忍者ブログ
nakisurf ナキサーフ
nakisurf.com
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨夜のBBQは最高に楽しかったです。
遠くよりお越しいただき、ありがとうございました。



後列左からボストンレッドソックス、サンディエゴ・パドレス、オークランド・アスレチックス、カンサスシティ・ロイヤルズというメジャー4球団にピッチングマシーンを納品されている鈴木さん、

元弊社経理のはるかちゃん、

アーバインのトシさん、

シェイパー志望のりょうくん、

柳瀬、

ジョセフ・ヒロカズくん、

朋民、

勇海くん、

サンディエゴは医療博士の福地さん。

前列は池谷、

メキシコはカボの大ちゃん、

ウチナンチューの竜次くん、

そして俺。

他には浅井さんがお孫さんのマコトくんを連れてやってきてくれました。

じつはこのパーティ、メキシコ大ちゃんがティファナの「アデリータバー」からお姉さんたちを呼んでくれていたそうですが、彼女たちはビザがないと国境を越えられないらしく、あえなく断念。

大ちゃんがっがり。

次回は、はるかちゃんの友人であるポールダンサーに期待しています。

と宴は盛り上がり、3時終了予定だったが終わったのは4時。

最後まで残ってくれたのは鈴木さん、トシさん、そしてはるかちゃんでした。

発泡ワイン6本、マグナムワイン1本、ビール5ケースがからっぽとはすごい。

最後にはバーボンを飲みながら嵐山センセの著作を朗読した。
彼の「文章力のすばらしさ」に読みながら感動してしまった。

さらに読み進むと俺の思想は太古の闇と、宇宙の涯(はて)から涯へと吹く風に屹立(きつりつ)し、その原野にはブナがあり、モミの木の森の奥に陽は沈み、暗い山々はざわめき、うなり響いた。

と、*埴谷雄高著の「垂鉛と弾機(おもりとばね)」のブンタイになったところであたりを見渡すと、もうみんな眠ってしまっていた。

でもまだ埴谷雄高になったつもりでいて、「真理は石のように座っていなければならない」などとぶつぶつと言いながら睡る。

かなり酔っぱらっていたのだなあ。

 *埴谷雄高(はにや ゆたか)。存在の秘密や大宇宙について語った思弁的な大長篇小説『死靈(しれい)』。世界文学史上未曾有の形而上小説が代表作の作家。

さてさて、途切れないオンショアが続いているカリフォルニア。

実は今、自分のサーフボードを持っていなく、AVISOに何か借りようと思っていたんだけど、ASR中なのと、各国の代理店とお客さんへ貸し出し中で断念。

昨日までは柳瀬のMPツインを借りていたのですが、今日は彼も一緒にサーフということで、弊社在庫のストックボードをおろそう、ということになった。

たまには普通シェイプのボードに乗ろうとHPS4を見ていたら#8050123の5'10"x18-3/8"x2-1/8"という自分サイズを見つけたので、一瞬でこれに決める。



このHPS4の細く美しいアウトラインを見ていると「実存主義哲学」という言葉が浮かんできた。



さらに「普遍的でシンプルなラインに浮遊するシュルレアリスム(超現実主義=ものすごく過剰なまでの現実)の*アンドレ・ブルトンを撃て!」と、キャッチコピーを付けたのは、昨日の酒がまだ残っているからに違いなかった。

 *アンドレ・ブルトン(André Breton)フランスの詩人・エッセイスト・批評家(1896-1966)

この高いレベルの酔いによってか、「うれしさ」と「難解の言葉」は比例しているようだった。

米国資本主義体制の粋「Zパッド」には、*ロートレアモンの形而上学があった。

 *ロートレアモン伯爵(Le Comte de Lautréamont)1846年-1870、フランスの詩人、作家。



情景感覚の類推(アナロジー)構造に基づき、ハーちゃんが創造したこのデッキパッドには、アストロデッキの名作であるシングルグリッドが使用されており、しばし忘れさられていた高グリップ性能に対する関心を強調し、さらにはそれによって崇高さを増した構想力に最も美しい例を見い出した。

このZパッドのモノトーンが織りなす闇に私の魂は螺旋状に吸い込まれ、その装飾だけである難解単語群はナタリー・サロートの書く本のように超複雑およびシーニュ(記号)風になるのだが、

と、ここに漂う言葉の突出的現象の無意味性に限界を感じ始めたので、

「そろそろこのナンカイ意識はやめよう」



と思いながら接着部分を拭き、

位置を決めて、「いざ!」と貼り付けました。



無事に接着できると、またナンカイな言葉があふれはじめたが「もう考えないぞ」とぐっとこらえると、なぜか井上陽水の「傘がない」のメロディが流れてきて、それはCDからの音楽であった。



気分がいいのでフィンは色で選んだサイモン・アンダーソンのクアッドシリーズSー25。

ウエットやタオルをバックパックに詰めて、と支度をしていたら池谷がフィンを取り付けてくれました。

ありがとう!



