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暑い日が続いています。

先日、スパーキ家に行った際に蚊かノミに足や体をやられ、「痒いー」と起き、リトルリーグの3位決定戦を見る。

優勝戦のハワイVSメキシコはビデオに撮ったので、後で見ます。

フレディから電話があって、ホワイトハウスは風が入っていてジャンクなコンディションというので家族で闘牛岬に行きました。

日曜日ということでかなり混んでいたので、俺は岸から釣りをしました。

マークホワイトルアーを付けて投げるとすぐにアタリがあり、しかし針にのらないので小型かな、と思っていたらゴン!と大きいのがきました。

ジーとドラグが鳴り、糸が出ていくのを耐えながら寄せてきたのですが、魚が針から外れてしまい、残念無念。

逃した魚は大きい、ということわざ通りで針が伸びてしまっていた。
もしかすると5kgはあったかな?

その後アタリはなくなり、場所を変え、角度を変え、巻き取るスピードを変え、とやっていたが全くの沈黙。

また先ほどの大魚を逃した場所に戻りキャストすると、ガンと竿を持って行かれ、またリールがギーーっと悲鳴を上げた。

今度こそあげるぞー、と思い、長々と時間をかけてランディングすると大きなパピオ(アジ)だった。

すごいファイトだった、と感動していると、ハワイアンのおじさんがこれは4パウンダーだな、と評した。

4パウンドというと2kg近くあるので、これは刺身にしようとビニール袋にしまいこんだ。

その後、さきほどより少し小さいがもう一匹がかかり、2匹もあれば大満足だと竿をしまい、AVISO JJ Rocket Fish 6'6"でパドルアウトした。

このままリーシュプラグに糸とルアーを付けて流せばトローリングになるな、と釣りのことばかりを考えていた。

家に戻って調べてみると、このパピオは「Blue-fin trevally」という名前で、なるほどヒレが真っ青でした。

GTの親戚かもですね。
お顔がそっくりでした。

写真を撮ればよかったんだけど、最近豪雨が多いのでカメラが濡れるのが嫌なのと、まさか岸からあんなのが釣れるとは思わなかったので持って行かなかった。

次は撮ってきますね。

とさきほどさばき、お刺身と干物風にしてみました。

今夜が楽しみ。

ビールをグビグビっといこうっと!



これはホワイトハウスです↑

YOUTUBEに動画を43本アップしていますが、最近はHOW TOのニーズが多く、少し作ってみました。

これはアンディ・アイアンズのパーフェクトターンの動画なのですが、ライディングの合間にキャプションを挟むというアイディアを取り入れてみました。

http://jp.youtube.com/watch?v=7r63xA0x1Bg



ターンのたびに止まってしまうので、少し見づらいかもですね。
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今朝は6時半からリトルリーグ・ワールドチャンピオンシップ戦のTVを見た。

日本(4戦全勝)対メキシコ(4戦全勝)

この日本チーム「江戸川南」を予選から連続でTV録画して見たら、それぞれの球児にあだ名がついた。

おっさん(24)180cm、70kg!

大仏くん(25)

チョロ(1)

カズオ(6)

ジャニーズ(8)

ガリ勉くん(11)

球三郎(7)

イガラシ(3)

飛雄馬(18)

(かっこ内は背番号)

このチーム『江戸川南』は松坂さんの出身チームであり、ここで30年間監督をやっているというシンゴ・アリヤスさんには「野村監督」とつけた。



とても良い試合だったが、「日本に勝つために誕生日も、休日も、もちろん正月、クリスマスも返上して毎日4時間練習してきた」というメキシコチームの死にものぐるい攻撃に、技術と体力で勝る日本が4−5と惜敗した。

これで日本チームはインターナショナル準優勝と決定し、明日のワールドシリーズにはハワイ対メキシコとなった。

日本の選手は移動距離もさることながら時差による体調不良もあっただろうし、ボランティアというアマチュア審判団の甘いプレートジャッジにもめげずよくやりました。

俺が個人的に好きなのはキャッチャーとピッチャーを務めた「大仏くん(25)」本名ユタカ・タケシタくんで、にっこにこの笑顔と、強肩強打が印象的でした。

江戸川南チームのみなさんには、毎日いい試合とプレイを見させてもらい、集中する美しさと勇気をもらいました。

大人になっても変わらずに、毎日を攻め続けてください。

ありがとう!

