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波は南側で同サイズ、北で少しサイズアップしたということ。

腰波を乗りにソフトサンドに行くのは少し遠いので、闘牛に行くと、トレードウインドが戻ってきていた。

そういえば帰国してからずっと無風だった。

闘牛岬ではこのトレードウインドはオフショアになるのだが、うねりが弱いので、この風で波の力を弱めているようだ。

なかなか乗れない波をあきらめて、オフィスに戻り、メールとデザイン仕事。

コールの壁紙シリーズ4種を作りました。

これは11月中旬から【壁紙ページ】にて配布しますのでお楽しみに。

そんな作業をしていたら偶然コールから電話があり、日本でのMPツインの調子を伝え、彼のシェイプの進行具合を聞く。



例によって、XTRボードが遅延しているそうで、これに憤慨したのは俺とコール。

この工場は秘密主義で、ボードの進行具合が見えないので業者、シェイパー泣かせである。

ご存じXTRでは他のブランドの製作もしているので、ひとたび他ブランドの行程に入ると、コールボードは次の製作時期を待たなくてはならない。

こんな頭痛の種のXTR。
こうなったら扱いをやめてしまいたい。

なのだが、弊社のお客さまには人気のあるものなので、そうもいかないというジレンマ。

不思議とこういった遅いバッジ(まとまり)の後にはなぜか早く仕上がってきたりもするので、強く文句を言うと次回の仕上がりが早くなり、それに安心していると次で遅延する、ということの繰り返し。

半年前にオーダーしたお客さまはもちろんだが、そのすぐ後にシェイプを終えたコール、そしてそれを仲介した弊社にしてみてもこのXTR遅延ニュースを聞く度に胃が煮えるような思いとなる。

弊社でも「納期を守るため」に色々動いてみたが、個人主義のアメリカではなかなかそれが伝わらず、煮え湯を飲まされてきた。

日本では納期は絶対であって、それを守れないことはビジネスを放棄しているとみなされる。

アメリカでも基本的にはそうなのだが、ことサーフボード製造業界ではなかなかその納期が守れない。

遅れた理由としては、

1.他州から家族が来ていた

2.病気になってしまった

3.裁判所に行っていた

4.休暇を取っていた

5.そんなに急いでいるボードとは知らなかった

6.きちんと順番にやっていた

7.俺が遅れたわけではなくグラッサーが遅れたからだ

8.サンディングマンがなかなか取りかからなかった

9.ブランクス(素材)が欠品していた

10.樹脂がなかった

11.ホリデーシーズンだった

12.子供の誕生日だった

13.車が壊れていた

14.家が水漏れして仕事に来られなかった

と初歩的なもので、そんなの理由になるのか?

というものまでもあるが、アメリカの自由業をご存じの方なら2〜3は聞いたことのある理由で、しかも「誰も悪いと思っていない」ということに怒りを通り越して呆れてしまう。

この仕事をして14年になるが、当初の頃は「ファクトリーマンの意識を変えよう!」と多くの時間を割き、彼らと仲良くなり、それからなだめ、すかし、と注進してみたのだが、結果は何も変わらなかった。

日本と大きく違うのは、雇われている人が「自分のために仕事をしている」ということなのです。

だから、「期日までにこのサーフボードが完成しないと、私は旅に出られません」

とか、

「このボードは10月末まで必ず仕上げてください」とオーダーカードに大書きしておいても2〜3日の差でしかない。

みんな自分が重要なのである。

先日もエルサルバドルで一緒になったスタン阿部が、旅行予定していたノースハワイに来られなくなった、とメールがあり、どうして?

と聞くと、「予約していたホテルが完成していなくて、それで来年まで延ばしたんだ」ということ。

せっかく予定していたのにそれでいいの?