横からフィンを見ると、【25】【25】と数字が並び、にっこにこな気持ちになった。



出発する瞬間にメキシコ大ちゃんがオーシャンサイドの波を見たようで、「いやあ波はかなり小さいです」という情報を受けた。

そこで予定していたミドルス行きを変更し、ニューポートビーチは「コットンストリート」の前に行きました。

週末なので、逆真会会則に沿い、混雑するブレイクには行かない考えを実行。



ワックスを塗り、ビーチで着替えるスタイルで海まで歩いて行き、


©Kosuke Photo 2008 September

波打ち際までくると、沖に向かっての流れと、今朝から吹いていた風で波面はでこぼこだった。

サイズは腰くらい、たまーに胸くらいのセットが入ってきて「これがセットだな」とその本数を確認すると、2本から3本であるらしかった。

それでも50人くらいは沖で波待ちしていて、少し昔だったらこの辺りは無人で怖いくらいだったので、カリフォルニアの熱いサーフィンブームを感じた。

流れで掘れ上がるテイクオフ、ターンをすると「!」というくらいレイルターンから反射される速度が高く、そして切り返しが確実だった。

「マジックボードだ!」

と確信し、この悪波セッションを記憶に深く刻むほどにっこにこで終えた。

弊社フォトグラファー池谷が撮ってくれたのが、これです。


©Kosuke Photo 2008 September

信じられないほどのぐしゃぐしゃなコンディションで、こんなマジカルセットに乗れたのも奇跡だが、何よりもそれを呼び込んだこのボード運気に感謝した。

帰り路に柳瀬と「こんなことってありえない、いきなりマジックボードに当たっちゃうのって、コールはやはりすごい」と評しながら車まで歩く。

みなさんに誓うが、これも営業トークではない。
よく「ビジネスでボードが調子いいって言っているんでしょ?」
と友人に訊かれるが、そんなことはない。

俺は滑りを確かめながら乗っているのだ。

「実際に滑りが悪いモデルは弊社で扱っていないからサイトとメーカーのカタログをよく見較べて確かめてください」

と以前どこかに書いたんです。

ソフトボードでさえも実際に乗って調子の良さを確かめ、それから仕入れているんですよ。

まあ、このHPS4がマジックボードかどうかは、上の写真が物語ってくれるのだが、自分的にはこの日のベストな波に乗ることができ、さらにはこんなアプローチをできたことをもう一度喜んだ。



やはり「普遍的でシンプルなラインに浮遊するシュルレアリスムのアンドレ・ブルトンを撃て!」なボードなのだなあ、とこの難解なキャッチコピーがぴったりな気持ちになっている今日です。

長いブログおしまいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

みなさんも佳い週にしてください!

PR


喧噪のサンディエゴ市内を後にして、北上しながらエンシニータスに行きました。

ここは美パフォームサーファーだと俺が勝手に思っているブラッド・ガーラックを輩出した街であり、JUN PHOTOの谷沢くんの第2の故郷であります。

ところどころにエンシニータスならではのエッセンスがあり、その昔にトーマス・キャンベルと一緒に食べたタイ・レストランもまだ営業していた。

他には、

1.このあいだ夢に出てきたサーフショップビヨン・デヴォーの出身地

2.人生で2回目のカリフォルニアトリップの目的地(正確にはルケーディア)

3.アメリカではじめて行った映画館がエルカミノ通り沿いにあり(AMC)

4.ムーンライトビーチというロマンチックな名前のビーチもある

この空が遠く、そして夢見がちなのは、先ほどAYOの「ONLY YOU」を聞いていたからに違いなく、波のことを思う前にマルク・シャガール(Marc Chagall)の絵画を思い出していた。

そんな気分でゆったりと車を走らせて、上の写真にある信号を左に曲がり、海を見に行くと、こんな現実的なサーフコンディションだった。



「うーむ」

とうなりながらブレイクを見るが、たまにやってくるセットはつながり気味で、スープ乗りに徹すればサーフィングは可能のようだ。



他を見てみよう、と南下する。

スワミーズとカーディフの間に各ブレイクがあるが、そのパイプスの横を見るとショアブレイクならなんとか乗れそうだったので、ここで入ることにした。



早速ウエットスーツに着替え、崖の下まで降りてみると、胸くらいあったように見えた波は膝ちょい程度しかなかった。

この「巨大な南うねり」はどうやら過大期待だったようで、「まあ波とはこんなもの」と達観しながら小波に楽しく乗った。



フリーウエイの黄昏にうっとりとしながら北上100km。

気絶睡眠し、今朝もなんとか早起きし、スタッフ全員でニューポートでサーフしてきました。

その後、コスタメサの忌野清志郎さん由来のお店に行き、俺はパンケーキ(小サイズ)を食べました。

これは中がしっとり、外側カリカリで、七里ヶ浜の浅野さん階下のお味を思い出しました!

そして、これからBP&BBQパーティなので、柳瀬と池谷、そしてともみと買い出しに行きました!



現在仕込み中です。

今回の目玉は

*テッド印のステーキにヒロさん印の「温泉卵・エシャロット・レモン・アンチョビ・V8ソース」コラボレーション

さらに飲みきれないだろう量のビール2種とワイン4種

大量のドクターペッパーとスプライト

*鎌倉腰越「きよい」風の手羽先塩焼

*錦糸町は「焼肉三千里」味をアレンジした幻のスペアリブソースのカルビ

*ココ印のオリーブオイル&シーソルト「ベイクドベジタブル」

*業務用ジンジャードレッシングをレモンペッパーと赤唐辛子でアレンジメントした野菜サラダ

メキシコはティファナのアデリータ印のサルサソース&チップス(弊社メキシコ特派員、佐藤大地監修)

*千葉県銚子市の「やっぺ祭り」屋台味の焼きトウモロコシ

カウアイ島スーパーマーケット「ビッグセーブ」がツーリストに向けて販売している風のフルーツ盛り合わせ

*マークが付いている料理は俺流の「マボロシ味」であって、なぜ幻なのかというと、思いつきの目分量で味付けしているからに他ならず、これらは負けた試合に全力を出し切る甲子園球児のような涙味となりえるのです。

開始は6時、終了は深夜3時を予定しています。

お近くの人はまだ間に合いますので、弊社アーバインオフィスまでお越しください!

ぜひお待ちしております!!

今日は快晴、大きくなるはずの南うねりは逸れているのか、勢力がおさまったのかあまり大きくなりませんでした。

現在サンディエゴ、ASR会場からブログアップしています。

今朝は夜明け前に起き、日本からの友人たちと一緒にサーフしようとPB(パシフィックビーチ)に向かいました。



途中で大きなドノバンの看板を見つけ、興奮したのでちょっと早かった(ハワイだと朝4時)けど、本人にかけると威勢良く出た。

「ヘイ、ニューヨークだぜベイビー!ペラペラ〜(意味不明)今夜コンサートがあるので、ちょうどリハ(ーサル)の途中なんだ」

「おーニューヨークとはすごいな、今サンディエゴを走っていたらYOUの大きな看板を見つけたので電話したんだ。すごいな、ドノバンってもうかなり有名なんだな(笑)」

「ハーー(彼のよくする笑い。語尾のイントネーションを強く、そして高音にする)!!当たり前だろ、あれが108カ所設置されているんだぞ。全部見つけたら賞をあげるよ」

108かぁ、除夜の鐘だね、とお互いの最近の何それについて話していると、目的地PBに着いた。

ドノバンは「今お前誰といるんだ?」と聞くので、携帯を後ろからやってきていた車内の加藤さんにお渡しした。

「あれあれ?誰ですかこれ?」と聞く加藤さんは携帯に「おはようございます、元気ですか?日本語上手ですね」

途中で「これはドノバンですよ」

というと加藤さんはいきなり緊張されたようだ。

その後、ドノバンの日本語が尽きたようで、加藤さんとドノバンの会話は終了した。



みんなでバラバラに海に入り、適当な波にクルージング&ソウルライドをして、終了後は笑顔で記念撮影。



左から洋平さん、シゲさん、榎本さん、俺、窪さん、加藤さん、前原さん。
すばらしいセッションでした。

次回もぜひ!