さて、ノースハワイは季節の変わり目なのか、天候不安定である。



晴れて暑いなぁ、と思っているとその2分後には「ザバアアアー」と豪雨となる。

波も薄くなるように消えてきたので、今朝は海に行かずに上記したリトルリーグの決勝戦を見て、それから原稿書きをしている。

夕方には海に行けるといいんだけど。

みなさんも良い日にしてくださいね。
今日から大きくなるはずの南西うねりだけど、朝見るとサイズ変わらず、というかむしろ小さくなった気がする。



情報がこれだけ発達しても正確に予想できないのだから海は難しい。

本当なら洋平さんとスリルあるセッションを楽しめたはずなので、すこしというかかなり残念です。



スパーキ家に子犬が誕生したので見に行った。



「ジャックなんたら」ってスパーキが言っていましたが、なんという種類でしたっけ?



熟れる前のグアバをいただき、



闘牛岬に行き、洋平さん家のまゆさん、初夏(はつな)ちゃんとゆったりサーフセッション。

洋平さんのロングボードを初めて見たが、ハーちゃん(ハービー・フレッチャー)と遜色なくてびっくりした。

ノーズライディングからCJネルソンのようなスライドとか、七色のターンをしていました。

さすがです!

彼らは今日からオアフ島に引っ越しです。
さみしいなあ。

でも一緒にゆったりサーフできてよかったです。

「またサーフしましょう、次はイナリーズですね」と涙のお別れをしました。



ふたりの共通の友人クレイグも一緒に愉快なセッションでした。



それから某ホテルのヤングジェネラルマネジャーのナナちゃんと、上信越のコービー・ブライアントと名高いマウイのトモくんが遊びに来てくれました。



なんと、コカコーラTのペアルックを着てくれていて、乗っているボードもAVISO JJ6'2" PROで、普段はホノルア湾でリッピングしまくっているそうです。

この島では闘牛岬の長い波と、ハウピアスペシャルかき氷、そしてソフトサンドの美しさに感動していました。

で、「マウイの細川哲夫さんは元気ですか?」

という話となりました。

ナナちゃん、トモくん、きてくれてありがとうございました。

良い週末をお過ごし下さい!
プルメリアの垣根っていいなあ。



と珍しく夕方に波乗りに行くと、南西うねりが大きくなっていた。

ホワイトハウスではセットで4フィート、ダブル程度のピークになっている。



夕陽ごろが満潮いっぱいなので、普段いる砂浜は海に沈んでいる。

そこで、満潮のスイミングプール波をチェックに行くと、ハート型の雲が西に浮かんでいた。



ドノバンから電話があり、ドッキーがAVISOニュートイの新サイズを製作したことをとても喜んでいた。

彼はエルサルバドル以来、AVISOがお気に入りで、「こんなに調子いいボードはないぞ!」と子供のように喜んでいる。



バレル(チューブ)ライドもこのようにスムース。

これはAVISOボードの弾力が波のこぶを吸収するからに他ならず、じつにやわらかい乗り心地となる。



ドノバンドッキーがデザインした奇抜なボードをAVISOで製作できないかどうかを現在調整中です。

うまくすると来年早々に発表できるかもしれません。(確率25%)

乞うご期待ください!

とオフィスでメール整理をしていると、湘南のソウルサーファーであり、SUP(スタンド・アップ・サーフィング)を愛するサーファーからこんなメールが届きました。

================================
(前半文章を略しています)

先週金曜日、南海上の熱帯低気圧が突然台風11号に昇格、湘南でも土曜日の昼前ぐらいからウネリが入り始め、最大で肩+ぐらいでしたが、昨日の午前中までうねりは頑張ってくれました。

ただし、折悪しく(?)一年中で最も混雑するお盆休みの週末と重なり、各ブレイクは目を覆いたくなるような惨状でした。

さて、ノースハワイでのSUP事情、想像に難くありません。

ブログの「SUPウォーズ」の項を読んで悲しくなりました。

私がSUPをする時には以下を心掛けています。

1.人のいない、もしくは少ない時間帯のみだけ使用する
(春夏は夜明け前、秋冬は明け方、ぎりぎり割れる満潮時、など)に、なるべく短時間、集中して漕ぐ。

2.サーファーが増えて来たら、即上がる。
(何人になったら上がるかは、波数、サーファーのバランスによって判断)

