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エルサルバドルに到着して、レンタカーは月曜日まで出払ってしまっていて、とりあえず波乗りできるビーチまで連れて行ってくれ、とタクシーにお願いしてボードケースを積んで海沿いを走りました。

今回は新作AREA51も含めて5本持ち込みました!



例のカミカゼ追い越しも数百も追体験し、



懐かしの極彩色バス。



それからヒッチハイクや路線バスを乗り継ぎ、この波を発見しました。
サーファーという対象物がないからサイズは小さく見えるけど、サーフィンの熟練者ならおわかりの通り、この距離でこの波は実際にはかなり大きいです。

軽くダブルオーバーヘッドはあり、セットはもっと大きく、しかしパーフェクション。



↑この木の後ろがピークで、波はこのまま左につながっていきます。

そして写真左端からインサイドブレイクが始まるのですが、湾の左なので建物で写りません。

これはその翌日、インサイドが見えるところに来て撮りました。

これは信じられないけど本当の話で、この波はどこまでもどこまでも乗っていけます。↓



また切れちゃったけど。この左端の先までも乗れるのです。

気温34度、水温30.5度。

このブレイクの前に宿(なんと一泊10ドル!)を取ることができ、そしてあまりにも暑いのでTシャツを着てわざと体を冷やしながらサーフしています。

もう持って来た5本のボードを全て乗り込みました。

インプレションは後日書きますね。

あいかわらず車とインターネット接続はないのですが、今日は昼からオンショアが強くなってきたので恐ろしい街に出ることに決め、路線バス(運賃はどこまで行っても30円!)に市民と一緒に乗り込み、このラップトップをゴミ袋に包んで隠し持ち、無事接続しています。

けれど、たまに1時間くらい接続が途切れる状態で、IT環境どころか電話もままならない国はまるで日本の戦後のよう。

この街は混沌としていて、排気ガスが充満し、生ゴミの匂いに満ち、人があふれかえっていて、でも感じるのはものすごい生のエネルギーがあるということです。

両足がない人が肘で這いながら物乞いしていたり、子供の物売りのさみしげな表情。

第3国のすばらしき波と、その対極の生活のバランスを感じて、さまざまなことを思い知らされながらじっくり勉強しています。

今回の目的のひとつであるみなさんにご協力いただいた中米チャリティも多くの村の子供に文房具、医薬品を渡しています。

持ってきてすごく良かったのが「年齢別の解熱剤」で、宿の大家の赤ちゃんが2日間熱が下がらなかったそうで、早速あげたらみるみる良くなって、みんな大喜びでした。

もうひとつは来年から始めたい企画のひとつである「NAKISURFサーフツアー」で、これも良い場所を見つけたので、来年紹介します。

ただ、治安が少し心配なのでもう少し探してみますね。
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いよいよ再び始まった、ふなきのエルサルバドル旅。

キャンプに宿泊した前回の旅と違い、熱地の奥深くへ潜ることになる今回の旅では、インターネットはもちろん、電話も接続できるときが限られているため、ふなきが接続不可の日は、代打とおるがNAKIPHOTOや以前書かれたショートコラムをアップしていくことになりました。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

いつもありがとうございます。
いよいよ旅の始まりです。

ノースハワイの空港で出発前の自分の顔をパシャリ。



本来だったらこのアロハ航空で飛ぶはずだったんだけど、倒産しちゃってこの通りガランとしている。



この機で一気にロスアンジェルスまで飛ぶ。



満席の機内風景。
真夜中に飛ぶレッドアイ便でした。



朝4時、ハワイ時間だと深夜1時に到着する。



空港内の店は全て閉まっていた。



柳瀬に迎えにきてもらい、そのまま弊社オフィスに到着し、荷物の入れ替えをして、サンクレメンテに向かう。

ロスから弊社までは45分程度、弊社からコールには車で30分の距離です。

到着!



作業中のコールを発見する。



見ると、受け取るはずの俺の板(HPS)で、ホットコートが表現できなかったテイルのVEEをサンディングして元通りにしてくれていた。



さらに新コンセプトデザイン『AREA51』の試作も完成していた!



