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ホワイトハウスに頭半ちょいのうねりが入っているのだが、風が悪く、今日も闘牛岬に行ってきました。

サーフラインの波情報によると、波は下がっているという表示。

実際にはサイズアップしていて、少し空いていたので、フレディと大喜びしながら10パームスで波を待った。

何度か大きなセットが来て、バレルに入った。

それはきっとこんな感じだろう、と昔撮ってもらったフィジートリップの写真を代用してみる。



でも、一本大きなダブルアップ(重なり波)が入ってきて、奥から行ったフレディが玉砕したのを見て、「フレディのリベンジだぜ」と漕いだ俺も、真っ逆さまに降った。

この落ち方だと、リーフに当たる!

とわかるような悪いワイプアウトで、やはりそのままリーフに持っていかれた。

でも今日は運が良く、両掌でリーフを押さえられ、事なきを得たが、ここのリーフは剣山みたく尖っていて驚きました。

このトガリ方が鋭い波を生むのでしょうか?

マックス、ブルース、ブルースキーと会う。

マックスは往年の名選手、マックス・マディウスで波乗りは変わらずお上手の一言だ。

昔、鴨川で会ったことは懐かしい思い出だ。

さて、今日はバットフィッシュ(クアッド)をトライに変更してみた。

勇人フィンのバックを使用。
このシリーズのフィンはサンディングがマニアックで、斬鉄剣のように鋭いので、いつもの180番耐水紙ヤスリでごりごりと55回こすって刃先!?を丸めました↓



↓クアッドはPC−5シリーズがついていました。



これに勇人バックフィンを設定して、いざ!



で、インプレッションなんだけど、波の力の弱い闘牛波だと、トライだとセクションクリアのスピードが遅い気がする。

コーナーでのカービングはトライ特有の重く、しっとりとしたターンで大満足なんだけど、どうもトップターンからの走り出しが遅い。

ということで、帰ってきてからクアッドに戻しました。

もしかしたらツインスタビ(蔵人フィン)なんて調子いいのかなあ?
って少し思いましたね。

(釣りバカ日誌)

それからノアを連れて、近所のコーヒー農園池に釣りに行きました。

ここは一昨年の冬、洪水を恐れた所有者が一滴残らず水を抜いちゃった貯水池で、一度魚は皆無となりました。

今日は偵察を兼ねての釣りです。

岸辺にはおたまじゃくし、カエルがごろごろいて、それらを食べにティラピアが浅瀬に来ています。

アメリカザリガニも見えます。

そんな中、子バスですが何匹かしとめました。

ルアーはマーク・ホワイト手製のシンキングプラグで、これが海でもそうなのですが、魚を魅惑します。



ノアは昔メンタワイのボートトリップに行ったおみやげ帽子をかぶって真剣に釣りをしていていました。

彼はこういったアウトドア遊びが大好きで、二人してどろんこになりながら遊びました。

ということで、「バスがこの池に戻ってきました」という報告です。

浜松の野又さん、松風のU-SKEさん、大物をまたここで釣ってくださいね。

それにしても暑い。

扇風機は温風移動器と化しています。

野球好きのキンちゃんは、朝からメジャー2試合、それから高校野球神奈川地区の予選準決勝2試合、それからプロ野球を見るという一日5試合日だそうです。

苗場ではフジロックだそうで、友人たちが向こうに集っている。
いいなあ。

清志郎さんはキャンセルだそうです。。。
お体、大丈夫かな?

