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なみある?で配信するショートムービー各種を作ろうと思い、自分のラップトップや旧iMacで試すのだが、ハードドライブに写真やら何やらと詰まりすぎていて機能しなかった。

そこで新しいマックを購入しようと、アップルストアでオンラインショッピング。

直感的に24インチインテルiMacと決めてすかさずショッピングカートに入れて保存する。

そして弊社とおるに「iMac買うんですよ」と言うと、

「今月の7日に確か新型iMacの発表の噂がありますよ」

と言う。

むむ、それなら待ってみようとその日を待っていたら俺の.macがメインテナンス中と表示されている。

これはアップルが新製品を発表しているな、と思い、アップルサイトをチケットぴあのようにリロードしていると、ズダーン!
新iMacの画面に切り替わった!

慌ててBUY NOWのボタンを押し、即決購入。
注文してからゆっくりと新型のスペックを見ると、おおおー、と大満足。

新しいマシンが来ると、思い出すのが最初のマックのこと。

俺のパソコン一台目はアメリカに引っ越してきて真っ先に購入したパフォーマ。

これはたった16MBのメモリに800MBのハードディスク。

日本語を表示させるために「ことえり」という日本語環境ソフトをインストールしなくてはならないのだが、これがフロッピーディスクで11枚というとても面倒なものだった。

まあフロッピーディスクも容量が1MBだったのだから仕方がないか。

現在は500GBという大容量のハードドライブに2GBのメモリー、24インチのフラットスクリーンで2000ドルと、まるで夢世界である。

長生きはするものだ、とちらりと思う。

話は戻るけど、そのパフォーマの後で弊社ではビデオ編集も始め、遅いマシンだとクラッシュしまくるからと、スタッフに言われるがままに速いマシンをリース契約して、それが5000ドル以上かかり目玉が飛び出たことを思い起こすと、格段の進歩です。

最初から今に到るまでアップル信仰が深く、いまだにPCは使えないので、インターネットカフェに行くと、難儀する私です。

新iMacのセットを終えた今日のオフィスはこのようになっています。



五台のマシン、これらは全て高速ワイアレス環境で接続されて、俺の原稿やNAKISURFはここから発信されています。

ここに宿題をやりにきたカイラはタイプ用のiMac17"と、検索マシン(12"POWER BOOK)を分けて効率化する技をこの年で使っている。
すごい時代です。

新しいマシンが届くと、今も昔も時間がかかるのがインストール。

CS3のインストール中です。
デジタル写真編集には欠かせないアプリケーション。
PHOTOSHOPは初代から使いこんでいる。
自己流なので、同じコマンドばかり使っていますが。

あれ?
さっきランチを食べたと思ったらもう夕陽だ。



そして月が昇った。

今夜は長そうです。



あっ、




....


停電があり、インストールの途中なのに...、と泣きそうになる。(笑)

この新iMacちゃんからどんな作品が生まれるのだろう、と期待感たっぷりの一日です。
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台風ならぬハリケーン一過。
しかし、南側は小雨模様。

