波はフラットで、人が１００人いたヨ、全然ダメだったねー＿JJ-Rocket fish6'6"とAVISO BD3の乗り比べ動画＿亮太くん＠タヒチ隣島

昨日は「お盆休みなので誰も見ない」と予想されたこのブログですが、蓋を開けてみると多くの人に読んでいただけたという集計を見て感動する。

ありがとうございました。

ということで幸せに「ノースハワイ日記」を続けます。

今朝は高林さんが帰る日なので、空港までお送りする。



良く晴れて、風もない日。

無事チェックインを済ませた。

ハワイアン航空は預ける荷物１個まで無料で、２個目から２５ドルのチャージとなる。

サーフボードも２本までは２５ドルで、さらにホノルルから成田まで４２ドルだと言う。

合わせて６７ドルなので、これは「適正価格」だと思う。

４本のボードが入ったボードケースを見れば３本以上入っているのは明らかなのだが、それついては疑いもせずに２本以内でチェックインできた。

（聞かれたら言うけど、聞かれないのにわざわざ言いません。笑）



セキュリティゲートで涙のさよならをして、



ハイウエイに戻ろうとすると、フレディからの電話が鳴った。

この時間の電話はもちろん波情報で、「お前まだサーフィングに行っていなかったのか！？」

とフレディは驚いていたが、いやあ、マサ（高林さん）を送りに空港にいたんだよと説明すると、

「嗚呼、残念なマサだぁ、南西と南東のブイが上がっているから波があるぞ」とのこと。

それを聞いた俺は、

「ぐー、もう一日あれば高林さんはこのうねりを乗れたのに」と空を睨んだ。

ホワイトハウスに行くには、もう風が入る時間なので闘牛に行くと、頭ちょいくらい、空いていて、いい波だった。

全くと言っていいほど風がない。
だから、東側も南側もどこも波がいいようで、それで空いているのだ。

ああ、風が吹かないのならホワイトハウスに行けば良かった、と深く後悔する。

前出したフレディも大喜びでパドルアウトしてきて、まん丸の笑顔であった。

クレイグもやってきて「いい波です。マサさん、かわいそうね」と言う。

「本当だよ、ちょうど波が出た日に帰っていっちゃった。彼が聞いたら猛烈に悔しがるだろうな」と言うと、クレイグは

「ダイジョーブだよ。波はナカッタ、と言えばイインダヨ。それなら彼はわからないネェ」

「だめだよ、俺はブログにこの波のことを書かなくてはならないんだ。そうすると彼はそれを読んでわかっちゃうんだ」

「何を言っているのー、ブログには波はフラットで、人が１００人いたヨ、全然ダメだったねー、と書けばイイデショ？」

「そんな嘘は書けないよ」と俺が笑うと、

「しょーがないね、波はイロイロですから、それは彼もわかるはずデス」

というやりとりをしながら俺たちは、混雑のないオーバーヘッドの闘牛波に乗っていった。



昨日製作した「なみある？」用のショートムービーが完成したのでYOU TUBEにアップしておきました。

JJ-Rocket fish6'6"とAVISO BD3の乗り比べです。

といってもこれはJJで波に１本、BD3で３本乗っただけなので、クルーズという感じです。

まあ、ボードの特性をこれで判断できるので、お時間があればご覧下さい。



腰を落ち着けてビデオを撮ってくれる人がいればいいのになあ。

タヒチにいる亮太くんがエルサルバドルに引き続き、「ビデオ係」としてこっちにくればいいのになあ、と思いながらメール受信すると、彼からのメールが届いていた。

以心伝心である。



彼はタヒチの隣島にいるらしく、「こんなライト波を見つけました！」



という踊るような文面に、これはきっと同じうねりに違いないと、遠くにいる友人と同じ南西波に乗ったのかもしれない、と一人ごちる。