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昨日良い思いをしたので今日もファントムに行く。

セットで頭くらいとサイズダウンしてしまったが、風も良く、快晴で虹まで出ていた。

波乗りというか海のエッセンスをしっかりと受け、それから写真を整理してクライアントに「宅ファイル便」で送信。

「ちょっとしたおまけ」というデザインも完成し、デジタル送信。

全部ここからできちゃうとは!
慣れちゃったけど、よく考えると信じられない。

10年前にここまで情報通信が進化するとは、まさか考えられなかったですよね。

しかし便利な世の中です。

マイク・ベッシェンは車の中でiPodをラジオで飛ばし、カーステレオで聴いているハイテクおじさんだ。

彼は今年58歳だが、彼が20代の頃にはiPodという概念はおろか想像すら一切なかったのだという。
のみならず、CDで音楽が聴けるということも今となっては信じられないそうで、当時は大きな「なんとかエイト」というカセットが携帯音楽の主流だったそうです。

家では電蓄ですね。

俺が4才の頃だから技術はそんなものでしょう。

ディック・トレーシーというアメリカンコミックの主人公がいて、彼は時計型の携帯電話を持ち、青年になりたてのマイクは未来はこんな風に人と話ができるのだなあ、と目を輝かせたんだそうである。

時計型携帯も明日にでも実現しそうな気配です。

コミュニケーションが便利になった反面で、その受けるストレスははかりしれないのでしょうね。

以前ヤマネコ島海岸で野宿しているとき、携帯電話の電波が届かないのに電話が鳴っている音が聞こえる、という錯覚を起こして「ああ俺も現代病なのだなあ」と大きくため息をついて沖を眺めたことを思い出す。

そんなことを考えながら母屋に上ってくると、ポキ(ニャア)がいつものポーズで寝ていて、このまま横で一緒に睡りたくなった。



昼寝はうらやましいが、任務遂行のため水中カメラをセットし、イナリーズに向かう。

夕陽が美しいイナリーズでひとりだけの砂浜と波を満喫。

でもあまり人がいないのは、すこし怖いですね。



そして『トイ・ストーリー』のアートブックを眺めてこれから夜の部の仕事を開始します。

今9時30分です。






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ジョーカーズに行き、頭くらいの弛く、そしていきなりショアブレイクになる波をクイックサーフしてから原稿書きをしていました。

そして、

1.デジタルフォトテクニック誌

2.BLUE誌

2つを脱稿しました。

その後、本棚から雑誌を抜き取り、バックナンバーである月刊コヨーテと



どこかで見覚えのある表紙のサーフファースト・カタログEQ号2004年刊。



を手に取り、ぱらぱらやっていると、なんと俺が寄稿した写真アート俳句集『波道』を巻頭で特集してくれていた号でした。

オープニングでの見開きはこれ↓



3−4ページにはクリスマスイブの朝焼けを撮ったピンク波が↓



5−6ページは波の中にドラゴンが現れたという神秘的な作品を載せていただき、↓



ラッキー7、8ページには屋久島の永田浜とフィジーの無人浜の美しい対比を↓



9,10ページには奇跡のペリカンショットを↓



11,12ページにはリンコンのイルカサーフィンです。↓



13,14には自分の波乗りを載せさせていただき、↓



最終の15,16ページには朝焼けバレルです。↓



得さん、磯部さん、16ページも掲載していただき、ありがとうございました。

今でも宝物です。

閑話休題。

いやあ、レッドソックスが1−3の劣勢を3連勝ではね返し、ワールドシリーズ進出を決めました。




ディビジョンシリーズでは3人の正解者を輩出した予想
でしたが、


このチャンピオンシリーズで行った予想は連勝ロッキーズが4−0と勝ち上がったところで、全員落選しました。
まさかでしたからね。

この景品はワールドシリーズの予想にそのまま繰り越すのでお楽しみに。

そこで、また予想をしませんか?