ピンクフロイドとイーグルス、そしてグリーンシットが来るのなら間違いなく行くんだけどなぁ。

良い週末を!
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今日は「波が上がる日」です。

でも風が悪く、できるのは闘牛岬のみというコンディションとなった。

その南うねりはサイズアップせずにオーバーヘッド程度となり、闘牛は例によって超混雑。

SUP5台を筆頭にロング20台、ショート20,ボディボード15枚程度の奇人変人オールスターズ。

ブルースを見つけたので少し話すと、「やはり混んでいてまともには乗れないよー」と泣いていた。

ノースショアに住むテリーもいて、彼はフィッシングボートのチャーターを生業としている。

彼の奥さんはあのアグネス・ラムなのです。

そろそろマグロのシーズンらしく、昨日この沖で70kgの大きいのを上げたんだぞ、とうれしそうだ。

「マグロいいなあ、食べたいなあ」

とうらやましがっていると「テリーはBBQにおいで」と言ってくれているので、そのうちマグロとアグネスに会えそうです。

鵠沼のTさん(彼の奥さんだったかな?)が大のアグネスマニアなので、その際にはぜひお連れしたいです。

話を闘牛に戻します。

通常ピーク30m奥の「10パームス」ピークには2台のSUPのみだった。
ここは水深がほとんどないので、普通の人は敬遠するブレイク。
抜けられないと、ダックダイブもままならない結果となります。

ひとりが「ガッツキ系」、もうひとりが「最初にお前が乗ってくれ系」という感じで、うれしかったのがガッツキ系がすぐに上がっちゃったこと。

そしてピークには俺と、その譲ってくれるアロハな人でゆっくりと気持ちよく波を待つ。

この人には美しいマナーを感じました。

彼は、「浮力と、動力で倍以上のアドバンテージを持つSUPに乗るんだったらこれだけはわきまえないとね」と言う。

ALOHA,ありがとうございます。

超いい波が一本来て、俺はその人に「行けー、お前の波だGO GO!」と叫びアロハ返しをしてきました。

いい日だなあ。

うっとりしていると、虹がくっきり出ました。
ほぼダブルレインボウ。



マクドナルドのご当地メニューである「ハウピアパイ(ココナッツパイ)」を食べて、その甘さにアメリカを知る。



と家に戻ると、ネットで注文したTNTスリップオンが届いた。

最近はネットショッピングに凝っていて、欲しいものは全てネットで購入している。

店員の意見に惑わされない、正確な買い物ができるのがネットショッピングが好きな一番の理由です。



真っ黒のスエード調で、欲を言えば赤色のピンラインをソールに入れてほしかった。



先日のキャバレロに影響されて、VANSがさらに大好きとなってしまった。



その昔はオーダーでキャバレロのホワイトを持っていたんだけど、あの靴はどこに行っちゃったんだろうか?

俺にとっては伝説のパーフェクトシューズです。

さらに曽根さんにお願いしておいた「日本のアマゾンに古本を注文」して、それが揃ったようで、船便で転送されてきた。



これで欲しかった絶版書籍は全て揃ったようです。

これら全てが過剰包装で、「本なんだから雨に濡れなければいい包装で良しとする」と思うのは俺だけだろうか?

角がパッキングされていたり、それをさらに梱包してあり、包装を解くと本のボリュームの5倍ほどの包装用品が出てきた。

でも角がつぶれたり、表紙に傷が付くとクレームを言われた結果、この過剰包装になったのだろう。

とにかくこの本20冊分の梱包材で業務用ゴミ袋が満杯になりました。

梱包状態を選べたりするといいのに、とは俺の意見です。

リフエ空港付近にある曽根さんの実家の「ソネ・レストラン」。
なぜかチャイニーズ。

どうやら中華はお呼びではないらしく、開店休業の閑古鳥が鳴いていました。

大丈夫かなあ?
曽根さん、つぶれちゃいそうですよ!

日本食にすれば並ぶほどお客さんが来るとおもうんだけど...。



日本出発前にクレイグにTシャツをプレゼント。



彼の週末は恵比寿ガーデンプレイス付近にいるそうなので、見かけた人は声をかけてあげてください。

日本語が俺よりも上手です。

昨日書いた「おまけのラーメン話」に共感されて、各方面からそれぞれのオリジナルな食べ方が届いた。

中でも圧巻だったのは「マルタイ棒ラーメン」にマヨネーズとわさび漬けを和えたものをのせて食べるというもので、想像するだけでマヨワサビな気持ちとなる。
波はまあまああるんだけど風が悪く、ホワイトハウスでは強風横風。

そこで、闘牛に行きサーフする。

ここでなら朝夕はオフショアでサーフできます。
(夕方はハワイアンだらけになるので、朝限定で行っています)



