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北、西側は昨日よりサイズアップ。
オーバーヘッドからダブル程度あるという。
カイルは昨日俺たちが行ったリーフに向かった。
俺はというと、膝腰闘牛波でアニーとINTタンデム。
波を追いかけない、こんな日もあっていい。
気も楽だし、何よりも空いているところでできるのがその魅力です。
イナリーズの地形がまだ決まらない。
一度大きな北西うねりが来ればたっぷりと岸に溜まった砂が取れるので、それがサンドバーとなりバレル三昧となるのでしょう。
それまで待ちます。
波は自然の贈りものだからね。
とオフィスでデザイン、写真作品整理をしている。
もうすぐワールドシリーズの第三戦なので、それまでに全て終わらせないと。
昨日は時差ぼけ(まだ!)で深夜1時に起きた。
飛行機に乗り込むと、客室乗務員が「船木さま、1階のお席が空いているか見てきますので、ここでお待ち下さい」
といなくなり、少しすると「こちらです。どうぞ」となぜか4人掛け、すこしずれて3人掛けという変則ビジネスクラス(エアバスA380か?)の窓席に案内してくれ、乗務員の紹介でお隣となる3名にあいさつをした。
席に着いた俺は、
「やったビジネスだ!これでシャンパンが飲めるぞ!でもこの機はどこに行く便だ?サンパウロ...?ブラジルだ、24時間乗っていられる!」
と幸運な気持ちとなったところで目が覚めたのだから寝起きは悪くはない。
そしてヤフーの文字速報のジャイアンツ対ドラゴンズ戦をチェックしながらメール仕事をし、ジャイアンツの勝ちを見届けた3時(日本時間で夜10時)にまた就寝。
季節なのでワールドシリーズ(WS)の話となるが、常勝レッドソックスがチャンピオンシリーズ(準決勝)でデビルレイズに負けたかが昨日わかった。
これは俺がメジャー関係のサイトx4,そしてスポーツ関係のサイトx3、さらには新聞番記者ブログやコラムx6を毎日チェックしていて、このことは誰も語っていないようなのでここに書いておきます。
-----------------------------
それはデビルレイズの内野手陣の守備位置にあった。
打者ごとにフォーメーション(守備隊形)が変わる。
さらにピッチャーが投げる前に、その予測コースによって半歩から1歩位置を変えるデビルレイズの内野手。
そして不思議と野手の動いた位置、予想した場所に打球は飛んでいく。
WS第2戦は7回を終えた時点で4−0とデビルレイズがリードしていた。
だが、現場で試合を見ていた人なら気づいていたのだろうが、もしかすると4−12でフィリーズが勝っていた試合かもしれなかった。
それはヒット性の打球がことごとくアウトになるというデビルレイズのディフェンス力が強打フィリーズを0点に抑えてきたのだ。
「対レッドソックスのチャンピオンシリーズ、最後のアウト」はご存じでしょうか?
あれは岩村選手がセカンドゴロを顔の前でキャッチし、そのままベースを踏んだあれである。
それで「岩村選手が持っていた歴史的なウイニングボールの行方は?」
とコラムになったり、ニュースになったりもしましたね。
あれは、野手がセカンドベースのすぐ横にいたことでなしえたウイニングボールで、もっと言うと「あそこに守っていた」ということが偶然ではなく、飛んでくる打球を読んでいたことにつながる。
5月頃、今年のシーズンの始め頃にMLB/NPBマニアのきんちゃん(現、逗子ゴールデンレッドソックス捕手)と野球話になったとき、「岩村はどーなの?日本ではさっぱりだけど、彼は通用しているの?」と聞かれ、
「すごい選手ですよ、彼がいるからデビルレイズはあそこまで勝っているかもしれません。守備位置がすごく、右方向のグラウンダー(=ゴロ)はみんな彼がさばいちゃいます。
それもファインプレーには見えない動きで、守っている位置がヨーダのような読みです。安打数や記録には表れないけど、チームメイトは彼のおかげで勝ち、そしてものすごく感謝しているはずです」
と言ったことを思い出した。
もしかすると、レイズの内野手は岩村選手が守備位置の重要さを知らしめ、それでこのWSに進出し、戦っているのだとしてみると、ヒヤリとそのすごさに気づく。
「自身が応援するレッドソックスに土をつけた憎きアメリカンリーグのチャンピオンチーム」
と、あまり客観的な判断が出来なかったが、ようやくその凄さに気づいた。
野球はチームプレイである。
そして俺は野球を見るときはピッチャーを見る。
試合開始直後の第一球からしっかりと見る。
観戦に行くと、ピッチャーのウオーミングアップを見る。
プレイボール!