3.先にSUPがいたら、他のブレイクに行く。

4.他のSUPが来たら、他のブレイクに移動する。

これらが前提で、更に

5.行くべき波だけに絞り込み、他はピクリとも動かない。

6.セットの終わりの方を選ぶ。(時と場合によりますが)

7.乗った波では、全力でパフォームし、最後のショアブレイクまでメイクする。

8.なるべく遠回りして、ゆっくり沖に戻る。

それでもSUPを苦々しく思っているサーファーは大勢いることでしょう。

ショートとロングですら難しいのに、SUPとプローン(通常)のサーファーが共存するのは不可能に近いでしょう。

であれば、波をとる事に道具としてのアドバンテージを持つSUP側が他のサーファーに対して「謙譲」の心を示さねばならないと考えます。

今後SUPのマーケットが拡大するについれて、道具の供給者や各種スクール、メディアなどが、モラルアップの啓蒙活動を展開していく事が予想されますが、最終的にはクレイグさんのおっしゃる、
「結局は個人のマナーですよ」に賛同します。

日本のSUPがノースハワイのようにならないように「謙譲」の心を持ってもらえたら、と思いましてここにメールします。

(後略)
================================

ということです。
さすがだなあ。

問題になる前に各々でマナーを考え、知り、そして共存できるようになるといいですね。。

ちなみに闘牛岬は今日もSUP軍団に占領されたようです。(涙)

まあ、これはある意味サーファーのエゴに感じるマナー論ですが、日本にブームがやってくる前の「転ばぬ先の杖」としてご理解いただければ幸甚です。

今日も長々した話を綴らせていただきました。
読んでいただき、ありがとうございます。

波はさらに小さくなり、腰、たまに胸くらい。

ということで、ゆっくり起きて闘牛岬にロングボーディングをしようと、フレディに電話をする。

「波は小さいけど、あのブラックダイヤモンドなら乗れるぞ。俺も乗りたいからあのボードでおいでよ」

ということで、ブラックダイヤモンド・セッションと相なった。



65才のフレディはブラックダイヤモンドを持って、実にうれしそうである。

サザエさんの波平さんよりも11才も年上なのに、毎日元気でサーフィンするお姿を見て、気合いが入る。

今日は昨日着ていたTシャツを「サーフウオッシュ」しようと着たまま海に入った。

現在発売中のBLUE誌の巻頭コラムにもあるが、

「着ながらに 洗濯したり 夏の海」

という句のままの日です。

この句を聞いた洋平さんは、「うまい句ですね」とお世辞で褒めてくれたが、洗濯業界から「そういうことを言うと、洗濯量が減るのでやめてくれ」という料簡の狭い抗議メールが来そうだ。(笑)

