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カイル・マリグロと一緒にTシャツのプリント中です。
このカイルはあのドクサープリント社をカリフォルニアで経営し、最近地元カウアイに戻ってきた。
プリント機材一式もやってきて、プリント生産が始まったのです。

ちなみに「ぜひ」ステッカーも全てドクサープリント社が製作しました。


 
気になるTシャツボディにはアメリカンアパレル社の2001番を使用しました。

The softest, smoothest, best-looking T-shirt

とコピーに謳(うた)われている通り、やわらかく、つるつるでかっこいい。

デザイナーズTシャツをさらに柔らかくした素材で、何万回の洗濯も可能。
耐久性のある最高品質のメイドインアメリカ製。

これをロスアンジェルスから空輸しました。

選んだのはこの5色です。







上から

グラス(草色)、
クリーム、
アッシュグレー(薄グレー)、
ピンク、
シーフォーム(薄水色)です。

S,M、Lの3サイズ。

スクリーンを合わせて、



赤、ターコイスと版を重ね、



黒版を刷ると、



プリント完成。
これを華氏700度の乾燥機に入れ、瞬間乾燥します。

もうひとつのレイバン(ワタリカラス)デザイン完成版はこれです。

むずかしかったインクのにじみ具合も完全表現できている。
さすがドクサー社。
うむうむ。



初回生産分はこの印章スクリーンをタグの位置(首の後ろ裏側)にプリント。
堂々とメイドイン・カウアイ島と明記。

サーフ系のドクサー印刷は世界初です。
どーだどーだ。



最後まで見てくれた人には、シークレットデザインを初公開します。

ジャジャーン!!







明日、このブログ上から販売開始です。

カウアイ島LAWAI、つまりホワイトハウスのブレイクの上にあるUSポストオフィス消印を入れて発送します。

ぜひ〜!
PR


グアバそろそろ旬ですね。

ということでNAKISURFオリジナルTシャツの製作をはじめました。

こだわったのはノースハワイで製作し、MADE IN〜と入れたかったので、カイルと一緒に手作業で少量生産することにしました。

まずはシルクスクリーン。



このデザインと、他にもうひとつ↓



そしてシークレットデザインの3型を製作します。

ボディは大好きなアメリカンアパレルから3サイズ、5色を取り寄せました。

カラーもパントーンを使い、しっかりと妥協なく選んでいます。



青系、暖色系と、色ってたくさんあるんですね。



やることはたくさんあって、8時間やったけどまだ完成していません。
続きはまた明日ということになりました。

ではおやすみなさい。


サンディエゴの狂乱ナイトは、弊社柳瀬にビリヤード勝負を挑んだのだが、彼が元プロハスラーと忘れていて、ものすごい技の数々を見せつけられた、
でも不思議と勝負はもつれ、なぜか2−2のタイとなり、最終戦まで突入し3−2で惜敗。
この日のために毎日隠れて素振りをしていたのだが、実らなかった。(涙)
それにしてもあんな環境の良いところでビリヤードができるとは思わなかったな。
これから定期的に開催することになりました。
写真を撮っておけば良かった。

そういえば夕食に行った韓国料理屋で、チャーリーさん一家と偶然一緒になる。
無関係のカップルだが、婚約だか、結婚というめでたい事件も横の席、つまり俺ーチャーリーさんラインで起き、場所が場所だけにすこしびっくり。
ここではスペアリブの煮物、ビビンメン、銀ダラの煮付け、キムチ4種、サラダ、マカロニサラダ、海草サラダを食べ、超満腹。

なんとか帰り、仮眠してそのまま朝8時半のAVISOアポイントに。
こんな朝はコーヒー勝負です。



彼らのコンサルタントと会い、深くシリアスな話をし、それから榎本さん、小野さん、シゲさん、茂木さん、ハーチャン、ハザードと俺でZパッドのミーティングをしていたらドナルド(・タカヤマ)が現れた。
縁起がいいので、集合写真をパチリ。
そういえばリーフの社長がアストロデッキサンダルを買いに来たのにはみんなびっくり。