今回は勝敗数に加えて松井稼頭央の安打数と盗塁数、そして松坂投手の三振数を当ててください。

ずばりパーフェクト賞は私の11x14インチの大判オリジナルプリントを3枚(15万円相当)と「ぜひ」、「ありがとう」、「にっこにこ」、ステッカー黒白セットにTシャツ3枚、ロストステッカー50枚を差し上げます。

ふるってご応募ください。

こちらのコメント覧から、

または前回同様にメールでの投稿でも可とします。

私のコメントの「ふなき」の文字をクリックするとメーラーが開くのでそちらからどうぞ。

締め切りはワールドシリーズ第一戦のプレイボールまでとさせていただきます。

ちなみに私の予想はレッドソックス4勝、ロッキーズ2勝、そして

松井選手の安打数は7、盗塁3。

松坂投手の三振数は11と読みました。

パーフェクト賞がいらっしゃらなければ、次点に一番近い方にオリジナルプリント5枚(4x6)とステッカー&Tシャツセットを差し上げます。

ぜひ!です。


野球熱が燃えたぎっているので、きんちゃんからいただいた本で野村監督が書いた「野村ノート」を再読すると、最後に

「〜野球は間のスポーツ、すなわち心理のスポーツである」と書いてあった。

波乗りも波に乗っているのは一瞬で、後はパドリングをしているか、波を待っているのがほとんどなので間のスポーツであるといえよう。

そう考えると、野球とサーフィンの共通点がたくさんあると思ったのだが、皆無に近い。

個人競技と団体競技の差ですね。

(おまけ)

神之島のマーケットの魚売り場。

ハワイっぽい魚がたくさんありました。



こちらは八重山のお弁当屋さん。



日本の食べ物は世界一だと思うけど、いつ見てもおいしそうだなあ。


ここで一句。

弁当買った ニライカナイの 秋時雨(あきしぐれ)

明日からダブルオーバーの北東うねりが届くので、今日も原稿仕事。

1.カメラ雑誌

2.サーフ1

脱稿しました。
後3つで全ての原稿を終了。

気晴らしにサーフ1最新号をぱらぱらやっていると、



勇人くんのBESSELLフライングフィッシュ5'0"グラブレイルカットバックが見開き掲載されていました。

ストームライダーズのソートン・ファレンダーみたい。

河口がいい波だなあ。



右側には303サーフの名匠クラフトマン。かっきんのものすごバックサイドバレルが!
得さん、これが表紙だったのではないでしょうか?(笑)

これは見開き連続16ページで見たかったなあ。

郵便ポストを開けると、麗翠師匠からおもしろルアー三種が届いていました。

ウルトラマン、ピグモン、バルタン星人です。

釣れそー。

ありがとうございました。



釣りなんだけど、ひいきにしている(勝手にですが)インターネットストアBASS PROSHOPから秋カタログが届いた。



NAKISURFもこんなりっぱなカタログを作れるようにがんばろう。

そのリールページを見ていて気づいたんだけど、ABUの名作リールアンバサダーC4が80ドル!



その昔、小学生の頃、このアンバサダーにあこがれ、どうしても欲しかったんだけど安売りでも3万円以上(確か定価が5万円!!)の値が付いていて、どうしても買えなかった。

バイトをするようになってから貯金して買ったけどやはり3万円だった。

それから6年後、カリフォルニアのコンテストに来て、釣具屋をチェックすると、一番高いアンバサダーでなんと150ドル!
当時の為替が100円=1ドルだから15000円。

俺たちはずっと当時のABU日本代理店エビスフィッシングにだまされていたのですね。

きっと大儲けしていたことでしょう。

今では日本も値崩れして、このエビスフィッシングも倒産したと聞きました。

「悪は滅びる」の典型ですね。

(おまけ、最近読んだ本-2)



誕生日に娘からいただいたラニー・バビット。



↑詩集なんだけど絵がすてき、文章もひねってあって最高です。

↓ウエちゃんのナニワタクシー日記。

これは「本の雑誌」の三角窓口→連載のときから愛読していたタクシー運転手の植ちゃん話。
大阪弁で語られるさまざまな乗客が目に浮かびます。



その本の雑誌の元主宰、椎名さんのコラム集。

あいかわらず旅は続いているようです。



これが椎名さんの「本の雑誌」。

本好きにはたまらない月刊誌ですよ。
俺の読者歴は10年を越すのですが、昔から続いている沢野ひとしさんのイラストが秀逸。
本探しはいつもここで。



「千と千尋の神隠し」のアート集。



映像を見ていて気づいたのですが、この作品は「赤」が本当にきれい。

橋の欄干とか、湯屋の中にその赤は存在していました。

このページで担当者が白状しているけど。絵の具からそのまま出した赤を使っていたのだそうです。



メジャーリーグも決勝なので、これでもう一度おさらい。

元メジャーリーガーの長谷川さんに期待したが、中身普通で少しがっかり。

ワニブックスじゃこんなものでしょう。

さて、そのMLBーALCSですが、レッドソックスは今日も負け、後がなくなりました。
明後日登板のベケットに期待。
流れは完全にインディアンスのようです。

ナショナル(NLCS)は松井稼頭央のいるロッキーズが創立初のワールドシリーズ進出。

このロッキーズ、最近の22試合でわずか1敗という伝説的な勢いで勝ち上がってきている。

レッドソックスが勝ち上がれば盛り上がるのだけど、インディアンスだと少し役不足かも。
けれど、シリング、松坂、ウエイクフィールドを止めたインディアンスの強さは本物だろうから、どうなるか楽しみ。



