| ||||
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
8-12 ft.
3 ft.overhead to double overhead+
fair-good conditions.
という北北西うねりが届き始めた。
今年2回目の冬うねりであるという。
遠くから、きっと日本の北からはるばる届いたうねりなので、過分な重量と速度を持った強いうねりだ。
リーシュを確かめ、フィンプラグの増し締めをしてブレイクに向かう。
真から敬虔な気持ちになる「サーフィング」という教え、そんな緊張感あふれる朝だった。
ソフトサンドはクローズアウトと推測して、メジャーリーグベイに行く。
すると砂がリーフから取れていないようで、こんなショアブレイクだった。
乗って乗れないこともないだろうが、
ショアブレイク系なので浅いリーフに激突するか、下手をすると首の骨を折る系なので、あきらめてイナリーズ手前を見ると、ここも同様に「どん深」の地形で、波は一気に砂浜に炸裂していた。
仕方がないので、最少的な選択で闘牛岬で膝波サーフした。
波は明日が一番大きいというので、これからの24時間でメジャーリーグベイの砂が動いてくれることを願いながら帰宅。
大きすぎるとソフトサンドがだめで、他ブレイクは地形が悪い。
ノースショアに行く時間もないしなあ。
ハナペペの街を越えたところでこんなきれいな虹が出ていた。
明日はいい波になりますように!
(おまけというか、追記)
カリフォルニアの大学生なんだけど、友人の彼女が写真を専攻していて、その課題は「いかにしてプロフェッショナル・フォトグラファーになるか」という現実的なものだった。
で、俺に質問メールが廻ってきた。
答えたのがこれです。
質問
1 プロフェッショナルフォトグラファーになった経歴をおしえてください。(きっかけなど)
A.元々はプロフェッショナルサーファーだったのですが、なんとかこの業界に残れないか?と思案していたら「ああ、俺は写真が撮れたな」と思いつき、そこから機材を揃えてチャレンジしました。
2 プロフェッショナルフォトグラファーの任務、責任は船木さんにとって何ですか?
A.自分の伝えたい感性の作品を世間に残すことだと思います。
3 普段の仕事パターンをおしえてください。
A.最近は未明から海岸に行き、夜明けの無人波の作品を撮っています。
夕陽がきれいな場合は夕陽波も撮ります。
4 プロフェッショナルフォトグラファーとしての充実感はどんな時に感じますか?
A.自分で感動できるすばらしい作品が残せたときです。
5 プロフェッショナルフォトグラファーとしてのチャレンジングな事は特別にありますか?
A.新しい表現を試すことです。そしてそれを自分のスタイルとし確立することです。
6 仕事の好きな所、嫌いな所はどんなところですか?
A.好きなところは好きなとき、好きな場所(海の上)で働けること、夢を見られること、作品を後世に残せること。
嫌いなことはあまりないのですが、強いて言えば他の写真家と較べられること、でしょうか?
7 今、不況の影響などで船木さんが働いている業界(サーフィン、またはフォトグラファー)で何か変化はありますか?
A.マガジンプリントで言えば、現在はデジタルフォト全盛で、カメラを持ったら全員プロ、みたいな過当競争が起きていますが、不況による影響はありません。それは私の作品は紙媒体に重点を置かず、展示を主としているからです。
8 どんな性格や要素がプロフェッショナルフォトグラファーとして求められると思いますか?
A.探求心、そしてひらめくようなインスピレーション。写真の面積の中に表現できるコンポジション。これらに尽きると思います。
努力、と言うと簡単ですが、24時間写真術(作品)のことを考え、熟成させ、それを表現していく耐久力も求められると思います。
9 私にアドバイスがあればおしえてください。
A.あきらめないこと。もし今気に入らない作品があっても、それはNGではなく、いつかすごいものになっているかもしれない、という希望を持ってください。
そして「これを撮りたい!撮るんだ!!」という気持ちになるまでカメラを持たないこと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんな返信をしました。
3 ft.overhead to double overhead+
fair-good conditions.
という北北西うねりが届き始めた。
今年2回目の冬うねりであるという。
遠くから、きっと日本の北からはるばる届いたうねりなので、過分な重量と速度を持った強いうねりだ。
リーシュを確かめ、フィンプラグの増し締めをしてブレイクに向かう。
真から敬虔な気持ちになる「サーフィング」という教え、そんな緊張感あふれる朝だった。
ソフトサンドはクローズアウトと推測して、メジャーリーグベイに行く。
すると砂がリーフから取れていないようで、こんなショアブレイクだった。
乗って乗れないこともないだろうが、
ショアブレイク系なので浅いリーフに激突するか、下手をすると首の骨を折る系なので、あきらめてイナリーズ手前を見ると、ここも同様に「どん深」の地形で、波は一気に砂浜に炸裂していた。
仕方がないので、最少的な選択で闘牛岬で膝波サーフした。
波は明日が一番大きいというので、これからの24時間でメジャーリーグベイの砂が動いてくれることを願いながら帰宅。
大きすぎるとソフトサンドがだめで、他ブレイクは地形が悪い。
ノースショアに行く時間もないしなあ。
ハナペペの街を越えたところでこんなきれいな虹が出ていた。
明日はいい波になりますように!
