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昨夜、月蝕の時間に渋谷アップルストアにてNAKIPHOTOイベントを行いました。
雨中遠方より、そしてお忙しい中をお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
さらに関係者の方、友人たち、感動的な歌声を聴かせてくれたグリーンシット、そしてAPPLE STORE渋谷店のスタッフの方々にもありがとうございました。
なお、満員御礼のため入れなかった多くの方たち、そして見えづらい後列の方たち、申し訳ありませんでした。
次回イベントにはこれに懲りずにお越し下さい。
その際には新型「ありがとう」、そして「ぜひ」ステッカーを用意します。
グリーンシットのけんやくんは「心に太陽を」、そして「あいしてる」の2曲を披露してくれました。
やさしい声にうっとりです。
イベント終了後です。
「DODOGE」と「ありがとう」ステッカー、新創刊雑誌『PRAY』はここで配布しました。
今回のイベントスタッフ。
下段左から弊社とおる、和歌子さん、晃子さん、俺、GREENSHIT(けんやくん)、883(はやさん)、DODOGEの三浦さん、そしてUSKEさん。
こうしたデジタルイベントの可能性と愉しさのポテンシャルを感じた第一回目でした。
重ねまして厚く御礼を申し上げます。
ありがとうございました!!
PR
2004年5月5日以来という皆既月食の日、その時間(8/28、18:50)にはみなさん何をやっていますか?
私はアップルストア渋谷でイベントを行います。
以前も掲載しましたが、予告編はこちらです↓
上の画面が見えない人はこれをクリックしてください
午後7時から、入場無料、音楽はグリーンシット、進行は私です。
できたてのホヤホヤ「DODOGE」「ありがとう」「FOURKARAT」ステッカーも持っていきますので、「ブログ見た、ステッカーが欲しい」とイベント前後に私、または弊社とおるに声をかけてくだされば、無料でどちらか一枚を差し上げます。
渋谷、パルコの向かいの銀色のビルにアップルストアはあります。
東京都渋谷区神南1-20-9
ABC-Mart 公園通りビル
03-6415-3300
7PMからです。
ぜひお越し下さい!
おっ、飛行機の時間です。
それでは行ってきます!!
私はアップルストア渋谷でイベントを行います。
以前も掲載しましたが、予告編はこちらです↓
上の画面が見えない人はこれをクリックしてください
午後7時から、入場無料、音楽はグリーンシット、進行は私です。
できたてのホヤホヤ「DODOGE」「ありがとう」「FOURKARAT」ステッカーも持っていきますので、「ブログ見た、ステッカーが欲しい」とイベント前後に私、または弊社とおるに声をかけてくだされば、無料でどちらか一枚を差し上げます。
渋谷、パルコの向かいの銀色のビルにアップルストアはあります。
東京都渋谷区神南1-20-9
ABC-Mart 公園通りビル
03-6415-3300
7PMからです。
ぜひお越し下さい!
おっ、飛行機の時間です。
それでは行ってきます!!