と返すと、「しょうがないよ、完成しなかったんだから」とあっさりしている。

スタンは3世の日系アメリカ人で、生まれてからずっとアメリカで育ったので、100%アメリカ人気質だ。

だから、この「あっさりしたあきらめ」が彼らにとっての粋(=COOLNESS)となっているようだ。

ただ、弊社は日本人気質であるので、あきらめずにXTRに猛烈に催促をして、この遅延ボードを確保しようとしています。

それにしてもサーフボード製作界は「ベイビーシッター(子守)業」と称されるのだが、製作に関わる人は誇りと気位を持って下さい、といつも感じています。

俺たちは、締め切りを守るために徹夜しても原稿を書いたりするが、そんなことができない職人は職業替えしたほうがいいと思います。

とXTR社にはっきり言います。

で、遅くなっているお客さまにはなんともすっきりしない理由なのですが、XTRは完成まで最長7ヶ月かかることもあります。

元々は自社ブランクスであり、

1.オーダー後、当該XTRブランクスを各シェイパーに納品する

2.本シェイプ後、XTR社が引き取りにくる

3.XTR社での製作

4.そして完成。

こんな1、2に代表される納期がかさむ理由がここにもありますね。

それ以上遅れた方、または遅れている方は弊社カスタマーサービス(shop@nakisurf.com)までお知らせ下さい。

弊社のプッシュが至らずに申し訳ありません。

さらには諸悪の根源である「XTRの扱い」を止める
ということも検討中ですので、この件に関しまして、メールまたはコメント覧で結構ですので、みなさまのご意見をください。

(追加)
今日もSHEAからメールが届き、東海岸ハッテラズは今日もすごい波になったそうだ。



この波をAVISOブラックダイヤモンドで滑っている。



すごい時代ですね。

現在制作中のMIL SOLボードケースでは「ハワイ」というテーマのケースが製作進行中です。

これは刺繍により、「ハワイの秘密の言い伝え7原則」が明記されているパワフルなものになりました。



ハワイの秘密の言い伝え7原則
IKE、第一原則、世界はあなたが考えるように存在している。
KALA、第二原則、無限である。全ての可能性を信じろ。
MAKIA、第三原則、あなたが望めばエネルギーはやってくる。
MANAWA、第四原則、今、力をふりしぼれ。
ALOHA、第五原則、愛、幸せと共に生きること。
MANA、第六原則、全ての力は内から湧き出てくる。
PONO、第七原則、真実とその効力は同等である。

Seven Principles of Secret Hawaiian Wisdom
IKE -The world is what you think it is
KALA -There are no limits, everything is possible
MAKIA -Energy flows where attention goes
MANAWA -Now is the moment of power
ALOHA -To love is to be happy with
MANA -All power comes from within
PONO -Effectiveness is the measure of truth
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今日は、といっても今は翌日午前2時ですが、先ほどNAKISURF x TED SURF AVISO/COLE試乗ミートを千葉は、大網白里海岸にて実施させていただきました。

良く晴れて、波もまあまあで、延べ150人もの方に訪れていただきました。

おいそがしいところをありがとうございました、

ビール200本、おにぎり15合分、おでん100人前がみんなの胃袋に入りました。

MIL SOLでおなじみの原宿SOLにもお手伝いいただき、こんなテント内はグッズでもりだくさんでした。



試乗、試乗でみなさんは最大で5本のボードを試されたり、触ったり、眺めたりしていました。



フレックスライトも試乗用に2本やってきて、みなさんに乗っていただき、営業部長の茂木さんもにっこにこです。



カビカのあっちゃん、DCSK、ぜひ教主幹トムくん、カリスマジュエリーメーカーのマサさん、そしてタカハギさんというスーパーチーム。



伝説のキリモミドロップをイナリーズで披露した早川さん(左)とBD3マスター谷田川さん。

あの怖ろしかった「キリモミ」を思い出し、顔がこわばる早川さんをカメラは見逃していません。



ボード群その1.
SUPや公平さんがシェイプするフォーカラット・クアッドも登場しました。



こちらはBLUE誌の編集長の林さん、副編集長の戸井田さんのネコパブリッシングチーム。



ウエストボウルのサンセットと、松部マスターの四方田さんも来てくれました。



講師の勇人さん、さらにはトムくんによるぜひ教講義もありました。



暑い日でした。



左からプロスノーボーダーチャンプの豊田貢さん、勇人さん、真木蔵人さん、呼んでも来ないはずのクリスチャン・フレッチャー、巨匠NISIさん、HOKUことエアロの星さん、俺、そしてスケートパークデザイナーのカタちゃんという濃いメンバーの整列ショット。