初球ストレート、逆球だ、肩が回りすぎてシュート回転している、けれどものすごくボールが動いている。
こんなところから「この日のピッチャー」を評価していく。
第二球、チェンジアップ。
よく揺れている、制球が甘い、外に流れている、腕の角度はどうだったのか?
第三球、スライダー。
いつもよりスライドのかかりが悪い、空気が乾燥しているのか?
一番打者は何の球を待っているのか、ベンチからは待球指示が出ているのかどうか?
キャッチャーはピッチャーの現在についてどう感じているのか?
と、読んでいくのが俺の野球観戦。
打順が二順目となると、前回の対決を憶えていて、ああジム・ロリンズは前回ブレーキングボール(カーブ)に何もタイミングが合っていなかったからそれが決め球になるな、と推測する。
しかし、その一球目にブレーキングボールが来ると、
「攻め方を変えてきた、逆だ!」
とレイズ捕手ナバロを賞賛する。
野球で、一流同士の対決は記憶力のスポーツです。
打者は前回やられたボールを待ったり、または逆にそれが来る前に違うボールを打つ。
ヒートアップしてきて、打たれる確率を強く感じると、胸元に速球を投げて、球道を幻惑する。
ゲームを任されたピッチャーは一切失投をしないように投げる。
ごくまれに「高めに浮く」とか、「コースが甘くなる」失投が行くと、
「やっちゃった...」
と一流のピッチャーは投げた瞬間にわかるのだそうで、
それを逃さないのがメジャーの打者。
「ガキン!!」と激しく打つ!
しかしレイズの守備がそれに備え、処理してアウトカウントを取ると、ピッチャーには「助かった」という安堵感が生まれ、先に出したチームワークにつながり、チームが一体となっているのですね。
こうして野球を見る視点が拡がった2008年のWS。
これを波乗りに置き換えてみると、一流のサーファーは波の来る位置を的確に読み、それに乗っていく。
なぜかわかってしまうのが波の位置で、セット間隔も全てお見通しといった「読み」がある。
一流が乗らない波、追いかけない波は「彼が手を出さないのだからきっと良くないのだろう」と変な読みが芽生え、今度は来た波を追いかけられなくなる。
要は考えすぎてしまうのだ。
けれど、ワンセッションを1時間とすると、良い波が来るのは30分に一回、そう2本程度である。
この波に乗れるから一流とされるので、二流以下の俺はその次点波に乗っていくのだが、こんな日は彼(ら)に混乱して、それすら乗り逃してしまうから波乗りはむずかしい。
話は少し変わるが、先日行った奄美大島のポピュラーなビーチ&リーフブレイクで、こんなことがあった。
朝から入る俺と同宿の隣人。
あいにく満潮で、波はセットの最大サイズしかくずれなかった。
ゆったり波を待ち、たまにくるセットをその隣人がレフトに行き、俺がライトに仲良く乗っていた。
良く晴れて、風もなく、すばらしい朝である。
少しして、波に乗ろうと岸を向くと人が5人ほど増えていた。