1.車から闘牛岬浜まで5分33秒、

2.浜からインサイドピークまでパドリング4分12秒、

3.インサイドピークから10パームスまでパドリング2分26秒、

4.10パームスで、乗れる波が来るまで6分11秒。

これは何の数字かと言うと、ひさしぶりにサーフウオッチを付けてみたので、今日の波乗りの特徴的な時間を計ってみた。



この時計(ニクソン)は優れもので、潮見表がディスプレイに表示される。

前出のフレディとブルースにドーダと自慢し、沖で悦に入る。

さらに俺は「もうすぐ潮がもっと干くぞ」

とか、

「明日の潮はあまり干かないな」

と当たり前のことをぶつぶつ言っていたら、どうやらうるさいようで、いつのまにかみんなはインサイドピークに移動していた。

洋平さんにも自慢しようとしたが、ちょうど波に乗っていってしまった。

しょうがないので「日本時間は何時かな?」とセカンドタイムを表示させて遊ぶ。

洋平さんはDVSのハイドルフルを気に入ったようで、じつに美しいラインで闘牛の長いレフトにマニューバーを描いていった。

クレイグに「ジャパーニーズドノバンだね」と言うと、ロングボードを漕ぎながら「ヨーヘーさんはウマイネー」と答える。

途中で俺のBD3と彼のDVS5'9"を交換して、お互いに新感覚波乗りを楽しみました。



帰ってくる途中にマリン企画の編集長Uさんより電話があり、ドノバンと俺の2ショット写真を探しているとのこと。

クラブキングに銀塩写真入稿の締め切り近し。

前出のBLUE誌のコラム締め切りが今週いっぱいで、サーフィンライフのKさんにブルース・アイアンズの写真を依頼される。

マリン企画のMIOさんからも電話があり、彼も洋平さんを15年来知っているので、彼の波乗りがいかにうまかったかを喧伝すると、

「洋平さんは、昔から短いボードも長いボードも乗るのが上手でしたよ」ということで、なるほどと納得する。

と自分へのメモをここに書いていると、レッドソックス松坂さんの登板なので、MLBコムの生中継を見ながら写真を整理する。

常用カメラのGRデジタルの新しいファームウエアが出たそうなので、ダウンロードし、アップデートすると、新しい機能が使えるようになり、それに驚きました。



人間もこんな風にコンピューターにつないで、健康診断、または治療ができるようになる日が来るのだろうな、などと思いながら作業する。

明日はどんな波に乗れるのだろうか?

昨日、クレイグと俺の共通の友人である洋平さんが島に到着する。

本来は10時の便だったのだが、機材不調ということで、3時半の便に振り替えられた。

しかし、その3時半の便にも乗れずに洋平さんが到着したのが6時。
実に8時間も遅れた計算となる。

洋平さん曰く「参っちゃいました。飛行機の故障なら仕方がありませんが、それならもっと早い便に振りかえて欲しいです。カスタマーサービス最悪です...」と焦燥しきっていた。

「航空会社は8時間、つまり一日の1/3という無益な時間をお客さまに過ごさせたことに補償はないのだろうか?」

ということを考えたが、きっと小さな字の注意書きに「遅れても補償しません」と書いてあるのだろうな。

空港からクレイグ家に向かう途中で、「日が暮れちゃう」と慌てて闘牛岬に行き、暗くなる前に2本だけ波に乗りました。

水平線に沈むサンセットにグリーンフラッシュも見え、その美しさに大満足する。

「人生楽ありゃ苦もあるさ〜♪」

と水戸黄門の主題歌「あゝ人生に涙あり」を歌いながら帰宅。

で、今朝。

いつものように早起きをし、夜明け前にホワイトハウスに行く。

到着後5分ほどでクレイグと洋平さんが現れた。



オフショアなので「波イイデスネ、ヤリマショーヨ」とゲッティングアウトする。

見た目はスロウだが、沖に出てみると、時折ストロングな波がやってきた。

ウエッジするピーク内で、

こぶが多すぎる

下に変な段がある

もう少し奥に入ればよかった

もう少し沖からパドルしなくては

という懸念や特異事項があり、さらには沖には俺たち3人だけなので、つい波への執着心が欠けていたようで、ことごとく止めてしまうか、見送ってしまった。

そこで、少し自分自身に嫌気を感じ、「次の波こそ」

と沖を睨んでいたが、結局この後すぐに風が入り、同様の波に乗ることはなかった。

やはり波とは一期一会で、しっかり立ち向かわなくてはいけない、とまた勉強する。

そして、この風が合う「闘牛岬」に移動することとなった。

MILSOLケースのピストル用とBD用ケースの揃い踏み。



今日はどんな波になるのだろう?

とスイミングプールに波を見に行くと、ブレイクの前にあった空き地に邸宅建設が始まっていた。



不景気のはじまりのアメリカだが、それは富裕層にはあまり関係ないらしく、大邸宅の建設ラッシュは続いている。

それにしてもこの家の値が7億円!

お隣が売りに出ていて、その値段が$9,750,000。

ということは約10億8千万円。





しかもここは別荘なのだそうで、本家はどんな家なのでしょうか。

アメリカのお金持ちって際限がないのですね。
しかし、彼らはいったいどんな仕事をしているのだろうか?