食いしん坊なので、ご飯を食べながら「カフェスイーツ」。
世界のおいしいものが掲載されています。
この号が見ての通りパン特集。
おいしそう。



読むと、自身を宇宙的な観点へと引き上げてくれる「プレデアスとのコンタクト」。
カビカ・サワダさんの置きみやげです。



ここからはマンガですが、鳥山明さんの傑作集2。
ドラゴンボールの原型となった作品が収録されています。



昔大好きだったフータくん。

「マネーハンター」というサブタイトルで
100万円を集めるべく、日本を旅するストーリー。

でも100万円って当時は大金だったなあ。

藤子不二雄先生の34年前!?の作品ですね。


波が下がり、原稿仕事が山と溜まっていたのでノーサーフと決め、朝からこのMACBOOK PROに向かっていた。

雨、晴れの繰り返しで晴れたなあと思うと、ドシャドシャ降るというトロピカルな天気です。


昨日ブログに「焼き鳥『きよい』がいまだ営業中!」
と書いたらここを知っている人からのメールが3通あり、少し驚きました。

年配サーファーには人気店なんですね。

なので、そのカビカさん報告の続きを少し。

生まれも育ちも片瀬という生粋のハワイアンのカビカさんに「JR藤沢駅北口にあった『こぐま』の牛乳ラーメンってまだあるのかなあ?」と聞くと、彼は来日後、最初の週末に行ってきてくれました。

結果→なんと、まだありました!



牛乳ラーメンが450円から580円に値上げした他は、



ラーメンの具、色状態が18年前の記憶そのままの携帯画像が届きました。



ラーメンに牛乳!?
と驚くなかれ、ものすごくおいしいのです。

桑原さん監督作品の「バナナマンのシャブりなコメディDVDを観ました。
本当におもしろいですね。

ひっくり返りました。



(おまけ、最近読んだ本)

MLBがポストシーズンなので、書庫からむかしのNUMBERをひっぱりだしてきました。

2000年秋、ちょうどイチローさんがメジャーへ渡る年。
ポスティングで行くのだけど、しっかりとした信念の揺るぎない自信が石田雄太さんの文章に表現されていました。

この時点では俺も含めてこんなに長い間(7年)大活躍するとは思ってなかったでしょうね。

他には松井が日本シリーズでソフトバンク相手に大活躍し、ジャイアンツが優勝。
長島さん対王さんのON対決でした。



ちょうど今MLBではロッキーズがダイヤモンドバックスを4−1で下しました。
対戦成績は3勝0敗で、明日勝つとワールドシリーズ進出ですね。

だとすると俺の予想は当たっているが、勝敗がNGです。

明日の松坂さんは27奪三振は取れるのだろうか?
81球、超完全試合ですね。

そのままスポーティバ、今年春号に手を伸ばす。



NUMBERと比べると、手抜きの誌面ですね。
ナンバー誌の江夏豊さんに対し、スポーティバの特色は

1.適当な街の声。
2.「そう聞いた」などという当事者ではない意見
3.インタビューもそうだが、全体的に甘い

良いのはカバー写真と見出し「魔球伝説」だけ。

まるでどこかのサーフ雑誌みたい。
どうした講談社!