コンベンションセンターにGO!と向かう途中でNAKISURFオリジナルTでお世話になっているアメリカンアパレルの支店を発見したのでカシャリ。



到着!



すると、LOKBOXブースでコスタリカの盟友というか戦友のケーシー・カーティスに再会。



まだ移住する前ーー16年前にサンクレメンテに毎年長期サーフ旅行で来ていたときからの友人テレンス・マクナリティとも再会。(左)



ちょうど通りかかったサンクレメンテでの裏番アンド俺の父、リック・ハザードと2ショットになりました。(右)

ロストができる前のサーフショップ「サンクレメンテ・サーフカンパニー」のオーナー、そして数千という伝説の持ち主ジミー・ヌード。

彼は現在引退中なので、このお姿を拝見するのはひさしぶりである↓



ドラゴンだ!

と身構えると、前にお辞儀している人がいた。
よく見るとアストロデッキのザックだった。



ハーちゃんこと、ハービー・フレッチャーのブースでいくつかのミーティング。



AVISO、フレックスライトの新作シェイプ合計3型をお願いしておきました。
乞うご期待です。(言っちゃっていいのかなあ)



ちょうどクリスチャン・ワックも来たのでみんなで記念撮影。
クリスチャンは昨日と同じシャツですね。
きっとパーティ続きで家に帰っていないのでしょう。

ハービーの椅子は『伝説のHF(ハービー・フレッチャー)』とアストロデッキ模様があり、感動しました。



小さいながらコール・ブースも発見しました。
ピストルのラミネートがかっこいいなあ。



シェーン(・ベッシェン)と住友さんの2ショット。
新素材の打ち合わせでしょうか?



昨日は大忙しだったベセールブースに行き、ニューモデルボードの説明を受ける。

やはりデビッド・ヌイーヴァモデル(右)とAVISOのシングルウイングピンテイルがみんな気になるらしく、その話題で持ちきりだった。



お隣AVISOブースに行き、ジョンといくつかの確認事項を済ます。

すると、突然CJネルソンが現れて、ブース内が騒然とした。

「おーCJ!会いたかったデス」

と彼のシグネチャームーブ「後ろ向きでのワンフットする」の秘訣を聞くと、



「俺も練習中だからなあ」

と謙遜する。

そんな彼が「世界一のログだぜ!」と広告で署名申告するCJモデル&王子との3ショット。



次はSUPジャーナル誌の編集長のクレイがやってきて、「おーミツヒデフナキ!」と俺の本名を呼んだ。

なんでこの人俺の名前を知っているの?

と聞くとそれもそのはず、俺の作品が掲載されている新しい号を持ってきてくれていた。



AVISOのUK(イギリス)代理店のチャーリー皇太子に会いました。

イギリスは西側の波が良いらしく、今度おいでおいでと言うので本当に行こうと思っている。

おみやげには「キットカット」と「チェルシー」を持って行きますね。



同じ島から来たフェイマスのジェイミーがサンプル(これは後日お伝えします)を持ってベンとロイとで現れたので、ジョンと王子とみんなで集合ショット。



みんなでAVISOのプロモDVDを見て、ギャビン・サザーランドの小&悪波での速さに全員で驚く。

乗っていたのはBD3で、ギャビンの体重78kgということに2度びっくり。



コールの秘蔵っ子ライアン・カールソンの動きにみんな圧倒された時間でもありました。

残りはまた後で!
雨天のち快晴のノースハワイ島を飛び立ち、



微睡んでいたら空もまどろんできた。



少しして、というかやっとサンフランシスコに到着。



空港では名物クラムチャウダーを食そうとしたら「売り切れ」でした。
もう遅い時間だからしょうがない。



空港でかなり待って、そこからさらに70分飛ぶと、ロスアンジェルスの灯が見えてきた。

やはりここは大都会です。



弊社オフィスに行き、少し仮眠すると柳瀬に「6時ですよ」って起こされた夢を見ていたら、それは現実だった。

「ん?どこだここは??」

こちらの6時は、ハワイ時間で3時であり、毎朝4時に起きているが、目眩がするほど眠く、しばらく時計を握りしめたまま夢の続きに戻ろうとしていたが、気合いを入れて起きる。

ボードを積み、ウエットスーツも入れて出発し、サンディエゴコンベンションセンターに到着したのが8時半。

「予定通りです、すばらしい」と柳瀬が自賛し、会場内に入るといきなりAVISOブースが現れた。



こんな一等地をどうやって取ったの?
とジョンに聞くと、「Dude!ラッキーだったんだ。ベセールとドナルド(タカヤマ)、そしてドッキーと一緒に登録したらここになったんだぜ」



と堂々としたブースです。

昨夜から朝の5時に設営が終わったんだそうで、みんな寝ていないらしく、顔が眠そうでした。



エルサルバドル以来、いやカフェヒロ以来のドッキーにも会い、新作DOC NEW TOYのプレゼンテーション。



お隣のベセールブースでは新作「デビッド・ヌヒーヴァ・モデル」のラミネートが入ったダブルストリンガーの美しいボードを発見した。



ドッキーはおしゃれだなあ。
かっこいい。





クリスチャン・ワックもピンクTを着て登場し、AVISO王子ニックと2ショット。

ロストのブースに行き、ジョエル・クーパー、マイク・レオラと会い、メイヘムとミーティングをする。



突然ハーレーのCUTSさんとVOLCOMの洋平さんが現れ、ライバル対決、もとい仲良し2ショットとしてカシャリ。



競争相手同士の撮影は緊張感があふれます。(笑)



