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とうとうクリスマスイブとなりました。
絢爛な日本、アメリカは厳か、私は普段通りとなっています。
今週の土曜日、午後2時から私のフォトイベントがありまして、会場のアップルストア銀座のページを開いたら
!!
トップページに告知されていました。
これは気合いを入れようと、もう一度iPhotoライブラリを確認し、写真の順番等を調整中です。
これら作品をシアターの大画面で映せるということに感動しています。
お楽しみに!
それと、2時からですが、万が一満員で入場できなくなりましたら、3時より2時からの会と同様の第二部を行います。
なので、ご安心してお越し下さい。(入場無料です)
お越しいただけるみなさん、会場でお会いしましょうね。
それまでお元気でお過ごし下さい。
さて、ノースハワイは南も北も波なしです。
最後の砦の西もまだ先週の大雨による汚染状態で本日ノーサーフと決めて、仕事に没頭する。
言葉じゃ伝わりづらいな、と思いまして、お昼休みに海を撮ってきました。
オンショアも強く、その風波だけです。
レイク・ミッションビエホみたいだなあ、ともう一枚。
「ただいま修行中」のノアもパシャリ。
サーファーにとっては少しブルーな日ですね。
と、オフィスに戻ると荷物が来ていて、ひとつはソルトポンドローカルのカビカのあっちゃんからで、俺の大好きなコミック誌ビッグコミックオリジナルが2冊入っていました。
風の大地、あぶさん、はぐれ雲、あんどーなつ、三丁目の夕日にはまっています。
そして違うパッケージにはきんちゃんから野球本が3冊入っていました。
芸能
知将
そして告発というテーマの野球話の3冊。
時間がないので隙をみて読んでいるだけですが、どれもすばらしいです。
あっちゃん、きんちゃん、ありがとうございました!
と仕事に戻ると、いよいよファイヤーブレードが本ページ掲載されるということで、「モデル紹介文」を書くことになった。
で、愛すべきブログ読者に先に読んでいただこうと、最初はここで書いてみました。
ご興味があればぜひ!
本日もお越しいただきまして、ありがとうございました。
師走のお忙しいときとは思いますが、この土曜日、お時間がございましたらぜひ銀座にお越し下さい。
お待ちしております。
船木
■
【FIREBLADE ファイヤーブレード・モデル紹介文】
「絶賛以上、夢の領域近し」
1980年代から1990年代初頭に一瞬だけクアッドフィンが登場して消えた。
そして2000年代に入りコール・シムラーがネイザン・フレッチャーとそのクアッドシステムに改良を加え『ネオ・クアッド』とし、大ブームを巻き起こした。
そのことはどこかにも書いたのでここでは触れないが、このファイヤーブレード(炎の剣)のモデル説明文を書くにあたり、このボードはどのボード属性に当てはまるのかを考えてみた。
すると、どこにも属さないことがわかり、これはまったく新型のボードを編み出してしまったという喜びがぶるぶると体を満たした。
と思ったら、それは無印良品の粉末緑茶の飲み過ぎで、カフェインを過剰摂取すると起こる震えだった。(笑)
前置きが長くなりましたが、このファイヤーブレードの誕生由来を少し説明します。
2007年の後半頃、バットフィッシュ、ブラックダイヤモンド(BD2、BD3)に代表されるラウンドノーズ属にシャープなイメージのボードにマーケットに参入させるべく、ノーズを尖らせ、「短い系の乗り味」、「そして重厚で速く」と相反する難題をコールに提案というか相談したのです。
ちなみにコールのデザイン体系は以下のようになっています。
↑短く、アウトラインが曲線的
ブラックダイヤモンド、バットフィッシュ、ビュレットフィッシュ
グラスホッパー、MPツイン
ZEN2、ZEN
スケルトンフィッシュ、 ファイヤーフライ、
ダイヤモンドバック、フライトデッキ
HPS、HPS4
ピストル
↓長く、アウトラインが直線的
新しいもの好きのコールとの話はとんとんと進み、それなら
1.シングルスロットの深いボンザーチャンネルを入れて、短いボード極限速度を追求する
2.テイクオフの際のエントリーリッカーの浮力を稼ぐために、1970年代懐かしのイーグルノーズとしよう
3.クアッド、そしてトライとの混合モデルとするべく4or3の5フィンで
4.テイルラインは水抜けとレイルの切り返しを軽くするためにVボトムで
5.ボンザー内をフラットとし、外側ボトムにロッカーをつける混合ロッカー