そのひとりは、地元サーファーだとわかる色の黒さで、スプリングカットのウエットスーツを着た人が多く占める中、俺と同様にトランクス一枚でサーフしていた。
さっきまでのようにパドリングして、テイクオフしようとすると、俺の真下にわざと入り、波に乗っていく。
「朝から嫌な感じだな、まあしょうがない」
と沖に戻り、彼が乗っていった間に波が来るといいな、と待つが世の中そんなに甘くない。
やがてまたセットが入る。
今度は漕がずに見ていると、この波も彼が乗った。
しかも一番レフト側から、つまりピークの奥からライトに向かった。
これをやっちゃうと、レフトに行きたい人までも誰も乗れないから、波1本、サーファー2人でなく、波1本、人ひとりだけ、となってしまう。
みんなずっと波に乗ろうとニコニコ待っているのに、ひどい人だ。
次の波もまた来ずに得意気な彼の顔が戻ってきた途端にセットが来る。
また彼が乗っていってしまった。
「これじゃ略奪だよなぁ、見ていてもつまらないから上がろう」と決める。
だが、「なんとかここで一本だけ乗って、誇らしく上がりたい」と欲が出た。
次のセットが入る。
当然沖のピークから追いかける俺、岸に向かって右から左にシフトする角度のついた波なので、左に向かって降りつつ漕いだ。
またあの彼が下にいる、まあいいやこれだけしっかりと意思表示をしていれば、止めるかレフトに行ってくれるだろう、という希望的観測もむなしく、彼は俺の後ろから、しかも後からパドルして立ってこちらに向かってくるではないか。
彼がいなければ俺は彼の後ろに回って同様なことが出来たのだが、平和的、紳士的協定でそんなことはできない、俺への当てつけか?
それとも略奪に慣れてしまい、何も感じないのかのどちらかだろう。
「*****」
と頭の中は真っ黒に焦げてしまった。
そんなところに緑くんがやってきた。
彼はここではなく、20m空港側のピークに陣取っていくではないか。
「そっか、それでいいのだな」
と俺はそっちのピークで緑さんとふたりで楽しく波に乗りました。
というお話です。
要点は、波を読んでもこうして「権力の威光」を持って略奪されることもあるので、それはその「読み」とは全く違うファクタ−としなくてはならず、結局は空いているピークでサーフするのが一番幸せで、ソウルなんだなあ、ということでした。
(おまけ)
エルサルバドルで出会った世界一周旅行中の亮太くんはオーストラリアに着きました。
現在ヌーサにいて、これから自転車でベルズビーチまで南下予定だそうです。
自転車で、ということは自力だ。
すごいなあ。。
健康と車には気をつけて、そして元気でいい波に乗ってください!
(おまけ2)
上に出てきた緑さんは、アマミアン・サーフ・クラッシックコンテストにおいて公言通り「スペシャルクラス優勝」を果たしました!
「チューブも入って最高よ〜〜」
と言っていたとかいないとか。
彼の家の前のこの波。
プレッシャー等で逆に難しいと思うけど、緑さんはさすがです。
おめでとうございます!!