われらがフォーカラットのメインライダーの純城もイン4メーション(インフォメーション)ブースを出展。

洋平さんが闘牛岬で乗ったBD3をチェックしていると、コールが現れ、なおかつボルコムTを着ていたので、V2ショットですね、とカシャリ。



人もサーフボードもすごいラインナップでした。


最近のお約束なのですが、昔の自分の写真をトップに持ってきました。

カリフォルニア州、ダナポイント市のロッキーショア。

底から掘れ、それは長いバレルとなる。

この時にパット・オコーネルが「人生最高のバレルを抜けた!」と喜んでいたなあ。

サーフィング誌のパトリックが撮ってくれました。

ボードはコールのHPSですね。

11日間ノンストップで続いた北西うねり。

最初の4日間は混み、その後、どんどん人は減り、最後にはたった何人かでこの波を滑りました。

この模様はサーフファースト誌に載せたので憶えている方もいらっしゃると思います。

↓俺の大好きなフォトグラファー、JUN PHOTOGRAPHYからの一品。



急激に浅瀬になるので、波の動きが速く、つまり斜面が硬すぎて、レイルもフィンも噛みづらく、右腕でバレル内にとどまろうとしているショット。

これもコールのHPSですね。
テイルはラウンドピン。



昔のiMacのバックアップの中からこの時の記事原稿を探していて、ようやく見つけました。

キャプションまで全掲載しましたので、よろしければ読んでください。

5年半前になります。

最後に出てくるラリーももう亡くなってしまったり、サーファーの勢力図も変わり、そしてここの波もあまりブレイクしなくなった。

長いので(9200字)、お時間のあるときにドーゾ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

the California 2003/Rocky shore

協力:ケーシー・カーティス、ダナポイント・ローカルズ
引用文(斜体):シェイクスピア(イギリス劇作家、1577-1616)

the glimpses of the moon.(月下の光景)


2002年大晦日。

うねり到達。

大晦日の夕波を撮りたく、水中ハウジングとサーフボードを持ち、海まで降りた。

すると、沖から幾筋ものうねりが崖下に輝いていた。
波情報によると、明日に届くはずの波ーーがもう届き始めている。  

閑散としている岬の先で着替え、夕陽までサーフしていると、ぐんぐん波のサイズが上がってきた。

オレンジゴールド色の長距離バレル。

セカンドセクションから底掘れするプルイン。

ただ出口だけがぽっかりと閉じずに空いていた。

宇宙的というか、極みにも似た感情が体内を満たす。

沖まで戻りながら酔吟してしまう。

そして、今度はカメラを持って、オレンジピンクの空の下、深い色をした極上バレルが何本も何本もうなりを上げながら高速で横を通り過ぎ、やがて藍色の空の中、月と星が視界を満たした。

2002年を述懐することなく話は進む。


Good wine needs no bush.(佳い酒には宣伝いらず)

2003年元旦。

その波。(桃源高波祝有天)

朝早く昨夕の宴ブレイクに着くと、うねりはサイズを上げてファーストセクション(セカンドリーフ)に厚い泡の層を作っていた。

サイズはオーバーヘッドからダブル弱が4〜5本ひっきりなしにやってくるいわゆるゴーイングオフ状態。

岬にあるライフガードタワー周辺に集って、このブレイクに興奮しているサーファーたちがいた。



岩場の前の大波に唖然とする観光客たち。

3脚を立てながら辺りをチェックすると、他にフォトグラファーはおらず、この元旦特上波をエクスクルーシブ(独占)で撮れるということになった。

サーフィングマガジンのラリー・ムーア、通称フレイムがこのブレイクのメディア元締めなので、ここに波があって彼がいないのは不思議な光景だった。

ラリーは他の場所が良く、そこに行っているということになる。だとしたらブラックスかバハ・マリブだろうか....?

ここはシークレットというか、普段はノーマークの場所である。

毎年2月から3月にかけて砂が付くと姿を現し、4月になって南うねりが入りはじめると砂は洗い出され、その短いシーズンを終える。

季節限定ブレイクなのでローカル色は強いが、南カリフォルニアの特長で、乗れるサーファーにはオープンである。

もしローカル問題が起きるとすると、「派手なウエットスーツ(黒一色でないということ)を着ている」、または「3人以上の大人数でやって来たか」、「奥から行こうとして何度も尻込みする」、「セットの順番を守れない」のどれかであろう。これらはどれもグロ−バルスタンダード(世界規格)マナーなのでおぼえておくといい。

この波をサーフしたかったら、まずは1〜2時間をかけて波をチェックし、多くのことを見てからにしよう。

でないと手前にある隠れ、見え岩の餌食になり、ライフガード隊によって救助という大げさなことになりかねない。

腕に自信があるのならまずはインサイド(ここではサード)セクションから始めること。

そこでテイクオフが完全にできるようになったら、ゆっくりと沖へと近づいていけば、誰も文句は言わないはずだ。

それどころから向こうから名前を覚えてくれるほど、良いサーファーに門を開いてくれる場所だ。

ここで誰よりも多くサーフしているケーシー・カーティス(以下KC)は、

「ここはダナポイントのボーイズ達が上達し、いつしか初段黒帯、免許皆伝するとやってくる本家道場のようなもの」と形容した。

いつかはここでバレルをくぐるというのを目標に掲げているボーイズも多い崇高なブレイクであることも追加しておく。


This garden has a world of pleasure in't.(この庭には、この世の喜びが詰まっている)

三脚を立てる場所を確保し、次はウエットを着込んで水中からフィッシュアイでバレル内部を探索。

このブレイクはものすごく特長的で、悪く言えば癖波だ。博士KCの研究結果によると、およそ8種類程度のバラエティ豊かなブレイクを見せ、そのどれも簡単な波はないと言う。

リップは厚く、ボトムは砂を巻き上げる。

バレル内部で起きる爆発、いわゆるエアスピットも多く吹き出し、この熱い波を情熱的に盛り上げてくれる。

岬先端からブレイクエリア、その全てに大小の岩が数十突き出ている。

ここは通称マンイーター(man eater)と呼ばれ、この後ノーリーシュのKCやマット・アーチボルドの板が餌食になる場所だ。

このエリアにひとたび入り込むと海底の起伏が激しいため歩けず、そして尖った岩や貝やウニが危険で、なおかつ茶色い岩苔が油のように滑り、流れ込んだ人間しか味わえないちょっとした拷問になる。