さらにはここに書ききれないほどの多くの人に来ていただき、おかげさまですばらしいイベントになりました。

ご来場いただいた方、本当にありがとうございました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

来られなかった方、遠方の方、極地的な開催で申し訳なかったです。

また暖かくなってきたころに実施しますので、お時間と場所が合えばぜひお越し下さい。

これらのサーフボード(一部私物は除きます)は今後千葉テッド太東店に常備し、レンタル/テストドライブとして活用していただくことになりました。

TED'S SURF SHOP (太東店 Taito branch)
TEL:0470-80-2225 木曜日定休日 info@ted-surf.com

どうぞよろしくお願いします!

(続きます)
本日千葉は大網白里海岸にてNAKISURF x TED SURF AVISO/COLE試乗ミートを開催します。

現地入りした船木からの最新情報によると、天気は快晴、ほぼ無風、波のサイズはムネ前後と、バッチリなコンディションだそうです!

海上への生き方はこちら↓


大きな地図で見る

白里海岸への行き方は、千葉東金道路を東金方面に

そして東金九十九里有料道路(200円の)を終点まで、

海が見えたら(真亀料金所)の手前で左に降りて、一般道(九十九里ビーチライン、30号、または128号)を右折(一宮方面)、

そのまま1200m行くとテッドサーフが左に見えます。

ここを左折、または

さらに50m行きますと、「白里海岸入り口」という信号がある交差点を左折、

九十九里有料道路の下をくぐると1200台収容のビーチ駐車場となります。

その海に向かって左(北側)にピンクのテントを張りましたので、それを目印にいらしてください。

ちょうど9階建てマンションの向いあたりです。

イベントのさらに詳しい情報は昨日のブログをどうぞ

どうぞみなさまお誘い合わせの上でお越し下さい!


代打とおるより
(お知らせ)

明日千葉は大網白里海岸にてNAKISURF x TED SURF AVISO/COLE試乗、

懇談、

お集まり、

よろず相談所、

おでんおにぎり品評会、

逆真会会合、

真のパドリング講座、その1その2

噂のSUP(タチアガリ)体験、

写真のQ&A、

波乗り文章のいろいろ、

ソルトポンドのカビカのあっちゃんにイナリーズのDCSK、高林さん&早川さん、HOKUさんこと星さん、

真木勇人さん他スペシャルゲストを交えてサーフ&懇談ミートを致します!

参加自由で、参加費(駐車場も!)無料ですので、お誘いあわせの上白里海岸にお越し下さい!

10月4日午後1時より夕方まで行います!

潮回りが良いのが1時半から3時半頃と思われます。

予報では腰胸サイズに快晴、無風ということです。

試乗には最高のコンディションですね。

もちろん波乗りをされない方もどうぞSOL印のおでんとおにぎりをお試しにお越し下さい。

AVISO主要モデル

未公開ファイヤーブレード、

新作ジミヘンTシャツやステッカー、

勇人さんブログでおなじみの4ING BIKE、

MILSOLの新作や、

アクアノイド

さらにハーちゃん印のフレックスライト3型もぜひ!

新AVISO全モデルカタログを揃えてお待ちしております。




大きな地図で見る

白里海岸への行き方は、千葉東金道路を東金方面に

そして東金九十九里有料道路(200円の)を終点まで、

海が見えたら(真亀料金所)の手前で左に降りて、一般道(九十九里ビーチライン、30号、または128号)を右折(一宮方面)、

そのまま1200m行くとテッドサーフが左に見えます。

ここを左折、または

さらに50m行きますと、「白里海岸入り口」という信号がある交差点を左折、

九十九里有料道路の下をくぐると1200台収容のビーチ駐車場となります。

その海に向かって左(北側)にピンクのテントを張りましたので、それを目印にいらしてください。

ちょうど9階建てマンションの向いあたりです。

どうぞみなさまお誘い合わせの上でお越し下さい!