夜明けからリリコイポイントに行くが、あいにく昨日の1/3サイズ。
セットを待ってなんとかサーフし、それから書き仕事。

原稿3つが来週締め切りとなるので、少しでも進んでおかねば。

昨日赤ワインの話を書いたらこの曲が聴きたくなった。

YOUTUBEは中毒性があり、石垣島の大島保克さんの曲を探すが、どこにも存在していないようだ。

それからBEGINに行き、「恋しくて」を聴いてうっとり。

BEGINつながりで夏川りみさんの「涙そうそう」。



ジェイク・シマブクロとのジョイントも発見。



ハリケーンは無事に過ぎたが、天災は忘れたころに来るというから普段から備蓄をしておかないと気を引き締める。

ノアのスケートボーディングの写真を撮りに行く。




最近見に行ってなかったけど、360リバースやらなんやらと新技をたくさん繰り出していた。
なんで転ばないんだろう?
不思議なバランス感覚ですね。

俺がこれをやったら一発で病院送りとなります。



先日の私デザインのサングラス『Heart of Gold』はおかげさまで大好評です。

「実際にかけている写真が見たい」というメイルを多数いただきまして、恥ずかしいのですがここに掲載します。



シルバーはテンプル(つる)がホワイトクロコダイルレザー、薄いシャンパンゴールドレンズです。



最後にハリケーン接近で、バスの活性が上がっていると睨み、カイル家でステッカー製作の間を縫って、子供を連れて下の池に行ってきました。



ここは貯水池なので、洪水を恐れて急減水となり、今は川状となっている。
普段樹木が覆い被さって行けない場所にも行けるから最高である。

ノアは向かいのブッシュ内のライズを見逃さず、そこにうまくゲリヤマセンコー5インチを投げ入れ、スリムバスをゲット。
お姉ちゃんのカイラもにっこにこ。



こっちに引っ越してきて、大バスがいると噂を聞きつけすぐに行ったのがコーヒー農場の池。

ここはブッシュがすごく、根掛かりが多かったが、魚の量はものすごかった。
夕方1時間で二桁釣れることもしばしば、

USKEさんをはじめとし、Goさん、Gslashの野又さん一家、トムくん、カズヤさん、みんなここで大きなオオクチを釣りましたね。

思い返すと、ノアが生まれて初めて釣った魚はここでした。

糸を結んであげ、投げ方を教えてあげ、3分ほどすると、

「ダダー!トレタトレタ〜!!」

と叫んでいるので、走って駆け寄るとこのオオクチが彼が投げ捨てた竿先で土の上をビタンビタンと弾けていた。

「スゴイ!」

と感動したのが昨日のよう。

これがその記念写真です。
重そう。



ここはこのオオクチの他にピーコックバス(トゥーカナリー)もうじゃうじゃいて、最高の釣り場だったのだが、去年の記録的大雨に恐れをなした所有者が、洪水を恐れて全渇水させてしまった。

全渇水とは全ての水を海に流してしまうことで、偶然その日にジェイミーとここに釣りに来て、実行している所有者を発見したので渇水させる理由を聞き、大いに悔しがったのを覚えている。

ジェイミーに「フェイマス社でこの池を買えばいいのに」と無理を言ったのも思い出した。

海に流されたバスたちはみんなりっぱなシーバス(鱸)に出世したのだろうか。
その去就が気になる。

そういえば、10kg米袋級の茶緑巨大オオクチもこの池でフッキングさせ、岸までランディングさせたのだが、最後の最後でばらしてしまった。

そのコメブクロはバレてもまだ足下にいたので、飛び込んで捕まえようとしたら悠々と泳いでいってしまったのも今となっては過去の話。

しかしこの島にはまだまだ池は無数にあり、そのポテンシャルは波乗りで言えば、イナリーズ、または逗子のキンチャンズ級。

サーファーには元バスプロの永江一石さんをはじめ、そのキンチャンズに通う河辺裕和さんもいるし、釣り好きな人が多いと思う。

まあ番外編ですが、不定期連載のこの「釣りバカ日誌」をお楽しみにぜひぜひ!
超強力ハリケーン・フロッシーが近づいてきているので、ブイをチェックすると東南東のうねりだった。

外は大雨。

ホワイトハウスはさぞかし大きいことだろうと、覚悟を決め、一番長いガンを車に積みこみ、夜明けに出発しようとしていると、ウッドから電話があった。

「ヘイ、波なんかないぞ。セットでようやく頭サイズが横風ビュンビュンの中をやっとブレイクしているけどどうする?」

「えっ!(絶句)」

そんなわけはないと思いながら頭の中を整理する。

1.ハリケーンが近すぎる

2.ハリケーンが逸れている

3.ハリケーンの勢力が弱まった

4.うねりの向きが変わった

5.強い横風にうねりが消されている

このどれか、または複数の理由だろう。
さっきサイトでハリケーン情報をしっかりチェックしておけばよかった。

仕方がないので、ウッドを誘ってこのサイドショア(東北東)がオフショアになる西に向かうことにする。

途中で快晴となる。

西側は地形の関係で、普段から晴れることが多く、南側が大雨でもこのように快晴無風となる。
ハワイ諸島全ての島で西側はこのような気候らしく、こんな日は「ウエストバンザイ!」といつも思う。