ひさしぶりにAVISO BD3に乗り、その幅の広さの創りだすターン性能にびっくり。

ピストルというガンタイプもいいけど、ターンがどうしても大回りになるんだよな。

そしてハワイの運転免許を取得してきました。
ハワイ州の運転規則は独特で、それを学ぶのに苦労しました。

今回はDMV(ドライビング・モーター・ヴィークル=つまり免許試験場みたいなもの)の総督ヴォアンにかなりお世話になっちゃいました。

やっぱりサーファーのつながりってすごい。

ヴォアンは今度、西側のシークレットに連れて行ってくれるというので、それも楽しみです。

運転中、クレイグからの電話で、「今から日本に行きます」とのこと。

オフィスに戻ると、彼の親友のYさんからのメール。

さすが仲良しのおふたりは以心伝心していますね。

出たばかり(日本では10日発売)のサーフィンライフ誌が届いた。



ルーキー号で、知らないサーファーたちがぞろぞろと出てきた。

サーフィン界の将来はあなたたちにですよ、しっかりとやさしい気持ちで楽しくサーフして、波もシェアしてくださいね。

と、ふむふむやりながらペラペラとめくっていると、『今月のイチ押しブログ』という新企画があり、その第一回はなんと俺ブログだった!



「ふむー、ありがたや」とうなりながら読み、なるほど最近アクセス数が増えたのはこのページのせいだったのですね、と再び感謝する。

新しくこのブログに来られた方、これからもどうぞよろしくお願いします。

旅の情報、ノースハワイ島のいろいろ、そして楽しくサーフできるお手伝いをしますね。

今度はリリーさんからのメールで、「umi cafeに行ったら〜」という題で、俺のBD3が飾られてあったのでパシャリしてくれたのだそうです。

ヒグラシの鳴くBGMとBD3さま↓



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(おまけ)

何の意味をなさない文章=stop making sense


麺類が大好きです。
一番好きなのはうどんで、次に

そうめん

ネンミョン(冷麺)

マカロニ

葛切り

ひやむぎ

きしめん

エンジェルヘア

リングイネ

スパゲッティ

ミン(ベトナム)

ほうとう

沖縄すば(そば)

ラーメン

春雨

ビーフン

ファットチーネ

黒豆麺

ペンネ

フォー(ベトナム)

焼きそば

緑豆麺

ソバ

サイミン(ハワイのラーメン)

長崎ちゃんぽん

と順位が付いた。

この順は明日になったら入れ替わっているだろうという程度のもので、最下位の長崎チャンポンさんは気を落とさずにリンガーハットで胸を張って「餃子とのセット680円」となっていってください。

とにかく、何よりもうどんが好きで、例にもれず今日の昼食もうどんを食べた。

以前、カリフォルニアにいるときはアルバイトたちにうどんを振る舞って好評を博し、「うどん大王」としての自信をつけた。

調子に乗って、年月を重ねて作りつづけた結果、独創的なラー油すし酢うどんやタバスコ、アボカド、海苔海苔、ツナ納豆、胡麻ゴマ等のうどんコラボレーション伝説がこれまでに完成しました。

その際によく聞かれるのが
「うどんのおいしい作り方を教えてください」
ということです。

重要なのは、茹でている間はうどんから目を離さないこと。

さらには眼を血走らせ、うどんの一本一本が平均的に沸騰したお湯に絡まるように真剣に箸を使うのです。

これは10分間強の茹でるドラマだと思います。

これが稲庭うどんクラスになると、ゆで時間3分とあるので、その間は息をするのももどかしく忙しくなる。

うどんから離れるが、インスタント物で好きなのは「サッポロ一番しょうゆ味」で、この赤いパッケージの袋を見ると陶酔してしまう自分がいる。

これは茹でるお湯とスープのお湯を別にするのが「油抜き」の裏技で、麺から抜けた油分を補うべくバターをのせ、C級グルメを装ったフレンチ風とするのが白金台に住む奥さんたちがやっている手法と信じている。