きれいな半月ですね。
この月が満ちた日、
8月28日にアップルストアでイベントを行います。
自然の象徴である「海」「山」を渋谷というCITYに持ち込みます。
午後7時から60分間のみのイベントです。
「天才唄師グリーンシット」こと、けんやくんの歌声に乗せて、海夢→オーシャンドリームを紡ぎます。
このイベントの題名は『FEEL THE GLIDE』(滑空を感じて)です。
予告編を作ったのでぜひ見てください。
5分40秒と長いので、お時間のあるときにどーぞ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ブラウザによって画面が現れないことがあります。
上の画面が現れない人はコチラをクリックしてください。
この月が満ちた日、
8月28日にアップルストアでイベントを行います。
自然の象徴である「海」「山」を渋谷というCITYに持ち込みます。
午後7時から60分間のみのイベントです。
「天才唄師グリーンシット」こと、けんやくんの歌声に乗せて、海夢→オーシャンドリームを紡ぎます。
このイベントの題名は『FEEL THE GLIDE』(滑空を感じて)です。
予告編を作ったのでぜひ見てください。
5分40秒と長いので、お時間のあるときにどーぞ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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現在なみある?へアップするショートムービーを編集中です。
第一弾は「シェイパーによるサーフボードについて(仮題)」です。
iMovieを初めて使ったけど、直感的で簡単ですね。
波はあいかわらず腰くらいで、夜明けから闘牛に行き、きれいなゆったり波に乗ってきました。
リリコイポイントが見えるので、遠目で見てあの日を思い出しています。
(日曜日のおまけ)
イナリーズの夕陽です。
(おまけ2)
アニーがドドゲ池で釣った見たことのない魚、その17。
わかる人は教えてください。
(おまけ3)
波乗り仲間ウッドと失敗サンプルの波Tシャツ。
(おまけ4)
ノアがスクーターで、格闘家をジャンプしているところ。
(おまけ5)
ブラックダイヤモンド4'10"を胸サイズテイクオフ、そしてインサイドの膝セクションで乗っている映像です。(長いセンテンスだなあ)
場所はカリフォルニア、リビエラビーチブレイクです。
弱い、日本的な波です。
最後はフィンが砂に刺さったので反射的に降りました。
↓画面をクリックしてください↓
画面が出ない人はこちらをクリックしてください。
第一弾は「シェイパーによるサーフボードについて(仮題)」です。
iMovieを初めて使ったけど、直感的で簡単ですね。
波はあいかわらず腰くらいで、夜明けから闘牛に行き、きれいなゆったり波に乗ってきました。
リリコイポイントが見えるので、遠目で見てあの日を思い出しています。
(日曜日のおまけ)
イナリーズの夕陽です。
(おまけ2)
アニーがドドゲ池で釣った見たことのない魚、その17。
わかる人は教えてください。
(おまけ3)
波乗り仲間ウッドと失敗サンプルの波Tシャツ。
(おまけ4)
ノアがスクーターで、格闘家をジャンプしているところ。
(おまけ5)
ブラックダイヤモンド4'10"を胸サイズテイクオフ、そしてインサイドの膝セクションで乗っている映像です。(長いセンテンスだなあ)
場所はカリフォルニア、リビエラビーチブレイクです。
弱い、日本的な波です。
最後はフィンが砂に刺さったので反射的に降りました。
↓画面をクリックしてください↓
画面が出ない人はこちらをクリックしてください。
なみある?で配信するショートムービー各種を作ろうと思い、自分のラップトップや旧iMacで試すのだが、ハードドライブに写真やら何やらと詰まりすぎていて機能しなかった。
そこで新しいマックを購入しようと、アップルストアでオンラインショッピング。
直感的に24インチインテルiMacと決めてすかさずショッピングカートに入れて保存する。
そして弊社とおるに「iMac買うんですよ」と言うと、
「今月の7日に確か新型iMacの発表の噂がありますよ」
と言う。
むむ、それなら待ってみようとその日を待っていたら俺の.macがメインテナンス中と表示されている。
これはアップルが新製品を発表しているな、と思い、アップルサイトをチケットぴあのようにリロードしていると、ズダーン!
と新iMacの画面に切り替わった!