闘牛ポイントに着くと、すでに車列が出来ていて、最後尾にすべりこむようになんとか停める。

「混んでいるからイナリーズに行こうよ」とウッド。

「いや、地形もわからないのにあっちに行くのは賭けだよ。せっかく朝早くここに来たからここで」

と言った瞬間に思い出した。

ここの湾北岬に南東うねりをうけるマボロシの波があるという。

ウッドにそれを伝えると、彼は半信半疑ながら「お前が言うのなら行ってみよう!」
となり、そこに向かう。

ショートジョンに着替え、ワックスをたっぷりとバットフィッシュ(小さいと判断)に塗り、ゲートを抜け、闘牛放牧場を越え、浜に着くと、頭サイズの闘牛ポイントにはたっくさんのサーファーたちが結集していた。

島中が強風でも、ここはなぜかトレードウインドが弱いオフショアになるから無理もない。

俺たちはそれを横目に見ながら、反対側の岬を目指す。

遠い白波。

小さそうだが、距離があるのでなんともわからず。

途中でセットが入り、形の良さそうな波が弾けた!

おおー!

とふたりして砂浜を走り、走り、河口までたどりつくと、その沖には極上のライトハンダーが100m以上に渡り、パーフェクトにブレイクしていた。



俺たちは大きく「YEAH!」と叫び、ハイファイブをして沖に向かう。

波は全てバレルである。

ということは浅いのだろう。
波の面がゴワゴワしているので、かなり浅いことは推測できる。

セクションが4つ以上あり、最初は河口につながるピークで待つ。

沖にセットが現れる。
ん?頭半はある!

ウオー、っと一本目に乗ると、テイクオフして軽いターンをしたらバレルに包まれた。
波の斜面が朝陽に反射してまぶしい。

そのままバレルセクションを越えて、ショアブレイク手前でダブルアップするところでキックアウト。

ウッドが沖から吠えているので、立ったまま両手を拡げて応えた。

こんなすばらしい波を今日乗れることを俺は想像していなかった...。

メンタワイのHTそっくりで、それをマイルドにしたような波。

大きすぎず、小さすぎず、夢のような波。

他は風が強く、そして反対側の岬は今日一番混んでいて、うねりはこの半分程度に小さい。

不思議だなあ、とずっと波乗りしていたが、どうにもならないほど空腹になってしまった。
車までは遠いし、仕方がないとあきらめた。

もう一度岸まで乗った際に波打ち際を見ると、多量の黄色い果実風な球状のものが砂浜を彩っていた。

もしかしたら?
と上がるとやはりリリコイ(パッションフルーツ)だった。

川から流れ着いたのだろう。

その何個かを拾い、両方の親指で分厚い皮を裂き、果実を大きく開けた口に流し込むと、大当たり!

砂糖のように甘ーい完熟リリコイだ!



うおー、っと手当たり次第に食べ、種まで全て飲み込み、沖にいるウッドに何個かおみやげとしてウエットの中に入れて持っていく。

なんとも幸せだなあ。

風はまだオフショア、波は余りまくっている。

やがて潮が干いてきて、インサイドでプルアウトするとボードがリーフに擦るようになってきたので、ここであきらめて上がる。

「夕方また満潮になるからまた来ようぜ!」

とにっこにこで俺たちはここを後にしたのだ。

帰り道、ウッドが「ここってなんていう名前がついているんだろう?」と言うので、俺は

「リリコイポイントにしようよ」

と勝手にネーミングした。

家に帰ってニュースを見ると、そのハリケーンは勢力を弱め、なおかつ進路を変え、ハワイ諸島へは何も被害を出さないだろう、とキャスターはうれしそうに言っていた。

良かったぁ....。

一度家に帰ったウッドは疲れたようで、午後戻らずに明日また朝行こう、とさっき電話があった。

ブイ情報を見ると、うねりは半分程度に下がっていて、きっと今日乗った波が最大になるのだろう。

ハリケーン・フロッシーがもたらした奇遇なる波である。

リリコイポイント、今度はいつそのラインナップを現すのだろうか?

(お知らせ)

来たる8月28日、午後7時より60分間アップルストア渋谷店にて私のスライドショーを行います。
写真に合わせて、撮影裏話などもお話しますので、みなさんお誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。

サーフィンライフのニュース覧にも掲載されています。

最近撮った特級作品、そして「DODOGE」、「ありがとう」ステッカーなども持っていきますのでお声をおかけ下さい!