噂のZパッドの詳細写真をここに。



これがロストSD家系集合図。



AVISOのお偉いさんロバートと、俺の父役ハザードの2ショット。



「今日は黄色の日なんだ」と言いながらフィンを付けたジョン・パー君。



ASR終了前に西井さんとミーティングし、そのまま逃げるように会場から立ち去り、エンシニータスでサングロウチームと合流。
パイプスで波乗りをし、3人で夕陽集合ショット。



俺、石井さん、中野さん。
ボディグローブとサーフ8のクルーです。

そして今サンクレメンテまで上ってきて、スターバックスでエスプレッソマキアート・ダブルショットで脳に活を入れているところ。

これからディナーミーティングでロス近くまで行かねば。
ではでは。
おはようございます。
今カリフォルニア州サンディエゴに来ています。
NAKISURF特派員ふなきより、会場の模様をレポートいたします。

まずはAVISOブース。



噂のFIREWIREが向かいにあるんだけど、そのFWブースはオープンしてみたら閑古鳥で、社ナンバー2のチューイレイナが焦っていると内部からのリークです。(笑)

そのニュースを受けたメイヘムは、それじゃFIREWOOD(薪、たきぎ)にしかならないぞ、ときついジョーク。
それからみんなはあそこをファイアープレイス(暖炉)と呼び始めている。
いいのかな、こんなことを書いて。(笑)

裏のコールに行くと、模様替えをしていて全てのボード、ソファが移動した。



その前で関野聡さんとばったりお会いして、一緒にカシャリ。
鎌倉の大先輩で、すばらしいサーファーです。



ハービー・フレッチャー関係の人たちでステーキハウスランチ。
左から茂木さん、榎本さん、俺、ロスト裏番リック・ハザード(ハービーのボード担当なのです)、そして弊社柳瀬。



ブースに戻ってくると、なんと伝説のアーチストのロイ・ゴンザレスがカボサンルーカスからこのASRのためにやってきていた。

Z-PADのオリジナルメンバーで3ショット。
左からハーチャン、俺、ロイね。
ハーチャンはパッドを作り、俺は名前とコンディションを担当、ロイはキャラクターデザインとアート。



そのままロイを彼の幼なじみのコールブースに連れて行き、サンクレメンテのみんなで集合ショット。



左からコール、リック、ロイ、ロボ、俺。

これから狂乱の夜のようです。
ロスからの帰り道、ソルトクリークに寄り、西井さんと一緒にサーフ。
すると、ちょうど西うねりが入ってきたところ。
おおー、最高。
なんというタイミングだろう。
きっと、大量にあるうねりの先頭が届いてきた。
潮もいいのか、セット毎に5cm位程度で大きくなっていく。
バレルにも何度か包まれ、もー最高。

ほぼ無人のクリーク、タツサンズで西井さんと乗り続けた青くきれいな波、白い砂、快晴、無風、イルカにペンギン、バットフィッシュと、俺にとってのカリフォルニアオールスターズ。



明日から始まるASRを控え、コール&ロボと一緒に会場入り。



ここからは関係者以外誰も入れない世界です。
撮影禁止だったけど、載せて平気かなあ?
まあいいや。

まずはロスト。
ブースはもうすぐ完成。
そして西井さん用のボードを20本確保。
SD4やSD3、パラボリックSDD、EPSパラボリック等々の新作。
このショウが終わったら日本に行くのだなあ。
この前日確保には裏話があって、毎年ジャックスが開場と同時に流れ込み、これらのボードは買い占められていたから、それに対しての復讐なのだ。

明日彼らが大挙して来ても、いいサイズと新モデルは全て確保しちゃったから悔しがるだろうね。。
まあ、ボードビジネス戦争ですな。(笑)
そして世界戦、つまり『中近東のどこかの国対日本』だね。

で、今のところ今年は日本の圧勝です。
9月もこのやり方がいいかも。
平和で早起きせずに勝てるからな。(笑)
あれ?いきなりドラゴンクエストの早買いを思い出した。
徹夜して並んだ人はいますか?
ちなみに黒い名刺が貼ってあるのが確保ボードです。
小さくて見えないかな?