お待ちしております。

ペコリ。

ここからは通常ブログです。

南カリフォルニア。
昨日とは一転、良く晴れました。



「波は極小」との情報ですが、元湘南サーファーはそんなことは気にもとめずにサンクレメンテは王子邸前に向かいました。



すると、王子がいきなり登場した。



王子邸におじゃますると、



イヌーがサングラスのテストをしていた。



波が小さいのでサーファーはのんびりした朝です。



いつもの浜で着替えるスタイルで向かう。



今日も元気でMPツイン。

小波にばっちりのデザインです。
というかHPS4が見あたらないなあ、と思っていたら誰かに貸し出していたのですね。



ツインはテイルエリアがすっきりしています。



小さいスケールの南うねりなので、ほぼレフト波のみ。

ニックをはじめとする外人はフラットと言うけど、こんな波もやってきます。



ただし、満潮のショアブレイクなのでかなり掘れます。



このボード、マジックそのものです。

喧伝しているつもりは全くないけど、ここ最近のコールボードはカスタムもストックも交えて4本連続でマジックボードとなっています。

こんなのははじめて。



車に戻り、オフィスに戻ると華氏98度の真夏日だった。

摂氏だと36.667度、これじゃ暑いわけだ。



ウエットを洗い、大好きなトレーダージョーズに行き、



韓国料理店でこの辛味豚焼き肉を食べて、



ロスに。

これはメルローズとラブレアの交差点。

超人気だが、なぜか超まずい『PINK'S』というチリドッグのお店がここにあります。

観光に来た人は行列からおいしいと判断しがちなので要注意ですよ。
お時間がある人はいかに「おまずいか」を試して、ここにコメントをくださいね。

もしかしたら俺の味覚が変なのかもしれないし。(笑)



リベラル風のジューイッシュ(ユダヤ)街メルローズ。
何がジューイッシュなのかと言うと、公共トイレが一切ありません。

商売重視で、心地よく買い物できる、という環境を考えない一昔前のショッピングストリップです。

この街もオバマ氏が救えるのであろうか?



HBOでクリス・ロックの新番組がはじまる。



新型フェラーリだ!



かっこいいなあ。



サンセット交差点にドノバンのクアーズライトの看板があるのはわかりますか?



メルセデスの新型!



これって、ドドゲの三浦さんの隠し持っているSLRアマゲ号と同じような、そうでないような。あれはクーペボディだった気がする。

これはロードスターですね。
かっこいいなあ。



俺はサビタ号が大好きです。

と弊社スタッフでカフェヒロでおいしい食事をし、仮眠してからLAX空港に向かいます。

もうすぐ成田です。

明日土曜日午後1時から白里海岸でお会いしましょう。

プレゼントも各種持ちましたのでお楽しみに!
サーファー宣言

以下の項目は、10月に行う「NAKISURFビーチパーティ&懇談会」へ向けての事前文書として討論に付されるべきものである。

1. サーファーは生の意味が問われるありとあらゆる場所で、反動的なイデオロギーと勢力、そして自然からのパワーに対して、あらゆる機会を捉えて対峙していかなければならない。
 
2. 誰であれその「NAKISURFビーチパーティ&懇談会」への帰属を単なる原則における一致の問題であるかのように考えることはできない。この意味するところは、参加者の活動の本質部分は共同で練り上げられた展望におき、よく統御された行動にとっての必要に一致しなければならないのです。

3. 創造の可能性は、個々のさまざまな芸術の感心によって知らされているる。
 
と書いていたら頭がおかしくなってきた。(笑)
最近、文章が変だ。

人の書いた文体が頭に入りすぎるのか、秋だからなのか、俺のスタイルはいま様々な文体に飛び火している。

まあそれはさておき、俺はこれからフライトを乗り継いでカリフォルニアはソルトクリークに向かいます。



そこで今週末行われるドノバンのスペシャルコンサートと、コズミッククリーク・チャレンジというのがあるので、それのオフィシャル撮影を依頼されたのです。


↑これは俺が撮ったエルサルバドル写真ですね。

コズミッククリーク・チャレンジは第一回から観戦していて、大好きなイベント。
みんながオールドサーフボードを持ち寄ってサーフするのです。
ゆったり、のんびりクルーズという緩いサーフィングが散らばる日々となりそう。

