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先日お約束したAVISO主宰ジョン・オモハンドロによるチューンナップと、AVISO純正リペア方法を一挙掲載します。

まずは「先日修理したけど、まだ水が入る個体(今回は俺のBD3)」のリーシュプラグを外し、そこからホースで全量水を入れてしまいます。



それに再びリーシュプラグで栓をして、デッキを下にして平置きし、



強い息でプラグ内の水を全部吹き出します。



それから乾いた布で個体を全て拭き取ります。



それから上下左右に強く振ると、ノーズの修理跡から水がジワリと出てきたので、これが犯人だと、ここをマークしました。

さらに他の穴を探しましたがどこからも水は出てこないので、プラグを開けて排水します。



プラグ周りの汚れを先ほどの乾いた布で良く拭き取り、プラグに付いているOリングにシリコングリースを塗ります。



これがシリコングリースです。
ダイビングショップ、またはNAKISURFコムでもスペアプラグと一緒に取り扱っています。

個別販売も始めますのでお待ち下さい。



これでプラグ周りのチューンナップ、そしてピンホールの見つけ方の部を終了しました。



次に修理に入ります。

まずはリーシュプラグを外します。

ジョンによると、温度差でボード内の空気が膨張、または収縮するのを防ぐためです。
(修理の際に膨張してしまうと、穴が塞がらなくなるのを避けるため)



今回の修理に必要とした道具は

カッターナイフ

はさみ

カーボンファイバー(グラスファイバーでも可)

5分硬化型 2液性エポキシ樹脂(透明)

荒削り用の紙ヤスリ(80番)

耐水ペーパー(180番、320番)

サンディング用の木片

料理用クリアーラップ

焼き鳥用の竹串

ワックスリムーバー

マスキングテープ



後はエポキシ樹脂を混ぜる台紙となる段ボールか、厚紙のようなものがあればばっちりです。



「修理で一番大事なのは準備なんだ」

と言いながらジョンがその穴の開いている付近を削り始めた。



「とにかく、削って削って、修理箇所周辺がきれいになるまでつるつるにすること」

と前回フレちゃんが直してくれた修理箇所まで耐水ペーパー(紙ヤスリ)とカッターナイフで削りとっちゃいました。



ジョンによると、フォームを使用していない*AVISOはエポキシ樹脂でもポリエスター樹脂でも使用できるのだが、やはりエポキシ樹脂の方が長期間の接着が可能なので、できればエポキシを使って欲しい、ということでした。