それからAVISO。
ここももう設営が終わっていて、ブラントと新モデル7'2".
タマヨ・ペリーがパイプラインで使用し、絶賛だということ。
明日もっとボードが届くそうです。
かっこいい。
ある意味カーボンファイバー美術展です。



そして、今回の目玉「Zパッド&AVISO HF、フレックスライトHF、ハービー・フレッチャーサーフボード」ブース。

実はこの設営に来たのだが、そこに行くとハーチャンと彼のマネジャー、イーマンがいた。
イーマンはハワイ出身で、大物をみんな知っているからこの人もまた大物なんだろう。

だが、Zパッドのサンプルが一枚紛失したそうで、ふたりは「ファッ○、ユーシットだ!」「キルヒム、ナキ!!」とけんかしていた。
ということはこれまで何も作業はされていなかった。(笑)
まあまあ、仲良く写真を撮りましょうとパチリ。

昨日の俺と柳瀬の論争を思い出した。
すいません。
オトナゲナイの呪文だったようです。



AVISOのハービー・フレッチャーモデルもちょうど届いたので、俺も一緒にパチリ。



少ししてからコールに行くと、その小さなブースにびっくり。
でもコールっぽくて最高!
ボードの数も少なく、個人経営の零細さが出ていて、とても好感が持てる。
うれしそうなコール。



サンディエゴ・ハーバーの夜景におやすみ。



Z
船木:
今日は「対決」を早めてみた。
よく考えたら明日からカリフォルニアに飛ぶのだった。
空港まで迎えに来られそうかな?
今日も波はまあまあで、冬はずっと波があるね。
ありがたいよ。




柳瀬(タロウ):
それでは始めます。
公平さん対W松井です。

船木:
公平さんが対決するってイメージとそぐわないんだけど、若いのには負けていられないと思っているかもね。
対するのはW松井、これはゴジラ松井と松井稼頭央内野手のことだけど、最近の稼頭央は影が薄いからな、どうしちゃったんだろう?
二人でも勝ち目はないよ。

柳瀬(タロウ):
自分も公平さんが勝ちだと思うのですが、一応弁護側として意見を述べますね。
まずは松井選手達は二人合わせてMLBで761安打を放っています。
ゴジラにしてみたら通算本塁打73本です。
73=ナミです。
うーん、なんか弱いですね。
公平さんは通算何本シェイプされているのでしょうか?

船木:
ちょうど一昨日車の中で伺ったんだ。
5000本強だって。
あのタイ・カッブでさえ通算4191安打だからね。
もう伝説ですよ。
殿堂入りは間違いないだろうな。

柳瀬(タロウ):
やはり勝ち目はありませんでした。
公平さんの勝ちです。
次はサーフサプリ対ベホマの呪文ですね。
ドラクエネタが来るとは思いませんでした。
ベホマはベホイミの上でしたっけ?

船木:
呪文下位から順にホイミ、ベホイミ、ベホマのホイミ系が回復呪文だったね。
確か「2」でホイミが出てきた時はうれしかったのを覚えている。
「1」でもホイミってあった?
グループ回復系もあって、ベホマラー、ベホマズン。
歩くたびにHPを回復させるリホイミとかもあって。
そういえばホイミスライムにホイミンっていたな。
人間になりたくてさ、仲間にいるとうれしいんだ。
攻撃のときにあまり人の言うことは聞かないんだけど、たまに俺のHPを回復してくれたのをよく覚えている。
ポイント高いよ。
いのちの恩人系。
でね、ホイミンは「5章」で人間になれるんだ。
うれしくて涙が出そうだった。
完全回復呪文がベホマズンで、これは「3」だったっけ?
メタルキングの経験値がいっぱいもらえるのがうれしかったな。
はぐれメタルとかもやっつけるとレベルががんがん上がって、最高に嬉しかったことを思い出した。
昔ってファミコンのハードやソフトにメモリー機能が付いていない時代だから、「復活の呪文」を自分で書きとめておくんだ。
「さまるとり あむうむぶるく ろうれしあ にひが」
とかね。(笑)
この紙がなくなっちゃったり、字を一つでも間違えるともう大変。
やり直しとなる。
後はブレーカーが落ちた時も同様。
何時間もやって、経験値、レベルをあげて、仲間を見つけ、すごい武器を手に入れたとしても全部が一瞬で消えちゃうんだ。
だから掃除機の音が聞こえると危険。
こまめにセーブが基本の時代だった

柳瀬(タロウ):
そんなに好きだったんですね。
ではサーフサプリはどうしますか?