「イトーヨーカドーの袋ラーメン17円」というのも大好きで、これには麺を茹でるときに一緒にベーコン2枚も入れる。

すると、ベーコンの風味が麺にまとわりつき、怪しくワハハ味のラーメンとなりますので一度お試しを。

「四角くって食べやすい」がキャッチフレーズの『ペヤングソース焼きそば』も大好きだ。

これは三橋三智也さんの宣伝する「激めん」、そして九州とんこつの「うまかめん」と、当時(中学生、1978年)通っていた釣り堀のストーブの横で、100円ゲーム機『ギャラガ』、または『ムーン・クレスタ』のデモ画面を見ながら3品同時に食べるのが俺の生きがいだった。

その時、横でペヤングを食べていた俺の釣り友が「この焼きそばいつ食べてもホントマジー(まずいの意)よな、お前なんでこんなの好きなの?」と聞いてきた。

「?」

と、彼のペヤング容器をのぞき込むと、どうやら麺にソースがかかっていないようなので、「お前なー、ソースかけないとまずいぞ」と正すと、ソースはかけたと言う。

「でもなんでそんなにメンが白いんだよ?」と聞くと、

「しらねーよ」と一言。

貧乏だった俺たちにとって、このカップ麺は釣り堀の魚のポイントを集めて購入した大事な土曜日の午後の食料だ。

どんなことをしても捨てるわけにはいかない彼は、そのかなりまずいであろう「味なし麺」を一心に喰っている。

で、少ししてから気づいた。

「おい、お前もしかしたらお湯を入れる前にソースいれたべ?」と俺。

「悪いかよ...」

これで彼の焼きそばがなぜまずいかを知った。

そいつは恥ずかしいのか、または悔しいのか、俺の前で2度とペヤングを頼むことはなく、カップヌードル・カレー味と赤いきつね専となった。

あれから30年、彼はまだペヤングを食べていないのだろうか?


今日は4時に起きて、夜明け前からホワイトハウスに行くが、20ノットくらいの強いサイドウインド。

せっかく上がってきたうねりはめちゃくちゃだ。

せっかく来たのだから、と海に入り何本か乗る。

虹がきれいでした。

上がってくると、ドノバンから電話があって、「ローワーズでナイトサーフィンしてきたぜ」と言う。

なんでも夜用ボードをドッキーと開発したんだそうで、「これで混雑からオサラバだ、夏のバカヤロウ」と井上陽水の歌詞のようだった、

ふーん、どうせ中空ボードの中にライトでも入れたんじゃないの?と言うと急に黙った。

これは図星だな、と電話を切った。

そういえば今日はUSサーファーマガジンの締め切り日だったと思いだした。

そのアップロードのためにFTPをつなぎ、少ししてからメールをチェックすると、ドッキーからのメールがあった。

さては、そのナイトサーフ用のボードだな、と見当をつけて開けるとそうではなく、Aviso NEW TOYの新サイズのマスターシェイプが完成したという内容だった。

写真も付いている。



!ドノバン用の5’9”サイズ(5'9"x20-1/4"x2-5/8" W/W/ROUND FUTURE-Q)にはなかったカーブチャンネル、そしてバックフィンが追加され5フィン仕様になってるではないか!

これなら3,または4フィンで乗れるし、短いボードにはこのカーブチャンネルの調子がいいのです。

と、ドッキーに俺の意見が取り入れられたようでにっこりとする。

サイズは
5'5"x19-3/4"x2-1/2" W/W/ROUND,Carve Four Channnel, FCS-5となります。
さらにはノーズ幅13-1/2”、そしてテイル幅が16-1/2”とゼン・シリーズに通じるティアドロップ型のアウトラインであることもわかった。

これなら力がなく、緩慢な斜面も滑走できるなあ。
サンプルが来月、そして製品版が9月に登場しますのでお楽しみに!

と書いていたらなつかしの曲がラジオから流れてきた。
トーキングヘッズの「サイコキラー」だ!!


I can't seem to face up to the facts
I'm tense and nervous and I Can't relax
I can't sleep 'cause my bed's on fire
Don't touch me I'm a real live wire

You start a conversation you can't even finish it.
You're talkin' a lot, but you're not sayin' anything.
When I have nothing to say, my lips are sealed.
Say something once, why say it again?