*ポリエスターでも溶けない高耐圧PVCシートは使用しています

前回塞いだ穴までこうしてグリグリして取り去りました。↓



この修理作業のコンセプトは「歯医者」。

ということで、悪い場所を全て削り取り、それで新しい樹脂とカーボンをパッチする(足す)ということです。

さらに耐水ペーパーで磨き、前回の修理を全て取り去ってしまいました。↓



次にエポキシA液とB液をボール紙の上に同量出して、



両液を素速く、そして確実に混ぜます↓



それを竹串を使って、亀裂と穴に入れ込みます。



この位の量を修理箇所に盛りました。



すぐにジェル状(完全硬化の7〜8割程度)になるので、そうしたらカッターナイフで削ります。



削ったら、軽くサンディングして終了です。

次の第二行程に入ります。



カーボンファイバー(これはAVISO修理キット内に入っているものです)を用意します。

それを織り目に対して45度の角度で、修理箇所よりやや大きくカットしてください。(写真参照)↓



切ったら編み目がほどけてしまわないようにそっと持ちます。



そして修理箇所をマスキングテープで養生します。↓



先ほどと同様に、今度は少し多めにエポキシ樹脂をA、Bと出して、また同様に攪拌します。



それを修理箇所に薄くのばします。
これがカーボンファイバーとの接着剤の役目をするので、隙間ができないように、そして樹脂の硬化が始まらないように迅速に作業します。



次はそこに先ほどカットしたカーボンファイバーを載せて、エポキシ樹脂を上からかけて、浸透させながら修理箇所になじませます。



すばやくここまでをやるのがコツですね。



樹脂がカーボンファイバーの上下に行き渡ったらクリアーラップで修理箇所をこのように覆います。↓



そのクリアーラップの四隅を



マスキングテープで留めます。



そうしたら硬化が始まってくるので、クリアーラップの上から指やワックスリムーバーなどで表面を整えます↓



ある程度硬化したら(9割程度)クリアーラップ、マスキングテープを剥がします。



サンディング前なのにこんなにツルツルです↓



拡大写真↓



ここから100%の完全硬化まで10分ほど時間をつぶします。

ジョンは自称ゴルフの達人ということで、「『ペブルビーチの波濤』を制覇したんだよ」と自慢されました。



硬化したら、通称「水研ぎ」と言われるウオーターサンディングの開始です。

耐水ペーパー180番に水をかけ、修理箇所の荒削りをします。

次は木片に耐水ペーパーを巻き付けて、修理箇所がおよそ平らになるまで水研ぎします。



デッキ側もジャリジャリ。



レイル角度もザッザッっと手を休めずに削ります。



最後に耐水ペーパー320番で、手の感覚で細かく削って終了です。



YES!修理完成!!

昔からここにあったようにカーボンファイバーがボードになじみ、さらにはピカピカです。



さらにはジョンの裏技があって、それは

「太陽にボードを当てて、熱くなったら少しのサーフワックスを修理箇所に塗り、それをキッチンペーパーできれいに拭き取ると、こまかい気泡部分にワックスが入り込み、かなりピカピカになるそうです。

これがAVISO純正修理法です!

(おまけ)
フレちゃんにこの修理法を伝えたら、

「クリアーラップのかわりにワックスペーパーでやってごらん、もっとツルツルになるぞ」とのことでした。

さすが長老、なんでも知っていますね。

(おまけのおまけ画像)

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9.5ft. 14sec. @310-330

という北西うねりが届いている。
少しサイズは下がったけど、十分なうねり。

今朝もフレちゃんとメジャーリーグベイに行き、先発していたカイル鞠黒とクレちゃんことクレイグと4人だけのモーニングセッションをしてきた。

基地の中は軍警察が多く、あちこちで検問をやっていたので、もしかしたら何かの危険レベルが上がったのだろうか?

さて、昨日お伝えした長老フレディによる「簡単完璧なAVISO修理法」というのを掲載します。

俺の修理法はフレディによると、傷口を長期間維持するのはむずかしいらしく、「あれはやはり臨時用だね」とのことです。

まずは傷口を220番の耐水サンドペーパーで、先日ここに詰め込んだワックスはもちろん、前回のリペア跡まできれいに削りとります。

すると、こんな亀裂が出てきました。
「いいのかな?」というほど削りました。



その亀裂または穴にグラスファイバーが入ったレジン(ここでは全て紫外線硬化型レジンの製品を使いました)で埋めます。



埋めたら太陽光にあてて10分置いて、周囲をきれいに220番のサンドペーパーで削り取ります。

これで一部終了です。



↑このような(ファイバー)クロスを用意して、修理箇所よりも大きめに切ります。



このようにマスキングテープを傷周囲に貼ってから修理箇所にレジンを塗ります。↑↓



↓次に先ほど切ったファイバークロスを修理箇所にのせます。



↓指先でクロスを動かしながら修理箇所に密着させていきます。
この際に修理箇所とクロスの間に空気が入らないように注意してください。



ファイバークロスは吸水するので途中でレジンを足しました。



ここで二部終了です。

アセトンかラッカーシンナーで手を良く拭いてください。
(フレディは素手でしたが、俺は使い捨てのゴム手袋を使用しています)



修理箇所が紫外線に当たるように置き、およそ10分〜30分(晴れていれば短く、曇っていれば長くが目安です)すれば硬化します。



ここではフレディ家のサイモンに見張りをお願いしました。



硬化を確かめ、



完全に固まる前(80〜90%程度)にカッターナイフで、マスキングテープに沿ってファイバークロスを切ってからマスキングテープを剥がします。



この通りです。



さらにカッターナイフをこのように使い、修理箇所周辺の「バリ」を取ります。



完全硬化も兼ねて、海まで行きました。

到着後、もういちど細かいバリを削り取り、



220番のサンドペーパーで修理箇所を削り、



磨きます。



完成!



フレディは「この上にもう一度刷毛でレジンを塗るときれいだぞ」と勧めてくれましたが、俺はあんまりピカピカが好きではないので、これにて終了です。

せっかくだから、とひさしぶりにワックスをきれいに剥がすと、あれだけ酷使したボードなのに足跡一つ付いていませんでした。

さすがAVISOだ!