船木:
そうだよな。
ドラクエは仮想世界だけど、サーフサプリは現実のことだから、目が覚めた俺はサーフサプリを勝ちとするだろう。
ゲームしている時間ももったいないしね。
ドラクエ時代はほとんど寝なかった。
コントローラを手に仮眠して、起きるとまた世界に戻るんだ。
今で言う引きこもりだよな。
外に出ると太陽が眩しかったのを覚えている、
不健康だよ。

柳瀬(タロウ):
ではサーフサプリの勝ちで。
RNF対清原です。

船木:
ラウンドノーズフィッシュは 前にブログやインプレッションにも書いたけど、12年の付き合いなんだ。
メイヘムが作った最初のプロトタイプをまだ持っている。
対して清原は一時「番長日記調」というブンタイが俺と均ちゃんの間で流行って、なんでもその口調でメイルを書いていたことがあった。
例えば、
「新年一発目のナミに乗ったでー。ミナミやないで〜闘牛ポイントや。ここでな、牛のアホが海への道をふさいどったから、オラー!岸和田ダンジリなめとったたらアカンどー、お前は今からカルビや、しばくぞ!言うたら、『ム〜〜』なんてゆったりしているんや。まあ元旦やから許したるっていうワイのやさしい気持ちやがな。今年も男は0724やで〜」
という感じ

柳瀬(タロウ):
その0724って何ですか?

船木:
岸和田の市外局番だよ。
今は072になっちゃったらしい。
でも野球選手としては最近落ち目かも。
不摂生がたたったんだろうな。

柳瀬(タロウ):
ではRNFの勝ちでいいですか?

船木:
そうだな、そうなるね。
おっ、次がサンクレメンテピアに純城だ。
Z33さんだっけ?
純城関連コメントをとぼけてお城にかけていたけど、彼はハワイ出身のプロサーファー。
去年の巨大台風のときもロス・クラークジョーンズ、トム・キャロルたちをさしおいて、日本の歴史上、一番大きい波に乗ったんだ。
すごいよ。
対するサンクレメンテピアは、ここをメインスポットにするサーファーに着目してみよう。
いつもここにいるサーファーはクリス(・ワード)とディノ、ネイザン・フレッチャーとコールだったんだ。
ドノバンもよく来てたな。
でも最近は誰もいないね。
地形が悪いのか、駐車場問題だろうけど、今はTストリートの人気が高いよ。

柳瀬(タロウ):
純城ですね。

船木:
そうだな。

柳瀬(タロウ):
これもすごいです。
ちんやのしいたけそばVSジョエル・チューダー。
ちんやはよく船木さんの言葉に出てきますが、鎌倉にある中華料理屋さんでしたっけ?

船木:
そうそう、鎌倉常磐口にあるんだ。
竜ちゃん(A組優勝者)の家の下にある。
だからちんや対竜ちゃんだったらA組はちんやが優勝だったかも。
ここはね、マスターがお店の2階で学校に行かなく、または行けなくなった登校拒否の子供を集めて無償で勉強を教えているって、竜ちゃんが教えてくれた。
愛があるお店で、その愛をこめて作るしいたけそばを食べると、ちからがみなぎるのがわかるんだ。
スロー&パワーフードなんだよ。
ソウルフードとも言うね。
愛の伝道師として知られる一平くんもこのしいたけそばが大好きみたい。

柳瀬(タロウ):
ジョエル・チューダーと船木さんってけっこう偶然一緒になっていませんか?