慌ててBUY NOWのボタンを押し、即決購入。
注文してからゆっくりと新型のスペックを見ると、おおおー、と大満足。
新しいマシンが来ると、思い出すのが最初のマックのこと。
俺のパソコン一台目はアメリカに引っ越してきて真っ先に購入したパフォーマ。
これはたった16MBのメモリに800MBのハードディスク。
日本語を表示させるために「ことえり」という日本語環境ソフトをインストールしなくてはならないのだが、これがフロッピーディスクで11枚というとても面倒なものだった。
まあフロッピーディスクも容量が1MBだったのだから仕方がないか。
現在は500GBという大容量のハードドライブに2GBのメモリー、24インチのフラットスクリーンで2000ドルと、まるで夢世界である。
長生きはするものだ、とちらりと思う。
話は戻るけど、そのパフォーマの後で弊社ではビデオ編集も始め、遅いマシンだとクラッシュしまくるからと、スタッフに言われるがままに速いマシンをリース契約して、それが5000ドル以上かかり目玉が飛び出たことを思い起こすと、格段の進歩です。
最初から今に到るまでアップル信仰が深く、いまだにPCは使えないので、インターネットカフェに行くと、難儀する私です。
新iMacのセットを終えた今日のオフィスはこのようになっています。
五台のマシン、これらは全て高速ワイアレス環境で接続されて、俺の原稿やNAKISURFはここから発信されています。
ここに宿題をやりにきたカイラはタイプ用のiMac17"と、検索マシン(12"POWER BOOK)を分けて効率化する技をこの年で使っている。
すごい時代です。
新しいマシンが届くと、今も昔も時間がかかるのがインストール。
今CS3のインストール中です。
デジタル写真編集には欠かせないアプリケーション。
PHOTOSHOPは初代から使いこんでいる。
自己流なので、同じコマンドばかり使っていますが。
あれ?
さっきランチを食べたと思ったらもう夕陽だ。
そして月が昇った。
今夜は長そうです。
あっ、
....
停電があり、インストールの途中なのに...、と泣きそうになる。(笑)
この新iMacちゃんからどんな作品が生まれるのだろう、と期待感たっぷりの一日です。
そこで新しいマックを購入しようと、アップルストアでオンラインショッピング。
直感的に24インチインテルiMacと決めてすかさずショッピングカートに入れて保存する。
そして弊社とおるに「iMac買うんですよ」と言うと、
「今月の7日に確か新型iMacの発表の噂がありますよ」
と言う。
むむ、それなら待ってみようとその日を待っていたら俺の.macがメインテナンス中と表示されている。
これはアップルが新製品を発表しているな、と思い、アップルサイトをチケットぴあのようにリロードしていると、ズダーン!
と新iMacの画面に切り替わった!
慌ててBUY NOWのボタンを押し、即決購入。
注文してからゆっくりと新型のスペックを見ると、おおおー、と大満足。
新しいマシンが来ると、思い出すのが最初のマックのこと。
俺のパソコン一台目はアメリカに引っ越してきて真っ先に購入したパフォーマ。
これはたった16MBのメモリに800MBのハードディスク。
日本語を表示させるために「ことえり」という日本語環境ソフトをインストールしなくてはならないのだが、これがフロッピーディスクで11枚というとても面倒なものだった。
まあフロッピーディスクも容量が1MBだったのだから仕方がないか。
現在は500GBという大容量のハードドライブに2GBのメモリー、24インチのフラットスクリーンで2000ドルと、まるで夢世界である。
長生きはするものだ、とちらりと思う。
話は戻るけど、そのパフォーマの後で弊社ではビデオ編集も始め、遅いマシンだとクラッシュしまくるからと、スタッフに言われるがままに速いマシンをリース契約して、それが5000ドル以上かかり目玉が飛び出たことを思い起こすと、格段の進歩です。
最初から今に到るまでアップル信仰が深く、いまだにPCは使えないので、インターネットカフェに行くと、難儀する私です。
新iMacのセットを終えた今日のオフィスはこのようになっています。
五台のマシン、これらは全て高速ワイアレス環境で接続されて、俺の原稿やNAKISURFはここから発信されています。
ここに宿題をやりにきたカイラはタイプ用のiMac17"と、検索マシン(12"POWER BOOK)を分けて効率化する技をこの年で使っている。
すごい時代です。
新しいマシンが届くと、今も昔も時間がかかるのがインストール。
今CS3のインストール中です。
デジタル写真編集には欠かせないアプリケーション。
PHOTOSHOPは初代から使いこんでいる。
自己流なので、同じコマンドばかり使っていますが。
あれ?
さっきランチを食べたと思ったらもう夕陽だ。
そして月が昇った。
今夜は長そうです。
あっ、
....