これは短く、フラットラインにこだわった短身ボードのニューモデルです。
まだ誰もテストしていないので俺が中米に持って行き、乗ってきます。



コールとにっこりツーショット。
寝不足の顔だなあ。



その後、AVISO王子こと、ニックとフレンチカフェのアントワンズで合流して、



彼はベーグルのオープンサンド、



柳瀬はベジタブルクレープ、



俺はベジタブルスープにトマトアボカド、スプラウトサンドイッチを食べました。




コールの新デザインをチェック。
ニックのオドロイタ顔が印象的であった。



大好きなトレーダージョーズに買い物に行き、



今、パッキングを終えたところです。



これからロスアンジェルス国際空港に戻り、今度はアメリカン航空で中米サンサルバドルまで深夜便で飛びます。

2夜連続のレッドアイは辛いなあ。

ターミナル4に急ぎます。

ではでは、行ってきます!


サンディエゴ空港に着きました。

今回乗る船(飛行機)はALOHA航空のワイランドペイント。



飛行機に乗るのは怖く、これは俺に生への執着があるからに違いなく、いつでも無常の観を持つべきだといつも悟らされる。

と自分の顔をカメラでチェックする。



いつものように行列にも並ばず、最終時刻に機内へ滑り込む。
これは空いている席を見つけやすくする手段で、まじめに自分の席に座ってもろくなことはない。

けれど、その期待むなしく、この便は乗車率が100%だった。
ハワイは人気路線のようで、最近はほとんどがこのようにフルハウス(満席)。

空いているのは俺の席のみで、「しょうがない」とその狭い窓側の席に入り込む。



俺は飛行機に乗るとすぐに眠る癖があり、離陸が始まる頃には夢うつつであった。
ブログ用になんとか目を覚ましカメラを構える。



ゴゴゴー、そして機はフワリと浮き上がり、サンディエゴにさようなら。
おっ、波がありますね。

この後ぐっすりと睡りこみ、ふと目を覚ますと海が青くなっていた。



もうハワイに来たのだなあ、と外を見ているとノースハワイ島に着いた。
iPodをしていたので、機内放送が聞こえなかった。



俺はシートをリクライニングしないで寝るので、CA(キャビンアテンダント)に起こされない。

こんなことも機内でぐっすりと眠るためのテクニックなのだ。

今日日本で凱旋登板をする松坂さんたちは時差ぼけ防止、そしてコンディションニングのために「機内睡眠禁止」とされているが、こんな狭いエコノミークラス、そして移動続きなので、飛行機の椅子が俺の揺りかごである。



永い永い旅がようやく終わったようです。

日本は、



南島に行き、4'10"のBD2で滑ったこのすばらしいバレル波。





フォーカラットのコンセプトボードも南島本島に届き、



AVISOのジョンとニックと行った伊豆での河津桜。



青い波と、温泉に大喜びでした。



日本食のおいしさにうっとり。



ドノバンたちと熱い時間を過ごしたエルサルバドル。



写真界のマエストロ、スコット・アイクナーと一緒の旅でした。



波も満点でした。



地元の子供に4本のボードを寄贈したドノバンとDOCCYに涙し、



カリフォルニアに戻り、



シエラネバダも越え、AVISO社製BD3を受け取りに行きました。



高速滑降機。



カリフォルニアでもさまざまなトピックスがあり、ここでそれを回想しているとまたものすごいページ数になるので控える。

旅ってすごいなあ。
新しい自分がいるようです。

明日からはノースハワイ編です。
これからもよろしくお願いします。

旅先でお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
カリフォルニアが見えてきた。



LAX(ロスアンジェルス国際空港)はきれいな花が咲いている。



けれど、エルサルバドルの花の自由さ、艶やかさには雲泥の差があることに気づく。
たかが花、されど花なのだなあ、と感じ入る。

好きなジャックFM(93.1mhz)の音と、3時のぞろ目。



空港からそのままロスに向かい、



古着屋を見て、街をうろうろし、



このブログでもおなじみのサイプレス「カフェヒロ」に行き、夕食。



↑カフェヒロの看板美女3人をカシャリ。



ここの食は芸術的においしく、お世辞抜きで

おいしいおいしいおいしいおいしいおいしい の5つ星です。

さらにカフェヒロ誕生から6年記念日ということで、営業終了後、みんなでその祝杯をあげることとなった。



じつは弊社柳瀬(やなせ)はカフェヒロの開店時〜4年までのメインスタッフで、彼が開栓してお祝いの乾杯!!