ではでは俺は空港に急ぎます。

みなさんも良い日にしてくださいね!
朝から土砂降りの大雨です。

洪水警報が出ていて、オフィスの前までも膝下くらいの浸水となっていて、浸かりながらここまで来ました。

それにしてもすごい雨。

雷もピカ!(1秒後)ズドドーン!!と来ますし、竜巻警報まで出ていて、プチ天変地異状態です。

明日はホノルルマラソンだそうで、どうなるのか?と天気予報を見ますと、快晴となるようで、一安心しました。

この地区は小さな停電を繰り返しています。

普段はiMacで写真作業をしているのですが、突然電源が切れるのはマシンに良くなさそうなので、このマックブックプロで原稿作業と翻訳、そしてNAKISURFコム内の文章を書いていました。

この島はまだまだ田舎なので、雨が降るとすぐに停電してしまうのです。
俺の小さい頃、昭和40年前半の日本みたいだなあ。
と懐中電灯はかかせません。

ここにわんちゃんこと、高林さんに千葉で撮っていただいた写真のフォルダーがあり、それを整理していると、勇人さんがBD3に乗ってすばらしいボトムターンとリッピングをしているシークエンスを見つけました。

少し昔、きんちゃん先輩が、

「おいみっちゃんよ!どうやったらあんな深いボトムターンができるんだ?
俺がやると浅いのよ、深く入ると失速するし、何が違うんだい?」

と聞かれたので、その時は身振り手振りでその「深いボトムターン」の説明
をしたが、ここに教本となる10枚の写真があります。

そこで、(一般的なHow toはPTAの通達並に苦手ですが)俺流のHOW TOで解説しますね。

これであなたも彼も彼女もあの人も波斜面を余すところなく使う一子相伝のマニューバーができるようになります!

【カメハメハ1世も習得していたという海乗神滑の伝承】

まずは一枚目のこのショットはボトムターンのクリッピングポイント(頂点)を通過しているのですが、理解していただきたいのはここが最高速となるように波を滑り降りるということです。



この位置でボトムターンを開始しても失速します。
この手前で足を波側に折りたたみ、内側のレイルに重心を移していくのです。(北斗神滑)

レイルが入った状態を続けますと、このように円弧状にターンを開始し、加速を始めます。(メビウス術)



膝はまだ折りたたんだままです。
遠心力を味わってください。



↑この位置から波のトップへの正確な位置決めをします。

波の飛点急所(経絡秘孔)を目指します。
切り立った脇、またはリップが飛び出す位置がその秘孔です。

目指すと書きましたが、本当にこの位置よりその場所だけを凝視するのです。




↑の位置で波に上がり始めます。
ここで折りたたんだ膝を少しだけ開放してあげると加速を増すようです。



↑ここから次にやってくる「岸側ターン(南斗水鳥滑)」に備え、ターンの切り替えを始めます。



左の肩を次の進行方向に下げます。
これはシェーン・ベッシェンから教わったサンクレメンテ流で、クリス・ワードやマット・アーチボルドたちもこれを会得しています。



↑この位置で波のトップに行くので、オフザリップのテイル重視のピヴォットターンになるべく、右足を強く踏み、左足は軽くリードする程度に沿え、先ほどの左肩を岸側に入れるようにしっかりと意識します。



↑この位置で波のどの箇所で切り返すかを見極め、ボードを左手、左側、岸側に大きく切り返し始めます。

一枚目の波側ターンの逆(南斗水鳥滑)となるのです。
背中側のターンとなるので、かなりスリリングです。



↑波面とボード角度の融合を確認しながらテイル(右足)を深く押します。
前足(左足)はかかと重心が移るように意識して岸側にボードを急速旋回させます。

よく「蹴る」と表現されますが、それは間違いで、この回転するような体重移動の急激なものが求められるのです。



↑左肩から左の手に意識を入れて、テイルの押し出しを続け、前足はかかとから全体的に踏むようにする加重を開始します。

これで完成です!

決まったら残った気を天に放出し、『わが生涯に一片の悔いなし!!』とニヒルに思いながらまた次のボトムターンを開始してください。

あっ!
ドドゲ先輩が見えました。

先輩はどこでもドア(ハワイアン航空)で見えたそうで、ホノルルマラソン参加なのでしょうか?