【今日のワイン】
こんな日はおいしいワインを飲もうと、アルゼンチンの高地ワインを開けました。
マルベック種のブドウで、トロピカルフルーツのアロマ。
アンデス山脈に作られたワイン畑で丹念に収穫され、樽詰めされたそうです。
すこし硬かったけど、グラスに入れて少しおいてから飲んだら、おいしいおいしいの2つ星でした。
9ドル。


(お知らせ)

現在のNAKISURFの営業時間です。



朝5時から営業、朝4時半までです。
実際は24時間ですが、名目上こういうことにしました。(笑)

昨日のドドゲステッカーは大反響で、これをボードに貼る日が待ち遠しい。

カイルもすでに製作を始めていて、カラーはブラックとホワイトのカッティングステッカー(文字だけが抜けるタイプ)です。

さて、ハリケーンが近づいてきていて、カテゴリー3の大型台風、最大風速が時速157マイル(時速251km、風速52メートル!)というものすごい勢力の台風、



これは1992年にこの島に上陸して、多数の死者と20億ドル(2400億円!)の被害を出したハリケーン・イニキとコース、勢力共に酷似しているということです。

最低一週間分の食料と水の備蓄と、電池等の確保ということがニュースで報道されました。

まだうねりは小さく、ウッドと一緒に闘牛ポイントに行き、サーフしてからガソリンを入れようとしたらスタンドはすでに長い車列が....。

むむー、それではガソリンは明日入れようと、マーケットに行くと、島中の人が飲み水を買おうと押しかけて来ていて、こちらも長蛇の列。

家の奥さんはコスコに水を買い出しに行き、野菜売り場までの長い列を並んで水を買ってきた。
この島のコスコを知っている人ならわかるだろうが、野菜売り場までというのはあの巨大な店の端から端までだ。
うーん、すごい。

子供たちが通っている学校の校長からのメイル内容です。

The Hawaii Civil Defense and the Department of Eduction are closely monitoring the path of Hurricane Flossie.

Presently, the predicted path is to pass parallel to the Hawaiian Islands.

Please make sure you have a safety plan for your family and that you have the necessary survival items (water, non-perishable food, batteries, etc.) to last for one week.

Reference the hurricane preparedness handout/letter that all families received at the end of the school year last year for specific steps to take.

School is a Civil Defense storm shelter.

If you are unsure how safe your home is, please utilize one of the civil defense shelters to ride out the storm.

Listen to the radio for updated information on Hurricane Flossie.

Mahalo

やはりすごそう....。
大丈夫かなあ?



衛星画像で見ると、こんなに大きい渦巻雲がありました。



「さっきコスコに行ったけど、もう電池も燃料、そして水も売り切れているよ」

とはさっきコスコに向かったウッドからの電話。

災害に対しての備蓄がどれだけ重要かわからされました。

このハリケーンが逸れる、または勢力が弱まることを祈っています。

話は変わって、

ドドゲつながりで三浦さんにメイルをすると、返信に彼の愛犬モコちゃんの写真が届きました。

理知的な顔をしていますね。
瞳に三浦さんが映っています。

イタリアのマセラッティ犬だそうです。



彼のメイルにはドドゲ画像も添付されており、開くとこんなハムスター!?があった。
なんでもこのハムスターは毎回こうやって寝るのだそうで、ここにいるポキ(ミャア)と同じ寝方だ。