ブレイクの正面崖上に高級リゾートホテルがあって、そこまで登ってブレイクを見下ろすと、ここのブレイクやカレントの概要がよくわかる。

沖に向かって左側からやってくる南うねり(夏)はレフトが中心で岬に沿って長く乗れるファンウエイブ。

右から入ってくる北西うねりが多く届く冬に、このシークレットーーロッキーショアは真価を発揮する。

強い北西うねりは、遠くアリューシャン海域で発生し、ハワイのノースショア、そして北のマーベリックスを爆発させたものと全く同じものだ。

長い時間をかけ、西海岸まではるばるやってきたこれらのうねりは、最終到達点で断末魔である轟音を発し、その多幸な生涯を閉じる。

北西うねりの時はサイドカレントが強く、定位置をキープするためにはパドリングを休むことはできない。

そのカレントの開始地点の岬先端に大岩が2つあり、沖合の深い海底、崖状となった浅い海底隆起を乗り上げるようにファーストセクションがブレイクする。

潮はロータイドが良く、またはロータイドでないとここ本来の波ではなく、他流派のような波となる。

ちなみに潮は干けば干くほどよくなる。

とすると、満月または新月か。

北西うねりがファーストの海底隆起にピタリと合ったこの日は、岬先端ファーストからトイレの前のサードまでセクションレス。

つまり全てがつながり、バレルを出ずに3つの区間をくぐりぬけることが可能なセットアップとなった。

ファーストでは波の中に出現する2フィート(約60cm)幅のこぶ(凹み)に合わせるようにパドリングを開始し、後ろからのうねりと合わせながらドロップするザ・ボックス(西オーストラリア)系の最上なものだった。

凹む場所でないと、ボードが波の中に降りず、最後にはリップと一緒に海底棚へ振り落とされてしまう。

この重要な凹みを予想して、テイクオフを開始するのだが、予測がまた難しい。

凹みに合わせて滑り始めても新たな問題点が目線、進行方向に発生する。

ショルダー側はあたかもセクションの後ろ側に入ってしまったかのように壁が厚く重く切り立ってしまっていて、とてもでないが抜けられる気はしない。

だがこのセクションがファーストセクションのバレルとなり、これを避ける者はセカンド、またはサードセクションでサーフしなさい、ということを暗に意味している。

GO!行くしかないのだ。

セカンドセクションは全般的にもっと浅く、サードセクションはさらに浅くなり、まん丸で肉欲的なバレルとなる。


Nature teaches beasts to know their friends.(自然は猛獣に何が友なのかを教えてくれる)

ここでのガイド、または教祖達。

KC。
彼はここでの冥界案内人。

一時間に一度の特大セット、またはその日一番の「お化け」を沖で待ち続ける忍耐力を持つ。

彼は恐ろしい波がやってくると「GO!GO!」と、他サーファーの墜落をあおる。

気は優しく力持ち、大男の豪傑、または熱血漢のトラブルメーカーの武辺者。

バレル内ではリップに叩かれようと不死鳥のごとく蘇る。



毎日6時間以上もセッションして、一本のボードも折らなかったのはこの男だけ。

使用ボード6'3''シングルフィン2本、6'3''スラスター、7'0''スラスターガン。


マット・アーチボルド(以下、マット)。

KCを豪傑に例えたが、マットは英傑の時もあれば、陽だまりの下で居眠りするようなメロウさを兼ね揃えている男だ。

バレルの中で穏やかな表情を見せ、だが瞳だけは爛々と凶刃のように輝いている。

そんな彼が噂を聞きつけロッキーショアに現れた。

全員が苦しんでいたファーストからセカンドにコネクトする部分を正確で大胆なレイルコントロールを用いて、エアスピットと共に下界に何十本も放出されていた。



歩くだけで見る者を圧倒し、引き込む力を持っている。

初日はボードを折り、退陣を余儀なくされたが、2日目からラウンドピン3本(2x6'0'' 、6'3'') を持ち込み、ポイントにかける気持ちを表した。
(オフザウオールなどのパワーブレイクで5'10''のボードを使用しているマットにとっては長めの、敬意ある選択とも言える)

途切れない深いバレルの中でギラリギラリとレールを翻し、その弾丸のような速さに圧倒されたプロも多く、マット・アーチボルドは健在というより、さらなるレベルに到達した超人ぶりを焼き付けた。


クリスチャン・フレッチャー。
渡世、娑婆(しゃば)、自虐、呪い、怨念、極左、アナーキリスト、エゴイスト、悪態、黒、淫、自堕落、残酷、鬼畜、冷血、不吉、狂信、外道、大凶、閻魔、魑魅魍魎(ちみもうりょう)、憑き物、魔界霊界、腐敗、瘋癲(ふうてん)、乱倫、錯綜、邪神、折檻というイメージの世界一のエアリスト。

そしてエア界のパイオニア、レジェンド。

現在はロス近郊在住で、オクスナード、ベンチュラなどに出没し、バリエーション豊かなドロップイン(ここでは前乗りに相当する)と、乱行の限りをつくしている。

ちなみにアストロデッキ総帥のハービー・フレッチャーは実父で、ネイザンは実弟。

祖父は元祖ウオーターマンで知られるウオルター・ホフマンという由緒正しい家系の貴公子(プリンス)。


パット・オコーネル
クリスチャンが魔界からの使者の履歴を持っているなら、パットはさしずめ天界から降りてきた天使サーファーだろう。

白、キリスト、アラー、ゼウス、ポセイドン、ネプチューン、イエス、福の神、信心、愉楽、躁、爽快、恵比須顔、鶴亀、富士、鷹、茄子、鯛、大吉という言葉が浮かんでくる溌剌(はつらつ)と人生を謳歌し、旺盛な波乗り欲を持った善い男。

ご存じWCTサーファーでもある。



That's meat and drink to me, now.(これは俺にとってのワインと肉さ)


the barrel(ある波)