「ここから俺に書かせろ」というので鏡向き、つまりグーフィーフッター用の解説をお願いすることにしました。

ヘヘー!
俺です。


NAKISURFコム初執筆で、なんだか晴れがましいね。

これは北斗神拳と南斗聖拳の伝承を目的とします。

って定義しちゃうんだよ。すげえべ?

まずは時代設定だな。
えっそんなのいらねえ、って?

そっか、そうだよな。

でもこのタイプすんの面倒だからよ、お前打てよ、いいだろ。

(ここからドドゲ先輩は俺の後ろ、俺はタイプを始めます)



まずはよ、こうやって波にかぶさるんだよ↑
いいか〜波に倒れこむようにすりゃいいんだ。

むずかしけりゃ、波を降りながら途中で板の波側を踏むといいぜ〜。

お前、話言葉で書くなよ、失礼だろ?

あっ、こんなことまでタイプしている!
バカだね〜お前は書記ロボット任命だな。

ヘヘー。



こうやって曲がり始めるからよ、したらそのままのかっこでいりゃいいんだ。



ここまできたらもうこっちのものだぜ、目をよ、目を波のヒラヒラのところにガンつけちゃうんだよ〜。

「クヌヤロ、そこでグリーって返しちゃうからな!」
ってね。
ワンタンメ〜ンってあったでしょ、ゴルフの、それみたいにリズムつけるといいぜ。



ここから上がり始めるんだね。
次が大事だからさ、ギャク向く用意するといいね。

ギャクシン会だね。
俺にTシャツくれよな。

背中側に倒れる準備だな。

俺って教え方うまいでしょ?
お前みたいに難しく書いたってわかんねえよ。

ズバービシッ!が一番わかりやすいんだけどねホントは。



もう背中を意識するんだよ。
温泉旅館のさ、布団敷きが帰ったあと、「あー気持ちいい〜」って寝るだろ、あれみたいに寝ちゃう瞬間の気持ちをここで表現するんだぞ、いいか。



背中背中って思いながらガンつけたところに行くわけよ〜。

いいね〜。



ここでトップだね、ドリャ!
とか、「ひでぶ」とか「あべし」とかもいいぞ。

感じ出るからね。



ここ!ココここでしょ〜。

全てはここ。

この瞬間に俺は生きている

って、カギカッコつけてくれよ。

これが大事で後ろ足しっかり踏んで、前足をこう押さえるのよ。

単車も足でおさえるでしょ、それみたいにカーブのさ、出口が見えるところで、こうおさえこむじゃん、そうやって気合いを入れてボードの後ろを踏むんだよ。

前足は陸に向かうように意識するといいね。



きたきた〜!

これで踏みつけと切り替えの速さでスプレーの上がりが決まるんだよ。

「ひでぶ〜あべし〜!」
って叫ぶとみんな見るからやってみるといいぞ。

俺から聞いたって言うなよ。

流行ったら俺のせいになるのは勘弁だからな。



決まった〜!

最高でしょ〜
って、決まったらの話だけど、今度は「高いエア狙っているんだけど」って普通の顔を意識するのな、決まっても涼しい顔でいて、喜ばない方がかっこいいぜ。

ブラジル人なんかはチューブ出た後、十字架切っているのがいるけどあんなのかっこわりいからさ、任侠だか武道みたいに涼しい顔で「俺今なにかやりましたっけ?」という顔でいるんだよ。

これオレ流ね。ヘヘー

それにしてもこの勇人くんうまいね。

今度俺に紹介してくれよな。
波乗り教えてもらおう。
お布施はサーフサプリでどうかな?
激ホットあげちゃおうかな?