Psycho Killer,
Qu'est Que C'est
fa fa fa fa fa fa fa fa fa far better
Run run run run run run run away
oh oh oh oh oh oh oh oh....♪

これは俺の大好きなアルバム『ストップ・メイキング・センス』に入っていたナンバーだ。

ストップ・メイキング・センス、この俺的翻訳は「意味をなすことを止める」ということで、なるほど今の俺は理由や意味に縛られていて、それをなくしましょう、ということだな、と勝手に理解した。

ドッキーにヨロコビの返信をしたらまた画像入りメールが来た。

すると、限定シングルフィンのサイン入りがあるけど、NAKISURFのお客さんは欲しいかな?という内容で、写真はこの通り。



↓サインもこのように入っています。



値段も何もわからないけど、特製ロゴと、ドノバンと考えた特別シェイプだそうで、気になる人がいましたらshop@nakisurf.comまでご連絡ください。

詳細をドッキーに聞きますね。

今日のブログも長くなったなあ。

「意味をなすことをやめないと」と、扇風機の前で2分ほど放心すると、意味のあることをやりたくなって、仕事に戻る。

現代人はいそがしいのだ。

さらに石垣島からメールが届き、大川のがんちゃんのお店の向かいに『Garden of Eden』という英国リフレクソロジー施術院がオープンした。



↑私の写真もこのように飾られています。
ありがたい。

実は何回かこのリフレクソロジーにはお世話になっているのですが、体の悪い場所が瞬時にわかるというものです。

足裏反射療法はかなり効くので、お疲れの方はぜひ!
一度下がった波だが、また今日から少し上がりはじめた。

先週ばっちりはまった朝の干潮だが、今朝は潮位1フィートというたっぷりめの満潮だった。



小さくてもシェルフ(棚)でブレイクする波は迫力十分で、6'4"のピストルを使ってちょうどいい、というパワフルさ。

「潮が上げているから」と無理やりテイクオフしたのだが、途中のこぶに引っかかってしまいボードより前に落ちた。

海面が硬く、水の下に潜れないで弾かれていると、自分のボードが背中に当たり、しばらく息を吸えないでいた。

「ここは油断するとこうしてしごかれるなあ」

と、ようやくたどり着いた沖で気持ちを改める。

そんな始まりで、うねりは遠くから来ているのと、潮が下げはじめてきたせいかセットが入らなくなる。

そこでいつもの空想タイム。

今日は出版について考えてみた。

俺が本を買うときはまずは作家、次に題名、テーマ、挿絵、の順で選ぶ。

で、今日は出版したい本の題名を考えてみた。

「名は体を表す」という言葉通り、題名を決めてから執筆して、出版社に売りこめばいいのだ。

そこで、いくつかの題名が浮かんだ。

まずは、
「ホワイトハウスの秘宝」

↑これはホワイトハウスの波の下のリーフに財宝が隠されていて、それをワイプアウトしたときに主人公が見つけ、回収する話。

途中で横取りされたりして、話はもつれていく。

「よく乗れる波の選び方」

↑題名通りで、いかに簡単に乗れるか、に焦点をおいた波の選び方をレクチャーする。

講師はロブ・マチャドで翻訳はマーボーさんね。

「滑走力のあるサーフボードのモノづくり」

↑コール著

「パーフェクトリーフは語る」

↑デレック・ハインド著

と続き、もっと題名が出てきたぞ。

「波乗りが連れていってくれた旅物語」

「夢心を満たすサーフィン島」

「彼女の波旅行記」

「革命的なターンとは何か?」

「究極のチューブライディング教本」

「七里ヶ浜ローカルの暴走ードドゲの三浦著」

「レジェンドサーファーにかけられた陰謀」

「ジャイアントセットにおける対応法」

「新しい波へ」

「マジックボードの消失までの18日間」

「不吹ジローのフラットデイの退屈」

「コールの総合論理」

「波乗り人の幸福」