三浦さんメイルのおかげですこしゆったりできました。

***
最後に新ステッカーのお知らせです。

この「ありがとう」のステッカーを製作します。

カリグラフィ(書)は麗翠先生で、弊社事務所への揮毫もお願いしています。

これで「ぜひ」と、

「ありがとう」のNAKISURFのダブルスローガンが揃いました。

ハリケーン接近で予断を許さない状況ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。





波写真の撮り方の説明をして欲しいと多くの要望があったので、今日はそれについて書いてみます。

まずは完成作品。



これは2001年の作品なので、カメラはキヤノンEOS5に15mmのフィッシュアイレンズ。

ベルビアというフィルムを入れて、1段増感という現像方法でフィルムをプロセスしました、

後はカメラを海に入れられるハウジングという専用ケース。

俺はデール・コベテッチという伝説のアート・ブルーワーや躍進中のジェフ・フリントも使用しているカリフォルニアの個人メーカーのハウジングを愛用しています。

精度の良いプラスチックレンズとカーボンファイバーボディなので、軽く操作性が良く、動きの激しい波の中にぴったり。

でも彼はもうお年のせいか、あまり作っていないので、今では貴重な逸品です。
去年製作はたったの3〜4台だと言っていた。

俺は水中写真を始めた時から前出のアートの紹介で、彼のハウジングのみを使用しています。

ちなみに一度もカメラを水没させたことがないという防御率0.00のすごい製品です。

これにカメラを入れ、沖に泳ぎ出て、チューブの中に一瞬かいくぐってカシャカシャと撮るとこんな風に写ります。

けれど波の小さい日、大きい日と毎日毎朝沖に出ていき、こんなにシャープに撮れるのは年に1〜2枚なんです。

光があって、今度は露出もばっちりで水平も取れていて、タイミング良く「これは!やった!」

と喜び、ウエットを着替え、現像所まで駈けて行き、プロセスの間、わくわくしつつお祈りしながら仕上がりを待ち、乾いた瞬間にスライドをチェックすると、レンズに水滴が付いていて、使いものにならなかったこともしょっちゅうあった。

それに落ち込み、気を取り直し、また夜明け前に海に向かう。

いまだにその繰り返しです。

ちなみこれはグリーンルームフェスティバルのポスター作品で、これも夜明けです。
俺の2006年の一番傑作でした。



【閑話休題】

ドドゲの三浦さんからメイルがあって、俺のバスに対抗してすごい真鯛2匹の写真が送られてきた。

タイミングがいいのが今ドドゲデザインの製作が終わったところで、これを幅17cm程度のステッカーにしようとカイルと話していました。

それで、これを三浦さんの愛車GranSport SPYDERに貼っちゃう予定です。

ジャジャーン!
世界初公開のドドゲステッカーデザインです!

9月よりNAKISURFで領布開始です。



ぜひぜひ!
波乗りに行こうと、西のブレイクに行くと牛を至近距離、目的地方向に発見する。
よく見るとかわいいのだが、大きいのでそばに行くのは少し怖い。



この日はセットで膝程度。
ロングボードが活躍しました。

昨日、波を見に行くと、南うねりが入っていたので、車に積みっぱなしのAVISO RNFで)カイル(・マリグロとビーチハウスに入ることにした。

ここはエントリーの時、岩場からジャンプしなくてはならず、しかもあいにくの大潮干潮。

先発したカイルも潮が入るまで2分ほど岩場の先で待ち、ようやくうねりの上に飛び込んだ。

俺の番となり、岩の先に行く時に片足で立ったのはいいのだが、フラーっときて、そのまま倒れそうになる。

「どうせ倒れるのなら海に落ちよう」と決意し、そのふらついた体重を海に傾け下を見ると、やはり岩岩岩に水少しの状態だった。

これはだめだ、と覚悟し、「足を怪我するよりは」とパドリングの体勢で飛び込む。

「グアシャ!!!」

と当たり前だけどボードのボトムから嫌な大きな音が出た。

しかも足の先とスネを思いきり打ってしまった。

見るとすでに血がダラッと出ている。

嫌だなあ、もしかすると3つのフィン全てが折れ、ボックスまでえぐれている確信めいた想像がよぎる。

深いところまでパドルし、ボードを裏返すと、


あれ!?
ひっかき傷が3つと、こんな裂傷があるのみだった!