船木:
そうだよな、このあいだも飛行機の席が隣だったし、不思議な縁でつながっているのかな。
だったらこのヒートはジョエルかな?
ちんやもいいけど、鎌倉近郊でないと食べられないしなあ。

柳瀬(タロウ):
では延長戦勝ち越し押し出しでジョエル・チューダーの勝ちというのはどうでしょうか?

船木:
それいいね。

柳瀬(タロウ):
newisland対ブルマ(ドラゴンボール)ですが、newislandってどこですか?
これ竜くんのブログにもありましたね。

船木:
読んでそのまま新島だよ。

柳瀬(タロウ):
あっ、そうか、なるほど。(笑)
で、ブルマはお色気用ですね。

船木:
そうそうD組の峰不二子なんだ。
俺的には決勝には進める気がするんだけど、どうかな?
あのドラゴンボールに最初から出てきたキャラだし、いいよね。
最後はベジータと結婚するって知ってた?

柳瀬(タロウ):
もちろんです。
ぼくもドラゴンボール世代ですからね。
でも、ブルマが新島と勝負して勝てるとは思いがたいです
サーファーなら世界の羽伏浦があるnewislandだと思うんですけど。

船木:
そうだよな。
では上段突きでnewislandの勝ち。

柳瀬(タロウ):
そうでした。
決まり手を忘れてましたね。
予選1回戦で一番人気のブラックバスVSとなりのトトロです。

船木:
これはトトロだよ。
ブラックバスもいいけど、トトロの方が夢があるね。
ハッピーエンドだし。

柳瀬(タロウ):
ブラックバスはハッピーエンドではないのですか?

船木:
そうなんだ。
今、環境省が外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)というのを発令し、琵琶湖などでは徹底的に駆除されているって知ってた?
理由は在来種がブラックバスに食べられちゃったというのが理由だけど、俺は矛先が違うと睨んでいるんだ。
バスは多少水質が悪くても生きていける魚として知られているけど、在来種は水質が悪いと弱るんだって。
だから環境省は自分たちの排水処理や護岸で悪い水質にしておきながら、「ブラックバスが悪い」って一瞬それをごまかしている気がする。
海でもそうでしょう。
今日本を旅行して沿岸にでると、どの海、例えば無人島に近い海岸でさえ必ずテトラ、護岸、堤防がある。
世界遺産の島、屋久島でさえ、テトラ堤防だらけなんだよ。
悲しくなって、「何で世界遺産なのにテトラがあるの?」と調べたら屋久島の森だけ世界遺産なんだって。
ひどい話だよ。
護岸の9割は必要なく、その工事を発注した市長や役人に利をもたらすから、日本ではそれが慣習になっていると聞いた。

例えば、現市長の娘が私立小学校に入学するのにまとまったお金が欲しいとするでしょ。
市長がさ、「んー、スズキくん、あの前浜の工事を前倒しで始めよーではないか」などと言って、テトラとかをどかどか前浜に入れちゃうんだ。
これは前に日本テトラ(株)で働いている人から聞いたけど、テトラって一個100万円するらしい。
そしてその1個を設置する工事費用、人件費を合わせると一個300万だって。
ひとつの浜にあれだけあるテトラが今日本に何個あるのか、想像するだけで天文学的な数字だよね。
巨額が動くわけだから、その工事を落札した建設会社は長期間大もうけ出来る仕組み。
それも地方に行くと、入札、落札一件という独占状態だから、その市町村にテトラ、護岸の必要な浜がいくつあるかが焦点で、隙間なく埋めつくしちゃうわけ。
その工事が始まると、市長を食事に招いて、その帰りにこれはおみやげの最中とおまんじゅうです、って市長に現金がたっぷり詰まった箱を渡して、その味をしめた市長が「んー、スズキくん、北浜も台風がきたら危ないね」とか言って、またテトラ入れて、現ナマおまんじゅうをゲット。
という図式なんだって。
テトラが入ると、海の流れがいきなり変わるし、砂浜もなくなって、昔は子供が遊べた浜も今ではドン深で、ゴミはたまり放題、魚も寄りつかなくなっているのは知っているよね。
日本国民の多くは昔から「海で遊んではいけません」って育てられたから、護岸されて安全になったと逆にありがたがったり、または海には興味ないから何も知らなかっただけなんだけど、それは自分たちの税金で景観と未来を失っていた、ということにサーファーや一部の環境を考える人たちがようやく気づいてきたというわけ。
ブラックバスという魚もこうして料亭、現ナマ、賄賂漬けの役人に葬られていってしまう気がするよ。
気づいたときは手遅れになる。

