴を大きくします。
水を吸っていることもありますが、とりあえずガリガリと削ってください。
私のはこんな感じになりました。
やはり気泡の形です。
ここまできたら傷周辺から水分を拭き取り、日陰に移動して、紫外線硬化樹脂を塗ります。
さきほどのレイルにも塗ってください。
こんな感じです。
塗り終わったら陽に当てると硬化します。(1〜3分)
硬化したら先ほどの紙ヤスリで軽く削って終了です。
その際、指についた樹脂も陽に当てて硬化させて、後でぼろぼろと剥がしてください。
紫外線硬化樹脂は、エポキシでもポリエスターどちらも可です。
*AVISOにはエポキシが使用されていますが、発泡フォームを使用していないので溶ける心配はありません。なのでどちらでも大丈夫です。
こういった細かい仕事が大の苦手、という俺の5分作業でした。
プロの人はここから磨き込み、ピカピカにして仕上げるのですが、私は現場主義のボードが大好きなので、ここまでの「仕上げなし」状態で完成です。
波もそうだけど、すごいボトムターンだ!
AVISOは間違いないんだけど、ブラックダイヤモンド?風のボードデザインです。
ブレイクはたぶんカリチェ岬。
とすると、南西うねり。
バレルもこのようにぽっかり口を開いています。
向こうはこんなに波があるのですね。
こっちは腰胸程度です。
さて、こっちのAVISO(BD3)はノアがレイルを車から落とし、地面(アスファルト)にぶつけてしまった。
ポリやEPS、XTR製だとぐっしゃりいっちゃっていた傷だろうけど、AVISOならではの強度で、なんと外側コートがヒビ割れただけでした。
そのまま波乗りしていたんだけど、レイルなので波待ちの際に内股にひっかかって痛いということで修理することにしました。
ついでに以前から空いていたテイルのピンホールも直しちゃいます。
(ここで3分クッキングのテーマ♪)
まず用意するのは紙ヤスリ。
私は荒削りをするので180番を用意しました。
それと、市販されている紫外線硬化型レジン(樹脂)。
これだけです。
紙ヤスリを折りたたみ、傷口=修理箇所をガリガリと30回こすり、向きを変えてもう30回、さらに向きを変え20回削りました。
合計80回往復させました。
じつはぞろ目好きなので後8回こすって88回としました。
↑もう直っちゃったようなきれいさで、傷はやはり表面コートのみと確認できました。
これで終わりにしても良かったのですが、せっかく樹脂を用意したので続けます。
今度はテイルのピンホール。
これはボトムとデッキの貼りあわせ部分、つまり継ぎ目にエアバブルが入ると、穴が開いてしまうようです。
よく聞かれるのですが、AVISOはフォームを使用していないので、内部に水が入っても平気ですよ。
もっと言うと、もし内部に水が入っても普通のボードと違い、劣化しないのです。
多くの人は、AVISOが宇宙船だと思っているらしく、穴が空いてしまうとびっくりしてしまうようです。
AVISOで大気圏突入するわけではないので大丈夫です。
そして、穴が空いてもすぐに直るのでご安心を。
こちらも穴の周りを先ほどの紙ヤスリでガリガリと向きを変え、合計88回こすり、穴を大きくします。
水を吸っていることもありますが、とりあえずガリガリと削ってください。
私のはこんな感じになりました。
やはり気泡の形です。
ここまできたら傷周辺から水分を拭き取り、日陰に移動して、紫外線硬化樹脂を塗ります。
さきほどのレイルにも塗ってください。
こんな感じです。
塗り終わったら陽に当てると硬化します。(1〜3分)
硬化したら先ほどの紙ヤスリで軽く削って終了です。
その際、指についた樹脂も陽に当てて硬化させて、後でぼろぼろと剥がしてください。
紫外線硬化樹脂は、エポキシでもポリエスターどちらも可です。
*AVISOにはエポキシが使用されていますが、発泡フォームを使用していないので溶ける心配はありません。なのでどちらでも大丈夫です。
こういった細かい仕事が大の苦手、という俺の5分作業でした。
プロの人はここから磨き込み、ピカピカにして仕上げるのですが、私は現場主義のボードが大好きなので、ここまでの「仕上げなし」状態で完成です。
南西うねりが少し上がってきました。
でも遠くから届くうねりのようで、セット間隔が20〜30分と長く、波を待つ間が暇となる。
その間考えていたことは以下の通りです。
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ロイ・ゴンザレスは、なぜ自分の作品の画像を持っていないのか?