にっこにこのヒロさん。



おめでとうございます!
おいしく、感動的なお料理をありがとう。

LIFE IS GOODですね。

気づくと深夜3時で、エルサルバドルだと朝5時。

ということは2日前、なんと49時間完全徹夜してしまった。

「エルサルバドルパワーはすごいなあ」とニヤリとし、オフィスに戻って「ベッドーぜひ!」とにっこりと寝るが、その30分後にものすごい金縛りに遭った。

疲れすぎているのですね。

呼吸停止したかと思ったほど怖くて眠れなくなり、起きてそのまま仕事をしている。
なんだかハイになってきた。

こんなんで俺の体は大丈夫かなあ。。


全員集合のディナー風景です。

ジム・ケンプトンが音頭を取り、乾杯とちょっとした受賞式があった。

ドノバンはタレント賞を受賞し、



トラビスはかっこよく、波乗りをがんばったで賞を。



ケニーはニューヨークヤンキースで賞を獲得。



そして俺も輝いていたで賞をいただきました。
みんなありがとう。

「俺はきっと波乗りしてなければこの場所には来なかっただろうし、そしてみなさんにお会いできて、楽しく温かい時間を過ごせたことに感謝しています。
さらにこの旅に招待してくれたドノバンにもう一度ありがとう!」

とスピーチしました。



イビキがものすごかったジムと、ミシシッピことラウラ・プライス。



アイクナーとウインナー(エヴァン)。



ビラボン社のジェイソンとカンパニー。



俺とトラビス。



集合写真。
誰が誰だか何人わかりますか?



宴もたけなわだが、お疲れのジムがベッドに戻る。



俺たち(ドノバン、ドッキー、ゴードン)の第一送迎バスが朝4時に来るので、寝ないでパーティをしようということになり、熱いビリヤード大会が催された。



この後、パーティ人数は減り、ジェフが熱望していたバーの鍵を発見し、ラムとオレンジジュースでさらに盛り上がったのはあまり知られていない事実である。

ジェフ、ありがとう。↓



夜明け前に猛烈にお腹が空き、大好きなカウボーイブレックファーストを想う。



これはこのようにレイヤーとなっていて、上からトマトソース、半熟目玉焼き、ステーキ、トルティーヤと重なっている。



パーティも後半となり、ひとり減り、もうひとり減りとなり、時間を見るとすでに4時を廻っていた。

わわっ!と駆け戻ると支度を終えたドノバンたちが「お前今まで遊んでいたのか?」
とびっくりした表情をしていたところをパシャリ。



「今荷物を持ってくるから待ってて、置いていかないよーに」と強気の懇願をし、なんとかギリギリセーフで出発する。

夜明けがやってきたころのドッキーと、



眠っちゃったドノバン。



俺たちのいた方角から陽は昇った。



俺は空港でさらにウオッカを飲み、横にいるドッキーは「まだ飲むのか!」と目を丸くして驚いた。



座席はこんな感じで、みんなと仲良く帰りました。



興奮しているのかまだ眠れない俺は機内で波や太陽、砂浜、食事、岬、と散らばる様々なことを回想していました。

これがエルサルバドル・ドノバン家の4人組。



↑左からドッキー、ドノバン、スタンリー、俺。

紙袋に入れてきた荷物の整理をしていたら、昨日のランチの残りバナナを発見した。

それをかじると、甘く、やさしく、さみしく、せつないエルサルバドルの味が全ての日々をふわふわと俺に投げかけてきた。



うっとりと幸せな気持ちとなり、ありがとうエルサルバドル、ありがとうサーフィングと感謝に満たされ、昨日に続いてほろほろしてしまった。

「このすばらしい旅をいつまでも」

と言いながら機内ビールを注文したら、ちょうど目を覚ましたドッキーが「お前まだ飲むのか!」とまたもや驚いた。(笑)

永く熱い旅はこれにておしまいとあいなりました。

ありがとうございました。■


夜明け前から沖に出るとこんなサンライズだった、

ドノバンの15秒バレルのはじまり。

彼は多分世界一のチューブライダーで全てメイクする。

EVEN(たとえ)バレル内がフォームボール(泡フェイス)となってしまっても、うまーくパンプしてメイクしてくる。

間違いなく天才だ。



来週レコーディングするという新曲を、岬の上で俺にだけに披露してくれたドノバン。

ありがとう、にっこにこ!



Great Time!

左からDOCCY、スタン・アベ、そしてドナヴォン。



ニューヨークヤンキースのケニー・リー。

彼の面白い顔と、俺の2ショット。



めちゃくちゃかわいいサーファーガール、マリーちゃん。



スタンリーはマイスペースブログ更新中で宇。

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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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