ドノバンの楽屋風景、ステージから撮ってここに掲載しますね。

ちょうどAVISO話で、コールとのミーティングがあったので都合が良いです。

それが終われば日本に飛び、冒頭の「NAKISURFビーチパーティ&懇談会」を関東のどこかで開催しようかと思います。

「真のパドリング講座」

「逆真会会合」

「AVISO試乗会」

「COLEファイヤーブレード品評&試乗」

「フォーカラットZライダー&コンセプトボード試乗」

「なんでもQ&A」

などなどをビーチに持ち込んだおにぎりなどと一緒に、と計画しています。

未決定ですが、10月最初の週、4日の土曜日を狙っています。

場所は千葉の太東付近かなあ。
それとも茨城?湘南?

詳しくは追ってここに掲示しますね。

みなさんお誘い合わせの上、どしどし参加ください!

参加費はもちろん無料です。



(おまけ)
エルサルバドルでも一緒だった。
ビラボンのジム・ケンプトンが「サーフィング」という本を出版した。



これはそのサイン会。
じつにうれしそうな顔をしている。
作家の晴れ舞台ですね。

彼とはソルトクリークで再会する約束もしています。

サーフィング専門の作家に会うのは、(英語使いでは)ジェイミー・ブリシック以来なので楽しみです。



(おまけ2)
なぜか持っているイチローさんのMLBルーキーイヤー(2001)のグローブ。



小さい頃からグローブ好きで、美津濃の硬式用の青カップ(わかる人いるかなあ?)が欲しかった。

けれど、小学4年生のおこづかいでは買えず(確か当時3万円だった記憶が)にスポーツ用品店のショーウインドーを見ながら「いつかはぼくも」と決意したことがあります。

その反動からか、大人になってから発作的にグローブ収集をしています。

「デレック・ジーターのゲーム使用」も911チャリティオークションで手に入れ、これはカリフォルニアから引っ越すときにきんちゃんに譲りました。



なぜこういうものが欲しくなるのか?

と自問すると、プロの持つ道具の迫力というか、その強く帯びている磁気が欲しく、それにうっとりとしたいのでしょうね。

それでは行ってきます!

まずはホノルルまで飛びます。





南西うねりが大きくなりはじめました。

カリフォルニアも波が上がるという予報なので、向こうではどんな波に乗るのでしょうか?



ホワイトハウス恋し かの波♪

とエレジーっぽく出発します。

では行ってきます!

到着がは深夜ですって。。。


南西うねりは遠くからやってきているようで、フラットの海に時々オーバーヘッドサイズの波がやってくる。

クレイグと七海さんでホワイトハウスにパドルアウトし、歴史の話題や釣り、日本の雑誌、食事のことを話す。

「ふなきさんのブログ読んだヨ。私のコトバところだけカタカナでしたよ。ちょっとヒドイんじゃないー?(笑)」

「でもカタカナじゃないと、読んでいる人がクレイグってわからないじゃないでしょ」

「そーデシタ。その通りデス。どんどんカタカナにしてクダサイ」

と少し自虐的になるクレイグ。

彼の名誉のために付け加えると、彼と俺のメールは全て日本語でやりとりしています。

セカンドランゲージ、つまり第二言語が日本語というむずかしさ。

それを知る俺たちにとっては英語で育った人が日本語を読める、書けるということはすごいことです。

クレイグは大学から日本語を勉強し始め、東京の大学で1年間の留学をしたんだそう。

でも、その留学先の寮ではなぜかアメリカ人と同室になり、「これは間違っている、私は日本人と同室がいいのに、というかそれが必要です」と主張したけど、そのまま変わらずだったという。

留学前案内では、日本人家族へのホームステイもあると聞いていたのに、といまだに悔しい思いをしているのデスと俺に漏らしていた。

それだったら、その頃の俺の家付近に来ていたら波乗りも遊びも一緒にできて、日本語を教えてあげられたのになあ、と思ったけど接点がなければ会うことすらむずかしかったのだろう。

