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えー、波乗りはぁ、そのですね、意識のホットな斜面ともうしますかぁ、そのオートマティズム(自己噴出)を滑走させることで、ビーバップ革命が起きるわけでして、それを複数の層で重ねることによって、スピリチュアルな熱量が伝わるのです。
その民族性を基としまして、各々のサーフボードを沖に浮かべ、波に滑りながらレイルを波に傾けることで加速するわけです。
普遍的で保守的だった今までの趣味はこの愉しさによってぇ、えー粉々に打ち砕かれるのですぅ。
これを歴史で紐を解きますとぉ、『ナポレオンのウォータールー(ワーテルロー)の戦い』まで遡ることとなりましてぇ、「波乗り意識の革命」と「満領域に達した余暇」というテーゼがひとつにまとまることを実現したのですぅ。
さらには、その波に乗るという行為は関ヶ原の戦いと、ローマ革命への関連性は全くないもののー、プラトンがソクラテスに感じた「フィロソフィア(愛と知)」とは遠からず、セットが押し寄せてくると、雨の前の雲のように胃を重く取り巻きます。
この感覚はぁ、リーダース・ダイジェスト社刊、ヘイエルダール著の『コンチキ号漂流記』の黄色い本の冒頭にある「得体のしれない恐ろしさ」まで記憶を遡ることになります。
サーファーの持つ自律的領域の深層を精神面で見ますとぉ、社会的、立法的、その他イデオロギー的観念によって媒介される諸行動は沖に出ることと、波に乗ることはとてもフィジカルで分離不可能な賞賛されるべき分子を発する要素をなすのでありますぅ。
と、今日は東大は、本郷の大講堂(安田講堂)での講演でした。
相手は東大生なので、肩を張り、背伸びをしつつ波乗りを説明するにあたり、俺の知っている言葉をフルに使い、オーガニック系の論文風味で一気に話し終えた。
しかし、今回お集まりいただいた受講者には難解過ぎたのか、講堂一番奥に座ったきんちゃんとリリーさん、一平君とあっちゃん、そして高林さん、そして早川さんたちがなぜか音をさせないように拍手のふりをしていた。
「あれ?反応がないのはまずいな」と思い、
ではもっとスペクタクル化された波乗りストーリーを話そう、と思った瞬間に割れんばかりの拍手が起きた。
それはずっと続き、このまま舞台の裏に行こうと思っていたが、なかなか拍手が止まず、そして足が動かないでいたら
拍手は大雨の音だった、ことを理解しながら目を覚ました。
つまりそんな夢を見ていたのだった。
夢にしては難しいことを考えていたな、と思いながら波をチェックすると、「フラットから足首」というノースハワイにしては珍しいコンディションだった。
よーしそれなら「本日はノーサーフ」と決め込み、サーフィンライフに出稿するAVISO広告への原稿、
そして「なみある?」ムービー4本を一挙に編集していると、マイク・ベッシェンがショーンを連れて遊びに来た。
このマイクはシェーン&ギャビンで知られるベッシェン兄弟のお父さんである。
2年前に越してきて、家族づきあいをしている。
グッドサーファーで話が長いのが欠点と言えば欠点だが、それは長所でもあるのでナイスガイなのである。
ショーンはギャビンの妹のハズバンド(夫)で、シェーンたちにとっては義理の弟なのです。
生粋のボストン子で、レッドソックスを溺愛しているのも付け加えておきましょう。
先ほどレッドソックスがポストシーズン進出を決めたので、ショーンは手を叩いて帰っていきました。
さて、里帰りもつかのま、カビカのあっちゃんが長期の日本出張です。
リフエ空港まで送ってきました。
彼がCEOをしているイシハラマーケットのシャツがお似合いです。
大雨も上がってビューティフルな緑を発する山々。
この下に池があって、たくさん魚がいそうだなあ。
そういえば、カリフォルニアで乗ったコールのレトロフィッシュ5'2"の映像をYOUTUBEにアップしていてアナウンスするのを忘れていました。
いかにコールであろうと、懐古主義のアウトラインを扱うのはむずかしい、という典型です。
でも、レトロフィッシュを擁護するわけではないけど、このあいまいなほんわかした乗り味は懐古そのもので、時代に逆行するように後ろ向き、つまり逆真流をカメラ前で披露したのです。
旧い文化の全体性を着想させるスペクタクルなアウトライン。
それとはうらはらに乗ったとたんに醒めるのがこのデザイン。
ただ単に俺がテイルを踏んでいないだけなのかも、と反論を怖れてここで閑話休題。
この世に散らばるあらゆる事象へ、創作における欲求が増しはじめた。
〜の秋というわけなのであるが、「写真を撮る」という行為はそこから発生していて、しかし一度でも写真=作品を提供しようとすると、しばし支配的な業界における諸価値に参加させられる。
それをさせるべきか、それとも俺のリベラリズム(自由主義)を通すべきなのか、またはその融合には何を必要としているか、を考えていた。
終わることのない巡りめぐる疑問だが、近頃それがますます激しいものになってきた。
「まあ、俺はマーケットに感化されすぎだなあ」
と反省しながらランチタイムには、あっちゃんに買ってきていただいた椎名誠の「わしらは怪しい雑魚釣り隊」を読んで、そんなこんがらがってもつれた商業精神を初心に戻すべく、しばし読書で精神修行の旅に出た。
兄弟ドレイと長老P高橋の掛け合いがおもしろく、俺たちもこんな休日を過ごそうと計画しています。
日本に行ったときは第一弾として関東のどこかで主催したいです。
今日は祭日明けですね。
どうぞ良い日をお過ごし下さい!
