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12.5ft 9secというブイによるうねり情報。

波高が上がって、波間隔が狭まっているようだ。



そこで例のというか、今年の11月の定番となっているソフトサンドリーフに行くと、「朝霧が昨日よりも高かった」

ということは、昨日よりも波が大きくなっているのだ。

曇天。

これから風は回りはじめるという。
低気圧が接近するのだろう。

波はあいかわらずかなり良く、旅先でこんな波に当たったら「一生忘れられない系」がズドンズドンとやってきている。

自然の力ってすごいなあ。

とBD3で沖に出る。

そろそろ慣れてきたので、「セットを喰らっても大丈夫」というささやかな自信が芽生え始めてきた。

「波は習うより慣れろ」

とは、諸先輩、大小先生たちの合い言葉のような教えだが、全くその通りだと思う。

俺もようやく慣れてきたようだ。

で、今日は短時間だが写真を撮ってもらった。

勇んで乗った一本目が速すぎで抜けられずに、これは2本目。

波面がスムーズで、まるで絵に描いたようなクリーンコンディションだった。



その昔、ドドゲ先輩が台風の時のロアを説明するのに「あそこは〜、これもんで掘れちゃってるから、テイクオフしてぇ、ただ突っ立ってるだけで、楽勝に入っちゃうでしょ〜、やばいでしょ〜」と言っていたことを思い出させてくれた波。



ノースハワイの強い波にBD3のポテンシャルが発揮されたアナザーデイ。

こんなにターンがしやすく、速く、レスポンスのいいボードデザインもないだろう。

このサイズが乗れてしまうのだから不思議と言えば不思議なフェバリットプレーン(航空機)です。

リーシュは今テスト中のもので、コンプタイプ(細い)で、基準より少し長くしたコンセプトものです。

こんな波にもチャージでき*、そして日本の小波にも最適なので、量産することを決定しました。

(*ボードを捨てたり、ワイプアウトの時にボードを置き去りにしなければ大丈夫です)

Made in USAにこだわった工場探しも終わり、後はできあがるのを待つだけです。

みなさんには春、もしかしたら年明け頃にご紹介できると思います。

ぜひぜひ〜

と上がってきて、今日のソフトサンドリーフさまを撮りました。

また良く晴れています。



美しき、愛しい斜面。

俺はさっきまでこれに乗っていたのかとは思えないほどのパーフェクションである。



本日のクイバー。
6'6"と5'0"をMIL SOLケースに入れて移動しました。



今日もNAKISURFにお越しくださって、そして読んでいただき、ありがとうございます。

(おまけ)

ご存じMONOマガジンの新発売号に



これに今日乗ったAVISO BD3が紹介されています。

(記事の写真は高浮力版 5'2"ですね)



さらにはトミヤマコラムでおなじみのトミヤマさんの特集記事も発見しました。



彼は最近TVにも雑誌にもひっぱりだこです。

トミヤマ氏はかなりのグッドサーファーで、一緒にイナリーズ、ソフトサンドもサーフしたことがあるのですよ。

俺と同じ年のすばらしきサーフジャーナリストに感動して、襟を正して気をつけをしてしまいました。

GOGOトミヤマさん!

(おまけ2)



俺の近所に住むブルース・イシノはサーフボード作りを趣味としている。

それもディック・ブルーワーのテンプレットまでも持っている念の入れようだ。
先日も俺コールボードを見て、そのアウトラインを長時間研究していた。

彼の研究熱心さはアマチュアの枠を超えて、プロフェッショナルに達していると思える。



発泡スチロール(EPS)をシェイプし、細かく切ったバルサ材を表面に貼り付け、気の遠くなるような作業だが、それを彼は愛している。

このバキューム(真空)グラスラッピング・マシーンを自作してしまったことには驚いた。



ひとりで全ての行程を行い、完成まで導いている。

本業があって、これが趣味だと言うのだからものすごい。

ノースハワイにはこんな人もいるのですね。

クラフトマンの伝説譚を紹介させていただきました。
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BD3
BD3のポテンシャルを実写にて見せて頂いても、この波に極短小ボードで入る勇気、実力がありません。(哀) 
しかし、すばらしい波ですね。
行きたいなー。
わんちゃん 2008/11/17(Mon)11:35:22 編集
またしても
こんなパーフェクトな波なのですね。
しかも、コンペリシューにBD3とは・・・。
凄すぎるでしょ~
生で拝見したいですが、とりあえず次回は動画でお願いします!
ぜひ~
Fg 2008/11/17(Mon)11:50:15 編集
次は・・・
この波で、この余裕!さすがです。
いい波だけど、ブログを読んでいてそう簡単に乗れる波では無い事は十分に理解していますけどね。

次回は貴方の視線でチューーーーブの中から見える景色の映像が見たいです。

ですので、ドッキリカメラ野呂圭介風にヘルメットをかぶり、頭の上にカメラをセットし写真を撮って下さいませませ。

ピューリッツァー賞、間違い無し!!

もちろんドッキリカメラと同じように手に看板を持ち「ドッキリ写真 NAKISURF avisoSD3!!」と宣伝も忘れずに。



上海野郎 2008/11/17(Mon)12:31:26 編集
絶句…
うーん、とても自分と同じ板とは信じられません(苦笑)
写真を見て、改めて船長とBD3の凄さに感動しました!