オーバーヘッドからダブル程度あるという。
カイルは昨日俺たちが行ったリーフに向かった。
俺はというと、膝腰闘牛波でアニーとINTタンデム。
波を追いかけない、こんな日もあっていい。
気も楽だし、何よりも空いているところでできるのがその魅力です。
イナリーズの地形がまだ決まらない。
一度大きな北西うねりが来ればたっぷりと岸に溜まった砂が取れるので、それがサンドバーとなりバレル三昧となるのでしょう。
それまで待ちます。
波は自然の贈りものだからね。
とオフィスでデザイン、写真作品整理をしている。
もうすぐワールドシリーズの第三戦なので、それまでに全て終わらせないと。
昨日は時差ぼけ(まだ!)で深夜1時に起きた。
飛行機に乗り込むと、客室乗務員が「船木さま、1階のお席が空いているか見てきますので、ここでお待ち下さい」
といなくなり、少しすると「こちらです。どうぞ」となぜか4人掛け、すこしずれて3人掛けという変則ビジネスクラス(エアバスA380か?)の窓席に案内してくれ、乗務員の紹介でお隣となる3名にあいさつをした。
席に着いた俺は、
「やったビジネスだ!これでシャンパンが飲めるぞ!でもこの機はどこに行く便だ?サンパウロ...?ブラジルだ、24時間乗っていられる!」
と幸運な気持ちとなったところで目が覚めたのだから寝起きは悪くはない。
そしてヤフーの文字速報のジャイアンツ対ドラゴンズ戦をチェックしながらメール仕事をし、ジャイアンツの勝ちを見届けた3時(日本時間で夜10時)にまた就寝。
季節なのでワールドシリーズ(WS)の話となるが、常勝レッドソックスがチャンピオンシリーズ(準決勝)でデビルレイズに負けたかが昨日わかった。
これは俺がメジャー関係のサイトx4,そしてスポーツ関係のサイトx3、さらには新聞番記者ブログやコラムx6を毎日チェックしていて、このことは誰も語っていないようなのでここに書いておきます。
-----------------------------
それはデビルレイズの内野手陣の守備位置にあった。
打者ごとにフォーメーション(守備隊形)が変わる。
さらにピッチャーが投げる前に、その予測コースによって半歩から1歩位置を変えるデビルレイズの内野手。
そして不思議と野手の動いた位置、予想した場所に打球は飛んでいく。
WS第2戦は7回を終えた時点で4−0とデビルレイズがリードしていた。
だが、現場で試合を見ていた人なら気づいていたのだろうが、もしかすると4−12でフィリーズが勝っていた試合かもしれなかった。
それはヒット性の打球がことごとくアウトになるというデビルレイズのディフェンス力が強打フィリーズを0点に抑えてきたのだ。
「対レッドソックスのチャンピオンシリーズ、最後のアウト」はご存じでしょうか?
あれは岩村選手がセカンドゴロを顔の前でキャッチし、そのままベースを踏んだあれである。
それで「岩村選手が持っていた歴史的なウイニングボールの行方は?」
とコラムになったり、ニュースになったりもしましたね。
あれは、野手がセカンドベースのすぐ横にいたことでなしえたウイニングボールで、もっと言うと「あそこに守っていた」ということが偶然ではなく、飛んでくる打球を読んでいたことにつながる。
5月頃、今年のシーズンの始め頃にMLB/NPBマニアのきんちゃん(現、逗子ゴールデンレッドソックス捕手)と野球話になったとき、「岩村はどーなの?日本ではさっぱりだけど、彼は通用しているの?」と聞かれ、
「すごい選手ですよ、彼がいるからデビルレイズはあそこまで勝っているかもしれません。守備位置がすごく、右方向のグラウンダー(=ゴロ)はみんな彼がさばいちゃいます。
それもファインプレーには見えない動きで、守っている位置がヨーダのような読みです。安打数や記録には表れないけど、チームメイトは彼のおかげで勝ち、そしてものすごく感謝しているはずです」
と言ったことを思い出した。
もしかすると、レイズの内野手は岩村選手が守備位置の重要さを知らしめ、それでこのWSに進出し、戦っているのだとしてみると、ヒヤリとそのすごさに気づく。
「自身が応援するレッドソックスに土をつけた憎きアメリカンリーグのチャンピオンチーム」
と、あまり客観的な判断が出来なかったが、ようやくその凄さに気づいた。
野球はチームプレイである。
そして俺は野球を見るときはピッチャーを見る。
試合開始直後の第一球からしっかりと見る。
観戦に行くと、ピッチャーのウオーミングアップを見る。
プレイボール!
初球ストレート、逆球だ、肩が回りすぎてシュート回転している、けれどものすごくボールが動いている。
こんなところから「この日のピッチャー」を評価していく。
第二球、チェンジアップ。
よく揺れている、制球が甘い、外に流れている、腕の角度はどうだったのか?