6.新しい独自のアウトラインの開発
7.ワイデストポイントをノーズ側に移行する
そして船木の体型に合わせて「5'4"x18-7/8"2-1/8"」というスペックで制作されるという運びとなりました。
ちなみにこの制作コードネームは、そのミステリアスなデザインに重ねるように「Area 51(エリア51)」でした。
(現在でも本国アメリカではそう呼ばれている)
その半年後、このエリア51は完成し、エルサルバドル用の5本のボードの一本として中米に飛んだ。
その乗り味の代表的な感想は以下の通りである。
1.ファイヤーブレード・5'4"x18-7/8"2-5/8"の全貌とライディング
http://nakisurf.blog.shinobi.jp/Entry/728/
2.燃え上がるファイヤーブレード詳細(コールを交えて)
http://nakisurf.blog.shinobi.jp/Entry/899/
3.千葉北でのFB
http://nakisurf.blog.shinobi.jp/Entry/907/
エリア51という数字からの連想からか、5'1"と勘違いされることが多く、そこで閃いたのがこのボードの鋭さと速さから『FIRE BLADE(炎の剣)』というネーミングです。
最初のテストの速さと切れ味から『FIREBLADE(炎の剣)』と名が変化し、第2期モデルで「ツーピーク・ファイヤーバット」なる5ピークのテイルが出現したが、あまりにも難しい「巻き」や「複雑なサンディング」行程を通過さなければならないグラスショップの都合によって、2ヶ月後「申し訳ないが、このテイルは現在制作が不可能」ということがコールより伝えられ、それはAviso版に持ち越しとなりました。
まとめますと、このファイヤーブレードは重量感があるデザインをもっさりしたハンドリングではなく、プロも虜にする軽い柔軟なハンドリング性能となりました。
さらにはクラス最速を誇る加速性能、大波や掘れ波でもぶれないテイクオフやバレル内での安定性があるのです。
このファイヤーブレード(FIREBLADE)は「ツアラー」と呼ばれる安定重視のモデルから「レーサー」系のピーキーで扱いづらい特性のサーフボードを上手にまとめ上げ、「スーパースポーツ(SS)」という新しいコンセプトモデルとなりました。
NAKISURFコムがコールの誇りと威信をかけて発表したモデルがこの「ファイヤーブレード」なのです。
ニューフェイスですが、どうぞよろしくお願いします。
「心・技・体・知・略・信」
絢爛な日本、アメリカは厳か、私は普段通りとなっています。
今週の土曜日、午後2時から私のフォトイベントがありまして、会場のアップルストア銀座のページを開いたら
!!
トップページに告知されていました。
これは気合いを入れようと、もう一度iPhotoライブラリを確認し、写真の順番等を調整中です。
これら作品をシアターの大画面で映せるということに感動しています。
お楽しみに!
それと、2時からですが、万が一満員で入場できなくなりましたら、3時より2時からの会と同様の第二部を行います。
なので、ご安心してお越し下さい。(入場無料です)
お越しいただけるみなさん、会場でお会いしましょうね。
それまでお元気でお過ごし下さい。
さて、ノースハワイは南も北も波なしです。
最後の砦の西もまだ先週の大雨による汚染状態で本日ノーサーフと決めて、仕事に没頭する。
言葉じゃ伝わりづらいな、と思いまして、お昼休みに海を撮ってきました。
オンショアも強く、その風波だけです。
レイク・ミッションビエホみたいだなあ、ともう一枚。
「ただいま修行中」のノアもパシャリ。
サーファーにとっては少しブルーな日ですね。
と、オフィスに戻ると荷物が来ていて、ひとつはソルトポンドローカルのカビカのあっちゃんからで、俺の大好きなコミック誌ビッグコミックオリジナルが2冊入っていました。
風の大地、あぶさん、はぐれ雲、あんどーなつ、三丁目の夕日にはまっています。
そして違うパッケージにはきんちゃんから野球本が3冊入っていました。
芸能
知将
そして告発というテーマの野球話の3冊。
時間がないので隙をみて読んでいるだけですが、どれもすばらしいです。
あっちゃん、きんちゃん、ありがとうございました!
と仕事に戻ると、いよいよファイヤーブレードが本ページ掲載されるということで、「モデル紹介文」を書くことになった。
で、愛すべきブログ読者に先に読んでいただこうと、最初はここで書いてみました。
ご興味があればぜひ!