柳瀬(タロウ):
うーん、そうだったのですね。
深刻な問題です。

船木:
俺はずっとそういうことを公で言いたかったから、ブラックバスのおかげでここで言うことができた。
日本も有機栽培、スローフード、オーガニックライフが浸透して多くの人の意識が変わるといいなあ。
悲しいからトトロの勝ちにしよう。

柳瀬(タロウ):
はい、となりのトトロが時代勝ちということですね。

船木:
なんか悲しくなっちゃったな。
もう対決もやめようよ。

柳瀬(タロウ):
でも船木さんはこういうことを言って啓発するという大きな役割を果たしたのですから、気を落としてはいけません。

船木:
そうかなあ。

柳瀬(タロウ):
そうです。
次行きましょう。
予選一回戦最終ヒートです。
鈴ひろかまぼこ対コール・シムラーです。
この鈴ひろかまぼこってなんですか?

船木:
江戸・慶応元年創業の老舗、鈴廣のこと。
小田原名産。
吉浜とか伊豆の帰りに俺は寄るんだけど、かまぼこより乾物が美味いんだ。
天然、安心素材の正直なお店。
伊達巻もおいしいんだ。
けれどNAKISURF対決でコールに勝つのは無理がある。

柳瀬(タロウ):
元気出てきましたね。
ではコールの勝ちですね。

船木:
コールはやはり優勝候補だよ。
あれだけ秀逸なデザインを発明して、世に認められていないのだから俺が擁護しないとね。

柳瀬(タロウ):
では最終ヒートは、コールが初回32秒でKO勝ちですね。
これで公平さん、サーフサプリ、RNF、純城、ジョエル・チューダー、newisland、となりのトトロ、コール・シムラーが残りました。
2回戦1ヒート目は公平さん対サーフサプリです。

船木:
サーフサプリを公平さんが飲んで、それで公平さんの勝ちでしょ。

柳瀬(タロウ):
そうですね。
あっけないですが、公平さんであればそんなものですね。
RNF対純城です。

船木:
これも純がRNFに乗ってエアをかまして、純の勝ち。

柳瀬(タロウ):
早いですね。
もう決着がつきました。
ジョエル・チューダーとnewislandはジョエルがnewislandのバレルをくぐってジョエルの勝ち、というような気がします。

船木:
あれ?
なんでわかったの。(笑〕
その通り、新島は温泉と150円靴付きボーリング、無料卓球、かじやベーカリーがあったけどかなわなかったね。

柳瀬(タロウ):
となりのトトロVSコール・シムラーです。
なんかおたがいの体型が似てますね。(爆笑)

船木:
トトロとコールの体型が似ているとは思わなかった。
でもトトロ強そうだよ。
宮崎駿世界だし、コールと組んでも圧力が強いよ。
ジブリ美術館にコールFFを置いてもらう?
ネコバスをコールデザインで、バットテイルとかいいねー。

柳瀬(タロウ):
少し無理があるような気がします。
なんか無敵のコールもトトロにはかないませんね。
となりのトトロの勝ちでいいですか?