第三球、スライダー。
いつもよりスライドのかかりが悪い、空気が乾燥しているのか?
一番打者は何の球を待っているのか、ベンチからは待球指示が出ているのかどうか?
キャッチャーはピッチャーの現在についてどう感じているのか?
と、読んでいくのが俺の野球観戦。
打順が二順目となると、前回の対決を憶えていて、ああジム・ロリンズは前回ブレーキングボール(カーブ)に何もタイミングが合っていなかったからそれが決め球になるな、と推測する。
しかし、その一球目にブレーキングボールが来ると、
「攻め方を変えてきた、逆だ!」
とレイズ捕手ナバロを賞賛する。
野球で、一流同士の対決は記憶力のスポーツです。
打者は前回やられたボールを待ったり、または逆にそれが来る前に違うボールを打つ。
ヒートアップしてきて、打たれる確率を強く感じると、胸元に速球を投げて、球道を幻惑する。
ゲームを任されたピッチャーは一切失投をしないように投げる。
ごくまれに「高めに浮く」とか、「コースが甘くなる」失投が行くと、
「やっちゃった...」
と一流のピッチャーは投げた瞬間にわかるのだそうで、
それを逃さないのがメジャーの打者。
「ガキン!!」と激しく打つ!
しかしレイズの守備がそれに備え、処理してアウトカウントを取ると、ピッチャーには「助かった」という安堵感が生まれ、先に出したチームワークにつながり、チームが一体となっているのですね。
こうして野球を見る視点が拡がった2008年のWS。
これを波乗りに置き換えてみると、一流のサーファーは波の来る位置を的確に読み、それに乗っていく。
なぜかわかってしまうのが波の位置で、セット間隔も全てお見通しといった「読み」がある。
一流が乗らない波、追いかけない波は「彼が手を出さないのだからきっと良くないのだろう」と変な読みが芽生え、今度は来た波を追いかけられなくなる。
要は考えすぎてしまうのだ。
けれど、ワンセッションを1時間とすると、良い波が来るのは30分に一回、そう2本程度である。
この波に乗れるから一流とされるので、二流以下の俺はその次点波に乗っていくのだが、こんな日は彼(ら)に混乱して、それすら乗り逃してしまうから波乗りはむずかしい。
話は少し変わるが、先日行った奄美大島のポピュラーなビーチ&リーフブレイクで、こんなことがあった。
朝から入る俺と同宿の隣人。
あいにく満潮で、波はセットの最大サイズしかくずれなかった。
ゆったり波を待ち、たまにくるセットをその隣人がレフトに行き、俺がライトに仲良く乗っていた。
良く晴れて、風もなく、すばらしい朝である。
少しして、波に乗ろうと岸を向くと人が5人ほど増えていた。
そのひとりは、地元サーファーだとわかる色の黒さで、スプリングカットのウエットスーツを着た人が多く占める中、俺と同様にトランクス一枚でサーフしていた。
さっきまでのようにパドリングして、テイクオフしようとすると、俺の真下にわざと入り、波に乗っていく。
「朝から嫌な感じだな、まあしょうがない」
と沖に戻り、彼が乗っていった間に波が来るといいな、と待つが世の中そんなに甘くない。
やがてまたセットが入る。
今度は漕がずに見ていると、この波も彼が乗った。
しかも一番レフト側から、つまりピークの奥からライトに向かった。
これをやっちゃうと、レフトに行きたい人までも誰も乗れないから、波1本、サーファー2人でなく、波1本、人ひとりだけ、となってしまう。
みんなずっと波に乗ろうとニコニコ待っているのに、ひどい人だ。
次の波もまた来ずに得意気な彼の顔が戻ってきた途端にセットが来る。
また彼が乗っていってしまった。
「これじゃ略奪だよなぁ、見ていてもつまらないから上がろう」と決める。
だが、「なんとかここで一本だけ乗って、誇らしく上がりたい」と欲が出た。
次のセットが入る。
当然沖のピークから追いかける俺、岸に向かって右から左にシフトする角度のついた波なので、左に向かって降りつつ漕いだ。
またあの彼が下にいる、まあいいやこれだけしっかりと意思表示をしていれば、止めるかレフトに行ってくれるだろう、という希望的観測もむなしく、彼は俺の後ろから、しかも後からパドルして立ってこちらに向かってくるではないか。
彼がいなければ俺は彼の後ろに回って同様なことが出来たのだが、平和的、紳士的協定でそんなことはできない、俺への当てつけか?