凹みにピタリと同化し、滑降を始めるとボイルが沸き立ちボードを揺らがせる。

この至難に加えて、上から落とされるような急激なドロップ。

ボトムに降りる前にレイルを咬ませて壁に張り付く。

そうしないとピンチするリップの餌食となり、マンイーターに引きづりこまれるだろう。

壁に張り付けたら、滑降ラインを波の上部に持っていく。通称ハイラインと呼ばれるもので、これが完全でないとこのセクションは走れない。

このラインは高すぎるとリップに巻き上げられるのでかなりの度胸がいる。

ハイラインを壁にセット、しかし波面にさらなるボイルが沸き上がりレイルの咬みを不安定にする。

突然出現するフォームボール(泡地帯)には要注意だ。

捕まるとボードは一瞬で波の中に吸い込まれる波の中のトラップ(罠)ゾーンがこれだ。

これらを避けてバレル内部を突き進んでいくと、出口が楕円から真円に変化して、セカンドセクションに入る。

海底棚に大量に付いた砂の隆起、深さはひざ程度しかない。

砂のことなので毎年付き方は違うが、ローカル重鎮マット・ハワードに言わせると、30年間ここを見てきたが今回のが歴史上最もいい状態だと言う。

この浅瀬に乗り上げたうねりは海面より低い、ベロウ・シーレベル(bellow sea level)となり、真横で見ていると、ライディングしているサーファーの顔の上部分しか見えず、それは地下室的で恐ろしい光景となる。



実はここがライディング中一番楽しいセクションで、硬い斜面を切り裂きながらスピードを1段階上げる。

さらにボードをパンプ、プッシュしながら遠くに過ぎようとする出口を追いかける。

エアスピットが内部で炸裂。

その爆風に押されて速度は上がり、視界は霧で見えなくなる。霧地帯を通り過ぎ、出口に向け体を丸めてさらなる追撃態勢を取る。

もう一度の爆風。それをまた通り過ぎると甘美の出口がすぐそこにあった。

無心だった心にメイクしたいという欲望がおきる。

だが円は縦長の楕円へと変化を始め、無情にも閉じてしまうことを表現し始めた。

その時もう一度内部爆発(エアスピット)が起き、一瞬で外に押し出された。

夢で見た人生で最高のチューブライディングの追体験だった。

沖を見るとその距離は直線にして150m。

岸から歓声が聞こえ、沖へ向かう途中の何人かはこちらを向いて拳を突き上げていた。

言葉で表現するなら歓喜でも感動でもなく恍惚な、大げさに言うなら臨死の黄泉の国から戻ったような輝いた世界がそこにはあった。

今まで自分の中のバレル人生トップ3があり、それはメンタワイ、ラグスライトの長い距離を忘れてしまうほど突っ走ったのが1位、2位には4月のロッキーライトで、ガスチャンバーを越えながら抜けていったもの。

3位はラニアケアの大きい大きいバレル。波相手なことと、時間による風化も誇張もあるので順位を付けるにはしのびないが、それらを軽く抜き去る横綱級のものだった。

家に帰りワインで波に、カリフォルニアに、そして2003年に乾杯した。

翌日、そしてさらに翌々日とこの横綱バレル体験は塗り替えられ、それは11日間に渡る記録的な波となった。この写真群はその一部である。



撮った写真ー2500枚(その内、水中540枚)、折れたサーフボード40本(内、自分のボード4本)、怪我人多数、救急車+消防車出動2回、水温15〜16度、気温12度〜31度。

集まったサーファー:マット・アーチボルド、ケーシー・カーティス、パット・オコーネル、ディノ・アンディーノ、クリスチャン+ハービー・フレッチャー(唯一のロングボーダー)、マイカー・ピッツ、ブレント・バーシャ、タイラー・モアヘッド、ジェイソン・ムーア、デイブ・ピント、デイブ・ポスト、ネイト・イヨマン、ラスティ・ロング、ジェイ・ラーソン、ビンス・デラペニャ、ブレット・シンプソンズ、ジョーイ・マンティス、ライアン・シモンズ、コール・シムラー、ティミー・パターソン、ダナポイント・ローカルズ。


Parting is such sweet sorrow.(甘く切ないお別れ)

蛇足だが、元旦午後3時からTV中継したローズボウル(大学フットボール決勝)のおかげで、この時間から日没にかけてたった8人程度で波を楽しむことができた。

そして1月6日を過ぎたあたりからクリスマス休暇が終わり、波にも乗り疲れたのか少人数でバレルを満喫できた。

このままずっと波が終わらないような気がしたある夕方、1/11日をもって波は頭以下に下がり、この連日のセッションにピリオドを打った。



熱帯夜、真夏日、一日中吹くオフショア、連続する北西、西北西うねりと、南カリフォルニアには珍しく特上の条件が揃った。

しかも節目の元旦からの始まり。

後日サーファーズ・ジャーナル誌のジェフ(・デヴァイン)とこの時の波の話をしたら、あの時の気圧配置は珍しいもので、今まであんな完璧な天気図を見たことがないという。

同誌エディターのスコット・ヒューレーは12時間車で下ったバハメキシコで夢のような甘美なセッションを連日経験していた。

ちなみにパットとKC、また字数の関係でここには載せられない多くのサーファー達がこのセッションに於いて「人生で一番のチューブを体験した」と報告してくれた。

バレル内15秒ライドなんて普段は信じられないけど、このブレイクを生で見たら誇張でもなんでもないことがわかる。

2003年が特別な年だということを身を持って味わい、サーフィングというスポーツの緻密さ、奥深さを味わい、それぞれのサーフィング道は遥か遠くまで伸びていった。

追記:姿を現さなかったラリー・ムーアは大晦日に倒れ入院していた。

そして1月3日に頭蓋骨を大きく開けて、野球のボール大の脳腫瘍を取り除く緊急手術を行った。

9割以上の確率でもう2度と目を開けることはないだろうと噂が飛んだ。

彼の大好きな波、そして思い入れがあるこの場所、ここでラリーを見られなくなるのは寂しかった。

翌日、手術は成功した、とサーフィング誌発行人から喜ばしい内容のメールがきた。

それから数日後、ここにラリーが三脚を持って現れた。

それを見た全員が驚き、近寄っていくと、鉄芯で留められた傷口を隠そうともせずに両手を天に広げて「帰ってきたよ」と大きく笑った。

聞くと退院後直接やってきたそうである。

波乗りに対する情熱、記録する側の執念を垣間見た瞬間であった。

皆はプロ意識というが、俺の見解はサーフィングという呪いにとり憑かれた怨念だと思う。

それがその通りだとしたら、この生涯をかけて浸食されてみたい、と頭の片隅で考えたりもした。

そのくらいサーフィングとは幸せで、美しいものだということだろう。

(初出、サーフファースト誌2003年、■2/6/2003)