そんな遙かなる昔話をしていると、波がドーンとやってくるのです。

その波に順番に乗って、のんびりソウルサーフ。

セッション後半にお腹が空いたので「ああ卵とじうどんが食べたい」と言うと、クレイグは「私はベーコンエッグトーストが食べたいデス」と返された。

やはりこういうところで西洋と東洋の違いが出るのだ、としみじみする。

その卵とじうどんだけど俺は甘いのが好きです。

以前にその甘さの話題になり、「甘いのが好き」だと言おうとしたら先輩に

「甘いうどんが好きと言っている奴を見るとぶっとばしてやりたくなる」と先制された。

その時は何も言わなかったけど、ここでカミングアウトしておきますね。(笑)



↑これはクレイグ号で、サビタよりも年式は古いのだけど錆びていない。

ここでクレイグと七海さんと別れ、ノアを連れてスケートパークに行く。



最近の彼は高さと速度にこだわっているようで、膝がよく曲がっている。
波乗りもこうしようと見習わせてもらった。

オフィスに戻り、このブログをバックアップしようと四苦八苦していたら麗翠先生が早速調べてくれて、バックアップを取って、さらにそのPCファイルを俺のマックで開けるようにワードファイルにしてくれた。

これで昨日までの全ての文章が保存されました。

字数を調べると3073141字で300万字もあった。

原稿用紙にすると200字詰めで15365枚。
ひゃあ、1万5千枚も書いていたのだ。

「継続こそ力なり」とあるが、この圧倒的な文字量を自分で書いたことに実感がわかず、何度も文字数をカウントしなおしてしまった。

さらさらっと自分の書いた文字、単語をスクロールさせて読むが、そこには自分が通過してきた時間と軌跡がしっかりと刻まれていた。

たった870回のブログ新米ではあるが、日記を2日と続けられなかったことをよく知る自分にとっては誇らしくもあり、そしてここにしっかりと残った記録がありがたい。

友の顔、旅先の風景、乗った波、サーフボード、飛行機の窓からの風景、すべてがここに閉じこめられている。

書いてきてよかった、とその航跡を自らたたえ、さらなる記憶をここに刻んでいこうと思ったのでした。

これも読んでくださるみなさんがこの向こうにいて、それが見えるから続いたのであって、それに深く感謝しながら

「300万字をくださってありがとうございます」

と厚く御礼申し上げます。

さらにみなさんにもぜひブログ執筆をお薦めします。
すでに書いている人、または新しいブログを開いた人は、コメント覧に報告くださいね。

楽しみにお待ちしております。

(おまけ)

昨年アップルストア渋谷店で開催していただいたNAKIPHOTOイベント(デジタル写真、トーク&音楽イベント)予告編をYOUTUBEからリンクしました。

けんやくんの名曲「あいしてる」をアンコールさせるという意味も含めて、ぜひご覧下さい。

http://jp.youtube.com/watch?v=WOzklyzIbrI

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プロフィール
名前:Naki 2009 または船木三秀
HP:NAKISURF
性別:男性
職業:専門職
趣味:海
自己紹介:
 11年暮らしたカリフォルニアからノースハワイ島に住みかえ、毎日クオリティの高い波で波乗りをしています。

 私は波乗り殉教者で、肩書きはプロサーファー、写真家、画家、ルポライター、デザイナーです。

 風が創ったさざ波が合わさり、遠くの洋(うみ)から陽の下、夜の中を駈けてきたうねりに乗る、というような気持ちで波に接している。
 その欲求と探求心は飽くことがないようで、小さい頃からの夢であった世界の海を旅し、自分なりのアウトプットを続けています。

 波を知ることは海を知ること。その深遠無限のインスピレーションを感じ、ゆらゆらと絡まった日々をこのブログで綴れたらなあ、と。

 そんな波乗りの奥深さ、その意識や感覚を文章、写真、絵で表現できたらと思っています。

 同業の方、同じ夢の方、海が好きな方、波乗りを愛する方、この場でお話しましょう。

 ありきたりの道具論に留まらないメッセージをみなさまと創ってみたいのです。

 また、カリフォルニア州、サンクレメンテ発のサーフショップ『NAKISURF.COM』も運営しております。

 こちらは長年培ったサーフ業界のコネクションを活かし、世界で一番誇れるWEB STOREを目指しておりますので、どうぞご覧になってください!

ぜひ!

 どうぞよろしくお願いします。
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