停電があり、インストールの途中なのに...、と泣きそうになる。(笑)
この新iMacちゃんからどんな作品が生まれるのだろう、と期待感たっぷりの一日です。
超強力ハリケーン・フロッシーが近づいてきているので、ブイをチェックすると東南東のうねりだった。
外は大雨。
ホワイトハウスはさぞかし大きいことだろうと、覚悟を決め、一番長いガンを車に積みこみ、夜明けに出発しようとしていると、ウッドから電話があった。
「ヘイ、波なんかないぞ。セットでようやく頭サイズが横風ビュンビュンの中をやっとブレイクしているけどどうする?」
「えっ!(絶句)」
そんなわけはないと思いながら頭の中を整理する。
1.ハリケーンが近すぎる
2.ハリケーンが逸れている
3.ハリケーンの勢力が弱まった
4.うねりの向きが変わった
5.強い横風にうねりが消されている
このどれか、または複数の理由だろう。
さっきサイトでハリケーン情報をしっかりチェックしておけばよかった。
仕方がないので、ウッドを誘ってこのサイドショア(東北東)がオフショアになる西に向かうことにする。
途中で快晴となる。
西側は地形の関係で、普段から晴れることが多く、南側が大雨でもこのように快晴無風となる。
ハワイ諸島全ての島で西側はこのような気候らしく、こんな日は「ウエストバンザイ!」といつも思う。
闘牛ポイントに着くと、すでに車列が出来ていて、最後尾にすべりこむようになんとか停める。
「混んでいるからイナリーズに行こうよ」とウッド。
「いや、地形もわからないのにあっちに行くのは賭けだよ。せっかく朝早くここに来たからここで」
と言った瞬間に思い出した。
ここの湾北岬に南東うねりをうけるマボロシの波があるという。
ウッドにそれを伝えると、彼は半信半疑ながら「お前が言うのなら行ってみよう!」
となり、そこに向かう。
ショートジョンに着替え、ワックスをたっぷりとバットフィッシュ(小さいと判断)に塗り、ゲートを抜け、闘牛放牧場を越え、浜に着くと、頭サイズの闘牛ポイントにはたっくさんのサーファーたちが結集していた。
島中が強風でも、ここはなぜかトレードウインドが弱いオフショアになるから無理もない。
俺たちはそれを横目に見ながら、反対側の岬を目指す。
遠い白波。
小さそうだが、距離があるのでなんともわからず。
途中でセットが入り、形の良さそうな波が弾けた!
おおー!
とふたりして砂浜を走り、走り、河口までたどりつくと、その沖には極上のライトハンダーが100m以上に渡り、パーフェクトにブレイクしていた。
俺たちは大きく「YEAH!」と叫び、ハイファイブをして沖に向かう。
波は全てバレルである。
ということは浅いのだろう。
波の面がゴワゴワしているので、かなり浅いことは推測できる。
セクションが4つ以上あり、最初は河口につながるピークで待つ。
沖にセットが現れる。
ん?頭半はある!
ウオー、っと一本目に乗ると、テイクオフして軽いターンをしたらバレルに包まれた。
波の斜面が朝陽に反射してまぶしい。
そのままバレルセクションを越えて、ショアブレイク手前でダブルアップするところでキックアウト。
ウッドが沖から吠えているので、立ったまま両手を拡げて応えた。
こんなすばらしい波を今日乗れることを俺は想像していなかった...。
メンタワイのHTそっくりで、それをマイルドにしたような波。
大きすぎず、小さすぎず、夢のような波。
他は風が強く、そして反対側の岬は今日一番混んでいて、うねりはこの半分程度に小さい。
不思議だなあ、とずっと波乗りしていたが、どうにもならないほど空腹になってしまった。
車までは遠いし、仕方がないとあきらめた。
もう一度岸まで乗った際に波打ち際を見ると、多量の黄色い果実風な球状のものが砂浜を彩っていた。
もしかしたら?
と上がるとやはりリリコイ(パッションフルーツ)だった。
川から流れ着いたのだろう。
その何個かを拾い、両方の親指で分厚い皮を裂き、果実を大きく開けた口に流し込むと、大当たり!
砂糖のように甘ーい完熟リリコイだ!
