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コスタリカにいるシエィ(・ロペス)からメールが届き、それにはこんな画像が添付されていた。
波もそうだけど、すごいボトムターンだ!
AVISOは間違いないんだけど、ブラックダイヤモンド?風のボードデザインです。
ブレイクはたぶんカリチェ岬。
とすると、南西うねり。
バレルもこのようにぽっかり口を開いています。
向こうはこんなに波があるのですね。
こっちは腰胸程度です。
さて、こっちのAVISO(BD3)はノアがレイルを車から落とし、地面(アスファルト)にぶつけてしまった。
ポリやEPS、XTR製だとぐっしゃりいっちゃっていた傷だろうけど、AVISOならではの強度で、なんと外側コートがヒビ割れただけでした。
そのまま波乗りしていたんだけど、レイルなので波待ちの際に内股にひっかかって痛いということで修理することにしました。
ついでに以前から空いていたテイルのピンホールも直しちゃいます。
(ここで3分クッキングのテーマ♪)
まず用意するのは紙ヤスリ。
私は荒削りをするので180番を用意しました。
それと、市販されている紫外線硬化型レジン(樹脂)。
これだけです。
紙ヤスリを折りたたみ、傷口=修理箇所をガリガリと30回こすり、向きを変えてもう30回、さらに向きを変え20回削りました。
合計80回往復させました。
じつはぞろ目好きなので後8回こすって88回としました。
↑もう直っちゃったようなきれいさで、傷はやはり表面コートのみと確認できました。
これで終わりにしても良かったのですが、せっかく樹脂を用意したので続けます。
今度はテイルのピンホール。
これはボトムとデッキの貼りあわせ部分、つまり継ぎ目にエアバブルが入ると、穴が開いてしまうようです。
よく聞かれるのですが、AVISOはフォームを使用していないので、内部に水が入っても平気ですよ。
もっと言うと、もし内部に水が入っても普通のボードと違い、劣化しないのです。
多くの人は、AVISOが宇宙船だと思っているらしく、穴が空いてしまうとびっくりしてしまうようです。
AVISOで大気圏突入するわけではないので大丈夫です。
そして、穴が空いてもすぐに直るのでご安心を。
こちらも穴の周りを先ほどの紙ヤスリでガリガリと向きを変え、合計88回こすり、穴を大きくします。
水を吸っていることもありますが、とりあえずガリガリと削ってください。
私のはこんな感じになりました。
やはり気泡の形です。
ここまできたら傷周辺から水分を拭き取り、日陰に移動して、紫外線硬化樹脂を塗ります。
さきほどのレイルにも塗ってください。
こんな感じです。
塗り終わったら陽に当てると硬化します。(1〜3分)
硬化したら先ほどの紙ヤスリで軽く削って終了です。
その際、指についた樹脂も陽に当てて硬化させて、後でぼろぼろと剥がしてください。
紫外線硬化樹脂は、エポキシでもポリエスターどちらも可です。
*AVISOにはエポキシが使用されていますが、発泡フォームを使用していないので溶ける心配はありません。なのでどちらでも大丈夫です。
こういった細かい仕事が大の苦手、という俺の5分作業でした。
プロの人はここから磨き込み、ピカピカにして仕上げるのですが、私は現場主義のボードが大好きなので、ここまでの「仕上げなし」状態で完成です。
波もそうだけど、すごいボトムターンだ!