キャプション(写真はお隣のタイドブログに詳しいです)

お隣のブレイク(ここもシークレット)へのセット攻撃。
見たとおりのレフトで、ガンを使ってもヘビーなブレイクだったとティミー・パターソンが語ってくれた

老練ハービーの渋いダウンザライン。
板には自筆で放送禁止用語がいっぱい書いてあり、不良中年ぶりを発揮していた

1.KCのディープバレル:
6時間に渡るセッションが終わりにさしかかっている。
ファーストセクションからセカンドに移行中のKC。
ここからシングルフィンのアクセルを思い切り踏みこみ、グリーンゴールド色の至福を味わうのだろう



2.Joeyのボトムターン、リップ側から撮っているやつ(水中):
岸(写真右奥)の白い波があるところが最終地点で、この波のエピソードは今始まったばかり。
元FBIのジョーイ・マンティスが巡回警備に出発したところ

3.インサイドセクション、チューブの中から両手だけが見えているショット:
子分を従えて現れた番長ディノ・アンディーノの1本目の波。
セカンドセクションでスピードを得ようと前を踏みすぎるとこうなるという典型的なワイプアウト

4.ブレイクの全景。
手前の岩がごつごつ見えていて、沖ではチューブライディング中
ロッキーショア全景。この正面までバレルは途切れず続く。サーファーはマット・アーチボルド。

5.MATTの7枚シークエンスの7枚目(水中)
少年から老人まで大人気のカリスマサーファー、マット・アーチボルド。
予定のハワイ行きを延期してこのセッションに毎日現れた。
その走りっぷりは当世きってのチューブライダーだということを目撃した誰もが思ったはずだ。
バリバリ伝説波乗り編

6.CFの仮面ライダーストーリングバックサイド、2枚目の方
''スパンキー''というロスのポルノショップにスポンサーされているクリスチャン。
この仮面はその店からの提供品。
会うのはひさしぶりだったが、悪童ぶりがさらに増していた。奥に誰が乗っていようがこのマスクをかぶったままドロップイン。
怒るというより、あきれはてて誰も何も言えない、というのが実状だろうか。
ファーストセクションで少しでも奥に入るべく全身ストール実行中

7.CFのグラブレイル(水中)
バックドアで鍛えてきたぜ、というセリフを残すだけあって、ピッグドッグ(グラブレイル)の滑りと肝の座りは超一流だったクリスチャン。
この後、ボードが真っ二つに2本も折り、最後の3本目もリーシュが切れてボードを壊し、翌日は自分のボードを手に当て、小指を骨折後退場。かぶき者故のカルマなのか

8.マット、ミニバイクで波チェック
ランチのピザを買いに行くのも、トイレに行くのもこのバイクを使っていた。
実際は交通違反行為なのだが、見て見ぬふりをするライフガードの顔がなんとも言えなかった

9.KCビッグスナップ2枚シークエンス:
シングルフィンからスラスター(トライフィン)に乗りかえると最初にしたくなるのがこのパワースラッシュ。
生きている喜びをレイルに託す

10.NATE YEMANS、グラブチューブ2枚シークエンス
007のような落ち着きと、古風な蹲踞でバレルを席巻していたネイト。
ビラボンの秘蔵っ子で、エアからバレルまで完璧にこなす。
これから旋風を巻き起こす要注意人物
(注:2008年7月28日現在、ネイトはWQSで総合7位につけています)

11.Jay Larson、3枚グッドカットバック
ハンティントンビーチからアクションを持ち込み、ショーオフする新婚ジェイ・ラーソン。
速く狭いターンがうらやましい

12.ナキ、リラックス、ダウンザライン
ミニマムなターン数、バレル内のラインを重要視してみた。
撮影前後と、誰よりも多くサーフしたていたと思う。
夕方の色彩の深さを味わい、さらなる波乗り道への探索

13.ペリカン3羽ローカルズ
スーパーブレイクへの査察団一行様通過中

14.岬上でマットとケーシーが立っている
干潮を待つKCとマット。
途切れることのないうねりと、いくらあっても足りないフィルムと体力。写っているのはファーストセクション

15.月と夕焼け
サーファー版ディズニーシー。
ほぼ毎日この色系の夕焼けだった。
普段見えない岩を露出させた最大干潮時(マイナス1.5フィート)

16.縦位置の夕焼け
酒の種類と、夕食の献立を思案している時間。
または焼ける空からの暖色カタログ

17.ディノ、リップクラッシャー3枚シークエンス
ディノの必殺技「ディノスラッシュ」。
パワーとコントロールが織りなす芸術的な一瞬。
これも奥側にやってくるアクション系の切れ波

18.パット、レイバック気味スナップバック8枚
奥に切れた波が入ってくるが、そのほとんどがこういったアクション系のマニューバーを描くことになる。
この完全な重力移動を見ていると、いますぐに波乗りがしたくなるほどすばらしいターンだ

19.マット、チューブ8枚
バックドアのように次々と現れるフォトグラファーをかわしながら、曲線を眺めている、または壁を伝わるマット

20.ヴィンス・デラ・ペナ、インサイドチューブ
午後の逆光はサーファーにとって順光になるため波がよく見えるという利点を持っている。
スムースな斜面での滑降タイム。
ヴィニー・デラペニャ

21.パット、セミスタンディングチューブ、2枚組の1枚目
神様トム・カレンを模写しているような美しいフォームのパット。
彼にとってここは庭同然のブレイクなので、メイクするというより、バラエティ豊かなマニューバーの組み立てを考えているという

22.Nate Yeomans、4枚?シークエンス(水中)
深度と、凹みの出現の推移が見て取れるだろう。
このままバレルは深く低く下がっていく。
セカンドセクションでのネイト・イヨマンズ。ストールし過ぎな4枚目