そうだ、「サバの開きもください」って言っておけよな。

北うねりがこれから週末にかけて猛烈になるそうで、今日から届く、という予報を受けた俺と長老フレちゃん。



サビタで泥だらけの道をゴトゴト行くと、そこにはこの程度の波があるだけだった。



やってやれないことはないが、小さすぎて浅いリーフの上のよろよろブレイクはここでは危険な波なのです。

そんなことを話していたらアートとクレイグの親子が現れた。

北側に波を見に行ったのだそうで、「あまり良くありませんね」と美しい日本語と英語でそれを教えてくれた。



クレイグはここでサーフしたくて、フレちゃんは北うねりが入っているのでここより3km北側のトロピカルJベイ(Jトロ)がいいはず、と主張する。

長老の意見を採って、また泥道をガタゴト走り、そのJトロに着いて波をチェックすると、ほとんどブレイクしていなかった。


↑これは泥道をチャージしたトラックの泥化粧。

しかし、目の前のビーチブレイクが激浅のようで、全ての波がバレルになっていた。

そこでやることにして、沖に出ると胸肩、たまに頭サイズのものすごく掘れて、バックウオッシュも入っていて、「首が折れちゃうかも」系の波だった。

なんとかショルダーからテイクオフしたりして、バレル風の波を味わう。

バックウオッシュ・エアドロップ等々、普段の波乗りではあまり起こらない技を繰り出し、そのクリスタルクリアーの波に乗っていった。

一本パーフェクトの波が入り、それに乗った俺はターンターンでどんどんショルダー側に走っていった。

トップターン、ボトムターン、ターンの円弧がどんどん大きくなり、パワーサーフィンになった俺がいた。

それを横で見たフレちゃんに「おーいいターンだったな」と褒められ、「エヘへ〜」と照れる俺。

キックアウトした腰程度の浅さの砂州に立ち、波が来たのでボードを持ち上げて泡を越えようとすると、

ボードが持ち上がらないほど重くなっていた!

なぜだ?

となんとかその重くなったボードを持ち上げてみると、3/4ほど浸水していた。

これは先々週から気づいていたんだけど、かなり前にボードをコンクリートに落とした時にノーズを壊し、それをいい加減に直したんだけど、結局直っていなくて、明日直そうと思ったまま、今日まで来ていたのだ。

中の水が動いて、ターンに影響してパワーサーフィンになっていたのかな?
と不思議なターンをもう一度思い出してみた。

実際に切り立った波の日は、ボード内に水が少量(100cc程度)入った方が調子よくて、あえてそのままにして、水を吸わせながら波乗りしていたんだけどそろそろその亀裂が大きくなってしまったようだ。

一度上がり、プラグを外して水をドバーと出す。

サーフボードからこれだけ水が出るのは奇妙でおもしろい感覚だ。

また戻ってフレちゃんにそれを伝えると、「まだ直していなかったのか?」とびっくりされた。

フレちゃんは先々週からこの亀裂を指摘していたので、少し呆れられたのかも知れない。

もうワンセッションを終える頃にはまたたっぷりと水を吸っていた。

穴は小さいのだが、ボードを沈めたときに水圧で吸水するようだ。

上がって、フレちゃんにその吸水状況をお見せしたのがこの写真。

ドバア、ザバザバ〜。



フレちゃんはなぜかこの水で手を洗うというリアクション。
バケツ程度の水が入るから災害時には役に立つかも、と一瞬思った。



で、ようやく本日修理をしました。

1.
まず用意したのは、ソーラーレジン(通常、ポリエスター製)、180番の耐水ペーパー、サランラップ。

リーシュプラグを外し(後で意味がわかります)ました。



2.
まずは日の当たる場所に持って行き、耐水ペーパーでガリガリと修理部分を削ります。
(ここは以前直した箇所なので、その削り残しも今削ります)



ガリガリ、ザッザツっと、紙ヤスリを50往復させると、亀裂が現れました。

内部が濡れているので耐水ペーパーを選択したのです。

壊れた直後に干さずに直せるのがAVISOの魅力でもあります。
(実際には乾かせと言われていますが、その違いわからず)

亀裂は見えますか?
今回は2cmの長さでありました。

でも元々この傷はボードを落とした時のもので、それはかなりの衝撃で、最初にリペアしたときはヘアクラックで、見えなくて直しきれなかったのです。
あの衝撃が長時間経ってもこの程度で済んでいるのはカーボンファイバーの強みだと思う。

新時代だなあ。



3.
その前にリーシュプラグを掃除しました。
砂を落として、シリコングリースをリングとねじ穴に塗りました。



4.
そして今度はボードを日の当たらない、温度が下がる場所に持って行きます。

5.
ソーラーレジンを出して、



亀裂にのせて、



6.
指で塗り込みます。



7.
塗ったら、サランラップで傷部分をしっかりと密着させます。



8.
そしてリーシュプラグをはめ込みます。

これは暖かいところで暖まったボードが日陰で冷えていくので、その時に亀裂から外気を吸収しようとする特性を利用してソーラーレジンを亀裂内部まで引き込もうというアイディアです。

外が暖かくなければ暖房した部屋等で応用くださいね。

樹脂を引き込むまでこのまま3分程度放置します。



9.
陽に当てます。



10.
3分程度当てたら、

サランラップを外し、さらに5分放置します。



11.
完全乾燥したら先ほどの耐水ペーパーの残りで傷を磨いて終了!