うおー、っと手当たり次第に食べ、種まで全て飲み込み、沖にいるウッドに何個かおみやげとしてウエットの中に入れて持っていく。
なんとも幸せだなあ。
風はまだオフショア、波は余りまくっている。
やがて潮が干いてきて、インサイドでプルアウトするとボードがリーフに擦るようになってきたので、ここであきらめて上がる。
「夕方また満潮になるからまた来ようぜ!」
とにっこにこで俺たちはここを後にしたのだ。
帰り道、ウッドが「ここってなんていう名前がついているんだろう?」と言うので、俺は
「リリコイポイントにしようよ」
と勝手にネーミングした。
家に帰ってニュースを見ると、そのハリケーンは勢力を弱め、なおかつ進路を変え、ハワイ諸島へは何も被害を出さないだろう、とキャスターはうれしそうに言っていた。
良かったぁ....。
一度家に帰ったウッドは疲れたようで、午後戻らずに明日また朝行こう、とさっき電話があった。
ブイ情報を見ると、うねりは半分程度に下がっていて、きっと今日乗った波が最大になるのだろう。
ハリケーン・フロッシーがもたらした奇遇なる波である。
リリコイポイント、今度はいつそのラインナップを現すのだろうか?
(お知らせ)
来たる8月28日、午後7時より60分間アップルストア渋谷店にて私のスライドショーを行います。
写真に合わせて、撮影裏話などもお話しますので、みなさんお誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。
サーフィンライフのニュース覧にも掲載されています。
最近撮った特級作品、そして「DODOGE」、「ありがとう」ステッカーなども持っていきますのでお声をおかけ下さい!
【今日のワイン】
こんな日はおいしいワインを飲もうと、アルゼンチンの高地ワインを開けました。
マルベック種のブドウで、トロピカルフルーツのアロマ。
アンデス山脈に作られたワイン畑で丹念に収穫され、樽詰めされたそうです。
すこし硬かったけど、グラスに入れて少しおいてから飲んだら、おいしいおいしいの2つ星でした。
9ドル。
外は大雨。
ホワイトハウスはさぞかし大きいことだろうと、覚悟を決め、一番長いガンを車に積みこみ、夜明けに出発しようとしていると、ウッドから電話があった。
「ヘイ、波なんかないぞ。セットでようやく頭サイズが横風ビュンビュンの中をやっとブレイクしているけどどうする?」
「えっ!(絶句)」
そんなわけはないと思いながら頭の中を整理する。
1.ハリケーンが近すぎる
2.ハリケーンが逸れている
3.ハリケーンの勢力が弱まった
4.うねりの向きが変わった
5.強い横風にうねりが消されている
このどれか、または複数の理由だろう。
さっきサイトでハリケーン情報をしっかりチェックしておけばよかった。
仕方がないので、ウッドを誘ってこのサイドショア(東北東)がオフショアになる西に向かうことにする。
途中で快晴となる。
西側は地形の関係で、普段から晴れることが多く、南側が大雨でもこのように快晴無風となる。
ハワイ諸島全ての島で西側はこのような気候らしく、こんな日は「ウエストバンザイ!」といつも思う。
闘牛ポイントに着くと、すでに車列が出来ていて、最後尾にすべりこむようになんとか停める。
「混んでいるからイナリーズに行こうよ」とウッド。
「いや、地形もわからないのにあっちに行くのは賭けだよ。せっかく朝早くここに来たからここで」
と言った瞬間に思い出した。
ここの湾北岬に南東うねりをうけるマボロシの波があるという。
ウッドにそれを伝えると、彼は半信半疑ながら「お前が言うのなら行ってみよう!」
となり、そこに向かう。
ショートジョンに着替え、ワックスをたっぷりとバットフィッシュ(小さいと判断)に塗り、ゲートを抜け、闘牛放牧場を越え、浜に着くと、頭サイズの闘牛ポイントにはたっくさんのサーファーたちが結集していた。
島中が強風でも、ここはなぜかトレードウインドが弱いオフショアになるから無理もない。
俺たちはそれを横目に見ながら、反対側の岬を目指す。
遠い白波。
小さそうだが、距離があるのでなんともわからず。
途中でセットが入り、形の良さそうな波が弾けた!