本日もお越しいただきまして、ありがとうございました。
師走のお忙しいときとは思いますが、この土曜日、お時間がございましたらぜひ銀座にお越し下さい。
お待ちしております。
船木
■
【FIREBLADE ファイヤーブレード・モデル紹介文】
「絶賛以上、夢の領域近し」
1980年代から1990年代初頭に一瞬だけクアッドフィンが登場して消えた。
そして2000年代に入りコール・シムラーがネイザン・フレッチャーとそのクアッドシステムに改良を加え『ネオ・クアッド』とし、大ブームを巻き起こした。
そのことはどこかにも書いたのでここでは触れないが、このファイヤーブレード(炎の剣)のモデル説明文を書くにあたり、このボードはどのボード属性に当てはまるのかを考えてみた。
すると、どこにも属さないことがわかり、これはまったく新型のボードを編み出してしまったという喜びがぶるぶると体を満たした。
と思ったら、それは無印良品の粉末緑茶の飲み過ぎで、カフェインを過剰摂取すると起こる震えだった。(笑)
前置きが長くなりましたが、このファイヤーブレードの誕生由来を少し説明します。
2007年の後半頃、バットフィッシュ、ブラックダイヤモンド(BD2、BD3)に代表されるラウンドノーズ属にシャープなイメージのボードにマーケットに参入させるべく、ノーズを尖らせ、「短い系の乗り味」、「そして重厚で速く」と相反する難題をコールに提案というか相談したのです。
ちなみにコールのデザイン体系は以下のようになっています。
↑短く、アウトラインが曲線的
ブラックダイヤモンド、バットフィッシュ、ビュレットフィッシュ
グラスホッパー、MPツイン
ZEN2、ZEN
スケルトンフィッシュ、 ファイヤーフライ、
ダイヤモンドバック、フライトデッキ
HPS、HPS4
ピストル
↓長く、アウトラインが直線的
新しいもの好きのコールとの話はとんとんと進み、それなら
1.シングルスロットの深いボンザーチャンネルを入れて、短いボード極限速度を追求する
2.テイクオフの際のエントリーリッカーの浮力を稼ぐために、1970年代懐かしのイーグルノーズとしよう
3.クアッド、そしてトライとの混合モデルとするべく4or3の5フィンで
4.テイルラインは水抜けとレイルの切り返しを軽くするためにVボトムで
5.ボンザー内をフラットとし、外側ボトムにロッカーをつける混合ロッカー
6.新しい独自のアウトラインの開発
7.ワイデストポイントをノーズ側に移行する
そして船木の体型に合わせて「5'4"x18-7/8"2-1/8"」というスペックで制作されるという運びとなりました。
ちなみにこの制作コードネームは、そのミステリアスなデザインに重ねるように「Area 51(エリア51)」でした。
(現在でも本国アメリカではそう呼ばれている)
その半年後、このエリア51は完成し、エルサルバドル用の5本のボードの一本として中米に飛んだ。
その乗り味の代表的な感想は以下の通りである。
1.ファイヤーブレード・5'4"x18-7/8"2-5/8"の全貌とライディング
http://nakisurf.blog.shinobi.jp/Entry/728/
2.燃え上がるファイヤーブレード詳細(コールを交えて)
http://nakisurf.blog.shinobi.jp/Entry/899/
3.千葉北でのFB
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エリア51という数字からの連想からか、5'1"と勘違いされることが多く、そこで閃いたのがこのボードの鋭さと速さから『FIRE BLADE(炎の剣)』というネーミングです。
最初のテストの速さと切れ味から『FIREBLADE(炎の剣)』と名が変化し、第2期モデルで「ツーピーク・ファイヤーバット」なる5ピークのテイルが出現したが、あまりにも難しい「巻き」や「複雑なサンディング」行程を通過さなければならないグラスショップの都合によって、2ヶ月後「申し訳ないが、このテイルは現在制作が不可能」ということがコールより伝えられ、それはAviso版に持ち越しとなりました。
まとめますと、このファイヤーブレードは重量感があるデザインをもっさりしたハンドリングではなく、プロも虜にする軽い柔軟なハンドリング性能となりました。
さらにはクラス最速を誇る加速性能、大波や掘れ波でもぶれないテイクオフやバレル内での安定性があるのです。
このファイヤーブレード(FIREBLADE)は「ツアラー」と呼ばれる安定重視のモデルから「レーサー」系のピーキーで扱いづらい特性のサーフボードを上手にまとめ上げ、「スーパースポーツ(SS)」という新しいコンセプトモデルとなりました。
NAKISURFコムがコールの誇りと威信をかけて発表したモデルがこの「ファイヤーブレード」なのです。
ニューフェイスですが、どうぞよろしくお願いします。
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
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