もしここで、またピンホールが開いていたら、(5)に戻り、またソーラーレジンを塗ってください。

亀裂が大きい場合はガラスクロスか、カーボンクロスをこの亀裂の上にかぶせるとなおいいでしょう。

俺流は外観をあまり気にしないので、ざらざらのままとしますが、神経質な人はここから800番のペーパーで磨いたりするときれいになります。

修理が大の苦手な俺でもこんなに簡単に直ります。

AVISOは発泡フォームを使用してない(PVC)ので、溶けるものが入っておりません。
よって樹脂はこのソーラーレジン、普通のポリエスター樹脂、またはエポキシ樹脂が使用できます。

もしかしたらガラスクロスを刻んでボンドや瞬間接着剤でも平気かな、と乱暴なことを考えています。

お粗末で申し訳ない程度の修理ですが、俺流なので、みなさま流などがありましたらご意見をお待ちしております。

(お知らせ)
クリスチャン・ワックがBD3に乗っている映像がAVISO王子ニックから届きました。

彼はこれをファイナルカットプロで編集した初めての作品だそうで、悪戦苦闘の末の誇らしい顔が目に浮かんだ。

クリスチャンはご存じロングボーダーなんですが、こんなに上手にBD3を扱っている映像を見ると、俺は使いこなしていないなあ、と少し反省する。

このボードが今、弊社ともみの手元にあるBD3なのですね。

よく見ると、というかキックアウト(=プルアウトのこと)でグラブしているのでもしや?と思ったらノーリーシュですね。

このローワーズはボードを流すと全て玉石です。
すごいというか、ドノバンもノーリーシュばかりだけど、どうやら俺たちとは波乗りの巧さの次元が違う気がします。

大きくなるはずの南西うねりはさらに小さくなった。

クレイグと夜明け頃からホワイトハウスに行くが、満潮と重なったこともあって、あまりブレイクしていなかった。

「まあ、体を動かしましょう」

ということで沖に出て何本か乗って終了。

エメラルド色の波が美しかった。



オフィスに戻り、原稿仕事とメール整理、いくつかの電話ミーティングを済ますとランチの時刻となった。

こんな日はうどんと決めていて、お湯張りから茹であがるまでのドラマが8000字ほどあるのだが、今日はそれを書いている時間はない。

なみある?に寄稿する動画2点を製作するのだが、「HOW TO仕立て」の字幕スーパーに苦労する。

言いたいことはたくさんあるのだけど、画面の速度についていけず、また字数制限もあるので思っているより時間がかかっている。

気づいたのが一流サーファーのテイクオフの際のパドリング回数が多いこと。

各サーファーの平均パドリング回数を出してみました。

ケリー・スレーター 11回

アンディ・アイアンズ 10回

ブルース・アイアンズ 12回

ギャビン・ベッシェン 12回

ミック・ファニング 11回

ということで、これからはいつもより多くパドルして、テイクオフしていくことを真似てみようと思う。

天才写真家&ライターのジェイミー・ブリシックからメールがあり、彼はまだ日本にいるという。

「世界一のコンパクトカメラは何?」

という質問だったので、「リコーのGRデジタルだよ」と答えた。

そういえば何ヶ月前かにドドゲの三浦さんから同じ質問をされ、同様に答えたが、彼は少しひねって「カプリオGX」を購入してしまった。

GXに搭載されているズーム機能にそそのかされたわけだが、結果「お前のがいいじゃねーか」とヤキモチを妬く始末で、

「ちゃんとGRデジタルと言ったじゃないですか、カプリオはプロ用じゃないので、機能と耐久性が違うんですよ」

と言うと、「やっぱなー」と悔しそうに消沈した。

三浦さんはカメラのキタムラに交換しに行ったのかなぁ?

で、ドノバンから電話があり、

「今サンフランシスコにいて、明日はフェスティバルでライブだぜ」といつもより声に気合いが入っていた。

で、そのフェスティバルを調べると、

トム・ペティにスティール・パルス、そしてベン・ハーパーにジャック・ジョンソンが出ている!