「キンチャンズ栄光話」

「サーフィン業界40年史」

「ビジュアルワイド 図解 日本の波」

「ビジュアルワイド 図解 世界の波」

「波乗り用語大辞典 縮刷版」

「環境を考えるサーファーたち」

「30日でおぼえる波乗りマナーとルール900件 ドリル」

「サーフボードビルダー虎の巻」

「ビーチブレイク攻略本」

「波乗人生、あの波よもう一度ーー達人たちの回想記」

こんな題名が出てきた。

もっとあったんだけど、後は忘れてしまった。

空想はどんどんふくらんで妄想化するけど、現実とするためにはほんの少しの情熱があれば届きそうなサーフ出版シリーズです。

出版社の方はただちに検討をお願いします。

マリン企画のMさん、枻出版のKさん、ネコパブリッシングのHさん、サーフ1誌のTさん、オーシャンライフ社のYさん、この出版社に転職はいかがでしょうか?

海の日ですね。

みなさんはいかがお過ごしですか?

こちらは昨日よりさらに小さくなった波と、嵐模様でつまり大雨&強風です。

こんな日は波乗りを休み、郵送仕事と原稿準備、そしてメール返信をしていました。

ランチの時にTVを点けると、レッドソックス対エンジェルス戦をESPNで中継していた。

見所は、同一カード3連敗するのを阻止しなくてならないレッドソックス。
首位のデビルレイズが今日負けて、3位のヤンキースが勝っているので、ゲーム差を縮めてヤンキースを追い払うという重要な対戦だ。

チーム単位で応援しない俺は、好きな選手を追う観戦方法をする。

この方式だと各地に点在する選手を見て、さらにはどのゲームでも楽しめるという利点を持つ。

レッドソックスはベケット、シリング、ラミレス、ペドロイヤ、テック(バリテック)、ユーキリス、ローウエル、エルズベリー、松坂、岡島、パペルボンという多くの選手のファンであるので、このカードは自然にレッドソックスの応援となる。

対するエンジェルスは以前はファンだったけど、マリナーズと同じアメリカンリーグ西地区ということで、このチームが負けるとマリナーズがポストシーズン、つまり決勝に進むことができるためつい負けろー、と見てしまう。

もうすでに20ゲーム以上離されているので、エンジェルスが20連敗、マリナーズが20連勝しても追いつかないという計算となるので今年は無理ですね。

エンジェルスにもいい選手が多く、トリー・ハンター、ゲレロ、ゲーリー・マシュー、Kロッド、ガーランドという1流どころを取りそろえている。

カリフォルニアに住んでいたときは良く見に行きました。

その懐かしいエンジェルス・スタジアムでの試合。

ちょうど中継された正面入り口の巨大なヘルメットを見て、その当時を懐かしむ。

ゲームは8回表レッドソックスの攻撃で、得点差は3−2と勝っている。

先発はそのガーランドと、レッドソックスは魔球の達人ウエイクフィールドだった。

ウエイクフィールドはナックルボールというゆらゆら落ちて曲がる変な球を操り、それを捕球する専用のキャッチャーがいるほどで、マンガっぽい投球を実際にする見ているだけでおもしろいピッチャーだ。

「よしよし、いい感じだ」と心の中で思いながら、鍋に水を張った。

8回裏になったときに沸騰したので「讃岐干しうどん」という乾麺を入れて、パッケージのゆで時間を見ると、18分!とあった。

「長いなあこれじゃ、試合が終わっちゃうよ」と思って見ていると、その先発のウエイクフィールドがまだ投げていた。

この回、先頭打者のDHのホワン・リベラにそのナックルボールをガキン!と引っ張られ、2塁打。

次の打者はオジサン顔のケンドリック。
こいつには打たれないでしょ、とうどんをかきまわしながら見ていると、カキーン!と高校野球のような痛打で2塁打を打たれて3−3の同点となり、ウエイクフィールドはここで降板。

次は8回の守護神オカジマかな?と思っていたら右腕のデルカーメンが出てきて、「うーんダメだよフランコーナ、ココはオカジマのオーキードーキボールでまずはワンアウトだよ」