船木:
そうだね、またコールの体調悪くなってもいけないし、養生してもらおう。
相手がトトロなら気にしないでしょ。
体型仲間意識というのがあるかもしれないし。(笑)

柳瀬(タロウ):
では準決勝#1は公平さんVS純城です。

船木:
俺ね、先月だったっけ?
違うな11月のはじめだった。
ダイアモンドヘッドで純が公平さんのボードを初乗りするところにいあわせたんだけど、1本目の波からものすごいスピードで8フィート以上の高さのエアをしたんだ。
クリスチャンやネイザン、ティム・カレンのエアも真横で体感しているけど、あれは異質の高さだった。
純も驚いていて、帰りの車の中で「コーヘーのシェイプは世界でも通用するぜ」って言っていた。
もうあれは完璧に公平さんシェイプに陶酔していたね。
だから公平さんの貫禄、いやシェイプ勝ちということで。
いいサーファーなのにいいシェイパーって珍しいよ。
コールみたいだな。
公平さんはかっこいいし、男の見本という感じ。
イナリーズにいきなり来て、びしっとバレルに入れるのはアンディかケリーか公平さんだけだろう。

柳瀬(タロウ):
では公平さんが順当に決勝進出ですね。
準決勝#2はジョエル・チューダーととなりのトトロです。

船木:
ジョエルそろそろ帰るだろうな、と思っていたら案の定帰ったよ。(笑)

柳瀬(タロウ):
不戦勝がようやく出ましたね。
それではとなりのトトロが決勝進出です。

船木:
決勝は公平さんのいる宍喰町まで行こうよ。
トトロも喜ぶよ。
このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。
って糸井重里さんも言ってたけど、決勝で公平さんと戦うとは思わなかった。
さすがジブリ人気高しだね。

柳瀬(タロウ):
では宍喰町で決勝を行います。
宍喰町ですが、公平さんのシェイプルームと工場どちらにしますか?

船木:
うーん、いい質問だなあ。
「レストラン飛行船」を借り切ってというのはどうかな?
うどん、じゃなかったスパゲティをまた食べたいなあ。
トトロは1300歳、森の主、日本に古くより住んでいる生き物。子供にしか見る事ができない、すごい力を持っている、という設定だったよね。

柳瀬(タロウ):
公平さんは見えないから苦戦しそうです。

船木:
ということは俺たちも見えないはずだぞ。
なんでコールと体型が同じだとかわかったのだろう?(笑)
見えないから不戦勝になっちゃうよ。

柳瀬(タロウ):
わかりましたよ。
公平さんに勝って欲しいのですね。

船木:
あれ?
わかっちゃった?
だってノースショア歴40年で、今なお現役でサーフィンしているんだよ。
俺も大きくなったら公平さんみたくサーフィンしていたい。
健全な精神で、鍛えられた肉体、卓越した技術で70才でも6’1”でイナリーズバレルをクルーズするんだ。
深い目標になるね。

柳瀬(タロウ):
なるほど、それはいい話ですね。
ではA〜D組まで優勝者が出揃いました。
中村竜、長嶋、くず餅、公平さんという面々です。
決勝戦はどうしますか?

船木:
明日、と言いたいんだけど、移動日だからな。
不定期に開催してもいい?
くず餅は平気だろうけど、公平さん、竜ちゃん、長嶋さんたちの予定もあるだろうし。(笑)


イナリーズでの公平さん、D組優勝です。


船木:
今日もいい波だった。
でもロールインのときにボードが跳ねて、フィンが膝に当たって、痛くて歩けないよ。
冷やしておかないと。
これが昨日の結果。
くず餅かあ、シンプルだな。
輝いて見えるね。



柳瀬(タロウ):
最後はどうなることかと思いましたが、なんとか着地させましたね。
後で数えたら6100文字もありましたよ。
1文字=1秒で計算すると、タイプするだけで101分かかります。

船木:
それもすごいな。
今日はD組の発表のみとして、対決は明日にしよう。
もう遅いし...。(現在19:25カリフォルニア、17:25ハワイ)

柳瀬(タロウ):
それがいいですね。
昨日みたいに文字数対決となったら不公平ですから。
全国のドラえもんファンから苦情が殺到していませんか?

船木:
いや、それはない。
今日は最終のD組だよ。




ここで千葉組総本山総帥の公平さんが登場です。
優勝候補だね。
誰もかなわないと思うよ。

柳瀬(タロウ):
やはり出場されましたか。
字面だけで他を圧倒していますね。
すごいです。
対決は明日、とアナウンスしますか?

船木:
そうしよう。
明日、同じ時間です。


イナリーズでの公平さん、
この狭いバレルももちろんメイク

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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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