それとも略奪に慣れてしまい、何も感じないのかのどちらかだろう。
「*****」
と頭の中は真っ黒に焦げてしまった。
そんなところに緑くんがやってきた。
彼はここではなく、20m空港側のピークに陣取っていくではないか。
「そっか、それでいいのだな」
と俺はそっちのピークで緑さんとふたりで楽しく波に乗りました。
というお話です。
要点は、波を読んでもこうして「権力の威光」を持って略奪されることもあるので、それはその「読み」とは全く違うファクタ−としなくてはならず、結局は空いているピークでサーフするのが一番幸せで、ソウルなんだなあ、ということでした。
(おまけ)
エルサルバドルで出会った世界一周旅行中の亮太くんはオーストラリアに着きました。
現在ヌーサにいて、これから自転車でベルズビーチまで南下予定だそうです。
自転車で、ということは自力だ。
すごいなあ。。
健康と車には気をつけて、そして元気でいい波に乗ってください!
(おまけ2)
上に出てきた緑さんは、アマミアン・サーフ・クラッシックコンテストにおいて公言通り「スペシャルクラス優勝」を果たしました!
「チューブも入って最高よ〜〜」
と言っていたとかいないとか。
彼の家の前のこの波。
プレッシャー等で逆に難しいと思うけど、緑さんはさすがです。
おめでとうございます!!
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連打
先ほどはモバイルだったので、今日のブログを見ず(長かったので)に書き込みました。が、家に帰って見たら、あーーら野球話ではないかい!
しかもまたもや深ーーーいお話ですね。
いいですねー、このような観戦は。
日本ではお祭り騒ぎ的な応援にて静かに、そして冷静にあまり見れません。
いつか、笛、太鼓、そして無理やりの応援歌をやめて欲しいです。
メジャーの試合はいいですな、みんな野球を分かっています!
確か、イチロー様も言っていましたね。
岩村さんにZH頑張ってもらいたいもんですなー。
さて来年は中日、川上&巨人、上原が行くのかな??
対抗して長い書き込みをします!
こうなったら、任天堂が気合を入れて、マリナーズをオール日本人にして欲しいです!
(案)
監督:バレンタイン(トラブル時に英語がしゃべれるので)
投手コーチ:野茂&村上
走塁コーチ:新庄
打撃コーチ:バース
一番:ライト イチロー
二番:一塁 田口
三番:セカンド 岩村
四番:レフト 松井
五番:キャッチャー 城島
六番:ショート 松井(稼頭央)
七番:センター 新庄(復活です)
八番:サード 福留
DH: 井口
先発:黒田 川上 上原 そして松坂
中継ぎ:岡島 小林 藪
押さえ:斉藤
通訳兼広報兼負け試合投手: 船木
球団HP担当:とおる
外注ダフ屋:KIN
どうです?素晴らしいでしょ!
そして、ナキサーフが任天堂との共同出資によりシアトルから移転し、カウアイに球場を作り、
「カウアイ・フナキーズ」
いや、これは弱すぎる・・・
「カウアイ・みっちゃんず」・・・
これはもっとダメだ・・・
もしくは、漢字を使い、
「歌宇愛 逆真図」
ダメダメ、いい案が浮かばないなー・・・
いい案と言えば、まとばの小倉餡だねーって昔、コマーシャルをやっていたな。
だめだ、出てこない・・・
ではネーミングを誕生日のプレゼント返しにしましょう!って意味不明ですが・・・
この長い書き込みが誕生日プレゼントよん!