本場はすごいや、なんといってもメンツが違います。

詳しくはこちらに↓

http://www.sfoutsidelands.com/artists/

これだったらドノバンに会いに行けばよかったなあ。

そういえばジェイソン・アンダーソンが見に行くって言ってたな。

写真を撮ってきてもらおうっと。

お近くの方はぜひ!

(おまけ)

先日ハート型の雲をここに掲載したらヤマネコ島の徳ちゃんが「ハート型の珊瑚礁を見つけました」と送ってきてくれたのがこれ。



ハート返しですね。

徳ちゃんのURLはこちらです。

www.i-waterman.com



ジョンが暗いうちに闘牛岬に行くと、すでに20人は集結していて、波はほとんど見えないけどかなり小さい、ということで意気消沈した今朝。

結局俺はノーサーフとして、ジョン達は観光と相成った。



その後、風と雨でストーミーコンディションです。
明日に期待ですね。

昨日、麗翠先生からチャットがあり、それは波乗りについての疑問だった。

「どうしてもテイクオフが遅れて、ファーストターンができない」というもので、もしかしたらパドリングがうまくできていないのかも?とピンと来た。

「クロールみたくパドリングしていますか?」

と聞いてみたらやはりそのようであった。

クロールとは違うんですよねぇ、と言いながら海上を思い浮かべる。

千葉で、湘南でパドリングをしている人を見てもちゃんとパドリングしている人は一割程度かなあ。

ひどい人になると利き腕だけでパドルして移動している。
これはパドリングバランスが崩れるので、やらないようにしましょう。

シエィ・ロペスが以前日本に行った時におみやげ話に「日本人のパドリング」と言いながらこの片手パドルの真似をしていた。

それから気にして見ていると、日本では多くの人が片手でパドリングしていた。

テイクオフの時に片手でパドルする人がいないのがそのNGの理由です。

話しは逸れたが戻ります。

パドリングはサッカーで言うと、歩く、走ると同じくらい重要で、でもみんなクロールみたくやってみると、力は逃げる上に、あまりスピードがつかないのです。

近くでプロサーファーのテイクオフを見たことがある人ならおわかりでしょうが、さーっと少ないストロークでボードを浮かせ、テイクオフしていきますね。

ソウルサーファーだろうが、エンジョイサーファー、はたまたサンデーサーファーにもパドリングが一番重要です。

こんなパドリングを目指せるように今日はパドリングのおさらい、またはお勉強をしましょう。

これができるようになると、サーフィングが豹変します。

で、そのチャットの模様をコピーして下記しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
Mitsuhide Funaki
パドリングは本当に重要だから本当は目の前で教えたいけど、それはできないからちょっと真剣に書いてみます。

Reisui
はい、お願いします。

Mitsuhide Funaki
まず右腕の動きを教えます。
両方の手だとわかりづらくなるので、最初は右腕だけとして、
最後に両腕としますね。

指先の力を抜いて海面をすれすれ移動し、その際に外側、つまり体から一番遠くを通るように回してください。

そして手を前に回しきったところで、時計の針で言うところの一時半の位置に落とします。

Reisui
はい

Mitsuhide Funaki
大事なのは、

1.外側を回る
2.海面すれすれ

です。

ここまでの動作はできますか?

Reisui
手をひろげて、海面すれすれに体から一番遠くを通るように腕をまわすところがわかりません。

Mitsuhide Funaki
それでは肩から真横に手を出してください。
両手と体で十字架を作るようにです。

その指先の位置を憶えておいてください。
そこを通り、一時半の位置に腕を落とす。
いいですか?

Reisui
はい!わかりました。

Mitsuhide Funaki
では次に行きます。

手(腕)を海面に入れたらそのまま深くいれ、斜め方向、つまりボード側に引き寄せてきます
力を入れずに水を掴む感じです。

Reisui
深さはどのくらいですか?