(おまけというか、追記)
カリフォルニアの大学生なんだけど、友人の彼女が写真を専攻していて、その課題は「いかにしてプロフェッショナル・フォトグラファーになるか」という現実的なものだった。
で、俺に質問メールが廻ってきた。
答えたのがこれです。
質問
1 プロフェッショナルフォトグラファーになった経歴をおしえてください。(きっかけなど)
A.元々はプロフェッショナルサーファーだったのですが、なんとかこの業界に残れないか?と思案していたら「ああ、俺は写真が撮れたな」と思いつき、そこから機材を揃えてチャレンジしました。
2 プロフェッショナルフォトグラファーの任務、責任は船木さんにとって何ですか?
A.自分の伝えたい感性の作品を世間に残すことだと思います。
3 普段の仕事パターンをおしえてください。
A.最近は未明から海岸に行き、夜明けの無人波の作品を撮っています。
夕陽がきれいな場合は夕陽波も撮ります。
4 プロフェッショナルフォトグラファーとしての充実感はどんな時に感じますか?
A.自分で感動できるすばらしい作品が残せたときです。
5 プロフェッショナルフォトグラファーとしてのチャレンジングな事は特別にありますか?
A.新しい表現を試すことです。そしてそれを自分のスタイルとし確立することです。
6 仕事の好きな所、嫌いな所はどんなところですか?
A.好きなところは好きなとき、好きな場所(海の上)で働けること、夢を見られること、作品を後世に残せること。
嫌いなことはあまりないのですが、強いて言えば他の写真家と較べられること、でしょうか?
7 今、不況の影響などで船木さんが働いている業界(サーフィン、またはフォトグラファー)で何か変化はありますか?
A.マガジンプリントで言えば、現在はデジタルフォト全盛で、カメラを持ったら全員プロ、みたいな過当競争が起きていますが、不況による影響はありません。それは私の作品は紙媒体に重点を置かず、展示を主としているからです。
8 どんな性格や要素がプロフェッショナルフォトグラファーとして求められると思いますか?
A.探求心、そしてひらめくようなインスピレーション。写真の面積の中に表現できるコンポジション。これらに尽きると思います。
努力、と言うと簡単ですが、24時間写真術(作品)のことを考え、熟成させ、それを表現していく耐久力も求められると思います。
9 私にアドバイスがあればおしえてください。
A.あきらめないこと。もし今気に入らない作品があっても、それはNGではなく、いつかすごいものになっているかもしれない、という希望を持ってください。
そして「これを撮りたい!撮るんだ!!」という気持ちになるまでカメラを持たないこと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんな返信をしました。
PR
この記事にコメントする
いつもありがとうございます☆
今の自分に置き換えて自問自答しました。
WEBサイトのデザイン、書について。
芸術を世に作り出すという点で、写真と似ているのかなぁと。
船木さんの答えを読んで、はっとしました。
プロとはなんぞや?って考えさせられました。
私は24時間、WEBのことや書のことを考え続けたことがない。
探究心が始めたころより薄れてしまっている・・・
>「これを撮りたい!撮るんだ!!」という気持ちになるまでカメラを持たないこと。
書もまさにそうだと思います。
やる気ないときにやってもいい字は書けない。
書きたいことを書くときって自由な表現で気持ちで
インスピレーションを働かせて楽しいです。
いい刺激になりました!!
ありがとうございます♪
今日はいい波になりますように〜☆
WEBサイトのデザイン、書について。
芸術を世に作り出すという点で、写真と似ているのかなぁと。
船木さんの答えを読んで、はっとしました。
プロとはなんぞや?って考えさせられました。
私は24時間、WEBのことや書のことを考え続けたことがない。
探究心が始めたころより薄れてしまっている・・・
>「これを撮りたい!撮るんだ!!」という気持ちになるまでカメラを持たないこと。
書もまさにそうだと思います。
やる気ないときにやってもいい字は書けない。
書きたいことを書くときって自由な表現で気持ちで
インスピレーションを働かせて楽しいです。
いい刺激になりました!!
ありがとうございます♪
今日はいい波になりますように〜☆
無題
私も海・波・夕日を撮るのが好きで、たまに撮るんですが、イメージって何なんでしょう。
ただ見た景色に感動し、シャッターを切る。私のレベルでは自己満足でしかないです。
他人の評価はどうあれ、自分が納得する1枚って意外と難しいなーと思ってます。
ただ見た景色に感動し、シャッターを切る。私のレベルでは自己満足でしかないです。
他人の評価はどうあれ、自分が納得する1枚って意外と難しいなーと思ってます。
カレンダー
プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
最新の記事
(04/28)
(03/08)
(03/07)
(03/06)
(03/05)
(03/05)
(03/04)
(03/03)
(03/02)
(03/01)
(02/28)
(02/27)
(02/26)
(02/25)
13ft 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ_D大先生のSF_2灯フラッシュ_津村隊長ありがとうございました!
(02/24)
(02/23)
(02/22)
(02/21)
(02/20)
(02/19)
(02/18)
(02/17)
(02/16)
(02/15)
(02/14)
カテゴリー
ブログ内検索
最新コメント
(06/20)
(04/28)
(03/05)
(03/03)
(03/03)
(09/03)
(09/02)
(07/04)
(06/01)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/07)
(03/06)
過去の記事
CURRENT
MOON