それから鳥山明さんの「ネコマジン」も読みました。
ドラゴンボール外伝みたいな感じで最高です。



釣り雑誌の異端児「トップ堂」。

俺はこの雑誌が好きです。
ハンドメイドルアーを作りたくなりました。



文庫版サザエさんの13巻。

サザエさん大好き。
昔の佳き世田谷区ですね。



ではでは良い週をお過ごしください!
台風は大丈夫ですか?
与那国島に上陸ってアサヒコムで流れているけど、被害がないことをお祈りします。

波が少し上がってきて、カイルたちは闘牛ポイントでサーフ。

カヴィカを空港に送った時に朝陽がぎらりと登ってきた。
信号待ちにパシャリ。



その後、カパアですごく大きな濃い虹を見たけど、運転中なので撮れなかった。

これは普通の虹をコロアハイウエイから。



こんな朝のはじまりならきっと豊かな日となるのだろうな。

で、もうコメントにもあるようにTVでポストシーズン第2戦「エンジェルス対レッドソックス」の野球観戦。

松坂は途中降板するも、岡島をはじめとする後発ピッチャーがぴしゃりと押さえてゲームを作った。
キリリとするゲームです。

途中観戦に来ていたスティーブン・キングがモニターに映る。
彼は大のレッドソックスファンで知られているが、彼の着ているTシャツがいつもおもしろい。

桑原茂一さんが言うところの「Tシャツアズメディア(Tシャツは媒体、広告)」を地で行く人です。

で、彼の今日のTシャツには、

“I support two teams, Boston and whoever beats New York.”
(レッドソックスとヤンキースを負かすことのできるチームを俺は応援している)

アメリカンジョークですが、そのくらいレッドソックスが好きということが伝わります。

それを受けて、俺もコピーを考えました。

「ホワイトハウスとイナリーズ、そしてキンチャンズ、松風よりいい波に俺は乗りたい」

で、試合は3−3の膠着状態で迎えた九回裏、2アウト2塁。

一塁が空いているので3番打者のデヴィッド・オーティスを敬遠で歩かせます。

次打者は今日無安打のマニー・ラミレス。
例の適当な守備も2回の守備で披露しています。
(松坂に失点を献上するものでしたね)

でもファンとしてのマニーは、そのいい加減なアマチュア守備も容認できるほど強打者、そして進塁打等全ての攻撃面で超一流選手なのです。

4時間を超す長いゲームとなったボストンはもうすぐ深夜1時となるのに誰も帰らず、スタンドは超満員で、

「マニーマニー」

「マーニー、マーニー」

と大声援。

ピッチャーは常勝エンジェルスの若き守護神フランキーこと、フランシスコ・ロドリゲス。
160km以上の速球と消える高速スライダーという魔球が武器。

第一球を投げた!
彗星のような速い速球が外側低めに流れます。

ボール。

第2球を投げた!

速球だ!

振った打った!!

キンという金属音を残して打球はフェンウエイ球場のグリーンモンスター上にある巨大なコカコーラボトルの看板を飛び越えて飛んでいく、超々特大のサヨナラ3ランホームランで幕を閉じました。

スッキリ!

メジャーリーグってすごいなあ。



でね、このホームランの弾道をリプレイのスローモーションで観ていて「何かに似ているな」って思ったんだけど、それは今朝見た大きな大きな虹そっくりの球道だったのです。

不思議な日でした。
波が小さい。

風雨も強く、しかし麓(下)の海岸なら「ALWAYS SUNNY(いつも晴れている)」と観光協会の標語もあるので、ノアを連れてオレンジハウス(マリオット・ワイオハイホテル)」前に行く。

まんまと雨は上がっていて、小さい腰波がよれよれとハイタイドの上をブレイクしていた。

こうなるとノアには最高で、割と大きなセットが来ても怖くないようだ。
しかも、彼の友人のトーファーと一緒だから、楽しくサーフしている。

一度頭くらいの「オバケ波」が入ったときのノアのリアクションはこう。

波を見て、恐ろしい顔をしながらも

「ヒューヒュー」

と余裕の叫び声を上げ、波の下に飛び込んでいった。

この叫び声ってどこかで聞いたな、と思ったら俺たちが大波
(俺にとっては8フィート、波の前計測で、25フィート=約8メートルより大きい波がそうです)

の時にお互いに発する叫び声だった。



他人がいるとクールに声は出さないが、友人たちだけでいるときはこんな風に波に喰らってしまう時に楽しそうに叫んで余裕を見せる、ということを思い出した。

ということは俺たちって、まだまだノアクラスの子供なんですね。

まあいいか。

セッションも終わりに近づいた頃、いいレフト波に乗れた。
インサイドまでうまく乗り継ぎ、最終セクションに入ろうと、ノーズを岸に向けた瞬間、岩盤が見え、そこに吸い込まれる。