その民族性を基としまして、各々のサーフボードを沖に浮かべ、波に滑りながらレイルを波に傾けることで加速するわけです。
普遍的で保守的だった今までの趣味はこの愉しさによってぇ、えー粉々に打ち砕かれるのですぅ。
これを歴史で紐を解きますとぉ、『ナポレオンのウォータールー(ワーテルロー)の戦い』まで遡ることとなりましてぇ、「波乗り意識の革命」と「満領域に達した余暇」というテーゼがひとつにまとまることを実現したのですぅ。
さらには、その波に乗るという行為は関ヶ原の戦いと、ローマ革命への関連性は全くないもののー、プラトンがソクラテスに感じた「フィロソフィア(愛と知)」とは遠からず、セットが押し寄せてくると、雨の前の雲のように胃を重く取り巻きます。
この感覚はぁ、リーダース・ダイジェスト社刊、ヘイエルダール著の『コンチキ号漂流記』の黄色い本の冒頭にある「得体のしれない恐ろしさ」まで記憶を遡ることになります。
サーファーの持つ自律的領域の深層を精神面で見ますとぉ、社会的、立法的、その他イデオロギー的観念によって媒介される諸行動は沖に出ることと、波に乗ることはとてもフィジカルで分離不可能な賞賛されるべき分子を発する要素をなすのでありますぅ。
と、今日は東大は、本郷の大講堂(安田講堂)での講演でした。
相手は東大生なので、肩を張り、背伸びをしつつ波乗りを説明するにあたり、俺の知っている言葉をフルに使い、オーガニック系の論文風味で一気に話し終えた。
しかし、今回お集まりいただいた受講者には難解過ぎたのか、講堂一番奥に座ったきんちゃんとリリーさん、一平君とあっちゃん、そして高林さん、そして早川さんたちがなぜか音をさせないように拍手のふりをしていた。
「あれ?反応がないのはまずいな」と思い、
ではもっとスペクタクル化された波乗りストーリーを話そう、と思った瞬間に割れんばかりの拍手が起きた。
それはずっと続き、このまま舞台の裏に行こうと思っていたが、なかなか拍手が止まず、そして足が動かないでいたら
拍手は大雨の音だった、ことを理解しながら目を覚ました。
つまりそんな夢を見ていたのだった。
夢にしては難しいことを考えていたな、と思いながら波をチェックすると、「フラットから足首」というノースハワイにしては珍しいコンディションだった。
よーしそれなら「本日はノーサーフ」と決め込み、サーフィンライフに出稿するAVISO広告への原稿、
そして「なみある?」ムービー4本を一挙に編集していると、マイク・ベッシェンがショーンを連れて遊びに来た。
このマイクはシェーン&ギャビンで知られるベッシェン兄弟のお父さんである。
2年前に越してきて、家族づきあいをしている。
グッドサーファーで話が長いのが欠点と言えば欠点だが、それは長所でもあるのでナイスガイなのである。
ショーンはギャビンの妹のハズバンド(夫)で、シェーンたちにとっては義理の弟なのです。
生粋のボストン子で、レッドソックスを溺愛しているのも付け加えておきましょう。
先ほどレッドソックスがポストシーズン進出を決めたので、ショーンは手を叩いて帰っていきました。
さて、里帰りもつかのま、カビカのあっちゃんが長期の日本出張です。
リフエ空港まで送ってきました。
彼がCEOをしているイシハラマーケットのシャツがお似合いです。
大雨も上がってビューティフルな緑を発する山々。
この下に池があって、たくさん魚がいそうだなあ。
そういえば、カリフォルニアで乗ったコールのレトロフィッシュ5'2"の映像をYOUTUBEにアップしていてアナウンスするのを忘れていました。
いかにコールであろうと、懐古主義のアウトラインを扱うのはむずかしい、という典型です。
でも、レトロフィッシュを擁護するわけではないけど、このあいまいなほんわかした乗り味は懐古そのもので、時代に逆行するように後ろ向き、つまり逆真流をカメラ前で披露したのです。
旧い文化の全体性を着想させるスペクタクルなアウトライン。
それとはうらはらに乗ったとたんに醒めるのがこのデザイン。
ただ単に俺がテイルを踏んでいないだけなのかも、と反論を怖れてここで閑話休題。
この世に散らばるあらゆる事象へ、創作における欲求が増しはじめた。
〜の秋というわけなのであるが、「写真を撮る」という行為はそこから発生していて、しかし一度でも写真=作品を提供しようとすると、しばし支配的な業界における諸価値に参加させられる。
それをさせるべきか、それとも俺のリベラリズム(自由主義)を通すべきなのか、またはその融合には何を必要としているか、を考えていた。
終わることのない巡りめぐる疑問だが、近頃それがますます激しいものになってきた。
「まあ、俺はマーケットに感化されすぎだなあ」
と反省しながらランチタイムには、あっちゃんに買ってきていただいた椎名誠の「わしらは怪しい雑魚釣り隊」を読んで、そんなこんがらがってもつれた商業精神を初心に戻すべく、しばし読書で精神修行の旅に出た。
兄弟ドレイと長老P高橋の掛け合いがおもしろく、俺たちもこんな休日を過ごそうと計画しています。
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
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13ft 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ_D大先生のSF_2灯フラッシュ_津村隊長ありがとうございました!
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