と、謎は深まった。

昨日アップしたYOUTUBE動画で、アンディアイアンズがコールボードに乗っているクリップがあったので、ここに紹介させていただきます。

HPSです。

http://jp.youtube.com/watch?v=3S6iqmvTLNE



夜明け前からホワイトハウスに行き、昨日デレックに教わったテイクオフを試す。

陸でさんざん練習したからか、掘れるテイクオフセクションにて効果を発揮し、ほんの少しはレベルアップしたようだ。

ヴォアンとツヨシさんが入っていて、波と波の間は世間話をする。

波の写真の手前をパドルアウトしているのはヴォアンで、俺は写真を撮ってから沖に出るのでどうしても後手となる。

あいかわらずセット間隔が長いので、ようやく掴んだ大きめの波に乗りながら「今日はここまで」と決心し、浜に上がる。

で、ヴォアンとツヨシさんの波乗りをしばらく見て、ヴォアンが上がってきたところで見学も終了。



見学していると、ホワイトハウスは美しく良い波で、「あれも乗れそう、これもいい波」だと思いがちだが、実際にはものすごく掘れ、パワフルな波です。

ブレイクまで岸から距離があるので、波の詳細とインパクトの深度がわからないからそう思ってしまうのです。

グアバ畑を探しに少し山に入る。



乗っていったのはカビカの「サビタ2号」。

これはマニュアルシフトなので、下り坂はニュートラル、信号赤の手前でしっかりとクラッチを切り、惰性走行を得意技とし、現在は記録的な燃費率を達成している。

エンジンブレーキが効かないのが問題だが、田舎道なのでーー他に車もいないからあまり問題はないだろう。

オフィスに戻り、サーフファースト誌の「ただいま撮影中」連載14回の見開きページを入稿。

YOU TUBEに未投稿だったNAKISURFムービー14編を投稿。

http://jp.youtube.com/profile_videos?user=nakisurf

ビデオ録画したリトルリーグ世界選手権の予選D組、2試合目の

日本対カナダ

戦を早送り再生観戦し、日本が快勝してにっこり。

以前に作品を「フォトテクニック・デジタル誌」に寄稿したのだが、いまだに掲載誌が届かず、担当編集者とやりとりしているが、仕方がないので日本にいる弊社佐保にお願いして当該誌を購入してもらい、その画像を送ってもらった。



担当編集者は、グリーンルームフェスティバルまで取材に来てくださったり、とても気持ちの入った人だったのだが、どうやら競合のCAPA誌にサーフ写真を掲載したのが気に障ったようである。



サーフ写真を専門で撮る俺にとっては「寝耳に水」な話である。



両誌共に

「夏なので波乗りしている写真を掲載したい」

とのことだったが、最近サーファーを水中から撮ったのはエルサルバドルにてのドノバンだけなので、彼の作品のみを送った。

けれど、両誌のドノバン作品を見てもらうとわかるのだが、撮った日時場所が違うので、彼の着ているものからサーフボード、そして波まで別物なのです。

サーファーならば、バタフライとクロールくらい違うことは一目瞭然でわかるだろう。

編集者は「夏向けにサーフ写真」が欲しい、それなら船木に頼もう=彼なら普段からサーファーを撮っているのだろう。

と思われていたのだろうか?

今年の作品に限れば、ドノバン以外のサーファーのお見せできるような水中ショットは持っていないのだ。

俺は「波の写真を波の中から撮ること」を生きがいにしているので、サーファーが映っていない波の写真なら5万枚ほどハードドライブに持っているのですが...。

よく考えると、この雑誌社と俺は事前にこのサーファー写真掲載についての独占契約を交わしたわけでも、このエルサルバドル撮影に対する経費もいただいたわけではないので、この件に関しての編集者(編集長か?)の不満は「料簡が狭い」と思える。



競合誌CAPAの方は、もう少し初級者に向けたテクニックというか心得という内容で、こちら「フォトテクニック〜誌」はカメラ中級者に露出やISO、そしてホワイトバランス、ファイル種類の詳細を紹介したのだが、競合誌に掲載されてしまった、と昂ぶっている編集者にはあまりわかってもらえないようだ。

まあこんなことはよくある話で、俺にとってはあまり新しくないのだが、掲載誌くらいは送ってきて欲しい。

最初に寄稿したときは丁寧な礼文が掲載誌の中に添えられていたのに、今回は正反対な対応である。

同じ写真、同じ文章なら激昂してしまう意味がよくわかるのだが、これらは全て違うショットであるからなんとも言い難い...。

掲載誌発売からもうすぐ2ヶ月。

俺はいつになったらこの号を見ることができるのだろうか?

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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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