と監督批判の独り言。

結局ここから連打でデルカーメンが打たれ、3−5となり、9回の表のレッドソックスの攻撃。

エンジェルスは抑えの切り札のKロッド。

連日連投で、疲れ気味だからいける。

そして打順を見ると、満塁にすれば2アウトでラミレスまで回るぞ、と勝手にシナリオを描くのだが、先頭打者ココ・クリスプが見逃しの三振になった時に麺が茹だった。

ドキドキしながら麺にすし酢をかけ、ラー油がなくなりそうなので代用品のタバスコをかけ、すりごまと海苔をまぶして熱々のを食べる。

アツアツで状況的にはヒヤヒヤうどんです。

代打のショーン・ケーシーはなんともちぐはぐなバッティングで三振となり、最後のバッターになるのか、とエルズベリーが左打席に立つ。

粘るエルズベリー、2点差なのでとにかく塁に出ないと。

うどんを食べ終わるまではゲームが終わるな!という願いむなしく、彼も三振でエンジェルスがレッドソックスをスイープしてしまった。

ぐわあー、おいしいはずのうどん昼食の味が消えてしまった。

Kロッドめー、いいピッチングじゃないか、とむかむかと褒めながらオフィスに戻るとシエィからのメールが届いていた。



AVISOで大きなエアを決めているのはシエィ。
場所はコスタリカだそうです。

とすると、ビーチブレイクのトゥリンかな?

彼からのメールによると、もうすぐ日本のWQS参戦のため成田まで飛んでくるそうだ。

大会会場の赤羽根ロングビーチにどんな波になるのだろうか?

そしてもう一通のメールには、チリまで到着した亮太くんからで、こんな最高の波画像が添付されていた。



すごい波。



↑ビーチブレイクはこんな感じで、無人の波があり余っているそうです。

いいなあ。



↑圧巻はこのレフト波で、パーフェクトバレルの連続なのだそーです。



すごい!
世界にはまだまだ多くの波があるのですね。

亮太くんからのメールをもっと読むと、このチリに行くまでにペルーのマチュピチュ(インカ遺跡)にも寄っていたようでこんな写真も添付されていました。



まだ解明されていないことの多い、不思議な遺跡だそうで、こういうことって少し宇宙人のしわざっぽいなあ。



俺的にはマヤ文明と、ナスカの地上絵がこの地球上で一番不思議な事項です。

さて、お茶の時間には豆乳を温めて、最近凝っている「雪ちゃん印のジンジャーシロップ」を入れて飲みました。



これはおいしいのでみなさんもぜひ!

海の日の野球話でした。
グビ。



マンゴーの季節です。

どこに行ってもマンゴーがあり、その味は胸を打つほどに甘く、溶けるような余韻は今までの記憶をなくすほどだ。

これはジェイミー家の成り方で、大粒でおいしそうなのがそろそろ熟してきています。



でもジェイミー家は大所帯なので、こちらには回ってこないマンゴーと知りながら「写真だけでも」と接近してパシャリしたのがこれ。



甘い香りを放ち、こんな蜜がすでにタラリ。
おいしそう。

グビグビ。

さて、昨日はあれから風が強くなり、フレディが「闘牛岬はまだオフショアだぞ」と聞き、行ってみるとハイウエイには車がたくさん停まっていた。

I have a bad feeling about this.
(嫌な予感がする=スターウオーズでの決まり文句ですね)