「やったぁ、これならサーフできるぞ!!」

と痛い足でビーチハウスのレフト、インサイドからライトとなる奇妙な波を味わった。

海から上がり、もう一度チェックするが幸運なことにやはりこの裂傷だけ。



近くで見るとこんな感じで、カーボンファイバーがむき出しになっている。

中空なのですでに内部に水が入っているが。内側コーティングされているので問題はない。



でもAVISOって本当に強いな、というのが改めての実感だ。

普通のボードだったらもうフォームがバリバリ出ていて、波乗りどころではなかっただろう。

しかし、以前AVISOのリペアキットを購入しておこうと思っていたが、ついつい忘れていた。

今からでは間に合わないので、帰りに日曜大工屋で2液性エポキシを購入し、



目印はこのEPOXYという文字です↓



家に帰ってからリーシュプラグになっている栓を外し、水を抜きながらボードを裏返して、用意を始める。

AVISOってフォームがないから、乾かす必要がなく本当に便利ですね。
実際に中を水洗いもできるし、不思議なボードです。

この簡易修理に必要なのは上に出てきたエポキシ樹脂と紙ヤスリ。
今回は180番を使用しました、



それと使い捨てのゴム手袋にペーパータオルだけです。



まずは2液同量を傷の横に出します。



指でよく混ぜて



傷の中に流します。



気泡が出てくるので、それをつぶしながら丁寧に2分ほどこの作業を繰り返してください。



その後、余分な場所の樹脂をペーパータオルで拭き取ります。



温度にもよりますが、混ぜてから5〜15分で硬化するので、先に出てきた紙ヤスリで削れば終了です。

今回は4分でジェル状となり6分で硬化しました。

至って簡単です。

余談ですが、
私は「ボードのボトムがゴルフボールのような凸凹の方が速い」という仮説を持っているので、あまり丁寧には削りませんでした。

その理由でボトムはワックスだらけ。

ボードを重ねるときも手間いらずのストレスフリーのアイディアです。

この簡単な修理方法、ぜひお試し下さい。

本当ならガラスクロスやカーボンクロスがあった方がいいのですが、それは今度試してみます。

穴がふさがれば十分だと思います。

では良い連休をお過ごし下さい。
怪我にはお気をつけくださいね。
先日、このブログでお伝えした私デザインのサングラスが完成し、販売が開始されました。

あれから毎日かけていますが、軽く、見やすく、顔での位置も良く、とてもすばらしい完成度です。

このオリジナルデザインは、レイバンの1950年代のデッドストック(本当)からインスピレーションを受けました。

そのフォルムを再現しながら現代風に丸めるところは丸め、さらにハイファッション性を高めるためにクロコダイルをテンプル(つる)にあしらいました。

以前このサンプルをかけて、ロスはラブレアにあるアメリカンラグシーに行ったら、店員が

「うわあ何これ、どこで買ったの?」

と声をかけられ、ここの店員やお客さんがこのサングラスに集まってきて、

「発売されたら譲って欲しい」

と彼らの名刺や電話番号をもらったという、ファッションプロにもお墨付きのデザインです。

名前を初期のコードネーム通り『Heart of Gold(美しい心)』としました。

このむずかしい要求に応えるべく、2年もかけて製作してくれたケニーさんと、発売元のデュークインターナショナルさん、ありがとうございました。

このサングラスをNAKISURFで販売できることとなりました。

色は3色です。
ブラウン、クロコダイル(フェイク)テンプル。







そしてシルバー。これにはホワイトクロコダイル・テンプルです。







ブラックにはブラッククロコダイル・テンプルです。







付属品は専用箱と、布ケースとステッカーです。



管理の厳しいEUが認めた高品質CE基準。

*CEマーキングは、EU(EC)市場統合に基づき、EU(ヨーロッパ)に出荷・販売する製品には必ず貼付しなければならないマークです。

CEマーキングの「CE」とは、”European Communities”の略語で、「欧州の法律に適合している」という意味です。

CEマークを表示するためには、製造者は法令で定められた次の義務を果たさなければなりません。

(1)技術上の基本要求事項を満足させる製品であること。
(2)法定文書(技術ファイル,適合宣言書)の作成及びEU域内保管。
(3)適切な品質保証の実施。

気になる金額はNAKISURF特別価格の79ドル!(税、送料込み)

決済いただいてから7営業日以内にお客さまのお手元に届きます。

現在はこのブログでのみのご案内となっております。

ご注文、ご質問等は↓のメイルアドレス

shop#@nakisurf.com  までお問い合わせください。

↑※迷惑メール防止のため、shopと@の間に#を1文字入れてあります。このままでは送信できませんので、メールを出す際にお手数ですが、#を削除してくださるようお願いします。

ではぜひ!

(追記)

下のFgさんのコメントにもありますように購入くださって、似合わない、またはかけづらいと感じた方は購入後3日以内でしたら返品も可能です。

NAKISURFはネットセレクトショップですので、どうぞこういったサービスもご利用ください。

実際にかけた写真はコチラです
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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