余裕というか、なめきっていたので、「まさか....」と一瞬感じた。

頭をかばうとか、何のリアクションもできずに海底に引き込まれる。

満潮のおかげで、なぜかその岩盤に叩きつけられずに、無事に浮かび上がることができた。

「よかったぁ」

しみじみと安堵する。

海をなめてはいけない、と思いつつノアを見ると、彼は真剣な顔で波に乗っていた。

真剣だから俺が吸い込まれた岩盤セクション手前で本気でキックアウト(日本語ではプルアウト)していくのを見て、感激する。

今朝はたくさんのことを子供に学んだ日である。

話は変わって、

ブラックダイヤモンドの第一次出荷が始まったようだ。

日本中に散らばっていく美しき新デザイン。

これに乗ることになるサーファーたちの感想が楽しみである。

このボードでカリフォルニアを旅をし、日本の湘南、そして神乃島も一緒だったから喜びもひとしおです。



(回想)
神の島で一日一回はぜいたくな食事をしていた。
これはスーパー「わいわいパーク」のお弁当プラス一品。



いきなり思い出したが、今日、つまり10月4日は永住権ビザを取得し、米国に渡ってきた記念日だった。

偶然にも野茂大投手と同じ飛行機で、メジャーリーグのストライキ最終年でもあった。
今から考えると、野茂投手はオフをアメリカで過ごしたのですね。

イチロー選手の言うところの「準備は可能なだけする」というお言葉をどっしりと感じます。

でもアメリカでの記憶をたぐると、ドノバンやコール、メイヘムやランドルという奇天烈な人たちがいました。

その間には必ず野茂さんや元マリナーズの佐々木さんに長谷川投手、そしてイチローさんが浮かび上がるので、俺のアメリカ生活は波乗りと野球が共にあるんだなあ、と実感しました。

で、今日はMLB上位8チームがワールドシリーズへの短期戦をする「プレイオフ」の初日でした。

今年のチーム。



で、ここでまず8チームが4チームとなります。

この勝ち上がりチームを予想しませんか?

ちなみに私は

ロッキーズ、

カブス、

ヤンキース、

レッドソックスが勝ち上がる予想です。

マカロニ、じゃなかった大輔#18さんは

ロッキーズ、

ダイヤモンドバックス、

ヤンキース、

レッドソックス

という予想でした。

みなさんもコメント、またはメールでこの予想に参加しませんか?
(私のメールは最初のコメントの「ふなき」という字をクリックしてください)

4チーム全て当てた方には、「ありがとう」、または「ぜひ」ステッカーをもれなく差し上げます。

締め切りはコメントの日時が2007年10月6日までとします、

ぜひぜひ!

およそ日本時間の月曜日、深夜2時頃アップします。
今しばらくお待ちください。

昨夜は疲労困憊、このオフィスにやってきたがあまりの眠さに↑とだけ書き、今起きて「さあ書くぞ」と開くとコメントが3つもきていた。

しかもレッドソックス#18さんからのコメントだったので、まずはMLB話からとします。
この野球ネタは人気があるのかないのかわからないけど、日曜日だからいいですね。

MLBレギュラーシーズンも後一日。
イチロー、松井、松坂を擁するアメリカンリーグはすでに西、中、東地区の優勝も決まり、このリーグの勝率2位のヤンキースがワイルドカードとして、プレイオフ進出を決めた。

ナショナルリーグはもつれにもつれていて、各地区の勝者は西アリゾナ・ダイヤモンドバックス、中シカゴ・カブス、東地区が同率首位、つまりワイルドカード争いとなっている。

サンディエゴ・パドレス、カズ松井がいるコロラド・ロッキーズ、ニューヨーク・メッツ、井口がいるフィラディルフィア・フィリーズが1ゲーム差の中でひしめきあっていて、そして後1ゲームを残すのみ。

MLBファン、さらにはナショナルリーグマニアにとっては明日はエキサイティングな一日となるだろう。

さて、このプレイオフはまずは『ディビジョンシリーズ』があって、各リーグの勝者を決めるべく、3日から始まり、レッドソックスがエンジェルスと、そしてヤンキースがインディアンスと5回戦制(つまり先に3勝したチームが『リーグ・チャンピオンシリーズ』に進出する。

そしてそのアメリカンリーグ、ナショナルリーグで『チャンピオンシリーズ』を行い、
(ここから7回戦制、先に4勝)