おおー!
とふたりして砂浜を走り、走り、河口までたどりつくと、その沖には極上のライトハンダーが100m以上に渡り、パーフェクトにブレイクしていた。
俺たちは大きく「YEAH!」と叫び、ハイファイブをして沖に向かう。
波は全てバレルである。
ということは浅いのだろう。
波の面がゴワゴワしているので、かなり浅いことは推測できる。
セクションが4つ以上あり、最初は河口につながるピークで待つ。
沖にセットが現れる。
ん?頭半はある!
ウオー、っと一本目に乗ると、テイクオフして軽いターンをしたらバレルに包まれた。
波の斜面が朝陽に反射してまぶしい。
そのままバレルセクションを越えて、ショアブレイク手前でダブルアップするところでキックアウト。
ウッドが沖から吠えているので、立ったまま両手を拡げて応えた。
こんなすばらしい波を今日乗れることを俺は想像していなかった...。
メンタワイのHTそっくりで、それをマイルドにしたような波。
大きすぎず、小さすぎず、夢のような波。
他は風が強く、そして反対側の岬は今日一番混んでいて、うねりはこの半分程度に小さい。
不思議だなあ、とずっと波乗りしていたが、どうにもならないほど空腹になってしまった。
車までは遠いし、仕方がないとあきらめた。
もう一度岸まで乗った際に波打ち際を見ると、多量の黄色い果実風な球状のものが砂浜を彩っていた。
もしかしたら?
と上がるとやはりリリコイ(パッションフルーツ)だった。
川から流れ着いたのだろう。
その何個かを拾い、両方の親指で分厚い皮を裂き、果実を大きく開けた口に流し込むと、大当たり!
砂糖のように甘ーい完熟リリコイだ!
うおー、っと手当たり次第に食べ、種まで全て飲み込み、沖にいるウッドに何個かおみやげとしてウエットの中に入れて持っていく。
なんとも幸せだなあ。
風はまだオフショア、波は余りまくっている。
やがて潮が干いてきて、インサイドでプルアウトするとボードがリーフに擦るようになってきたので、ここであきらめて上がる。
「夕方また満潮になるからまた来ようぜ!」
とにっこにこで俺たちはここを後にしたのだ。
帰り道、ウッドが「ここってなんていう名前がついているんだろう?」と言うので、俺は
「リリコイポイントにしようよ」
と勝手にネーミングした。
家に帰ってニュースを見ると、そのハリケーンは勢力を弱め、なおかつ進路を変え、ハワイ諸島へは何も被害を出さないだろう、とキャスターはうれしそうに言っていた。
良かったぁ....。
一度家に帰ったウッドは疲れたようで、午後戻らずに明日また朝行こう、とさっき電話があった。
ブイ情報を見ると、うねりは半分程度に下がっていて、きっと今日乗った波が最大になるのだろう。
ハリケーン・フロッシーがもたらした奇遇なる波である。
リリコイポイント、今度はいつそのラインナップを現すのだろうか?
(お知らせ)
来たる8月28日、午後7時より60分間アップルストア渋谷店にて私のスライドショーを行います。
写真に合わせて、撮影裏話などもお話しますので、みなさんお誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。
サーフィンライフのニュース覧にも掲載されています。
最近撮った特級作品、そして「DODOGE」、「ありがとう」ステッカーなども持っていきますのでお声をおかけ下さい!
【今日のワイン】
こんな日はおいしいワインを飲もうと、アルゼンチンの高地ワインを開けました。
マルベック種のブドウで、トロピカルフルーツのアロマ。
アンデス山脈に作られたワイン畑で丹念に収穫され、樽詰めされたそうです。
すこし硬かったけど、グラスに入れて少しおいてから飲んだら、おいしいおいしいの2つ星でした。
9ドル。
カレンダー
プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
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