Mitsuhide Funaki
できる限り深くです。

Reisui
ボードの下を深くですね。

Mitsuhide Funaki
そうです。
肘はどこも、どのストロークでも一度も曲がりません。

Reisui
はい。

Mitsuhide Funaki
水を掴んできて、胸の横、そうだなあ、ボードのレイルの少し下くらいにきたらそこで全力で後ろ側に漕ぎます。
その時は「深く」、「強く」漕ぎます。
この距離はたった30cm程度です。

ここを全力でやるのです。

Reisui
最後の部分を全力ですね。

Mitsuhide Funaki
そーです。
それが終わったら腕が海面に上がるはずだから
その時に脱力して、また最初の時と同じく海面すれすれ、体から一番遠くを通って、一時半の位置に落とします。

これの繰り返しです。

左手も同様に交互に行います。
ストロークは楕円になっていますか?

Reisui
すごい!
ぜんぜん違っていました。
すぐに試してみたいくらいです。

Mitsuhide Funaki
大事なのはその全力で漕いでいる以外の時には脱力することです。

Reisui
海面での脱力ですか?

Mitsuhide Funaki
漕ぐまでは水を掴む感じで、海面に上げたら脱力〜というくらい力を抜きます。

でないと1分で疲れてしまいます。

Reisui
漕ぐまでの水をつかむかんじは軽くですか?

Mitsuhide Funaki
もちろんです。

Reisui
ふわっと、そして、ぐいっと、ですね!

Mitsuhide Funaki
そーです。
楕円のストロークになっていますか?

Reisui
なってますなってます。
本当に上手な人のパドリングはこう肩が回っています。
これで開眼します。
ありがとうございました!

Mitsuhide Funaki
いえいえ、
ぜひ!

ーーーーーーーーーーーーーー

ということでした。
みなさんも繰り返し練習してください。



ちなみに俺はパドリングの練習を新井徹プロと千葉の荒木根ダムでやったことがあります。

ボードがなくても可能です。
波がないときには、ビート板を使うなどして、市営プールで猛烈に練習してください。

みなさんもぜひ!


サーフボードを砂浜に刺していますか?

これにはコツがあって、ある入射角で、一定の押しつけがないと刺さりません。

しかも石や岩が埋まっていたらノーズを壊すので、速すぎず遅すぎずを会得しなくてはならないのです。

先日、友人たちとサーフィン旅に行ったら、この「ボードの置き方」に感銘していて、それを見た俺は「こんなことに感動しているぞ」と思ったけど、写真を撮ってみてわかったのは「ボードが砂浜に刺さっているのは美しい」ということ。

そう、その昔に武士が刀を置くときにきっと気を配ったように、ボードを置く、ワックスを塗る、ボードケースに入れる、持つ、歩くということを気にしてみると、サーファーの質がこんなことから見えてくるものなのかもしれない。


閑話休題。

AVISOのジョンと長話。

彼はもうすぐオアフ島で開催される「サーフボードチャレンジ」というのを視察にくるそうで、その帰りにノースハワイにも立ち寄るとのこと。

彼がいつも夢見ているのはまだ見ぬ「リリコイ岬波」で、その真価を発揮するオーバーヘッド以上でサーフしたいという。

 ちなみにあそこがそのサイズ以上になったのは今年まだ3回しかない。

「願いは叶う」とは名言だが、7月中旬に果たしてその波は出るのか?

乞うご期待です。
 
釣り雑誌を読んでいたら「釣果」コーナーに目が止まった。

アジ 27〜41cm 7〜26匹(6/27釣果)

なんたら沖水深100m前後、大型主体、他メダイ2.8kg、クロムツ、オアカアジ、オキメバルなど。
 [駐][女][割][無][HP] とあった。

これを波情報で活かしたらいいのに、と勝手に俺流の「波果」と換えてみました。

タル 40〜75cm 5〜40本(6/27波果)

闘牛岬沖100m前後、ロング主体、他SUP3台、オカン、オトウ、カンコウキャクなど。
[無料駐][女][歩7分][無トイレ][HP無]

わかりやすいと思うのですが、「なみある?」さんはこの方式に代えてみてはいかがですか?

(おまけ)
 勇人さんからメールがあって、その添付写真を見たらどうやらバリでこんな波を当てたようです。

すごい!

 
©Uske photo 2008

このボードはコールのピストルでしょうか?

そうだ、この波をさっきの手法で「波果」してみました。

ホレ 220〜350cm 10〜40本(6/17波果)

サンユウ根沖80m前後、ショート主体、他BB少々、バリ人プロ2人など。
 [無料駐][女][歩15分][無トイレ][HP無]
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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