気づいたらカリフォルニアも最終日でした。

これからロスアンジェルス発のノースハワイ行きに乗ります。

ユナイテッドはLAX(ロスアンジェルス国際空港)のサテライトを2つ(7,8)も持っているのに、セキュリティチェックはおそまつで100人以上が並んでいるのに一つしか開いていない。

成田や羽田は8通路以上開いているのですいすいなのと較べると、こんなところもアメリカンマインドなんだなあ。

と、アメリカ人が大好きな行列に懲らしめられながらゲートまでやってきました。



「カリフォルニアドリーミング」という曲を探していて、結局見つからなかったんだけど、メイソン・ジェニングスの「カリフォルニア」という映像を見つけました。

この曲は昔ドノバンにもらったCD内に入っていて、ずっと題名が不明でした。

そこで自分で勝手に「カリフォルニア」とつけていましたが、現実も同じ曲名ですこし驚きました。



↑に画面が現れない人はここをクリックしてください。

さよならカリフォルニア。


エルサルバドルのドノバン記事が出たからというわけではないが、それに連想するように彼が大好きなサンクレメンテピアに行く。



本人はタヒチに行っていて、ここにはいないということは知りながらもカフェの脇から彼がひょいと現れるような気がしてならない。



柳瀬バンに積んでいったのはベセールのキッシングフィッシュ、ファイヤーブレード(試作品)と、新作グラスホッパーだ。



AVISO王子ニックがファイヤーブレード、俺はグラスホッパーとキッシングフィッシュに乗る。



グラスホッパーはコールの新作で、名作、数多くの伝説を作ったファイヤーフライをL(ラグジュアリー)シリーズへとリデザインしたモデル。

そのLシリーズのフラッグシップ(旗艦)となるべく、満を持しての発売です。



乗ってみてすぐにわかったのが、軽く早いということ。

そしてバリバリと速いパドリングは偉くなった気がして、横に並んだニックに「How's this?(ドーダ?)」と言いながら追い抜かしてみせた。

これはこちらの方が浮力があるのだから当たり前なのだが、こういう大人げないこともサーフィンを楽しむテクニックのひとつなのだ。



ターンをすると、こんなに厚いボードなのに石川五ェ門 (ルパン三世)の「斬鉄剣」のように切れます。

なぜ?というほどの切れ味にうなりました。


(高速での切り返しです。その速度は髪の毛の動きで推測してください)

もちろんこれも↑↓メイク。



ロングでやっと、というピア特有の弱く膝腰のコンディションだったが、反応スルドク、弱斜面もこの通りテイクオフしてダウンザラインが可能です。



すごい!

実はもっと良い写真があって、それは「サーフ1」のページに使用するべく、得さんに預けてあります。

5月30日をお待ち下さいね。

Lシリーズおそろべし!

先日のファイヤーブレードに引き続き、コールデザインは2008年、大きな進化を遂げて乗り味もフルモデルチェンジしました。

グラスホッパーはロストのコンクエストやフィッシュクエストへ対して、9回コールからの満塁ホームランの一発回答です。

短く、広く、厚く。
そして速く、早く、軽く、動くという相反する特性をまとめたスーパーボードの完成です!

ボード詳細は乗る前に撮った写真をご覧下さい。





ボードサイズは5'6"x19-1/4"x2-3/8"バットマンテイル

それらのカーブやレイルを見ていると、美しく、芸術に思えてくる。
コールマジックの集大成ですね。



日本の弱い波用にテイルの切れ込みを付けたかったので、販売モデルはこのノーウイングではなく、ダブルウイングをリクエストしておきました。



ネオクアッドの創始者コールセッティングのFCSクアッド。



抑え気味のロッカーにコール特製ソフトボキシーレイル。

良いボードの完成ににっこにこでオフィスに帰る俺と柳瀬。



それからマーティン・スコセッシがザ・ローリング・ストーンズのビーコン劇場(NY)のコンサートを撮った「シャイン・ア・ライト」を観てきました。



しかもこの作品は6回半建てのビルと同等の高さと同じスクリーンのアーバインのIMAXシアターで上映でした。(弊社から5分!)

こんなの夢のよう。
いいボードに乗り、いい映画、いい日だなあ。

ミック・ジャガーが巨大画面いっぱいに跳ね、



渋すぎるキース・リチャーズに震えました。



このキースがかっこよく、スカルかクロス系のアクセサリーが欲しくなりました。

で、かねてから噂されていたビンテージジュエリーサイトを発見し、見つけたのがこれ。



かっこいい。
なおかつ同等品がアメリカよりも安い。

これを砥石で汚し、黒い革レースを付けてネックレスとしたらかっこいいなあ。

こんな輝くようなものが欲しくなった日です。

今日にありがとう。

コールとザ・ローリング・ストーンズに感謝。

(さらにおまけ)
今マリナーズ戦を見ていたら、9対12で負けていたマリナーズ。
9回、2アウト、城島が2ストライクと追い込まれてから「今シーズン第一号の3ランホームラン」でなんと同点に追いつきました。

すごい日だ。

(さらにおまけ2)
結局マリナーズは延長12回にサヨナラホームランで負けちゃいました。

世の中そんなにマンガみたいにならないのだなあ、と地に足を付けて今日はおしまい。

ということで禁酒日としよう。
お問合わせ・ご注文
カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
最新の記事
(04/28)
(03/08)
(03/07)
(03/06)
(03/05)
(03/05)
(03/04)
(03/03)
(03/02)
(03/01)
(02/28)
(02/27)
(02/26)
(02/25)
(02/24)
(02/23)
(02/22)
(02/21)
(02/20)
(02/19)
(02/18)
(02/17)
(02/16)
(02/15)
(02/14)
ブログ内検索
CURRENT MOON
忍者ブログ [PR]

お問合わせ | プライバシーについて | サイトマップ
Copyright(c) 2008 Naki's Surfboards California. All rights reserved.
ホーム About Us Naki'sフレンズ コラム 壁紙ダウンロード リンク お問合わせ Sweet Blog naki's blog Staff Blog Tide Blog Hayato's Blog インプレッション nakisurf ナキサーフ