ハッピーバースデイ!ちゃんみつ!!
しかもまたもや深ーーーいお話ですね。
いいですねー、このような観戦は。
日本ではお祭り騒ぎ的な応援にて静かに、そして冷静にあまり見れません。
いつか、笛、太鼓、そして無理やりの応援歌をやめて欲しいです。
メジャーの試合はいいですな、みんな野球を分かっています!
確か、イチロー様も言っていましたね。
岩村さんにZH頑張ってもらいたいもんですなー。
さて来年は中日、川上&巨人、上原が行くのかな??
対抗して長い書き込みをします!
こうなったら、任天堂が気合を入れて、マリナーズをオール日本人にして欲しいです!
(案)
監督:バレンタイン(トラブル時に英語がしゃべれるので)
投手コーチ:野茂&村上
走塁コーチ:新庄
打撃コーチ:バース
一番:ライト イチロー
二番:一塁 田口
三番:セカンド 岩村
四番:レフト 松井
五番:キャッチャー 城島
六番:ショート 松井(稼頭央)
七番:センター 新庄(復活です)
八番:サード 福留
DH: 井口
先発:黒田 川上 上原 そして松坂
中継ぎ:岡島 小林 藪
押さえ:斉藤
通訳兼広報兼負け試合投手: 船木
球団HP担当:とおる
外注ダフ屋:KIN
どうです?素晴らしいでしょ!
そして、ナキサーフが任天堂との共同出資によりシアトルから移転し、カウアイに球場を作り、
「カウアイ・フナキーズ」
いや、これは弱すぎる・・・
「カウアイ・みっちゃんず」・・・
これはもっとダメだ・・・
もしくは、漢字を使い、
「歌宇愛 逆真図」
ダメダメ、いい案が浮かばないなー・・・
いい案と言えば、まとばの小倉餡だねーって昔、コマーシャルをやっていたな。
だめだ、出てこない・・・
ではネーミングを誕生日のプレゼント返しにしましょう!って意味不明ですが・・・
この長い書き込みが誕生日プレゼントよん!
ハッピーバースデイ!ちゃんみつ!!
連打の連打
KINさま、
長い書き込みのプレゼントありがとうございました。
任天堂マリナーズ、オール日本人案いいですね。
として、日本のプロ野球(NPB)にオール外国人のチームを作ってください。
覆面悪役で『ブラックサンダーズ』
または『ガイジン・バッドガイズ』
これで日本の野球も盛り上がりますよ!
どうでしょうか?
長い書き込みのプレゼントありがとうございました。
任天堂マリナーズ、オール日本人案いいですね。
として、日本のプロ野球(NPB)にオール外国人のチームを作ってください。
覆面悪役で『ブラックサンダーズ』
または『ガイジン・バッドガイズ』
これで日本の野球も盛り上がりますよ!
どうでしょうか?
無題
はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます。
去年の10月に奄美の手広Pで、全く同じ体験をしました(笑) ひょっとして同じ人物かもしれませんね。こんなサーファーには絶対にならないってその時、奄美の海に誓いました(笑)
海で見かけた緑さんは凄くいいオーラ出てましたよ!
去年の10月に奄美の手広Pで、全く同じ体験をしました(笑) ひょっとして同じ人物かもしれませんね。こんなサーファーには絶対にならないってその時、奄美の海に誓いました(笑)
海で見かけた緑さんは凄くいいオーラ出てましたよ!
カレンダー
プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!
ぜひ!
どうぞよろしくお願いします。
私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。
風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。
波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。
そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。
同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。
ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。
また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。
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