と、なんの脈絡もないものを次々に考えていた。
閑話休題。
MILSOLの新作「ピストル6'4"用」が完成しました!
イメージはというか、テーマは「もしジミ・ヘンドリックスがピストル6'4"のボードケースをカスタムオーダーしてきたら?」という難題なものでした。
ジミヘンならではのノーズにはフェイクファーをあしらい、
ギターのネックで傷つけた風のクラッシュ加工。
ミステリアスな彼に合わせてマヤ文明調のラグを使用しました。
バスキアのイメージしたジミヘンをメインに。
サイズもこのようにジャストサイズで、カスタムオーダーのボードケースっていいなあ、とうっとりとしながらこの写真を撮りました。
そんなことをしていたら遅いお昼になりまして、先日お伝えした「すし酢うどん」を製作しました。
使用したのは麗翠センセ御用達の「日の出製麺所製」でした。
で、水で洗って冷やしてすし酢をかけて食べたら、温かいときと違って味がベタベタする気がして、あまりおいしくない。
俺印の「すし酢&ラー油うどん」は、温製でお召し上がり下さい。
と、ここに注意書きです。
次は石垣島は、大川のハワイアングロットーさんからいただいた「ゆきちゃん印のジンジャーシロップ」。
ヨーグルトにかけて、かき氷にかけて、紅茶に入れていただいています。
おいしいおいしいおいしいおいしいおいしい の5つ星!
当地でしか買えないのかな?
一升瓶で、というか一斗缶で欲しいのです。
がんちゃん、40フィートのコンテナで480ケース送って下さい!
「ANAで行くアメリカが安いーーWEB特別料金実施中」のバナー文字につられて料金検索をしたらロスアンジェルスー成田往復でエコノミークラス3045ドルと出た。
格安航空券ならこの路線600〜700ドルで購入できるのを俺は知っているので、誰もだまされないぞ。
この33万円のエコノミーだったら格安ビジネスクラスの方が安いし、なんといっても同じ飛行機だから安全度は一緒ですから。
そういえば前にホノルルーサンディエゴに乗った時、俺は真ん中の庶民席、横の窓側の男が「昨日ブッキングしたけど安く買えて俺は幸せだ」というので、値を聞くとなんと300ドルだった。
同じ券を、しかも2ヶ月も前から予約した俺はその倍以上払っているのに不公平だ、とむかむかしながら飛んでいた。
懲りずに同じ朝日新聞コムに出てきたバナー、「会員制クラブメッド特別割引」を見てこれもチェックすると。一泊105200円と出た。
一泊10万5千円ということは1時間4383円だ!
寝ている時間、外に出ている時間を差し引くと1時間9千円。。。
インフレ、不景気だと言われていてもこの値で売れるのがすごいぞ、とニッチマーケットの正体を見た気がする。
天才陶芸家そして美人のミズキちゃんにいただいた焼酎杯。
インディ・ジョーンズが探しにきそうな杯で、禁酒が明けたらこれでスパークリングワインを飲むぞー。
グビー!
ミズキちゃん、いつもありがとうございます。
ヤマネコ島の山下さん(0980-85-6288 jungle@mayagusukutour.com)とお話しすると、サガリバナが満開だそうで、今年も後10日で終わってしまいそうです。
今からでも間に合うので、気になる方はぜひです!
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
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