とブレイクまで行くと、サーファーが佃煮にするほどいっぱいいました。

なぜこんなに混んでいるかを分析すると、

1.夏休みである

2.一番潮の良い時間であった

3.うねり4日目で、有名な波だった

4.週末

5.どこも風が悪く、ここが唯一のオフショアコンディションだった

6.前日は空いていて、なおかつうねりの向きが良く、かなりいい波でそれが伝わっていた

こんなことがあって、この異常なる混雑となっていたようだ。

とにかく人をかき分けるようにパドルアウトすると知った顔もあり、でもみんな笑い顔が引きつっていた。

うーむ、とラインナップに入り、一本目の波に乗るが案の定前乗りされた。

前を行く20代のサーファーは必死の形相で前に前に乗っていくのだが、2ターン目で追いついてしまった。

レイルとレイルが並び、彼はこちらを見る。

もうこれで観念するだろう、と思ったらさらに乗っていく。

あまりにも力の入った彼の波乗りは当然のように遅く、また追いついたのだが、波から降りる気配がないのでこちらからベイル(プルアウト)した。

こんな始まりだと、通常ピークで波を待つ気がなくなってしまい、奥の「10パームス」という10本椰子の木が立っている前まで行く。

ここは浅すぎるので、あまり人がいないのだ。

でもここで俺が1本乗ったらボディボーダー2人とロングボーダー3台、あげくの果てにはスタンドアップのつがい(2台)までやってきてしまった。

そこで、「ロックパイル」というさらに奥のピークに逃げる。

この闘牛岬はインサイドから測ると約800mものブレイクが連なっているトカラ列島のような形容なのです。

ここにもロング3台、ガンタイプのオジシャン(おじさん)が3人、他5名という陣容でもう仕方がない、とあきらめてサーフするのだが、波数が少ない上にわりとタルいブレイクなので、ショートだとまともなシェイプの波に乗ることができない。

しょうがないので、「どうぞー」、「ドーゾ」と波を譲るのだが、それに対して誰も譲り返してくれないことに気づき、打ちのめされるように消沈してしまった。

無償の愛とあるが、俺のはうわべだけの愛なので「俺も波に乗りたい」ということは誰も気づかないようで、というよりみんな自分が波に乗りたい、ということだけを考えているようであった。

例えるのなら「災害時の暴徒に近い目の中の炎」が周りのサーファーたちに間違いなくあった。

「もう闘牛は嫌だ!」とがっかりしながら小さめの波に乗って上がり、浜でクレイグに会った。

彼は沖で俺と同様にアロハ精神に乗っ取って、波を譲っていた同胞で、彼も打ちのめされていて、「アロハはどこにいったのだ?」とこちらも俺と全く同じ感想を述べてきた。

「波乗りマインド不信」となりながら車を走らせ、家に戻り、それを思いだして悔睡眠しながら今朝4時となった。

一度起きるが、昨日の「闘牛波乗りガッカリ体験」にやる気が起きず、2度寝。

はっ!とまた目を覚ますと、窓の外は夜明け色になっていた。

このままでは悔しいので、風が合っていないはずのホワイトハウスに向かう。

太陽が昇りはじめたと同時に到着。

波はサイズダウンしたものの、干潮と相まってなんとかオーバーヘッドはありそうだ。

パドルアウトしていくと、波数がぐん、と減ったようで一向に波が来ない。

でも、人がいないというのはこんなにも気持ちが良いものなのか、と再実感しているとククイウラ港から太い虹柱が上がった。

そしてあれだけ吹いていた風が止んできた。

良く晴れて、青い水、珊瑚礁、沖には海亀が3匹。

うーん、アロハだなあ...。

とうっとりしていると、前出したクレイグがにっこにこ顔でパドルアウトしてきた。

「おー、今日のここはばっちりアロハだぜ!」と言うと、彼は

「虹とアメの中、やってくるナミ見てました。とてもイイデスネ」

と日本語。

クレイグは日本に住んでいたこともあり、とても上手な日本語を話すのです。

そんな彼と4時間に渡るゆったりのアロハセッションを通過し、ふたりでにっこにこで浜に戻り、昨日の忌まわしい記憶を浄化したのでした。

上がってきて、うれしいので朝食を食べながらビールをグビー。

禁酒明け、そしてこんなアロハな日のビールはうまい!

グビギビー!

酔っぱらってしまい、その後少し昼寝というか朝寝。

シェラトン・リゾートというホテルが南側にあるんだけど、そこで歩行者天国、バンドステージ3カ所、出店18店というお祭りがあって行ってきた。

ここでもピールをグブグビーと飲み、さらに酔っぱらって帰ってきてこれを書いています。

これを書きながらまたビールをグビと飲み書いています。

酔いながら書いていくというのはこのブログでははじめてで、どんどん文体が甘くなるけど、それも気持ち良い。

サーフィンはサイズでも風でもなく、やはり「こころに感じる空間を味わうもの」ということがわかった2008年の7月です。

まあ、そんなアロハな日でした。

満月がきれい。
少し欠けちゃったなあ。

ガビグビーー!
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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