その勝者が『ワールドシリーズ』でプレイできることとなる。

かなり険しい道のりだが、よってこの期間はすばらしいゲームのオンパレードとなる。

日本でも中継があるから、MLBファンはもちろん、NPB(プロ野球ですね)、そしてまだベースボールのすばらしさに気づいていない人もこれを機にぜひ観戦ください。

さて、そのリーグ東地区の覇者レッドソックス。

このチームにはみなさんもご存じのように松坂大輔投手が加入し、15勝12敗というすばらしい成績でした。

私は投手が投げる「配球」を読むのが大好きで、バッターの性格や、キャッチャーの傾向から次は何の球を投げるのか、と予測します。

それはゲーム中ずっと続き、2打席目、3打席目と進むごとに配球が変化していきます。
松坂さんで見てみますと、担当キャッチャーは正捕手テックことジェイソン・バリテックでしたが、1〜8試合目までは松坂さんのことを東洋から来た「ジャイロボール」を投げる変化球投手と理解していました。

しかし、シーズンが進み、腕が振れてきた彼の強烈な4シーマーや高速スライダーを受けるようになり、中盤からテックの要求はストレート主体となりました。

(5月のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦が圧巻でした)

しかし、相手はメジャーリーガー、やられっぱなしではありません。
今度は松坂さんのストレート系を研究し、それに的を絞り攻略します。

終盤はポストシーズンに狙いをしぼり、テスト投球のようなものがありました。

それは岩村選手のいるタンパベイ・デビルレイズ戦で投げた抜いたようなストレート。
渾身の力を込めた球でなく、少しゆるやかな球道でした。
これがズバリと決まり、打者たちを翻弄したのです。

(この試合も完全に勝ち投手の権利を得ながらマウンドを降りましたが、後発ピッチャーが打たれたので勝敗つかず)

報道を読みますと、「何勝したか」という数字に終始していますが、私が投手を見るときはまずそのピッチャーのイニング数をチェックします。

松坂さんの今年のイニング数は204.2イニング。

200イニングを越えるということは、ものすごいことなのです。

まずは過酷とされる中4日、5日というローテーションを守らなくてはなりません。

例えば2〜5イニング途中でノックアウトされ、それが3回続けば即降格されるだろうというレッドソックスやヤンキースに代表される常勝チーム特有の厳しい事情もあります。

メジャーリーグで、さらには強打者相手のアメリカンリーグ(投手が打席に立たない)で、しかも初年度にこの数字はすばらしいを通り越して神話化されるに等しいと思います。

松坂さんは「先発投手の目標であるローテーション。それをチームで唯一、シーズンを通して守った」のです。

ストライクアウト、三振数も特筆すべきもので201という恐るべき数字を残しています。

これは彼のイニング数から総アウト数を算出すると、614アウトとなりますが、その内の201となると、アウトになった3人に一人は三振に斬られているのです。

ブロードバンドの進歩で、MLB.COMというインターネット上でゲームが観られるようになりました。



生中継、またはシーズン中全ての試合がアーカイブに入っているので、私は時間のあるときにこの横のマックブックでゲームをかけっぱなしにして、松坂さんの全てのアウト、そして三振を見てきました。

アメリカに住んで13年、その日々の生活は外国人ということでさまざなまな困難があります。

こんな移民の鬱々とした感情を昔は野茂大投手、そして佐々木さん、イチローさん、松井さん、そして松坂さん達が晴らしてくれるのだと思います。

野球話が長くなりましたが、今日も私は胸の高鳴りを感じながらゲームを観戦しています。

(追記速報)

今メッツが7−1と大量リードされています。
大事な試合で超ベテランのトム・グラビン投手の乱調という不運なメッツ。
今4回なので、反撃なるか。



(追記速報-2)




結果メッツが破れ、フィリーズが勝ったため、フィリーズが地区優勝!

そして2位のワイルドカード争いは、サンディエゴが負け、ロッキーズが勝ったので同率で並び、明日一日だけのワンゲーム・プレーオフとなりました。

熱い!

(おまけ)
ここで釣りバカ日誌というのがありますが、それに加えて「ゆったりワイン紹介」として不定期連載します。

安く、おいしいワインを探しますね。

ということで今日は珍しいワインをご紹介します。



パリゴ・ブルゴーニュ・ルージュ・ブリュット

ルージュ、そうです、赤のスパークリングワインです。

グラスに注ぐと濃いピンク色の泡が真っ赤な液体の上に沸き立ちます。
まるでコスタリカの夕陽に立ち上る雲みたい。

BRUT、つまり辛口なので俺好み。
苺とチェリーの酸味があり、とてもロマンチックな味。

かなり赤っぽいので、食前だけでなく食事と合わせてもいいなあ、って思いました。

評価はおいしいおいしいおいしいおいしいの4つ星(5が最高)

日本全土に広がる「エノテカ」というワインセラーで2400円でした。

ではでは佳い休日を!

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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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