AVISOは間違いないんだけど、ブラックダイヤモンド?風のボードデザインです。
ブレイクはたぶんカリチェ岬。
とすると、南西うねり。
バレルもこのようにぽっかり口を開いています。
向こうはこんなに波があるのですね。
こっちは腰胸程度です。
さて、こっちのAVISO(BD3)はノアがレイルを車から落とし、地面(アスファルト)にぶつけてしまった。
ポリやEPS、XTR製だとぐっしゃりいっちゃっていた傷だろうけど、AVISOならではの強度で、なんと外側コートがヒビ割れただけでした。
そのまま波乗りしていたんだけど、レイルなので波待ちの際に内股にひっかかって痛いということで修理することにしました。
ついでに以前から空いていたテイルのピンホールも直しちゃいます。
(ここで3分クッキングのテーマ♪)
まず用意するのは紙ヤスリ。
私は荒削りをするので180番を用意しました。
それと、市販されている紫外線硬化型レジン(樹脂)。
これだけです。
紙ヤスリを折りたたみ、傷口=修理箇所をガリガリと30回こすり、向きを変えてもう30回、さらに向きを変え20回削りました。
合計80回往復させました。
じつはぞろ目好きなので後8回こすって88回としました。
↑もう直っちゃったようなきれいさで、傷はやはり表面コートのみと確認できました。
これで終わりにしても良かったのですが、せっかく樹脂を用意したので続けます。
今度はテイルのピンホール。
これはボトムとデッキの貼りあわせ部分、つまり継ぎ目にエアバブルが入ると、穴が開いてしまうようです。
よく聞かれるのですが、AVISOはフォームを使用していないので、内部に水が入っても平気ですよ。
もっと言うと、もし内部に水が入っても普通のボードと違い、劣化しないのです。
多くの人は、AVISOが宇宙船だと思っているらしく、穴が空いてしまうとびっくりしてしまうようです。
AVISOで大気圏突入するわけではないので大丈夫です。
そして、穴が空いてもすぐに直るのでご安心を。
こちらも穴の周りを先ほどの紙ヤスリでガリガリと向きを変え、合計88回こすり、穴を大きくします。
水を吸っていることもありますが、とりあえずガリガリと削ってください。
私のはこんな感じになりました。
やはり気泡の形です。
ここまできたら傷周辺から水分を拭き取り、日陰に移動して、紫外線硬化樹脂を塗ります。
さきほどのレイルにも塗ってください。
こんな感じです。
塗り終わったら陽に当てると硬化します。(1〜3分)
硬化したら先ほどの紙ヤスリで軽く削って終了です。
その際、指についた樹脂も陽に当てて硬化させて、後でぼろぼろと剥がしてください。
紫外線硬化樹脂は、エポキシでもポリエスターどちらも可です。
*AVISOにはエポキシが使用されていますが、発泡フォームを使用していないので溶ける心配はありません。なのでどちらでも大丈夫です。
こういった細かい仕事が大の苦手、という俺の5分作業でした。
プロの人はここから磨き込み、ピカピカにして仕上げるのですが、私は現場主義のボードが大好きなので、ここまでの「仕上げなし」状態で完成です。
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オレ流
すいません、削るのが面倒でいつも180番の粗いのを使っています。
樹脂の中にフィラーを入れればいいのでしょうが、それがなかったので緩い修理です。
でもAVISOはブランクス(発泡フォーム)がないので、劣化という点では全く違う製法なので、こんな緩い修理でも大丈夫です。
仕上げも180番でざらっと3回こすり終了しました。
昔からーー自転車時代からピカピカの美術品ボードより、量産型ザクのような実戦型を好みます。
樹脂の中にフィラーを入れればいいのでしょうが、それがなかったので緩い修理です。
でもAVISOはブランクス(発泡フォーム)がないので、劣化という点では全く違う製法なので、こんな緩い修理でも大丈夫です。
仕上げも180番でざらっと3回こすり終了しました。
昔からーー自転車時代からピカピカの美術品ボードより、量産型ザクのような実戦型を好みます。
BD3気になります
BLACK DIAMONDの購入を検討しているのですが、小波で乗っている動画などをもっともっと沢山掲載して欲しいです。
ライダーはできれば日本人が良い!
日本の波など尚最高!!
youtubeで検索するもあまり沢山は見つからないでした。
ライダーはできれば日本人が良い!
日本の波など尚最高!!
youtubeで検索するもあまり沢山は見つからないでした。
紫外線硬化樹脂
ちわす
紫外線硬化の樹脂は空気を遮断した方がきれいに硬くなります。なのでぬったあとで上にサランラップをきっちりとはり付け、周囲をぐっと押さえるのです。すぐに固まり、あら不思議、表面もなにもしていないのにピカピカでツルツルで仕上げもいりません。ぜひお試しを
紫外線硬化の樹脂は空気を遮断した方がきれいに硬くなります。なのでぬったあとで上にサランラップをきっちりとはり付け、周囲をぐっと押さえるのです。すぐに固まり、あら不思議、表面もなにもしていないのにピカピカでツルツルで仕上げもいりません。ぜひお試しを
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
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13ft 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ_D大先生のSF_2灯フラッシュ_津村隊長ありがとうございました!
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