掘れ掘れの波にBD3でテイクオフするコツって何かあるのですか? 気合い一発なのでしょうか?
トメ.カレン 2008/11/17(Mon)13:25:06 編集
無題
すごく美しいサーフィンですね!
しかもサイズはトリプルいってますね!
上記の皆さんがおっしゃってるように、完璧なテイクオフがあってこその為せる業だと思います。
ここまでのビッグウェーブでのテイクオフの経験は無いのですが、やはり普段の胸・肩・頭サイズのテイクオフとは訳が違うのでしょうか……?
no name 2008/11/17(Mon)14:42:45 編集
LIH
わんちゃんならこの倍サイズで乗るでしょうね。
来週末3連休なので、ぜひぜひ。
待っています!
ふなき 2008/11/17(Mon)15:00:40 編集
one day...
パーフェクトの重い波です。
動画希望される方が多いですね。
自分が動画をあまり撮らないことと、そのためには三脚を持って行かねばならないので、ついEOS1Dとなってしまうのです。
動画はいつの日か、ですね。
ふなき 2008/11/17(Mon)15:02:16 編集
昨日の日曜日
いやあ、その映像だったらカイル鞠黒がいいでしょう。
でもブライアン・コンリーのバレル内映像ムービーが発売されているので、それをぜひぜひ〜。
上海さんが千葉の夷隅の#3ですばらしいボトムターンをしていたと、内部告発がありました。

その後の白里はいかがでしたか?
ふなき 2008/11/17(Mon)15:04:50 編集
あってないような極意
BD3でのテイクオフは普通のボードと同じで大丈夫です。
ガンと違うのはパドリングを最後まで漕ぎきるということでしょうか。
ガンでもそうしなければならないのですが、しっかり漕いで波の中に入るようにしてからテイクオフすれば問題ありません。
ふなき 2008/11/17(Mon)15:06:33 編集
同じような極意なのですが、2
ありがとうございます。
普段の波とは水の動く量が違うので、視界を満たす波の壁に慣れることと、上にも書きましたがパドリングを最後までしっかりすることです。
これはBD3でもガンでも同様なので、普段からそうするとこういう日に差が出ます。

ちょっと気にしてサーフしてみてください。
ふなき 2008/11/17(Mon)15:08:56 編集
なるほど
やはり、基本が大事ですねぇ。週末サーファーなので、中々頭オーバーの波に乗る機会も少ないですが、常に最後まで掻ききるパドリングを意識してみます!
あの波のサイズを慣れる事は無いと思いますが(苦笑)ありがとうございました。
トメ.カレン 2008/11/17(Mon)16:22:28 編集
おぉ!スタンディングバレル!
毎日のエクセレントコンディション素晴らしいですね!羨ましい限りです。
ソフトサンドリーフの海底質はリーフなのですか?
明日から波が上がる予報なので
船長に見習ってBD3でガリガリリーフ
突っ込んできます(笑)。
カジキマスター 2008/11/17(Mon)17:23:15 編集
いい波!
いい波の画像に心が洗われました、今日は少し残ったウネリに乗りましたが、波に乗れるだけで幸せと考えるようにしてます、リーシュ楽しみにしております
TAKASHI 2008/11/17(Mon)19:04:31 編集
ひょ~ひょ~と…
トリプルっ!!
ダウンロードした写真が表れた時に一瞬、息ができませんでした…こわっ。
連日の激パドルと激ダックダイブの賜物なのですね~ただ、つっ立ってる感じがかっこよすぎます。


ここを覗くのが、毎日の日課になっちゃいました。
NAKIさんでさえ、こんなに苦しんでたりするのねぇ~と励まされます。。。いつもありがとうございます。
misa 2008/11/18(Tue)02:38:56 編集
乗れるか乗れないかは大違いですよね
はい、意識してみてください。
継続して、ご自身で会得されると、こうしたTHE DAYの日にかなり楽できると思います。
ふなき 2008/11/18(Tue)12:34:37 編集
重要課題です
この海底はゴツゴツのリーフで、インサイドから砂となっています。
沖でパーリングしてしまうと、もうリーフの中に入ってしまい、怪我してしまいます。
浅さはカジキリーフのインサイド(潮位100cm程度)と良い勝負です。
なので、テイクオフでしくじると、一日が終わってしまうのですよ。
ふなき 2008/11/18(Tue)12:36:49 編集
輪廻の波です
ありがとうございます。
波に貴賓なしです。
大事に乗ってください。
ふなき 2008/11/18(Tue)12:37:38 編集
ありがとうございます!
サイズよりも厚みを見てください。

BD3まだまだ大丈夫だと思います。

イナリーズはこのサイズとなると、一発であの世に行ってしまうパワーとなるのです。
なんだか不思議ですね。

闘牛岬1<ソフトサンド5<ホワイトハウス6<イナリーズ50

こんな感じかなあ。

波が上がると、海が動くので苦しいときが多いですね。
でもその反極にすごい爽快感がやってきます。
経験で、少しずつ少しずつ、牛歩のようにやっています。
ふなき 2008/11/18(Tue)12:43:59 編集
Hawaii
やはり凄いですね!

こちらも頑張ります!!
Ryota 2008/11/19(Wed)00:19:25 編集
おお!!
ニアス楽しんでください。
良い波だといいですね!
ふなき 2008/11/19(Wed)14:17:36 編集
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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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